D.C.S.S.〜ダ･カーポ セカンドシーズン〜ネタバレ

えーとですね…>>13の書き込み？は多分嘘だと思うんですが
今作の目的？みたいなのがありまして（テーマのようなもの）
それはアイシアによって変わる関係
つまりアイシアによって初音島に一陣の風が吹くと言われているように
アイシアを中心として今までのあらゆることが変わっていくのです。
ちょっと言ってること難しいかもしれませんが、具体例を出すと、

音夢は兄さんに対する思いを、アイシアという存在によって○○なものであったと
認識させられ、ことりは側にいられるだけで幸せだった関係を
アイシアという存在によって、改善するよう努力するようになります。

他キャラもいろいろアイシアによって良い意味での成長をすることになります。
だから誰エンドとかどうのこうのの前に、今作は単なる純一争奪戦ではなく、
人間的成長を描くのが目的なので、最終的に誰が勝つかなどではありません。

さくらでさえ２年ぶりに帰ってきても、純一をからかって遊ぶものの、
前作のように本気でアタックはせず、単なる傍観者としての立場を貫きます。

ついでにこれはかなりのネタバレになるので
今後の展開が気になる人は見ないほうがいいと思います
朝倉音夢について
音夢が２年間も初音島を出たってのは、前作で純一に対して抱いていた思いを確認するためだそうです。
もしかしたら、純一と離れたくないのは孤独になるのが嫌だったからだけではないのかと自問自答した末、
逃げるように初音島を出たわけです。そしてそこで自分自身を見つめなおし、研修生になったのをきっかけに帰郷したわけです。

ここで問題なのは、向こうで修行？してきた音夢は、純一に対してもはや家族として、
妹としての感情しか抱いていないことです。これが純一とすれ違うきっかけになります。
純一は音夢に悪く言えば惚れており、音夢もそれが兄弟の愛であると勘違いします。

アイシアは敏感で、そのことについてガンガン純一に突っ込んでいきます。
音夢も向こうで悟ってきたつもりが、いざ純一が誰かに取られそうになると、癖？で独占欲を出しちゃいます。
そして純真無垢なアイシアを見ることによって自分の情けなさ？を自覚していくのです。
そしてそこに２年間純一を支え続けたことりが加わって今作は面白くなります。
つまり、純一を変えていくのがアイシアの仕事だったのです。