無かったので立ててみました
マターリ進行でお願いします
2 :
かおりん:02/09/11 15:59 ID:???
つっついにできたんですね!
まってました〜〜!
3 :
大阪:02/09/11 16:06 ID:???
かおりんは榊ちゃんとどこまでの関係になりたいんやろ?
添い寝じゃないかな。
ごめん今榊さんの乳揉んでいる最中。
ちゅーはしたいんじゃないか?
>>1 1 名前:かおりん
でスレたててほしかった・・・
8 :
かおりん:02/09/11 16:22 ID:V8aM2DMw
わっ私も揉みた〜〜い!!!
9 :
1:02/09/11 17:18 ID:???
>>7
あ、ごめん そこまでは考えてなかった・・・
っていうか立てたとたんにこのレス数、すげえ(笑
>>8
さげ進行でお願い
10 :
鷹:02/09/11 17:28 ID:???
1さん、あんたは神だ・・・T-T
首4の字に限らず、格闘技プレイがよかった子といえば、
あ○ながガー○なら かなちゃん、
大阪○ェチクラ○なら あきらちゃんかなぁ。
かなちゃんはアニキが少林寺だか日本拳法だかやってるらしく
て、
技をいろいろかけられて覚えたらしい。
腕ひしぎ逆十字をかけられたときは、ビキッと完全に決まりかけ
たので
まじで怖かった。
あきらちゃんのほうは格闘技の経験はなくても、攻め上手という
のかな。
キャメルクラッチをかけてもらったら、本気で思い切り絞め上げ
てきて・・・
「ギブアップ」と言いたくても声が出せないぐらい苦しかった。
ただひとつ不満を言えば、ティムポの根元をパンストで縛られた
り、
しごかれながらアナルを責められたりしたことです。
俺はMじゃなく、
格闘技Mなんですよ。
男心のわからん奴だ( ゚Д゚)ムゥハァー
13 :
鷹:02/09/11 19:52 ID:???
12さんこれを読んでください。
●やさしい煽り学
文字で何と書いてあるかではなく書いた人間が一体何を狙って
そこにその文章を書いたのかを考える。
文字自体はほとんど読む必要がない。
なぜなら彼の本当の狙いは文字としては書かれていない。
狙いが分かったら後はそれを失敗させる。
? 「狙い」の典型的なパターン
場の雰囲気を悪化させたい。
誰かのやる気を無くさせたい。
誰かと誰かの関係を悪化させたい。
煽りに反応させることで相手の人望を失わせたい。
それらを為すことで自己顕示したい。
煽る人間はその行為によって何かが変わって欲しいと考えている。
従って先方からしてみれば反論だろうと罵倒だろうと
とにかく誰かから何らかの反応を引き出せたら成功であるということに注意しなくてはならない。
最も多くのケースを効果的に解決できる手段は、安易ではあるが、「全員一致での無視」である。
もし不幸にも煽りに対して真面目に反応してしまう人間が身内にいるなら
何とかしてその人間を黙らせなくてはならない。
そういった中途半端な味方は煽り本人より厄介である。
また、煽りという手法をよく知る人間にとっては、
煽りに対して真面目に反応している人間というのは極めて無様に写ることにも注意すべきである。
もしあなたが既に人望を持つような立場の人間であるなら、
全ての煽りに対して常に冷酷に対処しなくてはならない。
>>13
良かれと思ってやったんだが・・・以後気をつけます
16 :
鷹:02/09/11 20:13 ID:???
12さん、わかってもらえて感謝感激です^^。
このことは私もアニメ板での経験とこの煽り学を読んでわかったことですので
今から気をつけたら大丈夫です。ま、皆でまたーりしましょう。
>>11って別にいいと思うな、私は。
そこまで過剰に嫌う必要が何処にあろうか、いやない。
次回は榊さんメインなので今から期待
っていうかそれ以降の見せ場はもうないんだろうか
オリジナルで何かしてくれないかな〜
てゆーか、なぜみんな今週の榊さんのかっこよさを誉め讃えない。
嗚呼、かっこいいな榊さん!
前髪似てる。
21 :
メロン名無しさん:02/09/11 21:53 ID:V8aM2DMw
22 :
鷹:02/09/11 21:58 ID:???
19さんそれは運動会の時のごぼう抜きのシーンかな?
原作以上にあのシーン、迫力があったって聞いてるから
正直見た人がうらやましい。
かっこいい榊さん・・・いいなー。
ケレン味が強すぎた。
あそこはもちっとCOOLに決めて欲しかったよ。
ことによっては見なくて正解だったかも。
榊さんが猫にかまれるのはギャグだとばかり思ってたけど、
第四巻のかみねこのエピソードみて以来
かみねこって薄気味悪いなって思っているよ。
「なんだかわかんないけど―私を敵視しているねこだ…」の台詞には
正直ぞーっとしたよ。
榊さんって前世でねこを殺したんじゃないかな?
榊さんはネズミの生まれ変わりです。
27 :
鷹:02/09/11 22:24 ID:???
>25 ワラタ。そう考えると榊さんが猫に噛まれるのもしょうがないねー。
それなら、何でマヤ―は榊さんに噛みつかないの?
他スレにもあったが、泣き出しそうなちよすけを優しく慰める榊さん
母性本能ってこういうのを言うんだろうね
んで次回はマヤーか
あああ〜、俺も抱っこしてもらったりひざの上で寝てえええええ!
>>25 「なんだこりゃ」
「榊でごぜぇますだ」
「さかきぃ、おらあねずみのでっけぇやつだと思った」
>>27 イリオモテヤマネコはネズミを食べないと聞いたことがある
肉食だぞ?
きっと心優しいんだよ、知らんけど
ちよちゃん家の庭でなんかバリバリ食ってたが・・・・・
34 :
30:02/09/12 00:48 ID:???
なんかの図鑑に載ってたんだけど
捕獲したヤママヤーにマウスを与えても見向きもしなかったらしい
ちなみに主食は鶏肉だとか・・・
35 :
30:02/09/12 00:49 ID:???
主食ではなかったかもしれない
鶏肉は食うらしいが
ここは
痛い仕切りコテハンの隔離スレです
あず本スレ、榊のリレーでどうしてこうなるか。
議論すべきは来週マヤーの回だと思うが・・・。
今回の榊さん、自分がかおりんになったかのように感激した。
まあ本スレは見なくてもよし
それより次回が問題なんだよ、今はな
42 :
メロン名無しさん:02/09/12 20:23 ID:YHwZ/gl0
43 :
42:02/09/12 20:27 ID:???
しつれい!
うっかりageてしまった!
申し訳ありません!
サロンなんだからキャラスレくらい許してほしいもんだよ!
というわたしは神楽スレの1でして・・・
最近荒らされて酷く鬱なときがありますよ・・・
自治厨にはまったく腹が立ちますね!
お互い楽しくやりましょう!
おお。ついに榊さんスレ復活か
前回の放送は榊さん萌えにはたまらないものがありましたな
本スレとかのリレーの話(榊さん速すぎ)とかは無粋の極みですがw
あそこはそんなことは置いといて榊さんの優しさがよく出てて、実によかった〜
来週はマヤーの話なので、また期待しますw
46 :
榊:02/09/12 21:15 ID:???
ホモが集まるという公園へ興味本位で夜の9時過ぎに行ってき
た。ぶらぶらしていると目の前に
ワンボックスカーが止まり、40過ぎの肉体労働者風親父が「乗
れよ」と誘うので乗ってしまった。
助手席で親父を見るとすごっく良いガタイをしている。日焼けし
て腕なんて太いし、こいつに
抱かれたいと思ってしまった。聞いてみると、彼は現場監督をや
っているそうだ。ダム建設で半年くらい
山の中で男だけで生活していると、ほとんどの奴が男同士の
SEXを経験すると話してくれた。車が誰もいない
河川敷に着くと、親父はワンボックスカーの後ろに俺を誘った。
俺が男同士のSMに興味があると言うと
「じゃあ、手荒に扱ってやるよ」と俺を全裸にして激しくキスをし
てきた。たくましい胸に抱かれて女と違う
タバコと汗のにおいにクラクラした。全身をなめまわされフェラチ
オをされ乳首を責められ、俺は喘ぎ声をだした。
「感度いいんだな。もっと声だしていいぜ」とも言われた。フェラ
チオがあんなに気持ちよいとは初めて知った。
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
48 :
うー:02/09/12 21:24 ID:1wX3eTev
ハー
49 :
42:02/09/12 21:26 ID:???
すまん!!
俺があげたせいで・・・・・
>>49 / 丶
/ 気 !
l |
''''''''''‐-、, | に !
::::::::::::::::::::\ | |
:::::::::::::::::::::::::ヽ _,,,,,,_ .| す |
:::::::::::::::::::::::::::::':, ,.-''"::::::::::::`l |
::::::::::::::::::::;ヘ::::;::i /::::::::::::::::::::::::| る l
::::::::::::::::::::'、|ヽ!ヾ /::::::::A:::;::::/!::ムli /
:::::::::::::::::::、:'、 ,':::::::::ハ;ハ;l レ' '|ヽ な /
:::::::::::::::;:::| `! ,.,.._ レi::;lV. ┃ ┃''"ム /
::::::/l:::ハ:|,/ i ヽヘ, '〈| ソ'''''、
:::/ ,|/,,/ ', l, ヽ. l、 r一‐:、 /:::::::::::'、
/ | '' \ 丶.ll''r、.,_ /::`':.、 ヽ--‐',.イ、::::::::::::::'、
:‐┴:、. `i''y'l |: : : ``''ヽ‐''ヾil´`i';、''" / >、:i、::::::',
\ '-'、/ : : : : : : :`: : : lL,, l /_ ,//: :\'、;::、
,.-‐ヽ, `'-、: : : : : : : :l: 〈<,_i-‐l_,>〉′:i|: : \ヾ
//´`.ヽ `'-、 : : : : | : :`'ヾ l''": : : : :| : : : :ヽ
>>42 大丈夫。気にしないで。
俺もこのスレのために、出来るだけネタを搾り出してみます。
52 :
鷹:02/09/12 22:34 ID:???
私は、普段から男性には全然興味がなく
というよりも、どっちかというと男は嫌いです。
ですが、その嫌いな男性に無理矢理に性の処理道具にされる
という
シチュエーションに非常に興奮を覚えます。
そもそも、SMの対象として相手が自分に興味を持って
自分が気持ちよくなるために私を無理矢理に利用するという
感じが好きです。
自分はあくまでもとらわれの家畜そんな感じであれば
相手は男女を問いません。
私自身も、2度ほどNMで呼び出されるままに
男性の快楽のために体を提供しました。
体験談に興味がある方おられましたら
またの機会にお話しします。
34 :masami :02/07/15 22:27
>33
僕の快楽のために馬になってくれますか?
背中にまたがると優越感とともに気持ちよくて
とても萌えます。
お話をきいて、ぽちさんに手綱をつけ、四つんばいに
させてみたいなと思いました。
53 :
1:02/09/12 23:08 ID:???
>>42 どうも、お疲れ様です
俺も先日神楽スレに足を運びましたが
・・・どこの世界にも嫌なヤツってのは居るものですね
まあ荒らしなんて構うだけ時間の無駄ですし、無視が一番ですよね
ここも前回の反省をいかしつつ、マターリいければな・・・なんて思ってます
お互いいいスレになるように祈っております
どうぞまたお暇なときにでもいらして下さいね
お待ちしております
それでは
・・・最後に・・・
自治気取りスマソ
ではマターリ話でも。
原作の時はそれほど強く感じなかったんだけど、
アニメの榊さん&ちよちゃんペアってのは、
いつかのなわとびといい、今週のリレーといい、
実にいい姉妹っぷりだなあなんて思うわけですよ。
アニメ版は毀誉褒貶いろいろありますが、この点は間違いなく美点ではないかと。
俺には姉妹というか母子に見えるが
なんにせよ、いいペアには変わらんよね
あー、言われてみれば母子に見えなくもないかも・・・
ま、どっちにしても、来週もペアで活躍ですからねー。楽しみ楽しみ。
榊さんはちよちゃんがかわいくってしょうがないんだろうね。
猫の頭がなでられないんなら、ちよちゃんなでればいいのに…。
ああ〜、それいいかも
ちよちゃんは噛まないもんな。
俺もかまないから撫でてほすぃー・・・
どこを?
