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テンプレ:
Q.アニメ業界はどうだめなの?
A.アニメーターに後継者がいない。人材難。
Q.どうして新人が入ってこないの?
A.やりたい人はいるのだが、常識はずれの給料の低さに続けられない人が続出している
から。
ちなみにアニメーターは動画というポジションから入り、まずは動かし方を学ぶわけだが
その動画がどの作品も少々の差はあれ大体一枚描いて200円。
経験が一年くらいの新人だと個人差もあるが一ヶ月描ける量は200枚前後。
つまり、一ヶ月働いて稼げるお金は4〜5万円。
現状はその仕事すら海外に逃げつつある。
Q.どうしてそれだけしかお金くれないの?
A.アニメ制作会社に渡される制作費が雀の涙だから。
実はスポンサーから十分な制作費は出ているのだが、TV局や広告代理店などの中間
業者がグルになって「この時間枠に放送させて欲しくばこれだけ払え」みたいに足下を
見て制作費を大量に中抜きしている。
その中抜きの量は、実に制作費全体の85%と経済産業省の資料にある。
但し放映権と制作費の違いを見ず、金の流れだけを考慮したものだから、放映後の権利
や版権収入も等も考慮すると、それ以上の支配と見ることも出来る。
Q.アニメーターは暴動起こさないの?
A.起こしてもアニメーターはほとんど一人一人がフリーの絵描きみたいなものなので、
結束力が無い。連帯を纏め上げるリーダーも不在。
そうでなくとも最近は韓国を始めとする、安い日本円で喜んで仕事を引き受けてくれる
外国スタジオが育ってきているので、暴動起こしても切られて干されるだけなのは目に
見えている。
過去、東映動画が行動を起こした事があったが、そんなこんなでこっぴどく敗北し、結果
さらに原動画の単価は安くされてしまった。