http://www.animenation.net/news/askjohn.php?id=844 Q,私はあなたのアメリカアニメファンコミュニティーにおいてOtakuが地位の象徴であるのは
よくない、という記事を読みました。私が不思議に思うのは日本人はオタクの地位について
アメリカ人のように関心を持たないのか?もし持たないとして、それはなぜか?
A,一般的に言って、その質問を日本のコアなファンに投げかけると全く逆の質問が帰ってくるでしょう。
アメリカのコアなアニメファンはOtakuといわれることに誇りを持っています、そしてよく知り合い達
よりもっとコアなファン、コレクターになろうと努力します。一方日本では、Otakuは普通、非社会的
で無責任な人と見なされます。最もobsessive(度を越した、病的に執拗な)な日本のOtakuは文字通り
他人との関係を絶ち、フィクションであるアニメやゲームの世界に入り込みます。これらのファンは
ひきこもりとして知られます。すべてのひきこもりが自分からそうなったわけではありません。
彼らはアニメやゲームにのめりこんでいますが、しかしこの狂信的なアニメへの傾倒が彼らに心の病
をもたらすのです。日本では自分自身をOtakuと名乗ることは決してないというのはよく知られています。
とくに職を探している時は。日本の雇い主はOtakuを熱狂的愛好者で自分の仕事より趣味にかまけると
考えています。実際、日本社会の多数派の意見はOtakuは怠け者で、社会での正常な人間関係より
自分の趣味を選び孤立した浮浪者で、自分の楽しみを優先し仕事や勉強をないがしろにする者です。
明らかに日本ではたくさんのアニメが作られ、日本の多数派はアニメや漫画を認めているがそれは
ほどほどという節度を守って初めて認められます。