色々。
頭撫でてもらって膝枕してもらえばそれでいいかも・・・
てめーらーころすぞー
榊は煮て焼いて切り刻んでくうのがよろしい
アニメキャラに恋愛感情抱いてしまった・・・。
>>1 重複スレを立てておきながら、なんの罪悪感も感じないとは。
救えないな。流石は厨ということか。
>>67 いちいち絡むなよ 1も言ってる通り、煽りなんぞ無視しときゃいいんだよ
69 :
メロン名無しさん:02/09/13 01:40 ID:DPk00mfU
わかった
いっしょにもりたてたろうやないか
ったく夏は終わったのに、また厨房どもがいるのか
方々の板で嫌われているからな。あずまん厨房は。
ほんとしんでね
パチが出現し始めたのでキャップをつけることにしました。
前スレとして紹介されてる榊さんスレッドには苦い思い出が残ってます。
だからこそ
>>13を決して忘れない。もう同じ失敗はしたくないから。
74 :
11歳:02/09/13 04:16 ID:zwZOGAhy
ゴボウ抜きできないです!!
75 :
大阪:02/09/13 04:23 ID:???
ゴボウ抜きってダイコン抜きじゃあかんの?
77 :
メロン名無しさん:02/09/13 20:31 ID:DPk00mfU
さっき見て来たら神楽スレはえらい荒らされようだね
このスレはまだましのようだからよかった
榊ファンはモラルが有る人ってことだな
神楽ファンはガサツ者がおおいってことか!
あんたもage荒らしだろ??
>>78 あれは荒らしじゃない―――い!
神楽の性格に応えた愛情表現だ!!!
シンジ「おい、おまいら!!夕食ができますた。食卓に集合しる!」
ミサト「詳細キボーヌ」
シンジ「今日はカレーですが、何か?」
ゲンドウ「カレーキターーーーーーーーー」
冬月「キターーーーーーーーーー」
アスカ「カレーごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
ゲンドウ「オマエモナー」
アスカ--------終了-------
ゲンドウ --------再開-------
アスカ「再開すなDQNが!それより肉うpキボンヌ」
冬月「ジャガイモうp」
アスカ「↑誤爆?」
ゲンドウ「タマネギage」
ミサト「ほらよ肉>ネルフ」
冬月「 神 降 臨 」
ゲンドウ「タマネギage」
アスカ「糞タマネギageんな!sageろ」
ゲンドウ「タマネギage」
ミサト「タマネギage厨uzeeeeeeeeeeee!!」
アスカ「ageって言ってればあがると思ってるヤシはDQN」
綾波「ピンポーン。イタイ消防どもがいるのはここですか?」
アスカ「氏ね」
シンジ「むしろ史ね」
ゲンドウ「タマネギage」
ミサト「 司 令 、 必 死 だ な ( 藁 」
81 :
メロン名無しさん:02/09/13 20:42 ID:DPk00mfU
おれは荒らした憶えはないよ?
何が不満なんだ?
神楽アラシが榊のところにまで来てるのか?
イタいヤシが多いなあおい。
いいかげんマターリ逝こうぜ。
マターリ
マターリ
もっと榊さんのかわいさを皆に教えたいんだよ。
てなわけでage
榊ちゃん、コミックではけっこうカワイイと思っていたのだが、
アニメではそんなに思えない。
原作とアニメではどうしてもギャップが出るのは仕方ない
んだけどね・・・
先回の
元気を取り戻したちよちゃんを見て微笑む榊さんは良かったなぁ・・・
現在あずまんがスレに、まともな書き込みをしているように見せて
ageる人がいます。絶対に反応しないでください。
ご協力よろしくお願いします。
>>89 誤解があるな。
私がアッピールするはスレ外の人間だ。
神楽の魅力など、スレ内の人間は聴かされずとも知っていよう?
よってスレ内の人間が反応する必要は無いし、そんなものは私も求めてはいない。
age荒らしが今日も来ちゃった・・・・
鍵つきバイブ。
女の中にいれて鍵をかけると中で傘状に広がって抜けなくな
る。
物自体は細いのでゆるくなる心配はなし。
バイブはモーターではなく電気パルスなので1年位は電池切れ
の心配なし。
つけたまま中を洗うために細いチューブがついているので生理
の後始末も大丈夫。
バイブはリモコンではなく施錠するときに設定した条件で勝手に
動く。
動作設定は30分動作で30分休止・60分休止・90分休止・12
0分休止と、
20分動作で休止はランダム(連続で動作することもある)。
しかも、一応実在するらしい。
キイハナなんで細かい所は間違ってるかもしれんが、知ってる
人いたら情報きぼんぬ。
電気パルスだと刺激に慣れる事がなくていいらしい。
ランダム設定だといつくるか分からなくて楽しいらしい。
榊は、例の組織のサマー・パーティの余興で20人の客に輪さ
れた後、
身体に雌犬の発情誘発ホルモンを塗られてドーベルマン犬の
檻に入れられ、
3日間放置され、完全に精神が壊れてしまったようだ。
人工マンコもアナルも、それまでのハードなプレイでもうボロボ
ロだったから
廃用になるのも時間の問題だった。
最終的にどう処分されたか知らないが、もうパソコンとか使える
環境にいないの
は確かだね(たぶん、もう最終処置がされてると思うな)。
90さん、スレ外の人間に榊の魅力をアピールしたいというあなたの考
えはわかります。
ですが、ageることにより、各板からのコピースレを貼り付けられるの
はどうかと思いますので、この榊スレはsage進行で進む方が良いかと。
ご協力よろしくお願いします。
当時、19歳だったと思う。榊に似てる、と
本人は言っていた。
中学の頃から男と遊んでいたらしく、アナルがオマンコ化するく
らいのSex好き
だった。ファッションヘルスで知り合って仲良くなったのだが、か
なりのブラコン
で、俺のことを「お兄ちゃん」と呼んでた。実在の兄貴にちょっと
似てたらしい。
ともかくSexが好きで、フェラテクも抜群だった。学園祭の帰りの
時も、制服の
スカートめくって、「お兄ちゃん、早く美○のオマンコにチンポ入
れて!」と叫ぶ。
突っ込んだ後、ベストとブラウスの前を開いて、おっぱいを出さ
せると、ツンツン
に立った乳首の先から白い液が染み出てる。摘んでやるとさら
に激しく乱れる。
イク時に、自分で乳首を捻って、白い液体をピュッと出した。ホル
モンのバランスで
お乳がでるらしい。「美○ね、もうおチンチンから白い液出ない
から、その代りに
乳首から射精するの」という話だった。
今、元気なら30歳くらいだろう。どんな人生おくってるのかな。
ま、しょせんコピペしか出来ない厨房だと・・・
>>96いいんじゃない?
神楽スレが伸びた分だけ榊さんスレも伸びるわけっしょ?
ま、いいんじゃないの。スレの存在自体が荒らしスレだしさ
,, ,.. -───--:、
l゙,ヽ /::::::::::::::::::::::::::::::::丶
`、`\ ,〃::::::;ィ:/!:::::/l:::::;:;::::::::ヽ
\. \ ' i´|::;イ,:rj:、|:::/'rj'く:、!::::::::::i
\ \ レ'/l.{:::ノ '゙ {:::::ノ i:;l:::_::::|
\ `'-、_ i' 、__,__, レ' il:::|
\ | lト、ヽ, ,...ノ:::l 100ゲト。
\:| ||、``lヽ、 /:::::::::::::'、
iノ」,! ', ノ Li゙)_ iヽ;:::::::ヽ,'--'=‐'
ヽl il,L,.>',"_,..>:;::::::':、_
/ ,)、ヾ,,' y'´,.-='、ー-‐"
/ ||\ ``''‐'゙-<"ヽ,
i |.| `''-、.,_ !
l,..................l i_. l. `''''''''"
ヽ;7''i'''''i''''─--ニ; 、!
/ / | | lヽ‐'
/ / | | ! \
101 :
暦:02/09/13 23:48 ID:???
そうか・・・よかったな、智
102 :
榊:02/09/14 01:01 ID:???
ありがとう・・・
____
,. ‐''":::::::::::::;::::`'-、
/::::::::::::::;;:::::/ ヽ:::::::::ヽ あ〜っ!
_ /:::::::::::::/// `、::r、:::゙, あげんといて〜
─── .l ヽ ,'::::::::::::i゙ ○ `' i::::i
\ \ !::::::::::::| ○ l::::| / 〉
─── ゙/ \!::::::::::::! ,.._ !:::!/\/
ヽ/ \::::::::! ! ``''7 !::| \/
──── ヽ |::::::| l, / ノ::i /
`、 i:::::l、ヽ.,_ `''''" _,..イ:::::i /
───── ゙、 ヽ;i \ヽ,.二l ̄_,l |:::/ /
゙、 ヽ`、 | / レ' /
────── ゙、 / `ロ''" i. /
/ || |/
─────── / || |
,,. -‐'''''"""''''''ー- 、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
/::::::::::::::::;:::::::;ヘ;::::::、:::::::::::::::::ヽ,
/::::::::::::;:::/!:::::/ | ヽ:::::i、::::;::::::::::::::i
. i:::::|:::::/:;/,|;;;/ | ヾ;;;|._i::|i:::::::::::::i
l:::::|:::/'!/ _|/_` | ´ i_|. i;|`!:::::::::|
|:::::|::i. ,|r'r:::ヽ` ' 'r:::ヾ,l、|:::::::::::::|
|::::::l:| i {:::::::::| {::::::::::i i゙|:::::::::|
|::::::::| ! io:::::ノ io:::::::i l !:::::::::|
|::::::::| `'''" `''''" |:::::::::::| 榊ちゃん!
|:::::::::l ' /:::::::::::| 負けたら
|::::::::::ヽ、 (⌒) /::::::::::::::::| 負けたらアカンで〜
|:::::::::::::::;`'':;,、,  ̄ ,..ィ、'゙:i!:::::::::::::::::|
|:::::::::::::::i;'-'〈| ``''"´ |〉ヾ,i:::::::::::::::::|
|::::::::::i'" l .l ``!:::::::i::|
,l:|i:::::::| i i |:::::::||:|
,.-'''" ̄``''-、
/::::::::::ハ;::::;:::::::ヽ,
/:::::ムi''リ ヾ!ル、ヽ;':i
i::;;ノ' `''‐、」 レ'" ノ i| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i::{ l `ー‐'" ``" .} ,< いいかげんにしろ〜!!
/:::::`'ヽ l´ ̄ ̄`i /:::`ー、 . | 荒らししね!!!
. i"´::::r-、__:::`:=| |":::::::::/ \_________
.ヽ::.rヽ、,?ヽ.'┬‐┬'''`ヽ:/
l::i,_LLノ `''''" , \
‐=",i:::::::'、シ_/ | >、
''─‐i:::ノ. ト、,.:< ヽ
ノ'''| | ` 、
/ l二二二二二二
/. |
冫‐-----|
./ |
ふう、なんか変なバイキンがこのスレに付着したようだな。
,.-'''" ̄``''-、
/::::::::::ハ;::::;:::::::ヽ,
/:::::ムi''リ ヾ!ル、ヽ;':i
i::;;ノ' `''‐、」 レ'" ノ i| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i::{ l `ー‐'" ``" .} ,< いいかげんにしろ〜!!
/:::::`'ヽ l´ ̄ ̄`i /:::`ー、 . | ageやがって!!!
. i"´::::r-、__:::`:=| |":::::::::/ \_________
.ヽ::.rヽ、,?ヽ.'┬‐┬'''`ヽ:/
l::i,_LLノ `''''" , \
‐=",i:::::::'、シ_/ | >、
''─‐i:::ノ. ト、,.:< ヽ
ノ'''| | ` 、
/ l二二二二二二
/. |
冫‐-----|
./ |
,.-'''" ̄``''-、
/::::::::::ハ;::::;:::::::ヽ,
/:::::ムi''リ ヾ!ル、ヽ;':i
i::;;ノ' `''‐、」 レ'" ノ i| / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
i::{ l `ー‐'" ``" .} ,< 変 態 仮 面
/:::::`'ヽ l´ ̄ ̄`i /:::`ー、 . | 参 上 ! !
. i"´::::r-、__:::`:=| |":::::::::/ \_________
.ヽ::.rヽ、,?ヽ.'┬‐┬'''`ヽ:/
l::i,_LLノ `''''" , \
‐=",i:::::::'、シ_/ | >、
''─‐i:::ノ. ト、,.:< ヽ
ノ'''| | ` 、
/ l二二二二二二
/. |
冫‐-----|
./ |
マヤ―を抱いてごろごろ転がる榊さん。
ちよちゃんがコーヒーを持ってきたとき
何事もなかったかのように返事する榊さん。
嗚呼、可愛いな榊さん!
>>109 君がスレストになってどうするのだ。
仕方が無いのでレスをつけよう。
「まぁそれなりに同感だ、しかしだからどうしたというのだ」
以後は余計な手間を取らせないように。
ここのスレに来てる人達ってみんながみんなラバーズに来てる
人らとちゃうやろ?
せやから雑誌に顔出ししてる女の子やネットによく店の掲示板
やチャットに参加してる女の子を話題にするんとちゃうの?
