女の子たちはコミックショップで働いて「shoujo」を手に入れる
Whitney Matheson, USA TODAY
ttp://www.usatoday.com/life/books/news/2004-05-12-manga-main_x.htm コミックブックストアは長い間タイツ姿のヤロー共と陰謀を企む悪人共の牙城であった。
今や彼らは巨大な目をした恋に悩めるティーン達との競争にさらされている。つまりマンガだ。
(画像:神尾葉子 花より男子2巻。むしろ「ペンギンより男子」ってとこ?)
日本で生まれ英語に翻訳されたこのジャンルは出版業界の急成長分野となっており、
2004年の売上総計は前年比20%増の1億2000万ドルを超えるとみられている。
この成長を後押ししているのが10代・20代だ。その魅力は一目瞭然。
明るく彩られた単行本はペーパーバックよりやや大きくコミックよりやや厚い
。つまりバックパックに投込むのにちょうどいい感じ。
そして非日常の構成、つまり魔法のストーリーや、後ろから前・右から左に読む
吹き出などが彼らをマンガ読書に駆り立てている。しかも安くて(10$以下)
簡単に買える(BordersやBest Buy、Target、Sam Goodyといった店でも扱っている).
しかし本当の魅力はその題材だ。「アメコミにはとても洗練されたスーパーヒーロー
・ストーリーがある」と、海外でも指折りのマンガ出版社であるトーキョーポップの
スティーブ・クレックナー氏は語る。「しかしマンガはロマンス・ファッション・
ファンタジーから高校生活にまでその領域を広げているんだ」
その結果として、女の子が大きな読者層を構成することとなった。
(shojo manga又はgirls' comicsと呼ばれる女の子ためのサブジャンルも存在する)
「マンガ以前には、女性客にアピールすることは永遠の課題と思われた。」
というのは、ロスのコミックストア、ゴールデンアップルのオーナー、ビル・リーボウィッツ氏。
「女性陣は一般の本屋から漫画の世界に入り、メルロース通りに靴を買いに来た時に、
何らかの理由でうちの店に寄るってわけさ。」