931 :
693:04/11/15 21:56:39 ID:???
いつの間にかアク禁解除になってました。
これは840さんに献呈します。
素敵なネタをありがとうございました。
>>920 すいません。
そんなに詳しくないです。
秦河勝くらいしか知らないんです。
聖徳太子から仏像もらってお寺を建立した人ですが、謎が多くて
面白そうですよね。
932 :
メロン名無しさん:04/11/16 00:08:17 ID:Mv58+TQj
祝693氏復活!
最近人も少なくなってきたので(本スレもですが)神の恵み!
840なんですが本当に嬉しかったです。夢の続きが更に萌えネタで!でも著作権とか(一応)あったりしたら693氏のものすよ。
また作品投下してください。1000までスレ埋めましょう!
カオルナ・・ハァハァ・・・乙ディス
大人の階段登るカオルナ!無邪気な笑顔の下の日付は遥かなメモリー(;´Д`)ナニウタッテンダカ
693氏乙です('A`)'`ァ'`ァ
忍者ネタですが、植民地開拓のため黒船でやってきた英利吉国の使者の瑠奈に、暗殺のためにつけられたのがお庭番の寡雄留!ってのを考えました。
935 :
693:04/11/17 21:07:21 ID:???
>>934 えと、当時の使節はみな男なので(日本は出島に在留するオランダ人に
ついても女性の逗留は認めていなかったような?)、こんな設定は
どうでしょう。
オランダ人を父、丸山芸者を母にもつおるいw(ルナ、14才)
父は帰国、母を病で亡くし、母の幼なじみの蘭学者に引き取られて育つ。
阿蘭陀語、英語に堪能。
長崎に英国の船が強行接岸。
使者が江戸へ向かうことになり、るいの養父が通事(通訳)として同行
する予定だったが、病を得てやむをえず、るいが代役に立つ。
女ではまずいということで、男装し。元服前の12才と称してごまかす。
薫、14才。
隠密デビュー。幕府方の随行員にばけている。英国の使者が、京朝廷への
密書を持っているはずなので、それを奪うことが任務。
長崎を出立してすぐ、落馬するるいを助け女であることに気づく。
そのせいで、るいを朝廷方の隠密ではないかと疑っている。
設定はできたけど、当時の人たちは身分や年齢などで微妙にしゃべり方も
違いますし、所作も違うから、実際動かすのが難しいです。
936 :
メロン名無しさん:04/11/18 04:43:08 ID:RqGG3632
ヽ(´Д`;)ノす、すげ━━━━━━━━!!!!!!GJ
実際漫画とかだと面白ろそう。時代考証や言葉にこだわるところが693氏真面目っスね!
しかしルナ(お、おるい…)が「わっちゃあ(私は)」とかカオル(薫)が「おきやがれ。おめへ女か」とか大江戸調で想像しただけでギャグに…w
話の流れ豚切りになるけどふと思ったこと。
もし、カオルではなくルイが生き残っていてルナ達と共にサヴァイヴ突入していたら…
おそらく避難シャトルを迷わず操縦するのはルイ
リーダーになるのはルイ
ベル以上に積極的にルナを口説くルイ
…サヴァイヴじゃなくなるorz
693氏おるいだと女装ルイかと間違われる危険が!
>>937 それ以前に重力嵐を避けて遭難しないに1票
激しくルナとキャラかぶってるよに1票
今日のサヴァイヴの放送、さらわれたルナを追って旅に出たカオルに、ルイという友人ができる話いいだった。
940 :
693:04/11/18 20:05:48 ID:???
>>936 江戸の町人ではないので、ちょっと違う口調かも。
クライマックスだけ考えてみました。
>>938 ずばり狙ってます。
941 :
693:04/11/18 20:06:17 ID:???