あたしのカキコについてもいろんな憶測が出てたけどみんな前
述の子ばっかりやん。
あたしが誰かなんか別にどうでもええやん。
(ちなみに正解された人もいたけど)
ただみんなと情報交換したいだけやねん。
けど憶測だけで物言うんはやめてほしいよ。
あたしも悪口書かれた事あるけど根拠の無い事やった。なーん
かやるせない気分になったよ。
ついに榊にディープスロートさせました!
でもビデオのように根元まですべて押し込むのは難しい。。。
ゆっくりと喉の奥に押し込み2、3秒とめて、半分くらいまで出し、
の繰り返しでしたが、咳き込んだりえずき汁がダラダラでると
さすがに興奮できました。最後頭をわしづかみにして喉奥で発
射した
ときはさすがに涙ぼろぼろ出して苦しみまわっていました。
榊なのでいきなり無茶できませんが、徐々に調教していきま
す。
113 :
榊:02/09/14 15:39 ID:???
今日も噛まれた・・・
明日は・・・がんばる・・・
なんか、今ひとつキャラスレとして機能してないようだが・・・。
とりあえず、
>>41最高!
まさか、こんなところでバンプ聴けるとは思わなかったよ。
flashの出来もよかったしね。
むう・・・明後日はいよいよ待ちに待ったメインイベントの日だ
今から録画の予約をしておこう
これを機に、より榊さんファンが増えることを期待しよう
116 :
榊:02/09/14 23:29 ID:???
うん・・・だいじょうぶ
だーもーあげんなって!
∧ ∧ ∧
/ ヽ / ヽ_ / .∧
/ `、 _/ `、⌒ヾ⌒ヽ/ ∧
/  ̄ ̄/ (.....ノ(....ノ / ヽ
. /::::::::: | .:(....ノノ
. /:::::::::: -=・=- / ̄ ̄ヽ :::::::::::::::/`ヽ
\ :::::\:::::: \_(___..ノ ::::::::::::::::::::(....ノノ
ヽ:::::::|::::::::::: \/ヽ ::::::::::::::::::::::::::::ノ
「いいかげんにするニダ・・・・・・何ageげてるニダ?」
榊に笑顔が戻った。
いや、そのように見えた。
誰も知らなかったのだ。
更に恐るべき異変がこのスレを襲おうとしていることに・・・・
>>119 > 更に恐るべき異変がこのスレを襲おうとしていることに・・・・
更に恐るべき異変がこのスレを襲おうとしていることを・・・・
だろう?
巨乳というよりも、全体的に肉付きのいい女の人がいい。
だけどあんまりないんだよね。そういうの。
デブ専向けのビデオって、マザコン向けのやさしく包んであげ
る、タイプか
迫力ある女王様的なものが主要で。
いよいよ明日だ
何が?最萌?
マロン板のパクリ考察スレに貼るので、
榊さんが噛み猫に噛まれてるシーン(榊さんがしゃがみこんでるパターン)
のスキャソかキャプ画像ください。
モロパクリされたと思うので。
何をムキになっとるんだ…。
あの間は究極超人あ〜るなどと同様だろうに。
なんてことを・・・
よりにもよってエヴァ板に、、。
もうないよ・・・
>>128 おバカ。瞬殺でゴミ箱送りじゃないか。一体立てたヤツorキミは何がしたかったんだ?
こーゆーヤツがいるからあずオタはどんどん嫌われてゆくー。
何勝手に責任しょいこんでるんだよタコ。
面白ければそれでいいじゃないかYO?
このスレもゴミ箱送りにしよう
ここの荒らしの諸君その無駄な労力をいかさないか?
エヴァ板乗っ取り計画に参加していただきたい!
まずはスレたてから実行していこうじゃないか!!
それでは宜しく頼む!!!
アニメ板で女性キャラ人気トーナメントみたいなのやってますが、
榊さんてもう負けたの?
ちよちゃんになって榊さんに思いっきり甘えてみたい。
「さーかーきさんっ!」
だきつき!!
さて、いよいよ今日だ・・・
>>136 5月13日(月) 一回戦
Mブロックにて七宝マサミ(ガウル)、紺野みつね(ラブひな)と対戦
七宝:10 紺野:13 榊さん:126 で、榊さんの圧勝。
6月27日(木) 二回戦
同ブロックから勝ち上がった宮ノ下さつき(学怪)、春日結(コレユイ)と対戦
宮ノ下:38 春日:41 榊さん:106 で、榊さんの圧勝。
7月21日(日) ブロック準決勝
同ブロックから勝ち上がった大谷ゆり(エイリアン9)と一騎打ち
大谷:146 榊さん:79 で、惜敗・・・
こうして暑い夏は終わった・・・
いまは勝ち残った大阪に期待しよう
>大谷:146 榊さん:79 で、惜敗・・・
あわやダブルスコアで惜敗は無いだろう。
潔く惨敗と言おう。
いいじゃないか、榊は十分頑張ったよ。
>>137 折れは榊さんになってかおりんとしてみたい。
自分が榊さんならなんでもさせてくれそう。
>>142 逆にかおりんになにされるかわかんないよ。
141さんが良いこと言った!
145 :
136:02/09/16 23:36 ID:???
>>140 どうもです。だいぶ前に終わってたんですね。
エイリアン9って知らないが、相手が悪かったのかな。
投票しないで言うのもなんだが、勝ち残った大阪頑張れ
146 :
140:02/09/16 23:45 ID:???
そうだな・・・確かに残念だったが・・・でも、榊さんはがんばったよな
勝ち残れなかった分は、ここのスレを盛り上げることで解消していこう!
ここの荒らしの諸君その無駄な労力をいかさないか?
エヴァ板乗っ取り計画に参加していただきたい!
まずはスレたてから実行していこうじゃないか!!
それでは宜しく頼む!!!
>>147の能力をステータス化すると…、
武力 13 知力 2 政治力 8 魅力 1
野望度 255 義理度 1 冷静度 1 勇猛度 6
そろそろ始まるな・・・ビデオの準備はしたか?
始まった
151 :
榊:02/09/17 01:56 ID:???
きょうはよくしゃべってしまった・・・
意外にも良かった
「ああ〜・・・マヤ―かわいいなあ・・・」のシーンとか正直言って萌えた
神楽のことを「神楽」って呼んでたな
神楽とちゃんと会話してたしな
ウンコしたいよ
さっさと糞して死ね
けつはふけよ
ぶりぶり゛ふり゛ふり゛りぶ
159 :
メロン名無しさん:02/09/17 02:34 ID:q15dgiuD
AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA
あぁぁぁぁああああああああああ
榊さんの感性はウーパールーパーを肯定するだろうか
アホロートルや〜
うんこぉぉぁあああああああ
榊さんのごろごろ良かった
165 :
44:02/09/17 18:00 ID:???
俺も猫飼おうかなあ・・・山猫は無理だがw
ごめん、他スレのコテハンのままカキコしてしまった・・・
44さん、それはそれは。他スレからようこそ。
SSで良ければ出しましょうか?
168 :
メロン名無しさん:02/09/17 21:06 ID:S2IdKqe3
榊さんのゴロゴロGIFアニメきぼんぬ
170 :
榊:02/09/18 01:10 ID:???
昨日の私ははしゃぎ過ぎたようだ・・・
いやそんな事ないですよ
それよりマヤーと一緒にお風呂に入ってあげきゃダメじゃないですか!
×あげきゃ
○あげなきゃ
停止しました。。。 :停止
真・スレッドストッパー。。。( ̄ー ̄)ニヤリッ
スクール水着の日焼けが眩しい姪ッコ(榊ちゃん似)が
なぜかアイスを手で握りしめていた。
「とけてアイスおちちゃうからもってた」
その手、腕を洗う前に「きれいきれいしようね」といいながらその
手をペロペロ、ベチョベチョ舌でなめてしてしまった。
「おにいちゃんきたないよぅ」
なんていってたけど、そんなことないんだよ〜(藁
なぜか腋の舌もなめてしまった。。。。
175 :
榊:02/09/18 19:08 ID:???
>>171 おまえたちに裸見せる気はない・・・・・
>>65 授業中に上履き脱いでる子は何人かいますよ。
足の裏が汚れてる子も中にはいます。
私も夏はよく上履き脱いでます^^。
ひろさん
ウチの学校は白のハイソックスが指定です。
でも、紺もいいと思いますよ。紺のソックスって
白く汚れるんですよね^^
「大学入試・待合室で」
「3号館321号室」
(・・・早かった、かな?)
回りを見回して彼女は少し不安になった。面接の待合室とし
て指定されたこの場所にはまだ、誰も来ていなかったからだ。
だが、1人また1人と入室してくるにつれて、彼女はほっと
し、友人の自宅に預けている猫のことを考えた。
ゆっくりと時間が過ぎていく中、掛けられている時計を見た
ら、指定された時間はもうそろそろだった。
(10時だ・・・)
がちゃ。待合室の扉が開いた。
「榊さんですね、次があなたの面接です。受験票を確認させて
ください。・・ありがとうございます。面接室は324号室
で行います。面接、頑張ってくださいね。」
知らせに来てくれた人に頭を軽く下げ、彼女は静かに待合室か
ら出た。そして廊下で一度立ち止まり、これから行われる面接
に向けてだろう。深呼吸を行った。
(ちよちゃんが練習に付き合ってくれたから大丈夫・・・)
324号室に向かう間、彼女は友人からもらったお守りをぎゅ
っと握りながら歩いていた。そして気付けば扉の前にいた。
(これから面接・・・)
少しためらったが、意を決して、だが、やや遠慮がちに324
号室の扉を彼女はノックした。こん、こん、こん。
「どうぞお入りください。」
「・・・失礼します」
彼女の瞳はどこまでもまっすぐ、未来を見つめていた。
よみのストッキングはエロイ!!
・匂い発つ足
・匂い発つパンスト
・匂い発つ靴下
・素人娘の足の裏50人分
これだけの作品があるんだから、今度は水虫女ONLYのVIDEO
やDVDを作って欲しいね!
例えばこんなタイトルで、
〔水虫がかゆくて悶える女子中高生〕
〔かゆい水虫を掻き毟るOL達〕
〔レースクイーンの水虫事情〕
〔水虫スッチー:フライト中に水虫がかゆくなって…〕
〔水虫OLの一日〕
〔実録!水虫風俗嬢〕〔女王様の水虫:私のかゆい水虫を掻き毟り
なさい!〕
〔水着姿の水虫娘〕
〔ルーソの中は水虫天国〕
きりが無いけどこんな感じで作って欲しいなぁ〜。
立ち入ったことを聞いちゃってゴメンナサイです!
皮が剥けたと言う事ですが、どの部分なんでしょう?
水泡が潰れ、それが乾いて剥がれる事はよくありますが…。
しかも痒かったんですよねぇ?
それに夜に痒くなるとか!
最近、水泡は増えたけど痒みは特に無かった様ですが…。
水虫が痒くなる主な条件として、ムレ、刺激、アルコールがある
ようです。
僕は結構お酒を呑むのですが、やっぱり痒くなりますよ!
皮が剥けてても無理やり剥かない方が良いですよ!
傷付いたとこから細菌が入って二次感染を起こす場合も!
182 :
榊:02/09/18 20:30 ID:???
…だめだ!
またかーToT
あげあらしがいるな
いろんな所に水虫厨がいる
いろんな所にageあらしがいるな
今回の放送、ちよすけの「流しましょ〜♪流しましょ〜♪」で
一瞬びっくりしたのは俺だけではないハズ・・・
>>187のシーンで
一瞬でも期待した奴手を上げろ!!!
(・∀・)ノハーイ
俺も期待したけどさ。それより・・・
ちよ「さっきマヤーとじゃれてた榊さん、かわいかったですよ」
ちよすけ、よく言った! 全面的に同意だ!
>190 いいなー。アニメオリジナルだ。俺も見たい・・・
>>190 うむ。禿同だ。
あのシーンではおそらくちよのお父さん(本物w)のものと思われるパジャマ姿もよい
嗚呼 可愛いな榊さん! こんど漏れ(175cm)のパジャマも着てください(;´Д`)ハァハァ
>>192 大阪って最後の4人にまで残ったの?すげー
榊さんはじめ、他の敗退したあずまんがキャラの分までガンバってほしいです
でも、相手強そう…
去年の年末のことだけど、会社の先輩とボーナスでたから本番
OKの風俗いったんだけどその女の子の榊がくさいのなん
の。
とてもなめれませんでした。そして俺的に口の臭い女の子は最
悪です。
なんでそんなフェチなの?
絶対臭いの反対。
そんだけ
やっぱり可愛いくて清潔でおしゃれにしてる女性でも口臭はないようでありま
すよね!
