アニメ四話はベヒーモスの話。
原作で最初に読んだ時は、
和樹が最もつまらない理由で魔法を使っている駄エピソードだと思ったし、
個人的にはアニメでは削って欲しいと思ってた話なんだが、
これ、改めて読み返すと意味深なエピソードなのな。
原作で和樹が使った魔法のうち、最も多用されたのが病魔覆滅系(4回)で、
どれも紅尉の患者(に縁あるもの)に使っている。
紅尉は、和樹の実力を測るためにベヒーモスを仕掛けたのではないかと。
かつて治療に失敗した、例の奇病に対抗できる魔法使いを探す紅尉が、
和樹にその能力があるかどうかを見極めるのが目的だったのではないか。
アニメでは一話から、紅尉が和樹の魔力を気にかけている描写があるので、
そのへんを絡めて描いてくれると、面白いエピソードになるかも知れない。