障子の向こうから使節のスミスと誰かが話している声がする。
(おかしい。私以外に英語が話せる者はいないはず,,,。)
しばらく聞き耳を立てていたるいは、そっとその場を離れた。
「薫殿は...控えの間か?」
自然に急ぎ足になる。
縁に薫の姿を認め、声をかける。
「薫殿! 行ってはならぬ。罠じゃ。」
素早く周囲に警戒の目を向けた薫が、るいの腕をつかんで控えの間へ入った。
「スミス殿が誰かと話しているのを聞いた。行ってはならぬ。」
(まずい。兄者は既に動いている)
薫は黙ってそのまま部屋を出ようとする。
その薫へ後ろからるいが抱きついた。
「行かせぬ。そなたが好きじゃ。」
薫が振り返り、るいの肩をつかんだ。
「そなた、本当の名は?」
「るいと呼ばれている。じゃが、父がくれた名はルナ。かの国の
月光菩薩の名じゃそうな。」
「そうか。良い名だ。」
そう言って、そっと薫が口づける。
「何を!」
突然のことに驚いた、次の瞬間には身体の自由が効かなくなる。
「何を...飲ませ...た。」
「案ずるな。 一時すれば目が覚める。」
崩れ落ちるるいを床に寝かせ、羽織をかけてやり、薫は部屋を出て行った。
(行くな...)
声が出ない。そのまま、るいは意識を失った。
942 :
693:04/11/18 20:07:14 ID:???
どのくらい経っただろうか。
気がつくと屋敷は不気味な程静まり返っていた。
「薫殿!」
薫の羽織を握りしめ、姿を探す。
誰に聞いても返事も無い。
「通詞殿。こちらへ。」
あまり見覚えの無い男から呼び止められ、人気の無い部屋で案内される。
「騒ぎ立ててはならぬ。あの男は最初からおらなかったのだ。
このようなことはよくあること。騒ぐとそなたのためにも、またその男のためにも
ならぬ。」
「薫殿は無事なのですか?」
「さあ、それは...。聞いても無駄だ。知らぬ者は知らぬし、知っている者も
答えぬ。」
「それよりも、使節殿からこの度のくせ者について質問あっても、通訳はせ
ぬように。適当に...そう出立の時刻でも問うてくだされ。使節殿には、遺憾
に思う、調査中であるとでも返答してくれればよい。」
「え?」
「そなたが訳すと我らは答えねばならぬ。記録にも残る。そなたが間違えて
くれれば、我らにも使節殿にもわかりはせぬ。」
「分かり申した。」
やや呆然とるいは部屋を出た。
それを見届けた男が、壁のあたりに声をかける。
「だ、そうだ。薫。良い娘だな。さらって帰るか?」
「何を...。」
「青二才が。女にうつつを抜かして、しくじりかけるとは。」
「その女に助けられました。」
「そなたの手柄では無いぞ。」
「...。」
もう、会えぬのか? 無事を確かめることも出来ぬのか?
その頃、るいは部屋に戻って薫の羽織を握りしめていた。
943 :
693:04/11/18 20:08:05 ID:???
こんな感じ?
944 :
メロン名無しさん:04/11/18 22:07:27 ID:EAwUvPXu
さすが693氏!大奥よりおもしろい。禿げGJ!
嗚呼こんなおいしいシチュエーションで、時代もの特有の寝間におけるくんずほぐれつがないのが残念……
('A`;)兄者がどうも「うちは」の人みたいなイメージが…
かといってサヴァメンバーじゃ外人ばっかりだし(シンゴとベルが日系?)
945 :
メロン名無しさん:04/11/19 10:47:14 ID:z0zB3A0Q
693氏上手すぎ〜!
ドラマの情景が目に浮かびます。
個人的には、ルナとカオルがめでたく結婚するところを読みたい・・・
そうでなくては、宇宙船の客室乗務員に、実はカオルがホモだと噂される日が来るかもなー
ルナにも家族をつくってあげたいし。
それに、本編ではルナにリードされっぱなしだったカオル君も、
男らしくプロポーズしてほしいものですな。
・・・可能ですか?
ケコーンしようイベント……是非みたい。カオルナ派だものミツヲ素直に素直に。
693氏お願いします〜
948 :
693:04/11/19 20:41:55 ID:???