しかも経験からだと意外に若い女の子のほうが口臭があります。
今の彼女(年上)のがありそうで全然なくて、前付き合ってた20の彼女はし
なさそうでかなり臭かった。
いくら清潔にしてる娘でも、内臓関係が弱い娘や、たしかに生理がひどいとき
は隠しようがないくらいするみたいです。煙草やお酒がからむとなおさら。
みなさんやっぱりだらしなくて歯もろくに磨かないブスの口臭より、自分から
ちょっとでも体臭がするのが許せないみたいな顔してる美人から発する口臭を
嗅ぎたいんじゃないかと思うんですがどうですか?
極端かな?
なら、煙草は好き好きあるだろうから、生活が不規則で、お酒を飲んで、体が
少し弱く、生理が重い娘!あと舌を磨かない娘は狙い目なんだけど、+口の中
が乾燥するとハンパなく口臭が発生するので鼻の弱い娘、寝てるとき、いびき
がすごかったり大口開けられるのはさすがに萎えるので、ちょっと口があい
ちゃうような軽い鼻炎の娘!おすすめします(笑)でも彼女が油断するとキツ
イ口臭や体臭が出てしまうとゆうのも楽しみがあって夢ですが、彼女にはずっ
と一緒にいるのに努力して口臭なんて微塵も感じさせない身だしなみも最近う
れしい気もするんで、思うにやっぱり、街ですれ違う小奇麗な女の子から嗅が
れてはいけない匂いをGet!するのが最高かなと思う。
ながくなった。すんません。次からは手短に、具体的にいきますです。
うちのバイト先のコンビニの女子高生榊、毎週土日の朝どっちか
は普通に口臭いよ。
よくあれで客に「おはしお付けしますか?」なんて聞けるな?と
感心してしまう。
俺なら男だけどあれで客の前立つならマスクすんね。間違いな
く。
顔は中の下だけど、スタイルがモデル体型で私学校でモテてま
すみたいな態度してる。
実はそれに関してはそいつにムカちいてるだけなんだけど。
口臭はだめ。立たない。やっぱ唾!ムカつくあの女子高生榊ので
もいいからたんツボにな
りたいでしゅよ!
199 :
榊:02/09/19 18:34 ID:???
こまる・・・
ageあらし登場
>200
わざわざ各キャラスレで出現報告。
暇だな。うらやましいよ。
う〜ん、後二回はほとんど榊さんの出番は無いんだろうなあ・・・
ちょい寂しい
>>203 初めて見ます田。コミカルでいて泣かせますね〜この壁紙。
榊さんが部活に入るとしたらどれがいい?
俺なら
空手部or柔道部
弓道部なんかどうよ?ぴったりだと思うんだけど
ビン底メガネで読書部。
演劇部でミュージカル
男役!!
そして私がお姫さま!!
ひゃ〜〜〜!うひゃ〜〜〜!!
なんやちょうど神楽スレでも同じ話題しとるな(W
のでおなじかきこ!
やっぱテニス部やろ〜?
アンスコチラリ!!で昇天します・・・
榊さんテニスはうまそうだ。
格闘技系はどうかな〜
相手を投げ飛ばすのとか性格的に苦手かも
ぶん投げた相手を受け止めて膝枕する榊さん…
215 :
メロン名無しさん:02/09/20 07:26 ID:UhYYJVhk
>>188 残念ながらカメラ付いてないです。
この娘結構カワイイですよ。
タマゴ型の顔に円らな瞳、ちょっとぽっちゃりした唇。髪は短め
な三つ編みって感じです。
さっきからちょっと居眠りモード。
少しづつ脚が広がってるんだけど、これが見えそうで見えな
い!
ヤバイ、我慢汁が!
この娘今夜のオカズにしますハァハァ
今日、名古屋地方は夕方スコール状態。
で、チャリを飛ばしていると前方に制服女子高生ハケーソ!!
ただでさえ、白ブラウスはスケスケなのに地肌までくっきりスケ
スケ(;´Д`)ハァハァ
ブラの色は萌え萌えの水色。
しかも、結構飛ばし気味なのにミニスカをサドルに挟んでいなく
てパンツもチラチラ。
こちらは白。さらに!途中、その女子高生タンはビデオレンタル
屋に寄ったんだが自転車に降りる時、スカートがサドルに絡み
つき、今度はパンモロ!!ケツが多少、食い込んでおります
た。
当然、漏れも店に入りますた。顔もキャワイ!!上半身はもは
やブラのみの状態で、カップまでスケスケ!
店内の中年オヤジから猿のセンズリ状態の厨房の視線を一心
に受けていますた…(;´Д`)ハァハァ
あの厨房も今頃(;´Д`)ハァハァしているだろうw
先月の上旬、ものすごい夕立ちがあった日の話。
俺のバイト先は1階部分が店舗で、2階以上がアパートになって
る形のコンビニ。
降り始めから30分ほど経ったころ、俺が外でゴミの整理をして
いると、
上の階に住んでる女子大生が傘も何も持たず、歩きで帰ってき
た。
午前中は陽射しが照りつけていたため、油断して手ぶらで出か
けたのだろう。
店に買い物に来るたび、チェックしていた娘だ。
栗色のショートの髪に、エキゾチックな顔立ち。ボディはスレンダ
ーでも、
出てるとこは出てる。はっきり言って、かなり可愛い。
で、その格好が・・・
白の、柄がほとんど入っていない小さめのTシャツは、ほとんど
赤外線透視状態。
もともとピタッとしている上にずぶ濡れだから、水色のブラはもち
ろん、
素肌も、さらにおヘソまでもがスケスケ!
ようするに、上半身裸のあこがれの女の子と、路上でばったり
出会ったような
錯覚を起こさせる代物だった。
俺「あ・・・(硬直)」
彼女「(顔を赤らめ)こんにちは・・・(駆け上がるように上へ)」
目が合った瞬間、思わず顔を伏せてしまったため、
はっきりと見れたのはわずか数秒。それでも、俺のイチモツが
すでにギンギンに熱くなってたのは言うまでもない。
その後、さほど時間も経たぬうちに彼女はまた出かけていった
ため、
何か予定があって雨の中を歩かざるを得なかったんだな、と分
かった。
そう思うと今度は、最寄り駅からアパートまでの数分間、
半裸状態の彼女に送られたであろう街の♂どもの下卑た視線
を想像してしまい、
羞恥露出プレイ的妄想がムラムラ・・・
その夜の、というより、この夏のおもなオカズにさせてもらった。
>>207 hagedou
折れの脳内では有段者ってことになってますがなにか
弓道部かー。的を静かに狙う榊さん・・・イイ!
でも合気道も中々捨てがたいなー
マン研
225 :
224:02/09/20 19:28 ID:???
すまん!ミスっあげてしまった!
メールらんにかなで(さげ)といれてしまた!
ゲームセンターあらし登場
227 :
224:02/09/20 19:30 ID:???
>>226 暇人むかつくんだよ!
違うっていってんだろ!!
お前があらしだ!ボケ!
合気道も清楚でよいな。
でも勿体無いのでひとつに拘束する事もあるまい。
全クラブの助っ人として活躍!やっぱこれだよ!
>>222 おそらくこんなカンジじゃない?
キリッとした姿でまっすぐに的を狙う榊さん
榊さん「・・・・」
他の女子弓道部員「キャー!榊さん頑張って〜!」
ビュっ弦がしなったかと思うと、次の瞬間には既に的に命中。
しかもど真ん中。
女子生徒A「キャー!榊さーん!!」
女子生徒B「榊さん!タオルどうぞ!」
榊さん「ああ、ありがとう・・・」
一同「かっこよかったです!さすが榊さん!」
榊さん「・・・かっこいいより・・・」
一同「え?」
榊さん「かっこいいより・・・かわいいの方が・・・その・・・強い」
・・・自分で書いてて訳分からなくなってきた・・・お目汚しスマソ
>229 読んで思わずにやりw。ほのぼのとしていてグッド!
茶道部
どう?よくない?和服姿・・・
だからageないでよ!
>232 言いたいことはわかるけど、何でそんなに人の真似をしたいのですか?
234 :
:02/09/21 13:39 ID:???
さんなわきゃーない
あげ荒らしキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
ここまでくると快感だよおおおおおおお!!!
もっと汚してええええええ!!!o(≧∇≦)o
スカトロ
榊さんっていろんなエロ画像でマヤー問題の責任を取らされてるね。
「通りすがりにお尻を…」くらいなら、あの武天老師さまもやって
いるので(笑)、
いいんではないでしょうか?、でも法的にはあまり大丈夫でない
かもしれませんし、
一度パクられるとずっと監視がついているそうなので気をつけて
ください。でも
小学生のお尻触るとなると、身長が違うのでそうとう不自然な体
勢になると思うの
ですが…。あ、高学年くらいになればそうでもないか。自分は小
学生とかはあまり
好きではないのでちょっとよくわからないかも知れません。自分
なんかはこの時期、
官能的なノースリーブをみると、白く透き通るような美しい二の
腕のほうに目が
いってしまい、ついつい通りすがりにその腕を「ひしっ」と握って
しまったりする
ことはあります。これならローシングルぐらいでも体勢的に無理
ないですしね。
自分なんかは小さい子が好きでも、セックスしたいとかそういう
気持ちはないので、
これからもぷりゃぷりゃやっていけると思います。なんにしろ、そ
んな次元の問題
に悩まされることもそう長くは続かないと思うので、とにかくパク
られても蔑まれ
てもいいですから、ヤケを起こして死んだり吊るされたりすること
は、なるべく
ないようにしましょう。それさえ気をつければたぶん大丈夫で
す。
ちょっと来ないうちに・・・何?この荒れようは・・・
そういえば、アーケードゲーム「パズルボブル」のあずまんが出るそうな
今から期待大
241 :
メロン名無しさん:02/09/22 14:19 ID:hP7oESa1
おーい、かなちんどこへ行った?ここ場所変わったんだけど知っ
てる?
かなちん、元気ですか?最近見かけないけど?
かなちんがもしかして・・って事はかなちんとプレイしたパインち
ゃんや、
ひめのちゃんも?・・って事は・・わお!オイラも?
アメリカンホームダイレクトに電話しとこ。
★ みき >頑張って下さい。健闘を祈ってます。
(09/21-15:02:11)
★ みき > あれから1年半・・・苦労なさったのねぇ〜
(09/21-15:00:51)
★ みき > すっかり変ってしまった貴女を見て、年月を感じまし
た。 (09/21-14:59:58)
★ みき > もし見てくれてるなら「独り言」は止めて「念仏」ぐら
いにしといたら? (09/21-14:59:02)
★ みき > 掲示板のめんどうも見てくれてるって事でっか?
(09/21-14:57:38)
★ みき > 挙げ句の果てに「独り言」でっか?
(09/21-14:56:53)
★ みき > 貴女とは長いお付き合いだったけど、何時もあんた
のめんどうを見てやってると言われてて (09/21-14:56:33)
★ みき > あっちもこっちを見てるって事かな?偶然じゃぁ無い
でしょう? (09/21-14:55:04
★ みき > なんか感じ悪いな〜 (09/21-14:54:31)
★ みき > 「独り言」って言葉は何処にでも転がってるし、誰で
も使う言葉だけど・・・・ (09/21-14:54:05)
★ みき > しかも書いてる人は元の同僚! (09/21-14:53:35)
★ みき > 他店のHPのBBSを見てたら、なんと「独り言」を発
見!
>240
メロン版のあずスレほぼ全部が定期的age荒らし&コピペに
攻撃されていまつ。暇なアンチがたくさん居るようで。
アニメ終わってからでないと平穏は戻ってこないと思われ。
手法を見てると単独だと思われ。
彼はいつまでこれを続ける気なのだろうかと。
辛くなる事は無いのだろうかと。
大坂に投票してきますた
age房、コピペ馬鹿なんぞほっとけ
どうせさくらタンハァハァの厨房の妨害工作だろうし
「うわ〜、最悪〜」って言うだけ、奴らの思う壺よ
そんな奴にはシカトで十分です
相手にするだけ時間の無駄。
そんな暇があったら大坂に投票しる!と、言いたい
だからageないでよ!
249 :
鷹:02/09/22 19:09 ID:???
