「西崎・松本よ永遠に」〜波動砲に散る!その4

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719メロン名無しさん
亀レス
>>518
>最初の原案は西崎で、松本と石黒がテレビ版ヤマトを作った。

全然違う。最初の原案は藤川桂介と豊田有恒。
西崎はそこから自分の気に入った部分を引っ張ってきただけ。
戦艦に空を飛ばそうと言い出したのは藤川だし、航海もののストーリーを
作ったのは豊田。
それに合わせて松崎健一がメカの原案描いたら「いっそ戦艦大和にするか」
という意見が出て「宇宙戦艦ヤマト」の企画書の格好ができた。
つまり他人のアイディアと偶然の産物。たったこれだけのことに8カ月。
最初からポリシー持って企画を立ててたわけじゃない。
ついでに中盤は安彦良和の力が大きいと思うし、終盤は山本暎一が構成を
担当したおかげだと思うが。
(山本は西崎の腰巾着で、この二人が旧虫プロを潰したと言われている)

>以後西崎がでしゃばり過ぎてヤマトを糞作品にしてしまった。

これは当たっている。
「海のトリトン」が傑作だったのは、西崎が製作現場にほとんど姿を見せず
富野がかなり自由にやれたから。(富野が自著の中で言っている)
「ワンサくん」「ヤマトパート1」は、西崎の暴走をスタッフが必死で
止めていた。
映画版で舛田利雄が関わってくるあたりからおかしくなる。
テーマも「愛とロマンと冒険心」から「愛」に変わって、誰も西崎に
逆らえなくなった。

で、みんな散々苦労したのに功績は全部西崎が独占。
スタッフは自分の手足としか思っていない。
それでも一緒に仕事をしようと考えるスタッフがいるか?
いたら、いい度胸してるよ。