アニパロSS 総合スレ

このエントリーをはてなブックマークに追加
619メロン名無しさん
私は遂にやって来た。
宇宙を見上げるのではなく、この目で宇宙を真っ直ぐに見つめる為に
ステルヴィアにやって来たのだ。
私は片瀬志麻。
不安と焦燥、期待と好奇。様々な感情が入り乱れ、なかなかステルヴィアでの初めての夜を
眠りの中に入りこめないでいた。
隣には、私が宇宙に出て初めての知り合いであり、友達であり親友である、また、ルームメイトでもある
アリサ・グレンノースが横になっていた。
時折、その体に掛けられた毛布が揺れ、度々、寝返りを繰り返していた。
彼女も寝つけない状態にあるのだろうと思った。
しかし、以外だった。ルームメイトのアリサは、良く言えば陽気、悪く言うと無神経な感じに思えたからだ。
彼女は誰とでも仲良くなれる。私と知り合った時も彼女から声を掛けてきてくれた。
宇宙に出る不安で押しつぶされそうになっている私を救ってくれた。
620メロン名無しさん:03/09/12 13:17 ID:???
初対面の私に「私達、友達になりましょう」と言ってくれた。この言葉に私は快く承諾した。
私はどちらかと言うと内気な方なので、明るい彼女はとても魅力的に感じた。
明日からは、宇宙学園の予科生としての訓練が始まる。
そろそろ、本格的に眠りに就こうかと思った時、私の耳に潜めるような声が聞こえた。
「志麻さん。まだ起きてる?」
アリサだった。
「うん。まだ起きてるよ」
暗がりの中だったので、彼女の顔は良く見えないが、いつもの陽気な感じの顔ではないことは分かった。
「なんだか緊張しちゃって。アリサさんも眠れないの?」
答えは返ってこなかった。しばらくの沈黙が辺りを包んだ。
「そっちに逝っても良いかな?」
「えっ?」
私は、一瞬、意味が解らず聞き返していた。
621メロン名無しさん:03/09/12 13:17 ID:???
アリサは既に行動に移していた。自分のベットを抜け出して私のベットに腰を下ろしていた。
私の体を包みこんでいた毛布が少し浮かされ、新鮮な空気が体を冷やすが、すぐにアリサの体が私の体に体温を伝えた。
私とアリサは向き合って毛布に包まれた。鼻筋にアリサの吐息が辺り温もりを感じる。
アリサの視線と私の目線が絡み合い、私が恥ずかしくなって目線を落とした。
脇の間に彼女の腕が回され、私の体を優しく引き寄せた。
体が彼女の体に密着するのと反発する様に、彼女の唇は私の唇に近づけられた。
私は自然と目蓋が下ろされ、同時に、唇に柔らかい感触が伝わった。
数回、はにかむ様に、私の唇が彼女の唇に挟まれ、鼻先に彼女の鼻先が触れ合った。
唇の戯れが終わると、薄く目を開けた私の目前にアリサが微笑んでいた。
「あなたは不安に包まれている。そんなあなたを慰めるのは、親友としての私の役目でしょ」
彼女の腕が、私の頭部を包みこみ彼女の胸の中へと誘った。
622メロン名無しさん:03/09/12 13:18 ID:???
私は、今までの不安が溢れだし、彼女の体から安心を受け取り、涙が零れ落ちた。
少し震える私の体を、彼女の指先が流れる様に擦っていた。
髪を分ける様に流れ落ち、頬を数回撫で、首筋に落ちた。その手は私の衣服に掛けられ、ひとつ、またひとつとボタンが外されていった。
ブラに手が掛かると私の乳房が姿を表し、彼女が数回、その乳房に口付けした後、乳首が彼女の舌で転がされる。
私の体中に電気が駆け巡った。乳首からつま先、指先、頭部へと走り抜けた。
その度に、私の体は反り返り、背筋が伸び、顔が振られた。
拒否することも、抵抗することも出来ないでいる私は、彼女の全てを受け入れていた。
太股を伝う様に彼女の指先が滴ると、波紋の様に鳥肌が広がった。
下着の上から割れ目をなぞられると、情けなさ程度に私の股は擦り寄り抵抗するが、再び、彼女の手によって広げられた。
下着の中に侵入し冷たい手が私の体温を奪っていく。
指先は、擦るように割れ目を弄ったが、私が濡れていることを確認すると中へと入ってきた。
私は、羞恥心と初めての感触に、彼女の体を強く抱き寄せ、顔を埋めるしかなかった。
指先が私の中で動く度に、私の口から吐息が漏れ、その口を幾度となく彼女の唇で塞がれた。