「ひっ!ひっ! も‥‥もいい――っ!!!」
「おばさ〜ん マンコ汁あふれてるよ〜」
「あううっ! お、鬼っ! ひ―――っ! そこはっ!」
「ここを、こんな風にくにゅくにゅすると、ど〜う?」
「あううっ! 死ぬっ‥‥‥! っ‥‥! ‥‥‥いくっ!」
リンチは延々と続き、明け方には死体のように白目を剥き口角
から泡を吹いた
熟女のマグロが転がっていた。
そのムチムチした肉塊を、足で転がしながら
「イェ〜イ!」とガッツポ−ズを決めるコギャル
その失神した凄惨な熟女の顔を無理やり引き起こして、自分達
の顔と並べ
記念撮影に興じるコギャル達だった。
「おばさん、これからも時々可愛がってあげるからね!もしケ-サ
ツに言ったら写真ばら撒くよ」
と朦朧とした熟女にトドメを刺すように言い放った。
この熟女は、某SMクラブの豊満女王様(31)コギャルはそのクラ
ブで働いていてこの
女王様に客との本番行為を店にチクられ退店に追い込まれた
コギャルM女(19)とその
遊び仲間だった。
平成12年4頃の話です。
みんな、おちつけ。
俺がこの呪文を唱える。
リ タ ー ン
「榊とアベベが競走したらどっちが勝つかなぁ」
「そりゃあ、榊に決まってるよ」
252 :
:02/09/22 22:52 ID:???
誰と誰の会話やねん!
>>251 よりによって対戦相手がアベベ・・・
不覚にもワラタ
あずまんがのキャラを動物で例えるとどうなるだろう・・・
榊さんは・・・馬・・・かな?
動物・・・ちょと考えた。
榊さん=鹿・神楽=猫・大阪=なまけもの
ちよちゃん=羊・よみ=熊・智=犬
榊さんが鹿っていうのはチョト意外
神楽=猫ってのは分かるかも(猫っていうかライオンの気もするが)
大坂=なまけもの―――って、まんまじゃんw
それ以外のキャラは妙に納得してしまった
そういえば大坂は優勝できたのかな・・・
>256 木々の中からそっとこちらを見る鹿を最初に想像したので^^;。
トーナメントは駄目っぽい・・・でも500票オーバーらしい。
頑張ったねー。あずまんが住人をちょと見直した日。
榊さん=狼の革を被った羊・神楽=猫・大阪=牛
ちよちゃん=羊・よみ=ごりら・智=猿
大阪=牛
くっちゃね〜くっちゃね〜
どうやら大坂は牛で決まりみたいだね
すげーはまり役だ・・・納得してしまう
>>258 の よみ=ゴリラ には笑った
ともとよみを同系統にしたのも秀逸
大阪=牛
くっちゃね〜くっちゃね〜
ワラタ。
榊さんはその身体能力、強そうな外見、群れない孤高の正確、でも優しさに溢れてるといった
ところからイグアナのような草食性爬虫類をイメージしてた。
263 :
榊:02/09/23 05:23 ID:???
いぐあなはいやだ・・・
ではとかげというのはどうか?
榊さんはキマイラ・・・いろんな顔がある
>258
智は猿は猿でもチンバンジーじゃないかと
あずまんがキャラを鳥にたとえると、
榊=鶴
よみ=白鳥
とも=あひる
ちよ=鳩
大阪=ペンギン
神楽=鳶
ゆかり=鵞鳥
にゃも=隼
かおりん=鶏
千尋=雀
267 :
語り部:02/09/23 10:50 ID:pDdSCARI
>263
では何がいいか?
我が帝国のあんこロボはどうか?
それとももっこり八兵衛がよいか?
ホレ言えはよ言え。どうした。ん?
268 :
語り部:02/09/23 10:55 ID:pDdSCARI
>266
行数浪費の割につまらぬ。
貴様は鳥小屋に32年監禁とし、
鳥といっしょに子供を大量に作れ。
>>266 >千尋=雀
ワラタ
さすが「特徴がないのが特徴」なだけのことはある。
>266
さては「榊=鶴」以外は適当にわりふったな(w
271 :
266:02/09/23 11:10 ID:???
>>270 ばかたれ!
じゃないバレたか。
でも、よみが白鳥で、ともがあひるというのはけっこうイケてると思うけど。
>>251 このアベベ云々の台詞は「ウルトラQ」の『富士山SOS』が元ネタですな。
>>269 >さすが「特徴がないのが特徴」なだけのことはある。
「特徴がないのが特徴」はムックの千尋ちゃんのキャラ解説に出てくるけど、
このフレーズは黒澤明監督の「生きる」で「特徴がないのが特徴」という男が
“定食”とあだ名をつけられるのが元ネタでしょう。
ついでにいうとアニメの第19話のラジオDJが名乗る「ナックとミッチー」は、
白黒版の「サイボーグ009」の第2話『Xの挑戦』のゲストキャラの名が
元ネタに間違いないな。
>>271 いや、適当だっていうけど結構ピッタリだと思うよ
ちよ=鳩で少しワラタ
・・・ウルトラQ?白黒版サイボーグ009?
駄目だ、その時代俺生まれてねえや(w
>271
ふっくらとしている白鳥、うるさいアヒル・・・なるほどイイね!
「白鳥みたいだ」と言われれば本人も悪い気はしないだろう
これが同じふっくら系でも「七面鳥みたいだ」ではキレるだろうね(w
「鶴みたいですね」と言われたら榊さんはどんなリアクションするかな
>>274 こんなカンジかな?
大坂)「よみちゃんてや〜、なんや白鳥みたいやな〜」
よみ)「え?・・・そ、そうか?(照)」
大坂)「ふっくらしてるとことかそっくりや〜」
よみ)「オイ今何て言った」
・・・またやっちゃった、スマソ
語り部=age房!!
もう違うとは言わせねー!
277 :
語り部:02/09/23 16:30 ID:bmmYvvdA
うるさい!
278 :
2チャンネルで超有名:02/09/23 16:31 ID:j5eUgLD1
>>277 ほら、てめえがageたせいでまた嵐がきちゃったじゃねーかよ・・・
せっかくいい感じで進行してたのに
んなことだから叩かれんだよ、ヴォケ。
お前はうだうだ反論する前にいいからsageろと。
やり方わかんねーんだったら教えてやるから。
メールアドレスに「sage」と書き込む、これで終了。
出来ねーんだったらもう来るなよ、正直ウザイし。
嵐じゃなくて宣伝な
もう少ししたら嵐が来るでしょ。
例のコピペ厨が・・・
282 :
語り部 :02/09/23 16:51 ID:???
ぬるぬるした
283 :
語り部 :02/09/23 16:53 ID:???
語り部 !お前なんでageるんだよ!
駄目なやつだ・・・ほんと・・・嫌われて楽しいのか?
sage進行やるだけでおまえも仲良くしてもらえるんだぞ?
ちょっと考えてごらんよ・・・
>284
いいから無視しる。
何言っても無駄と言うことが分かったから。
286 :
語り部 :02/09/23 17:02 ID:???
長文コピペより効率いい氏ー
>286
「私は荒らしです」宣言ですね。
飽きるまで勝手にやっててくれや。
288 :
語り部:02/09/23 18:08 ID:???
安心してた?
残念でした!
289 :
語り部:02/09/23 18:13 ID:npVU4WdZ
>288
貴様のあまりにも下手な演技が総統の怒りを買った。
履き古し靴下を送付されぬよう注意せよ。
ひねくれロリコン真性包茎の語り部なんぞ相手にすんなよ
どうせ友達もいない重度のヒッキーだろ?
だからこうやって構ってもらうのが嬉しくてしょうがないんだろうよ
大体今時「語り部」なんてコテハン使ってる事自体、センスがおかしいのではないかと
あ、ごめんごめん・・・おかしいのはセンスじゃなくて頭の方だったね(藁
291 :
語り部 :02/09/23 18:14 ID:???
>>288 僕ら偽者はマッサツされるらしいよ、本物に
292 :
語り部 :02/09/23 18:16 ID:???
どっちかっていうと290みたいのってこっちサイドだよね。
住人からすると。
293 :
語り部:02/09/23 18:19 ID:npVU4WdZ
>290
否。実はパソコン演技マニアであり、
こやつのせいで帝国中で詐欺事件が勃発し、
マザーコンピューターがメルトダウンし、
帝国の10パーセントが消滅した。
>>293 あ、そう
じゃあアンタが責任取って偽者どうにかしてくれ
295 :
語り部 :02/09/23 18:22 ID:???
>>295 何故俺に振るのかと。
npVU4WdZに振れよ。
297 :
語り部:02/09/23 18:30 ID:???
盛り上がってまいりました(・▽・)
前スレの出だしは結構現実的に檻を置いてどうのこうのという
話しだっ
たけど、こゆのもありですね。
ただ、あまり妄想っちゃうとフェチ板逝けとか言われそうではあ
ります
が・・
場所の特定出来ない空間に設置された檻って、それだけで「来
る」よね
真っ暗で空間が認識出来ないより、凝視すると壁とかが見える
程度の
仄かな明るさが良いかな(5ルクス以下かなあ。。。)
ドッグフードを食べたことはないが、体調を悪くしそうなんで、個
人的に
はパス。精神破壊の事はおいといても生かさず殺さずが一番良
いかな
と思いまする。
298 :
語り部:02/09/23 18:33 ID:???
おお。興味を持っていただけてうれしいです。
団子とごはんの中間くらいで、つぶつぶ感もあって、
あと、ちょっと焼きをいれるんですね。
それから、タンポはあきたこまちで作ることが多いですが、
あきたこまちはもち米とかけあわせてあるので、
けっこう面白い食感かもしれません。
ああ、また他県の人に振舞いたいなあ。なんて。
秋なんで、きっとすぐ元気になれますね。
299 :
語り部 :02/09/23 18:34 ID:???
おいおい、長文コピペの人も語り部になってるよ
300 :
榊:02/09/23 18:36 ID:???
今日はもうだめだ・・・
OA終わるまでまち・・・
301 :
榊:02/09/23 18:38 ID:???
OA後に沈静化するなんて保証は
302 :
語り部 :02/09/23 18:39 ID:???
無い
303 :
語り部:02/09/23 18:41 ID:???
ここは俺のスレだ もっと俺を語れ
304 :
語り部 :02/09/23 18:44 ID:???
>>303 馬鹿は黙ってた方がいい。
何よりお前の為になる。
305 :
榊:02/09/23 18:46 ID:???
なぜ・・・みんな・・語り部・・?
306 :
語り部:02/09/23 18:55 ID:???
新スレ建てた!
語り部としての人生【age荒らしと呼ばれて】
名前: 語り部
E-mail:
内容:
荒らしてないよ?
楽しんでいるだけだ!
〜 !
308 :
語り部:02/09/23 19:04 ID:bmmYvvdA
折れ、人形板からきたんだけど、
ボークスというところから出ている「ロストエンジェル」シリーズという
1/6ドールシリーズがあって、そのひとつハートフル・ララというのが
ちょいと榊さんに似ているんだ。
新宿のイエローサブマリンにあずまんがの1/6ドール用の制服が売ってるから
今度買って着せてみようかな。まんま榊さんになりそう。高いけど…(7500円)。
でも似てるといっても、原作初期のこわい顔した榊さんにだけどね。
あの榊さんは今の榊さんとだいぶ違うけどあっちのほうも好きだな、折れ。
310 :
榊:02/09/24 01:13 ID:???
今日もちよちゃんのうちにいくんだ!楽しみだ・・・
311 :
榊:02/09/24 02:43 ID:???
よみ・・・がんばれ・・・
312 :
語り部 :02/09/24 02:49 ID:GVyBUKff
大丈夫!最後に受かる!
もう原作終わってるからね!
313 :
榊さん的人生1:02/09/24 04:59 ID:KCrF88bp
20代 獣医見習い
30代 動物病院開業
40代 マヤーを懐かしみ都会で猛獣(虎)を飼育しようとするが近隣住民に反対される
50代 榊さん北海道に「動物王国」を設立、設立数年にしてマスコミが取り上げる
60代 榊さんなぜか「ワラスボーさん」というあだ名を付けられる
「ワラスボーさんの動物王国」という番組が毎年放送され榊さん人気者に
70代 最後の放送となる番組内でライオンに指を食いちぎられる
「10代の頃はよく猫に噛まれましたが、今回のはその何倍も痛いです(笑)」
とコメントする
314 :
榊さん的人生2:02/09/24 05:04 ID:KCrF88bp
20代 獣医見習い
30代 動物病院開業
40代 病院は大きな病院に成長する
50代 インターネットの匿名巨大掲示板にて誹謗中傷される
榊さん管理人を相手に裁判を起こす
400万円の賠償請求をし、勝訴する
ゴメソ パート2はブラック過ぎか
315 :
メロン名無しさん:02/09/24 05:08 ID:u6Qqrruu
ワラスボーって何さ(w
316 :
ネタバレ:02/09/24 05:29 ID:KCrF88bp
某元獣医の「あの人」が
「有明海のハゼ科の魚」の名前でしょ?