いつもの普通のおしゃべりだったはずなのに...。いつの間にか
話は昔に戻っていた。
「ルナ、あの時...重力嵐に飛び込む時、ためらいは無かったのか?」
「それは怖かったし...色々思ったけど。でも、私がやらなきゃって
思ってたの。」
「なぜ?」
「生命の樹、The Tree of Lifeよ。」
「ん?」
「進化系統樹。サヴァイヴの生き物達も、私たちも、ただ自分の命を生きて
いるんじゃない。何十万年、何百万年、生き残るために姿や生き方を変えて
までがんばってきた命につながっているの。」
「子どもの頃、お父さんが『生命の樹を育てる』と言った時、意味はわからな
かったんだけど、サヴァイヴにサーチされている時にわかったの。」
「同じ星に生きる命はね、一本の木の枝の先にいるの。切り離されては
生きていけない。星の上で命の関わり合いの中で進化し、生きて
いくの。」
「だから、その生命の樹が目の前で倒れてしまうのを見たくなかった。」
「ルナ、だが、お前の命だって地球に、俺たちにつながっているんだぞ。」
「第一、お前が死んだらその言葉は誰にも伝えられないだろう?
実行することもできない。『生きろ』と言われたのは、そういうこと
なんじゃないのか?」
「そうね。・・・そうだね。私が託されているのよね。」
「俺たちは人間だから、命だけではなく、思いも一緒に伝えていけるんだ。」
カオルはしばらくためらって、口を開いた。
「ルナ、俺はルナが帰れる場所になりたい。
ルナが託された思いを共に担っていきたい。」
「カオル...?」
カオルは立ち上がり、ルナの横に立った。ルナの両手を持って立ち上がらせる。
そして、背筋を伸ばして、真っ直ぐルナを見て告白した。
「ルナ、私と結婚してください。」
目を丸くしていたルナが、やがて微笑んで、カオルの目を見て答えた。
「はい、喜んで。」
949 :
693:04/11/19 20:43:38 ID:???
お天気に恵まれた日曜日。
「おーい。来てやったぞ。」
「やあ、もう支度はすんでいるんだね。」
「こんな所で何やってるの?」
「待っていろと言われたが、行く所がなくてな...。」
「へえ?」
「朝から来ているのに、俺は着替えたらやることが無いんだ。」
「カオルのご両親はどうしてるんだい?」
「父はその辺をうろうろしている。母はルナにべったりだ。」
本でも持ってくればよかった...とぼやくカオルを見て、シンゴが笑い出す。
「何がおかしいんだ?」
「カオルが...カオルが困ってる!」
「そういえば...。」
ベルとハワードも笑い出した。カオルが慌てて話題を変える。
「シャアラとメノリは一緒じゃないのか?」
「ルナの所へ挨拶に行くと言っていたよ。」
「僕たちも行ってみようぜぇ。」
「あ...俺を置いて行くのか?」
「カオル?」
また、シンゴが笑い出した。
「どうしたの? 今日のカオルは絶対変だよ。」
「結婚式なんだからね。仕方ないよ。」
ベルが笑いながら助け舟を出す。
「おい、シンゴ。お前、結婚式にまでそのベスト着て来たのかよ。
フォーマルジャケットの下にそれはないだろ!?」
「いいじゃないか。ルナもカオルもいいって言ってくれたんだぞ。」
「ポルトさんも大切な仲間、だからな。」
「そうそう。そう言えば僕、ネットサーフィンしてポルトさんの写真
探したんだよ。ほら、最近の写真と...こっちは若い時の写真。」
皆で覗き込む。
「あまり俺とは似てないな...。」
カオルが微妙に安心したようにつぶやいたのを、皆聞き逃さなかった。
「何の話?」
「いや。」
「どちらかというと、シンゴに似てないか?」
「そうだね。雰囲気が似てるかもしれないね。」
「楽しそうだな。」
「メノリ!」
「カオル、係員がルナの部屋で待っているぞ。我々は会場へ行く時間だ。」
「あ、ああ。じゃあ、また後で。」
950 :
693:04/11/19 20:46:29 ID:???
リクエストにお答えしまして、プロポーズ編とおまけ。
カオルは無愛想を返上すると、構い甲斐のあるキャラです。
ソリア学園でも、皆に構われていたんじゃないかな。
693氏GJ!
