【煽り無用】君が望む永遠 第26章【ネタバレOK】 

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359メロン名無しさん
13話  遙の意識が戻ったことを知った孝之は、病院に足を運ぶ。
    そこに居たのは、全てを知り受け入れた遙だった。
      そして、遙の口から発されたのは
     「今、水月と付き合ってるんだよね?」
     この言葉だった。
      その言葉を聞いた孝之は、指輪を置いて去っていった水月の
     去り際の言葉を思い出す。
     『私、もう……遙の代わりは出来ない……』
      遙の問いに答えられず、孝之は病室を後にする。
      帰り際、ナースセンターの前を通りかかると、同僚のナースに
    慰められ、泣いている文緒の姿があった。
      声をかけるべきか躊躇していると、背後から香月先生に肩を叩かれ
    屋上へ誘われる。
     たばこに火を付け、金網に寄りかかる香月先生。孝之は、その隣で
    同じように寄りかかっていた。
    「涼宮さんのことだけど……彼女、見かけによらないくらい強いわね」
     その言葉を聞いて、孝之は慎二の言葉を思い出していた。