だから「有明海のハゼ科の魚」である
「ワラスボ」から名前をいただいたわけよ
しかしまあ、書いてから思うんだが・・・マニアックすぎるわな
ワラスボなんて誰もしらん罠
しかも全然榊さんのイメージじゃない罠(w
_,-‐'''"""~~~"'''‐-、,
,r'":::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::゙ヽ、
/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
/:::::::::::::::,;:::::::r::::::,、:::::::;:::::::::::::::::::::::::i,
/:::::::::::::,;:'::::, イ:::/|゙i;:::::i;:::::::::::::::::::::::::゙i,
i::::::/:::://:/.// | ゙i;:::|゙i;:::::::i;:::::::::::::::゙i,
i::::::i':::/-i/‐- レ' | ゙i;;;| ゙i;:::::ト;::::::::::::::::i,
i::::::i::/ ,r==、 | '~゙i:|゙''゙i;:::| i;:::::::::::::::i,
i::::::レ' ,ii' ,;'⌒',` rト=、゙i:iヽi::::::::::::::::i
i:::::::::i .ii i:::::::::::i r'⌒゙';,ヾ;, .|::::::::::::::::i
|:::::::::i ` 、つ:::,' i:::::::::::i }! .|::::::::::::::::|
|::::::::,' ゙''''~´ つ::::ノ '' |::::::::::::::::|
|:::::::::ヽ、 、 `~´ /|::::::::::::::::|
|::::::::::::|i゙ヽ、 i'‐---、 / |::::::::::::::::|
ハ:i::::::::|゙i i, i゙'ヽ、!,. ノ _,, r 'i´ i.|:::::::::::|゙!::!
/ i;::i;::::::| i, i, ヾ,.゙、 `゙'''''''''"´ ノ / /i::::::::::::ハ/
,i ゙i::i;:::::| ヽ,ヽ、,ヽ,二‐-,‐メ、/ /,i::::::::::/ i
i ヾiヘ:::レ'-‐r‐'~''''''<、ニ ゙'''ヽ、.i::::::;ィ/ |
ト、,,,_ ヽ/-''i´ _,.\ヽ,-- /::メi/ i
/_─--ノ´ ‐'''\, ィ r-, ゙i\ ゙Y- // /ヽ=二i,
i ,,r''´ ン''レi 〈.| ゙i∧ ∨i_ri"ヽ-‐'、´‐ \-‐'゙\
榊とマヤーの画像キボンヌ。
320 :
語り部:02/09/24 21:02 ID:???
今日は良い天気だった!
,,、-‐''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `゙`''ヽ、
,、'" /\ `゙ヽ、
/ // \ \
/ 厶-/-/ \-|\-、、 、 \
// イ'/// / \| \ヽ ヽ ヽ
/ / // /___ ___ヽ_ \ヽヽ トヽ\
/ ,イ // ,,z====ュ ,z===ッ、,ヽヘト、 |\! \
// | ハ / '´ 、、、、 、、、、 ` |-ヽ | ヽ
/ /|/ヽ,| ' レ'^、ト、 ゙、
/ { ゙i ┌─────┐ | | ゙、
/ ゙i | |/ | レ' / ',
/ \, | | | | / ゙,
./ ーヘ | | /-< i
,' / \ ヽ / / \ |
| ,、-'" \ \ / / ゙ヽ、 |
| ,,、-'" ゙''-、,,_ ゙'ー‐'" _,,,、-''" ゙''-、 |
ー‐''" |`゙'ー─‐‐''"| ゙'ー‐'
┌┤ ├┐
/ i'" ゙'i \
-''" ヽ / ヽ
巨 人 優 勝 お め で と う ご ざ い ま ー す
またageあらしだよ・・・
,r‐ニニ''ー-、, __,,,,,,,,,,,,__ ,r;'",, -‐、ヽ |::::::; !
i ,'" ゙゙>;;":;' ';:::::;' ';:::;:'< '; i. i'''' .i
i ', / , ;::;' ;:::; ';::; , `'、 ; i / ;;;::;:/
ヽ`,. / ';:;' ;':::;;;;;:::':; ';:;'. '、, ' ,! /;;, '/
ヽ7 '' ';''' ''';;' '' `;/<, ,r'
i,,, ,, ,, ,;::::;;;; `<
!::::;;:; ll'''=;ァ ii=''ヲ .;::;:::;'' ,::::::;;.ヽ
'r'' `:;;,`'=ノ `='' ,;::' / '''';;;;::i
\ '' .,r' ;;;;;::::' '!
iヽ,, ,,/ ,:::::'!
,! `''ー‐----─ ''" `''''''!
.i::':; ':;;;, ,;;::'' ,::::::::; _,,, ,,,i
i;;;;:'' `、,、,,_,,,__,; `'''''''''h ;;;;;i
,i,,,,, / ! ,'、 iヽ i
324 :
語り部:02/09/24 21:39 ID:???
もっと俺をかまえ
>>317 エロさは置いておくとして・・・
この826すげえ上手いな
榊さんっぽさがよく出てるように思う
良く見つけてくれた、心からありがとう
今回は全然活躍しないと思われた榊さん
先週のような大技(?)は無かったものの、そこかしこにパンチの効いた
小技(?)があって凄く良かったね
マヤーと遊ぶ榊さん
マヤーがひざの上で寝てしまって動けなくなった榊さん
大坂に「胸がおおきくなった」と言われ赤くなる榊さん
お守りを貰ったとき、ちよちゃんの指の怪我に気づいてあげた榊さん
大学受かった榊さん
次回はいよいよ最終回
―――最後に、どうしても言いたいことがある
ありがとう、榊さん
俺は君のファンだったことを、そしてファンにさせてくれたこと
本当に幸せに、そして誇りに思う
君のことは・・・ずっと忘れない
またきっと、いつか会える、その日まで
327 :
語り部:02/09/24 23:52 ID:???
247 :メロン名無しさん :02/09/24 21:41 ID:???
28 : :02/09/21 13:40 ID:???
なんで榊ってきちがいに好かれるんだろう?
32 : :02/09/22 18:36 ID:???
なんで榊ってきちがいに好かれるんだろう?
榊スレ最悪・・・
だってさ
>>326 大丈夫、榊さんはいつでもいるのよ
そう!あなたの胸の中に…
ミニミニミクロな榊さんか・・・
とぶち壊してみる
331 :
語り部:02/09/25 00:32 ID:KKV14JF4
いな a
いん ,─--.、 g
言と ノ从ハ从 e
葉聞 .リ ´∀`§ 荒
かこ X_@X ら
|え U|_____|U し
|の ∪ ∪ !
!
332 :
神楽:02/09/25 00:41 ID:???
>>317 俺がその先にハケンした奴だが
結局、榊さんのえっちシーン読む勇気が未だに無い…
,,、-‐''"  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `゙`''ヽ、
,、'" /\ `゙ヽ、
/ // \ \
/ 厶-/-/ \-|\-、、 、 \
// イ'/// / \| \ヽ ヽ ヽ
/ / // /___ ___ヽ_ \ヽヽ トヽ\
/ ,イ // ,,z====ュ ,z===ッ、,ヽヘト、 |\! \
// | ハ / '´ 、、、、 、、、、 ` |-ヽ | ヽ
/ /|/ヽ,| ' レ'^、ト、 ゙、
/ { ゙i ┌─────┐ | | ゙、
/ ゙i | |/ | レ' / ',
/ \, | | | | / ゙,
./ ーヘ | | /-< i
,' / \ ヽ / / \ |
| ,、-'" \ \ / / ゙ヽ、 |
| ,,、-'" ゙''-、,,_ ゙'ー‐'" _,,,、-''" ゙''-、 |
ー‐''" |`゙'ー─‐‐''"| ゙'ー‐'
┌┤ ├┐
/ i'" ゙'i \
-''" ヽ / ヽ
巨 人 優 勝 お め で と う ご ざ い ま ー す
いな a
いん ,─--.、 g
言と ノ从ハ从 e
葉聞 .リ ´∀`§ 荒
かこ X_@X ら
|え U|_____|U し
|の ∪ ∪ !
!
西暦2050年。世界人口は150億に達し、クローン技
術によって様々なバイオ食品がスーパーに並ぶ。
絶滅した動植物も次々に蘇るが新しい種族も産み出さ
れていった。初めは生命倫理の観点から
論争も起こったが今となっては人々の感覚も麻痺して
しまっている。
……西暦2050年、僕の生きている時代だ。
僕の名前はジンク・アースラ。中小企業に勤めるしが
ないサラリーマンだ。
一度は最悪の不況に見舞われたこの国もバイオ技術
を用いた様々なビジネスで世界的にはまぁまぁそこそ
この景気といったところだろうか。
何よりもこの国はアミューズメントの分野で大きく他の
国をリードした。
一昔前は良識者に幼稚扱いされていたコミックやゲー
ム、アニメーション等が、今や世界の頂点に立ってこの
国に膨大な利益をもたらしていた。
それらのメディアを一括してこの国最大の企業にのし
上がったのがネルガル・コーポレーションだ。
僕の勤めている会社もネルガル系列だ。
今日もTYモニターはネルガルのプロデュースする新人
アイドルが街を賑わせている。
「ルリ・ホシノか・・・。」
このごろはやりのドライ系とでも言うか表情が乏しい感
じの女の子だ。
「でも、なんかいいカンジだな・・・このコ・・・。」
変に媚を売る感じのアイドルと一線を画するこの少女
に僕は妙にひかれていった。
今度ネルガルがこのルリをモデルにした新しいバーチ
ャルマスコットを開発するらしい。
そのモニターを一般公募するというので僕も何気に応
募してみる事にした。
・・・それから一月ほどがたったある日。
僕はパソコンを買い換えた。この頃のは完全音声対応
型、立体映像表示になっている。
その上バーチャル技術で様々な感覚が体感できる。
。
さっそくパソコンで色々なサイトを巡ってみた。そういえ
ばあの募集はどうなっただろう?
ネルガルのサイトを覗いて見た。
100名の募集に対してなんと20万人もの応募があっ
たらしい。
「あ〜あ・・・こりゃだめだな・・・。」
元からルリがメチャメチャ好きと言う訳でもないし、まぁ
いいか・・・。
そしてそれからまた一月ほど経ったある日・・・。
猫に噛まれまくりの榊さん
だが俺はその上を行くね!
ピラニアに噛まれること一回
レッドテールキャットに噛まれる(?)事1回(っつーか口に手突っ込んで誤飲した物を引きずり出した)
ハリセンボンに噛まれること数回
ハムスターに噛まれること数知れず
犬に噛まれること2回
イグアナに噛まれること数回
小鳥に噛まれること数知れず
カミツキガメに噛まれそうになったこと数回
ザリガニに指挟まれること数知れず
・・・へっ!俺の勝ちだね!
・・・だが勝っても嬉かねえや(w
いや、ほんとね、動物関係は大変だよ(T T)
親父の店を三年前に継いでからこれだけ噛まれてるんですよ(w
>340
マジですか ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
やっぱり予防注射とか受けるもんなんですか?
>>340 すげえな・・・手とか傷だらけなんじゃない?
>>332 なんで神楽が感謝するのか聞いていいか?
一回立ち読みしたっきりの原作、コミックス買って一巻から読み直した。
あずまんがは榊の成長を綴った漫画だったのか・・・惚れ直したよ、榊さん(w
345 :
榊:02/09/25 23:02 ID:???
みんなが来た!
大阪:こんちわ〜
とも:はろ〜!榊ちゃんげんき〜?
よみ:や〜!来たよ!
神楽:よ〜!げんきだったか?
榊 :うん!みんな、いらっしゃい!
346 :
榊:02/09/25 23:13 ID:???
みんなが来た!2
よみ:獣医ってたいへんだろ?
神楽:なんたって生き物だからな!
とも:よみや神楽の相手でなれてるだろ?
よみ:お前だろ!お前が一番てがかかるだろ!!
神楽:トナカイも知らなかったばかが何言ってんだ!
とも:く〜っ!ちっくしょ〜!
榊 :・・・・・動物は好きだからがんばれる!
大変だけど勉強も楽しい!
大阪:な〜ミミズの病気もみれるようになった〜?
全員:・・・・・
347 :
榊:02/09/25 23:21 ID:???
みんなが来た!3
とも&大阪:じゃーん!今日は家政科に通う私ら二人で料理をします!
よみ:おいおい!食べられるんだろうな!
大阪:わたしの勉強の成果をみて〜
神楽:期待できね〜な!榊〜!台所メチャクチャにされんぞ?
とも:失礼な事を言うな!あまりのうまさに舌が落ちるぞ!
よみ:ほっぺだろ!
榊 :せっかくだから・・・たのむ・・
348 :
榊:02/09/25 23:32 ID:???
みんなが来た!3
とも&大阪:ワ〜ッ!ヒャ〜ッ!ウヒィ〜ッ!