>「あまり俺とは似てないな...。」
芸が細かいw
952 :
メロン名無しさん:04/11/19 21:47:35 ID:LKQfj6Xj
693氏!!GJ・゜゜・*:.。..。.:*・゜(゜∀゜)゜・*:.。. .。.:*・゜゜・*!!!!!
リクでさらっとここまで書けちゃうのがすげえ!!
ポルトさんの昔の自分そっくり発言ここに持ってきますか!ウマー!
サンとアシタカってちょっとカオルナに似てるな(見た目とか)と思いながらカキコ
ありがとう!693氏!!
おまけのおまけで、ウェディングドレス姿のルナを見た
カオルの反応まで書いて欲しいです。
>>952 アシタカを見習って、もっと積極的にルナに触れまくるべきだったんだカオルは!
石刀で胸を刺されても強引にルナを抱き締めるカオルとかラスボスと対峙してさり気なくルナの腰に手を回すカオルとか
マジで見たかったYO
/\\\ るなへ げんきですか いまだししがみにくびをかえしながら
リ(`<_ ´)ιるなのこしにてをまわそうとしながら めーるしています
//\ どさくさに紛れて何サカッてんだ!
リ(・Д・)リ ヴォケェ!!!!!
臨
前 __ 兵
∠ \
リ(`_ゝ')ι
在 〜(_ξ) 闘
/| 〈
(_ノヽ_)
列 ∪ ∪ 者
陣 皆
>>953同じく、欲を言うと新婚旅行やらアレやらも読みたい。
957 :
693:04/11/20 08:45:44 ID:???
控え室に向かったカオルを見て、ハワードが叫ぶ。
「おい、俺たちも見に行こうぜ。」
「え? ついてくるのか?」
「何言ってんだよ、カオル。さっき一人にするなって言ったじゃないか!」
結局、わいわいと全員が控え室の前までやってくる。
ノックをすると、中から「どうぞぉ。」とチャコの声がする。
ドアをあけるカオルを認めて、ルナが椅子から立ち上がって微笑んだ。
カオルはドアノブに手をかけたまま、立ちつくした。身体が動かせない。
ゆるくアップにしたオレンジの髪が顔をふちどっている。
窓からの淡い光を受けて、その髪が黄金色に輝いて、冠のようだ。
ルナが首を傾げると、白いベールが霞のようにゆらいだ。
(ルナは本当に、ルナだったんだ。)
「どうしたの? どこか変かな?」
言葉が出ない。あわてて首を振る。
後ろでベルが息をのむ声が聞こえた。
(誰にも見せたくない。)
瞬間的にそう思って、部屋にすべりこむと後ろ手でドアを閉めた。
「あ、こら! 何してんだよ。もったいつけんなよ!」
「ベル、押し返せよ!」
ハワードの叫び声も、カオルには届かない。
「ハワード! 子どもみたいなこと言ってないで、私たちは行きましょう。」
人声が遠ざかるのを待って、ルナがカオルに歩み寄る。
「どうしたの? 顔色悪いよ?」
その途端、カオルの顔に朱が上る。
「い、いや、ちょっと緊張して...。」
「あんまり奇麗でびっくりしたんやろ? まあ、こっちに座って
水でも飲みや。」
958 :
693:04/11/20 08:46:40 ID:???
チャコに先導され、ベールをおろしたルナがバージンロードを
ゆっくりとカオルの元へ歩み寄ってくる。
腰をかがめてチャコと握手をしたカオルが、ルナの手をとった。
ルナの側の家族席にはサヴァイヴの仲間たち。
そこにシンゴの姿を認めて、チャコはその膝に飛び込んだ。
誓いの言葉、指輪交換。
ベールをあげて覗き込むルナの瞳は、いつか見た青空のようだった。
959 :
693:04/11/20 08:47:59 ID:???
結婚式編。ちょっと短め。
本日飲み会なので、朝、あわてて書きました。
結婚式があっけないので、明日(頭が無事だったら)書き直します。
960 :
メロン名無しさん:04/11/20 12:07:03 ID:fRAeFplj
уヽヽ/
〜リ `_ゝι∩
/ y ノ
Uノ ⌒)
/(__ノ^U
U
693氏禿げGJ━━━!!!! ルナタソ可愛い萌えるな〜
あと39レス大事に使わねば……
693氏補足お待ちしてます。なんだったらエロパロ板でもお待ちします。(゜∀゜)
ダメですか……そうですか…。'`,、('A`)'`,、
962 :
693:04/11/22 21:20:44 ID:???
