【あずまんが大王】よみ&とも【Best Friends】

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566メロン名無しさん
5.居酒屋にて(3)

「え? 会った? どこで?」
私は思わず声を上げた。
「あんな〜・・・」
ウーロン茶を一飲み、
「1年位前やったかな〜、お仕事しとたら、お客さんや〜ゆうて呼び出されたん。そしたら、ちよちゃんがおった」
「ちよちゃん、日本に帰ってきてたのか」
神楽が誰に言うともなく、呟いた。
ほんわか気分の大阪が続ける。
「も〜、びっくりしたで。ちよちゃん身長が2メートルになっとったわ」
「うそッ!」
榊が心底びっくりしたような声を上げた。
「うそや〜」
さらりと流す大阪を見て、まあそんなことだろうな、と思っていた。他の3人も大して驚いた様子はない。
「大阪ワールドは健在ね」
「そうね」
ゆかり先生とみなも先生が意外に冷静に突っ込んでた。
「本当はな〜、昔のまんまちっちゃかったわ」
ようやく大阪がまともな会話をはじめた。
「髪がお下げやのうて、ストレートになっとった」
「それで、何の用事だったんだ?」
神楽が強引に話を進めた。
「それがな〜・・・」
大阪が言いにくそうに口を濁した。
「・・・なんや、ともちゃんのこと訊かれたわ」