2004年名作は生まれるか?その51

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160メロン名無しさん
妄想代理人 2話

日常的描写も去ることながら、アニメならではの表現方法で
作品の雰囲気を不気味に、暗くしていく手腕には脱帽。
今回の主人公は、小学生とは思えないほど計算高いがその一方で
都合の良い妄想を繰り広げる鯛良少年。彼の友人への嫉妬から物語は進展していく。
冒頭の、クラスの人気者から失墜までの説明は余りに取ってつけた台詞と描写で、
作品に乗れなかった。が、それ以降はさにあらず。鯛良少年の妄想が良くも悪くも
物語を進め、少年バットの登場へと物語りは巧みに収束していく。上手い。
物語最後の演出方法(スローと揺れを使う)が少し冗長すぎたのが残念だが、
次回への引きを含め楽しみだ。