よみ:あ〜っ!あいつらだいじょぶか?
神楽:きっとメチャクチャだぞ・・・
榊 :・・・
大阪:できたで〜!すぱげち〜・かるぼおならや!
よみ:カルボナーラだろ!
よみ・神楽・榊:お〜っ!
神楽:ちゃんとできてるじゃん!
榊 :おいしそうだ・・
大阪:はよ食べて〜
よみ・神楽・榊:・・・・・
神楽:そうだ!じゃんけんだ!
よみ:よし!負けたやつからな!
榊 :・・・解った!
大阪:・・・
349 :
榊:02/09/25 23:48 ID:???
みんなが来た!4
よみ・神楽・榊:じゃんけん!ぽん!
神楽:よっし!
榊 :勝った・・
よみ:はうわ〜!!!!そんな〜!!!
神楽:ほら、よみ!食べろよ!
大阪:・・・なんのこちゃ・・・よみちゃんそらひどいわ・・・
よみ:わかったよ〜!食べるよ〜!食べりゃ良いんだろ〜!
とも:大阪の料理はいつも変に一味多いんだよ・・・
よみ:変な事言うな!食べるぞ〜!
大阪:ど〜?おいしやろ〜?
よみ:!!おいしいじゃないか〜!いける!いけるよ!
とも:めずらし〜!そんなにうまいのか〜!
神楽:そーか!じゃ!
神楽・榊・とも・大阪:いっただっきま〜す!
神楽・榊・とも・大阪:!!!!!
よみ:なっ?いけるだろ!激辛でさ〜おいしいよ!
神楽・榊・とも・大阪:!!!火〜〜〜〜〜〜!!!
神楽:何だこれ〜!辛すぎる!
大阪:あか〜ん!またやっても〜た!!
とも:わすれてた・・・よみは味覚がおかしいんだった・・・
榊 :あっ味見しなきゃだめだ・・
榊
350 :
榊:02/09/25 23:54 ID:???
みんなが来た!4
よみ:でっ、ともの料理はどうした?
神楽:そうだよ!とりあえず持ってこいよ!
とも:つくってないよ
よみ:はっ?
とも:だからつくってないって!
神楽:私ら二人で作るっていっただろ?
よみ:おまえ台所でなにやってた?
とも:先生
よみ:おまえは子供か!
>>343 ネタにはネタで返すのが礼儀だと思って(w
元ネタは4巻の最後の方
>>345 すげー(・∀・)イイ!
352 :
榊:02/09/26 00:03 ID:???
みんなが来た!4
よみ:舌が落ちるんじゃなかったのか?
とも:たべたい?
よみ:は?
とも:ほんとにたべたいの?
よみ:なんだその迫力は?
大阪:ほんとに舌がおちるで〜!
神楽:おまえ、料理もだめなのか?
よみ:そうなのか・・・できないんだな・・・
榊 :・・・
とも:わ〜〜ん!そんなことないぞ〜!
先生に目玉焼きは上手だっていわれたんだぞ〜!
よみ・神楽・榊・大阪:・・・・・・
なぜかみんな4だね・・・
>>341-342 いや・・・予防接種なんかはしたことない
まだ幸いにも感染症や寄生虫にやられた事はまだ一度もないよ
(もっとも魚や爬虫類に噛まれたのも俺が無知で扱いを知らなかったのが悪いんだけどね
扱いを知ってるマニアや業者なら普通ココまで噛まれませんよ)
ちなみに獣医はもっと噛まれる頻度多いです
動物を取り押さえたりするからね、その分販売業者より噛まれる(らしい)
(まぁ、この話は知り合いにいる何人かの獣医からの伝聞なんだけど・・・)
>354
「アウトブレイク」とか最近のウイルスパニック映画だと、真っ先に死ぬ職業
ですか・・・ガクガクブルブル・・・もしかしたらこの噛んだ動物が何かの病気をとか
思いませんか?おっとスレ違いでした。
358 :
語り部:02/09/26 00:50 ID:RyUiY7Vp
今日も来ちゃった!
359 :
メロン名無しさん:02/09/26 01:28 ID:eNJWIhmZ
なるほど!って
あんたまでageるなよ!
せっかくいいかんじだったのに・・・
>>356 おお!この間TVでやってた映画だね(w
あれは怖かったね・・・サルが病気を運ぶ奴だよね?
最後に燃料気化爆弾で滅菌しようとするやつだよね?
・・・ま、病気は怖いんだけど・・・でも、そんなんばかり怖がってたら
何の動物も飼えないしペットショップも出来ないよ(w
ただ、確かに・・・
ttp://www.pref.osaka.jp/doubutu/kansen/kansensyou.htm(動物感染症)
↑みたいな事実もあるから感染症怖いのは怖いんだけど・・・
・・・こういうのが蔓延しないように気を配るのが
うち等みたいな仕事の義務でもあり
こういう病気の蔓延を防ぐのが獣医さんの一番大事な仕事なんだよね・・・
・・・なんか話題がズレて来たのでそろそろ去ります(w
みなさまも動物感染症には気をつけませう
動物を触ったら「手を洗おー!(大阪風)」
それでわ、ばいちゃ!
>>362 非常にどうでもいい話
燃料気化爆弾ごときの爆発力と熱量ではとても街一つを滅菌することは出来ません。
あの映画は気化爆弾がベトナムで使われたあと、どういった進化をとげたかわからない
段階(実戦前ってこと)作られたので、ああいったふうに表現されていました。
気化爆弾は確かに核に次ぐ爆発力(TNTの数倍)を有していますが、あれは気化燃料に
着火することで爆発力の集積を生じさせた結果であり、実際問題、すべてを焼き尽くすこと
は不可能です。(真下の建物を完全にぺちゃんこには出来ますが)
ま、そういうことですね。非常にどうでもいい話をしてすいませんでした。どうぞ、お話を
続けてください。
364 :
語り部:02/09/26 18:50 ID:???
また最悪になっちゃったね・・・・
>>364
お前が言うな!(藁
366 :
語り部:02/09/26 19:20 ID:RyUiY7Vp
むう・・・また荒れてきたな・・・
ところでさ、あずまんがのキャラって大学でたら何の職業やるかな?
俺予想
>>榊さん・・・もちろん獣医
>>大坂・・・保母さん
>>神楽・・・マリンスポーツのインストラクター
>>ちよ・・・スチュワーデス(?)
>>よみ・・・国会議員(?)
>>とも・・・インターポール(w)
やべ、意外とむずいわ・・・
かおりん・・・カメラマン
369 :
榊:02/09/27 01:12 ID:???
みんなが来た!7
大阪:ピカニャー!おおきなったな〜!
よみ:ほんとだ!元気にやってるみたいだね。
神楽:まだちっこいくせに強そうだな!喧嘩負けねーだろ?
榊 :喧嘩なんかさせない!いい子にしつけている・・・。
とも:わたしこいつきらいだ・・・
よみ:おまえはマヤーに負けたもんな。
とも:うるせー!!一回も負けてねーぞー!!こんなやつ〜!!
じゃっ!俺予想
>>榊 ・・・もちろん獣医
>>大坂・・・保母さん
>>神楽・・・体育教師
>>ちよ・・・会社社長
>>よみ・・・OL
>>とも・・・英語教師
やっぱ榊が一番だ!
予想
>>榊 ・・・動物愛護団体職員
>>大坂・・・保母さん
>>神楽・・・スポーツインストラクター
>>ちよ・・・連続爆弾魔
>>よみ・・・OL
>>とも・・・地方公務員
押入れセイリしてたらRIVAXGALSの10本ボックスプリーツスカート
が出てきた。(W63,L92cm)
ポリ100%の分厚い生地。。。タマラン!!! 早速穿いて書きこしてる
(ウエストキソ。。。)
新品で買って、穿きこなしてないからまだ生地がゴワゴワ。
ヤパソ毎日穿きこなして、テロテロのテカテカにするべきか。
快感だよね。
オレの場合、洗濯しない時でも「テカリ」を出す為にアイロンかけ
てるよ。
ウエストがキツイのって、どうしても下腹がポコンって出るじゃ
ん?
オレ、あれが好きでね、わざとウエストがキツイの履いてるんだ
よ。
そーか「RIVAXGALS」発売停止になってしまったんだ・・・・
時代的に箱ヒダ車ヒダも発売停止になるかもしれないね。今持
ってるのも大切にしなくちゃ。
おお、同士!!(笑)
ロンスカ全盛時代、あの美しいプリーツをことごとく、
容赦なく踏み潰すヤンキーのケツがどれだけ憎らしかったこと
か。
「……かわいそうに…おのれよくも……」って感じで。
ところがそう思いながら、踏み潰されて悲鳴上げてるプリーツに
また強烈に萌え、自己矛盾で断末魔の苦しみ味わったり。
「かわいそうに、俺が幸せにしてあげるよ」なんて考えたことが
今の自分に暴走させちゃったのね。
自分でゲットしてからはずっと、みんな大事にやさしくしてる。
愛する娘&彼女たちに、可哀想なことなんてできません。
あ、裏技として、2枚重ねて履くと凄くいいよ。
ボリュームあるし、ビシッとして凄く雰囲気出るんだわ、これが。
長さも中途半端なのより踝が隠れるくらいの方が好き。
裸足だと、プリーツが足の甲で暴れたりくすぐってくれるのがもう
…
フニャフニャのヘロヘロだと、こうは行きませんです、はい(笑)
以前他スレに書いたが、
>>榊 ・・・動物保護センター職員
>>大坂・・・保母さん→結婚退職
>>神楽・・・スポーツインストラクター
>>ちよ・・・そのままアメリカに残り研究生活
>>よみ・・・外資系OL
>>とも・・・フリーター
>>372 >>376 なんで愛誤団体職員や動物保護センター職員なんだよ
え!?おい!?獣医さんじゃねえのかよ
っつーか獣医大学なら獣医さんになるのが筋ってもんだろ
あと、、、フリーターとか爆弾魔ってのはあんまりじゃねえか!
(ユナボマーあたりとちよちゃん一緒にすんなボケ!)
動物保護センターにだって獣医ぐらい居るだろ
じゃあ折れも予想
>>榊 ・・・獣医。希少動物を専門として世界各地を回る。それはマヤーの件への
償いだったりする。
>>大坂・・・小学校の先生。結婚は早いが仕事は続ける。
>>神楽・・・母校の体育教師。生徒の人気者。
>>ちよ・・・アメリカで大学教授。
>>よみ・・・文筆業。エッセイがヒットしてTVの討論番組にゲスト出演。鋭いツッ
コミが視聴者に大うけしてその手の番組で引っ張りだこに。
>>とも・・・コンバで知り合った無性にいじめたくなるタイプの男をこづきまわし
ている内に愛が芽生え学生結婚。
>>榊 ・・・獣医。希少動物を専門として世界各地を回る。それはマヤーの件への
償いだったりする
まるで哺乳類版千石正一先(以下自主規制
>>377 まあ、爆破魔ってのは問題だけど・・・
それ以外は個人の妄想みたいなものだからいいんじゃないかな?
獣医の大学行って保護センター職員になる人も結構いるみたいだし・・・
やっぱり大坂は保母さんとか先生になりそうなイメージがあるみたいだね
382 :
語り部:02/09/27 20:45 ID:???
先生は無理
>>379 よみの将来ワラタ
確かに、あのつっこみを放置しとくのはもったいないよな、うん
なんとなく田中真紀子とかぶって見えてくるのは俺だけか?
>379
そんな暦のもとに智から久々に電話が・・・
智「よかったなぁ、よみ。趣味が職業になったんだな」
暦「趣味でもなっかったし、職業にもしてねぇ!!」
384追記
智の台詞の「趣味」には「つっこみ」とフリガナを脳内でふってくれ・・・
世の中、何があるかわからない
榊 ・・・検事
大坂・・・大学教授
神楽・・・レースクイーン
ちよ・・・政治家
よみ・・・大蔵官僚
とも・・・女子アナ
大阪の お天気お姉さん ええな〜!
そろそろ最終回・・・。アニメオリジナルがあるんだろうなー。
見れない俺は切ないT-T
>391
オリジナルといっても、19話みたいなのじゃ無くて、
ピカニャーの回のよーな、原作を補足する様なやつなら許可するが。
>379続き
希少動物の保護のため世界を転々とした挙句、動物から感染した未知のウィルスに
よって命を落とす榊。しかしその死に顔は安らかだった。
「いいんだ・・・これで。私の・・・したことの報いなんだ・・・」
榊の命を奪ったウィルスは心無い密猟者によって世界にばらまかれ、人類は滅亡の
危機に。しかしプロフェッサー・ちよ(w によって特効薬が開発され、滅亡は回避
される。
「榊さん、仇は、仇はとりましたから・・・」
墓前で涙ながらに手を合わせるちよちゃん(30代前半)
・・・とかね。いかん、妄想しすぎ。
394 :
メロン名無しさん:02/09/28 22:25 ID:mbUt98Xb
ところで
マヤーの件への償い
って・・なんかしたのか?