鐘が鳴り、オルガンが響き始める。
ルナがチャコに先導され、バージンロードをゆっくり歩み寄ってくる。
右手でブーケを支え、左手でスカートを少し持ち上げて。
ベールをさげていても、いや、そのせいで一層黄金の髪にふちどられた
顔が神秘的に見える。
足下を気にしているのか、伏し目がちな表情が普段の活発な
一面よりも、時々見せる優しげな寂しげな様子を思い出させた。
腰をかがめてチャコと握手をしたカオルが、ルナの手をとった。
ルナの側の家族席にはサヴァイヴの仲間たち。
そこにシンゴの姿を認めて、チャコはその膝に飛び込んだ。
「やっとついたよ。」
カオルの顔をまっすぐ見上げて、ルナが微笑みながらささやいた。
微笑みを返しながら、カオルも思う。
ーそう、やっとここまで来た。
誓いの言葉、指輪交換。
ベールをあげて覗き込むルナの瞳は、いつか見た青空のようだった。
式を終えて、教会を出る。
そこには、サヴァイヴの仲間や級友、パイロット仲間たち。
どうして、俺は孤独だなどと思っていたのか?
これだけ大勢の人に囲まれていたのに。
横のルナは、これ以上無い程の笑顔。
この笑顔を守りたい、とカオルは思った。
963 :
693:04/11/22 21:30:12 ID:???
「ルナ、起きろ。遅刻するぞ。」
「今日は休み!」
「だめだ。」
「だって、カオルは休暇なんでしょ?」
「今日から一週間な。ルナは?」
「明日から。」
ちょっと悔しそうにルナが答える。
「どうして?」
カオルの問いが笑いを含む。
「私が日にちを間違えたの!」
「そう。だから、今日は仕事に行こう。」
「帰りは迎えに来てくれる?」
「はい、奥様。」
「ついでに、送ってよ。」
「ええ?」
ついに二人とも吹き出した。
「送って行くから、早く着替えろよ。」
外で待ってるから、と言ってカオルが部屋を出る。
「なんか、あっさりしてるよね...。」
ちょっと不満げにルナがつぶやいた。
964 :
693:04/11/22 21:31:44 ID:???
結婚式とおまけの新婚編。
なんか、おままごとのようだ...。
965 :
メロン名無しさん:04/11/23 00:34:13 ID:hdqKiDpT
ルナ禿萌え!!!!
(*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア
著しく大事な部分がカットされてるような気がするが、だがここはお子ちゃまから棺桶まで板!!
やっぱええ〜!!693氏本当にgoodjob!!
(99%カオルナで構成されてる)サヴァイ分補給!!!!
966 :
メロン名無しさん:04/11/23 13:45:58 ID:zMPEh7hn
いや〜、ウエディングドレス姿のルナを見たカオルの反応がいいですねぇ。
ついつい、にやり
新婚生活に至っては、妄想がかきたてられる・・・フッフッフッ
ところで、いつ何処でどのようにあのようなプロポーズに至ったのか、それまでの経緯が
気になり、激しく悶えた。ルナの素直な返事がグッドです。
もう、自分の子供を嫁や婿に出したような気分。ちょっとほろ苦い味だ。
でも嬉しい!(どっちなんだ?)
これからサヴァイヴのメンバーたちとの関係はどうなっていくんだぁ〜!?
江戸時代編も面白かったし、もうこうなったら、弥生時代でも古墳時代でも四大文明でも何でも、
・・・え?いいかげんにしなさいって?
967 :
693:04/11/23 15:10:56 ID:???
早朝、身体の中を熱い風が吹きすぎて目が覚める。
腕の中には熟睡するルナ。
身体を重ねてみると、夕べの余韻か、すんなりと受け入れられる。
「ルナ?」
口づけると、目を閉じたまま
「カオル? 眠いよ。」
眉を寄せて、いやいやと首を振る様が扇情的で離れられない。
そのまま体勢を入れ替えて、胸の上で抱き寄せる。
このままじっとしていよう、お前が目を覚ますまで。
そっとつぶやいた、ハネムーンの朝。
968 :
693:04/11/23 15:13:16 ID:???
