少女漫画関連アニメ・ガチンコ代理戦争5

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119メロン名無しさん
>>116
ミュウの敗因を語るより、ぴっちの成功を分析する方が、逆に、ミュウの問題点を浮き彫りに出来るかな。

商業主義の権化とかヘタレアニメの総本山とか言われつつ、ぴっちが延長される程の人気が出たのは
やはり、基本コンセプトの差が鍵になるだろうね。ミュウの後発番組だけに、セラムンで確立され尽くした
美少女戦隊物の王道の長所、短所をかなり綿密に研究したんじゃなかろうか。ぴっちは以外な事だが、
基本コンセプトが骨太で、独自性があり、新たな美少女戦隊物のフォーマットを編み出しているのだ。

その現れとして、美少女戦隊物にはお約束のパワーアップのやり方が、過去の美少女戦隊物とは異なり
ソフト面で対応している事だ。それまでは、例えば、新必殺技をリリースする場合、最初にハード(玩具)
ありきだった。いわゆる、変身アイテムの類のハードが先行し、これに同調して新必殺技が描かれる。
ミュウも当然のごとく、このやり方を踏襲した。しかし、もしこのハードが売れなくとも、簡単に軌道修正が
効かない。一度量産を開始したハードはおいそれと、新しいハードに移行出来ないからだ。ミュウ後半が
まさに、この状況だったのは記憶に新しい。どんなに凝ったバンクでも、見続ければいずれ飽きてしまう。

一方で、ぴっちはハードがカラオケ・マイクだから、ソフト(つまり新曲発表)だけで柔軟に対応が出来る。
その曲に飽きる前に、次の新曲がまたリリースされて、飽きることがない。しかも、歌い手の数だけ、違う
バリエーションを作れるので、同じ曲でも使い回しが容易になる。とてもハードを前面に出していた従来の
やり方では真似が出来ない芸当だ。決して誉められるべきものでもないが、見事というしかないだろう。
事実、ぴっちに登場した曲数は、平均で一月に一回という、恐るべきハイペースで登場しているのだ。

ま、切り口として、美少女戦隊物に付き物の玩具展開方面から分析してみたがどうだろか?素材としての
ミュウはぴっちなんぞより、よほど秀逸だったと思う。が、残念ながらすべてを活かせなかった感が強い。
ミュウは王道だが、コンセプトが古くて、二番煎じ的で、致命的な問題点を抱えた作品だったと総括するな。
120メロン名無しさん:04/03/14 10:05 ID:???
>>119
その切り口は美少戦隊ものだけでなく、普通の戦隊ものや仮面ライダーにも共通して言える
と思う。パワーアップアイテムのメカの投入とか。またキャラ自体を1年で取り替えることにより
シリーズの新鮮味を持続しようとする。やってること自体の基本はそれほど変わらないものとしても。

このやり方をすでに30年以上続けているし、今後もしばらくは継続するようだし。商売のノウハウとしては
一応確立されたものだろう。

ただ116の望むミュウとかの戦隊ものに対して応用するには一工夫が必要だろう。キャラの完全入れ替え
は容認できないだろうし。一部のキャラを引き続き登場させるという手はあるが。

121名無しでGO!:04/03/14 20:52 ID:???
>>119
なるほど、要はミュウは「王道だけど、コンセプトが古くて二番煎じ的」で撃沈、一方のピッチは
「カラオケマイクとソフト(新曲)を使った斬新さ」が受けてヒットという事だな。
でも、ピッチみたいな事は他ではマネが出来ないだろうから今後アニメ化されるであろう作品、
(聖ドラ、まもってロリポップ、シュガシュガルーン、かみちゃまかりん、ビューティーポップ)
がどの様に対応するのかが気になる所である。
122メロン名無しさん:04/03/14 21:27 ID:???
こうして見ると、アニメも堕ちるところまで堕ちたね。
所詮、玩具の言いなりか…。
123メロン名無しさん:04/03/14 21:39 ID:???
>>122
別に今に始まったことじゃないし。
TVアニメ創世記のころから基本的には変わらないよ。
124メロン名無しさん:04/03/14 22:35 ID:???
>>123
でも、ここまで露骨になっていったのは、
やはり不景気だからかな?
125メロン名無しさん:04/03/14 22:42 ID:???
昔は1本コケて会社が倒産に至るなんて例もあったけど、
今のバンダイやタカラくらいなら1本くらいなら体力的には問題ないだろうね。

不景気もあるけど昔より株主のおもちゃ会社の事業(アニメへの投資、商品での資金回収)に対する見方もシビアに
なって、収益性を昔より重くみるようになったからかね。
各おもちゃ会社のサイトで事業報告とか収益結果報告とかみるとそんな感じかな。