職員から募集「明るい話題」 実現へアイデア発表 末吉市長
【北九州】 北九州市の末吉興一市長は二十八日、市職員から募ったソフト政策「明るい話題」のアイデアのうち、
実現に向けて検討する主なものを発表した。実物大の「ガンダム」ロボットを作って街を歩かせ、
ロボット先進都市をアピールする、といったユニークなアイデアも盛り込まれた。
末吉市長は、コムシティ破産やクラブ襲撃事件など暗い話題が続いたことから昨年十月、
知恵を絞った明るい話題を募り、約六百件が寄せられた。その後、市幹部が二十前後の施策を選んだ。
ガンダムは、同市内のどこかを「スーパーロボット特区」とし、
十八メートルの実物大ロボットを定期的に歩かせ、「ガンダムが歩く街」にしようというもの。
同市は短期的施策の中から数件を選び、二〇〇四年度予算案に計上する方針。
ただ、中・長期的アイデアは「まだ相手企業と相談していないケースも多く、実現性をよく検討したい」としている。
(西日本新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040129-00000002-nnp-l40