熱心にリクエストいただいたので、書いてみました。
これが精一杯なので、ご容赦ください(泣)。
エロパロみたいな濃いのは、とてもとても...。
カオルは片思いでルナを見つめている目がせつない人なので、
思いを遂げてしまえば、なんか薄い印象。
969 :
メロン名無しさん:04/11/23 21:38:53 ID:a96wF1S+
「まず、新郎の入場です。拍手を持ってお迎えください!」
|
|⌒m ルナ……
|冫、)
|` /ι
| /
|/
|
| サッ
|)彡
| パチパチパチ…
|
|693氏GJ!!萌え有難う!!
970 :
693:04/11/24 20:23:51 ID:???
仕事を終えて、一階ロビーへ降りると、ロビーのソファにカオルが座っていた。
左腕を背もたれにまわして、右手に持った資料を熱心に読んでいる。
ルナは口の端に笑みを浮かべて、しばらくそんなカオルの様子を見守っていた。
それから、後ろからこっそり近づいて...すばやく左に回るとソファに腰掛けて
カオルの左肩に頭をのせた。
すると、カオルの左手がすっと頭の上へ動いて、軽くルナの頭をなでる。
「なんだ...気づいていたの?」
「え? 当たり前だろう?」
カオルがびっくりしたように答える。
「こっそり近づいて脅かそうと思ったのに...。」
「え? それは...。」
笑いで言葉にならない。ルナがふくれてみせる。
それを見て、またひとしきり笑った後、カオルは左手をルナの肩にまわして促した。
「さあ、帰ろう。」
「うん!」
「明日から休みだもんね。」
うきうきと歩き出すルナに歩調を合わせながら、またカオルが笑い出した。
「忘れ物は無いのか?」
「たぶんね。」
971 :
693:04/11/24 20:26:17 ID:???
>>963の続きです。
職場でこんなにイチャイチャしていいんだろうか。
甘えんぼルナに笑い上戸カオル...別人かもしれない。
過去の分まで甘えたり、笑ったりして欲しいという私の願望が入っています。
693氏禿萌え!と言うより照れて正視できない・・・
欲を言えば、もうちょい長目なSSとか見たいです。いつもGJ!!
973 :
メロン名無しさん:04/11/25 19:16:02 ID:en+bmf8V
あっ、植木の影からベルが覗いてるっ!!
ハンカチ噛むなよベル
そういえばベルがメインの同人というのを、今だ見た事がないなぁ。
976 :
693:04/11/26 22:13:43 ID:???
家につくと、大体の荷造りはできていた。
「大抵のものは大丈夫だと思うが、俺には衣装とかはわからないから、
ちゃんと確認するんだぞ。」
カオルがちょっと急いだ様子で、ルナに声をかける。
エアタクシーでインド洋上の軌道エレベーターへ向かった。
上空へ向かって、エレベータのシャトルが音も無く上昇する。
ルナは黙って外の景色に見入っていた。隣の席のカオルを振り返ると、また何か
資料を読んでいる。
「何を見てるの?」
「ああ、操縦シミュレータの操作性がどうも現実と食い違っていて...。
何かおかしいんじゃないかと思ってな。」
「へぇ?」
「シンゴも来るから、相談してみようかと思っているんだ。」
「そう。・・・皆で集まるのはひさしぶりだね。」
軌道エレベータで1時間半、小惑星上の宇宙ポートにはロカA2行きの宇宙船が
待っていた。
遠心力によって、船は静かにポートを離れてワープポイントへ向かう。
「ねえ、船の中が見てみたい。」
カオルが呆れた顔をする。
「ロカA2に着くのは、現地時間午後2時だぞ。一睡もせずに過ごすつもりか?」
ルナの椅子を少し倒し、用意された毛布をかけてやる。
「休まないとだめだ。」
「カオルは?」
「俺は休みだったから、家で調整してきた。」
黙って、少し悲しそうな目をしてルナが見つめる目にカオルが気づいて微笑んだ。
「ここにいるから、大丈夫だ。休んでろ。」
977 :
693:04/11/26 22:14:37 ID:???
