★友達はロリコンビデオ…孝行息子の愚行
高崎・小1女児惨殺、新聞配達しながらマンガ家目指すが挫折
・群馬県高崎市の県営住宅で、小学1年の女児(7)が隣室の会社員に絞殺
された事件。容疑者(26)は、かつてマンガ家を目指した母親想いの「苦学生」。
「小学校のとき、父親が事業を失敗して家を出ていった」(近所の人)といい、
その後は母子2人暮らしだった。地元県立高に進学後は美術部に所属し、
「成績はトップクラスだった。大学に行く学力もあるのに、本人の意思で専門
学校に進学した」(学校関係者)。
平成8年4月、特技だったマンガの腕を伸ばそうと上京し、マンガ家を養成する
専門学校へ進学した。同時に新聞奨学生として学費を稼ぐ孝行息子だった。
専門学校を翌年に卒業し、マンガ家を目指していた容疑者も10年春には断念。
販売店に「母親が心配なので田舎に帰らなくてはならない」と、故郷に戻った。
だが、「高崎に帰ってきてもカラオケではアニメ『ドラゴンボール』の主題歌を熱唱
していた」(友人)とオタクぶりは健在。上司は「人間関係はまんべんなく付き合い
敵は1人もいなかった」と評価するが、「深く付き合った友人はいない」とも。
弱い性格は仕事にも現れ、「昔から気が弱かった。会社でも上司に怒られた
ぐらいでメソメソ泣き出し、上司は『あいつを何回泣かせたことか』といっていた」(知人)。
「自分は内気で友達がいない。少女ビデオが友達だった」「同じ階にかわいい子が
いるなと思った」と少女偏愛による犯行を認めているという。
家宅捜索では約80冊のロリコン雑誌のほか、エロ本、ビデオ、フィギュアなど
段ボール約25箱分、さらには無数のくしゃくしゃティッシュまで押収される始末…。
マンション周辺では、「2年前、小学生の女の子がエレベーターで尻を触られた」
「ランドセルを引っ張られた」「小さい女の子のいる家庭の前にノゾキが出た」など
「若い男」によるロリコン被害の声が多数上がっており、同署は余罪についても調べる。
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