夕方、ハワード邸前でエアタクシーを降り、玄関まで歩いていた二人の目の前に
大勢の人だかりが見えた。
取材の人の群れらしい。
囲まれているのは...
「シャアラさん、新人賞おめでとうございます!」
「既に次回作の予定もあると伺いましたが...。」
中央でシャアラが微笑んでいる。
と、そこへ車が車寄せにすべりこみ、ドアが開く。降りて来たのはメノリ。
報道陣が色めき立つ。
「次の連邦議員選出馬の意向と、もっぱらの噂ですが?」
「今日はプライベートです。取材は事務所を通してください。」
冷静にメノリが応対している。
その隙に、ルナとカオルはシャアラと共に玄関を入った。
そこへハワードが出迎える。
カメラのフラッシュが背後から一斉に光った。
「おまえら、結局今日の記念の試写会もすっぽかしか? たまにはつきあえよ!」
「あれ? あのカップル誰だ?」
「ほら? 一緒に遭難した...」
「ああ!」
ささやき声がルナとカオルの耳に届いた。
「私たち、一般人で良かったね?」
ルナがカオルにそっとささやく。
「ああ、とにかく早く中へ入ろう。」
カオルがささやき返した。
遅れて会場に入って来たメノリがハワードに向かって怒る。
「なぜ、中まで報道陣を入れたんだ? まったく迷惑な話だ。」
「いいじゃないか、ファンサービスだぜ? 建物の中の取材は許可してないん
だからいいだろう?」
窓から外を見ていたカオルが、話に割って入る。
「そうでも無いようだぞ。 外から望遠で狙っているカメラがある。」
メノリがハワードを睨みつける。
「僕のせいじゃないだろ!」
978 :
693:04/11/26 22:15:23 ID:???
「まあまあ...。そうそう、シャアラ、新人賞おめでとう!」
ルナが話題を変えようとする。
「あれ? 僕も賞とったのにお祝いしてくれないのかよ?」
「ハワードったら、相変わらずね。」
笑い声が起こる。
別の窓から外を見ていたカオルがハワードに声をかけた。
「ベルとシンゴが下で捕まっているぞ。」
「ハワード、報道陣をひき付けておいてくれないか? その間に二人を
ここへ連れてくるから。」
階下へ降りるカオルとハワードを見送って、メノリが半ば呆れたようにルナに
話しかけた。
「カオルは相変わらずだな。」
「そう?」
ルナがにこにこと応ずる。
「よっ! ルナのおのろけ話の始まりかぁー?」
「チャコ!」
ベルとシンゴ、チャコがカオルに案内されて部屋に到着した。
「ハワードはどうした?」
カオルが今にも吹き出しそうな顔で答える。
「いや、報道陣をひきつけすぎて独演会になっている。」
「パーティのホスト役がいないなんて、どうすればいいの?」
シャアラが途方に暮れる様子を見て、ルナとカオルがついに笑い出した。
ルナがカオルの腕にすがるようにして、頭をくっつけ合って笑う二人を
皆珍しそうに見ていた
「あの二人はああいう性格だったか?」
「あれが本来の性格なのかも知れないね。」
「なんや、みんなルナとカオルの保護者の気分やな?」
チャコがまぜっかえした。
979 :
693:04/11/26 22:19:28 ID:???
収拾がつかなくなりそう...。
チャコ出すの忘れてました。たぶんシンゴと一緒に行動してたんです。
きっとそうです。
昨日はすいません。軌道エレベータを調べたら面白くて、日付を
またいでしまいました。
その割に中身に反映されてないです。
色々想像していたら、有名人になった3人は大変だろうな、という話に
なってしまいました。
980 :
メロン名無しさん:
工エエェェ(´д`;)ェェエエ工ものすごいGJ━━━━━━━━!!!
てゆうか、これはまぼろしの53話じゃないのか!!!
いや、マジで693氏GJ!!こういうラストが見たいために、1年間毎週木曜コツコツ録画してきたんですよ…
最終話だけでいいから脚本家を693氏にやってホスィ……