395 :
鷹:02/09/28 22:30 ID:???
おぉ!いいスレたってますね。
オレの通う大学のそばに友達の彼女のすんでいるアパートがあって
通るとよく2階のベランダにパンティとブラが干してあるんです。
友達の彼女は、白石美穂にのお姉さんタイプでスタイルがよく、
いつも大学ではタイトスカートのお尻にパンティラインくっきり
浮き出させていやらしい大きなお尻をプリプリさせながら歩いています。
ついスケベな目で見てしまいます。スカートに潜り込んでパンティの上から
クンクンしたいです。
友達には悪いけど、友達の彼女のこと考えていつもオナニーしてます。
自分のPCの壁紙は友達の彼女の顔のアップにしてるぐらいです。。。
飲み会のときどさくさにまぎれて撮ったんです。
もう我慢できなくて、なんとかパンティを手に入れたいです!
友達の彼女の顔面アップ見ながらパンティペニスに巻きつけてオナニーできたら
最高に気持ちよさそう。。。。
オレ変態すぎるな。。
396 :
鷹:02/09/28 22:31 ID:???
>>17 学生君!
あーた俺みたいなオヤジのような趣味してんなー。
やっぱ若い人でもパンティー・ラインとか興味あるのかなあ。
もっと健全にいこう!! スポーツで汗流したり、文学を語ったり。
するはずねえか。
そういうスケベな妄想はオヤジたちにマカセナサイ!!
しかしわかるよ、その気持ち!!
ぜひ入手し青春のほとばしりをブチカマセ!! 健闘を祈る!
>394 原作の第五巻にこんなエピソードが(w
榊之守「・・・暦屋。お主もワルよのう」
暦屋「なんの、なんの。榊之守さまには及びません。ささ、これを」
榊之守「・・・ほう、これは」
暦屋「榊之守さま大好物の、山吹色の菓子でございます」
榊之守「・・・気がきくのう」
暦屋「なんの、なんの。もっと美味い菓子も用意してありますぞ」
榊之守「・・・もっと美味い菓子とな?」
暦屋、さっと襖を開ける。そこにはケバい色の布団一式と縛られた町娘が!
榊之守「・・・ほう、これはなかなか上玉ではないか」
おマヤ「こ、こないで!かんにんしてください、かんにんしてぇ〜!!」
榊之守「ふはは、よいではないか!よいではないか!」
おマヤ「あれ〜〜〜」
・・・うそです。
>397 ワラタ。いい味出してますなー
矢座(サジッタ)の魔矢
コミックス2巻の猫が集まる場所が載ってる本を読んでるときの表情が最高に萌えた
原作の初期の頃の怖い顔の榊さんって、もろスケバンって感じだったね。
あの怖い顔の榊さんも好きだな。
榊さんマジ切れ寸前のシーン特集(原作)
その1.雑誌のねここねこに神楽がいたずら書きをするのを見て・・・
その2.ちよちゃんの大事なサイン色紙を投げ捨てた智を見て・・・
その3・「ほんとはお前、さびしがり屋なんだな・・・」と、したり顔で言う暦に・・・
>>405 その3って何巻の何処にあるネタ?
あんまり記憶に無いんだけど・・・
第二巻P136右側の「踏み込むな」ってネタ
・・・ネタです。スマソ
>>407 み・・・見事にだまされた(w
「へえ〜、二巻のp136か〜・・・」
パラリ
・・・ちよ父。榊さんじゃなくてちよ父。
見事に引っかかってしまった(w
マジの元ネタは何処の奴?
詳細キボン
今日で最終回か・・・寂しいな・・・
409 :
榊:02/10/01 00:35 ID:???
今までありがとう…
>>408 だから捏造だろ
でもほとんど絡みのない二人だけに
そんなシーンがあると良かったなと妄想してしまう
厨増加グラフ 26時
|
/
_/
/
_/
/
_/↑
_/ 現在
__/
6時
そのC 雨乞いの為、ちよちゃんを逆さづりにした智&大阪に
さらにやらせといて「んなわけないって」とかほざく智に!
放映時間が迫る・・・刻一刻と
仰〜げば〜尊〜し 我が〜師の〜恩〜・・・
涙の最終回になりそうだ・・・
二巻あたり見ると、根は優しいがガサツな神楽はけっこう榊を傷つけてしまって
るな。二人が殴りあいの大喧嘩の後、和解して友達にって展開もあってもよかっ
たかも・・・だめかも(w
>>410 いやいや
よみだけに行間では榊とマブダチ
榊さんが殴りあいなんかするわけないだろ
榊さんがじっと寂しそうな顔で涙を浮かべてしまって
神楽がやっと気づきあわてて謝罪だよ
それで神楽は一緒に帰ろうとか言い出しにくくなるんだけど
榊さんが気を使って珍しく自分の方から誘ったりするんだよ
それでマブダチ
よみ×榊 SSのヨカーン(w
プリーズ!
>>417 え゛!?殴り合いネタで!?(w
榊さん×よみ ってむずいな・・・
>>417 そういうもんは鷹氏に頼め・・・とか言ってみるテスト
彼なら実現してくれそうだ
おっぱい対決やって!
421 :
榊:02/10/01 22:55 ID:???
マヤ〜!ただいま〜!!
殴りあいかいなw。
「ハプニング」
「なぁ榊、ボクシングって見たことあるか?」
「いや・・・」
「昨日、ともに無理やり付き合わされて見てきたんだが
2人とも、最後まで頑張ってて、結構、良かったんだ。
それで、今度、榊も一緒に来ないか?」
「え・・・?」
「そんなこと言ってるけど、凝り性なよみはボクシングに
はまったんだよ!」
「うわ!とも、急に話に混ざってくるな!」
「別にいいじゃーん。それにしても、ボクシングってさー
よみにピッタシだと思うんだ!」
「とも、それは何故だ?」
「何と言っても、体を激しく動かすから、カロリーをうん
と消費すると思うよー。ダイエットにいいんじゃない?
あ、よみは何やってもやせないかーあはは!」
「なんだと!」(しゅ!)
「うわ!あぶね!」
すかさずよけるとも。しかし、その後ろには榊さんが。
「!・・・痛い。」
「あ、榊すまん!こら!とも!お前も謝るんだ!」
「えー?だって私関係ないよー?(ビシ!)・・・いて!
わかったよー。榊ちゃんごめんね」
「うん・・・」
ちょと違う・・・すまそ。
その伍・パンでつってネコなでなでに成功したゆかりを見て・・・
↑
問1・ネコってパン食べるんですか?肉食じゃないんですか?
食べるに1マヤ―。野良猫なんかは好き嫌い無いと思われる。
>>423 おお、ほんとに書いてくれたよ(w
ありがとう、言ってみるものだね
榊が戦うのは自分のためでなく、可愛いものを守るため・・・
いいなあ・・・榊さんいいなあ・・・・・
431 :
榊:02/10/02 20:09 ID:???
ありがとう・・
432 :
メロン名無しさん:02/10/02 20:49 ID:ZFIDTZHo
>>425 肉類の入ったパンだったのでは?といってみるテスト
すまん、あげちまった・・・逝ってきます
タスマニアデビルは希少動物だけど、可愛くないので守ってくれないのだろうか?
>428
其の六:二年目の別荘で、こっくりこっくりしてるちよちゃんの前に椅子を置いて
制裁を与えたて大笑いの智をみて・・・
・・・スマソ、折れのマジ切れ寸前でした。でもきっと榊さんも怒ってたはずだ。
榊さんはえちぃ話とか苦手そう・・・な、気がする
一年時別荘では興味津々ですた
原作では、にゃものえろえろ話聞いてる時どんな表情してるのか、いや、その場に
いつづけたかどうかすら描写がないのでわからない。これは作者の仕掛けた罠(w
アニメでは其の回はどーだったんだろうか?見てないから折れはわからん。
>>440 猥談ムードのボルテージが上がる毎に、
じりじりとにゃもに近付いて行ってました。
>441
ウワァァァァン、そんなの榊さんじゃないやい!
>>441 嘘つきぃ!(w
テレビではにゃもが起きた後、側を通りかかった榊さんに挨拶したんだが
その後榊さんは顔真っ赤にしてにゃもから逃げ(?)てしまいました・・・
ゆえに興味はあるかもしれないが、大坂や智達とちがってオクテなのではないかと
考えとります
つまり、榊さんはムッツリスケベです。
(;´Д`)ハァハァ
榊さんはそーいう話が苦手なのに1あずまんが。
この話題にこのレスの流れ・・・何度か目にしたことがある
デジャブー?
まぁいい、つまり結論は「榊さんは大和撫子!純情可憐!」ってことで・・・
男の俺としては分からんのじゃが・・・
やっぱり女の子って胸が大きいのって恥ずかしいもんなんだろうか?
ここに答えてくれる女性がいると思うか…
まー榊さんはプールの回で恥じらっていたわけだが。
しかしまた、運動するときなどに胸が揺れると
当人には痛いものだという話も聞いたことがある。
してみると榊さんはそのハンデも大いに抱えつつスポーツ万能だと。
オパーイがサッキーの動力炉です。
>>449 サッキー言うな、野村監督のタイーホされた奥さんが一瞬脳裏に浮かんだじゃないかw
そうだ、榊さんの愛称は姓を略して「サキ」だ!
学生刑事として特命を帯び、いろんな高校に潜伏調査だ!
榊さんは毎日オナニーしてるに決まってる。
>451
転校しても周囲に溶け込めないので、捜査が全然進展しません。
・・・それはそれで萌え。
学生刑事・・・
なんかかわいいものを人質にとられるのにはめっぽう弱そうですがw
「モタモタしてると海にたたき込むぞ!」
(;´Д`)榊たんハァハァ
配給されたヨーヨーがネコの顔をかたどったものだったので、敵に投げるのをため
らってしまう学生刑事サカキ!
>454
榊のサポートとして送り込まれた学生刑事二号・ちよちゃん
たびたび敵に捕まって人質となり、むしろ榊を窮地に・・・
悪の親玉は実はちよ父という罠。
ちよ父「私が猫と知った上での仕打ちか!?」
榊さん「あ・・・あぅぅ・・・(困)」
スマソ
>458
そこへ学生刑事三号・神楽登場。
「こら!こら、悪いことしちゃダメだろ」
おろおろする榊を尻目にちよ父をパンパン叩く。
逃げるちよ父。
「叩いてわからせねーとな」
「でも、話せばわかってくれる・・・」
「わけねーだろ」
で、めでたし、めでたし・・・か(w
460 :
メロン名無しさん:02/10/06 21:01 ID:a964oCkh
>>459 ちよ父は、神楽が叩いたぐらいじゃ効かニジン
神楽は学生刑事ではなく、神楽総合警備に勤めてる。
>460
「死ぬようなことを」せんとダメか・・・
神楽総合警備って・・・じゃあ、残りのメンバーはどんな役職?
神楽総合警備って元ネタなんなの?
神楽の名前を冠した会社だから神楽が社長っぽいけど・・・
>464
ジオブリーダーズ。
学園特刑あずまんガー!
あずレッド(リーダー)・とも
あずブラック(射撃専門)・榊さん
あずピンク(チームのアイドル)・ちよ
あずイエロー(格闘専門)・神楽
あずブルー(チームの頭脳)・よみ
サポート役・大坂
指令・ちよ父
副指令・にゃも
通信士・千尋
悪の首領・ゆかり
戦闘員・木村
いつも戦闘員に襲われる少女・かおりん
・・・どこか東宝系の匂いがするw
ともはレッド確定なキャラだなw
しかしイエローは、カレーで殺されたよみにお願いしたいと言ってみる。
榊さんは、単身で動けるガオシルバー的ポジションも似合うような気がする…
>>467 >・・・どこか東宝系の匂いがするw
東映じゃないの?
>467
>戦闘員・木村
>いつも戦闘員に襲われる少女・かおりん
いつも同じ戦闘員に襲われるわけね(w
age
473 :
メロン名無しさん:02/10/08 11:15 ID:Qs9UY9Mz
ああ、智ちゃんマジで大好き・・・。結婚したい。
>467
ゆかり先生、人材が不足すぎ・・・
強引な手段でにゃも陣営から人材を引き抜きそう
ここはどこかにある悪の秘密結社、「暴走悪魔車」の司令室・・・
ゆかり「ううむ、明らかな人材不足だわ・・・このままではにゃも率いる(ほんとは
ちよ父率いる)学園特刑との決戦に支障が出るわね・・・負けるわけにはいかない
のよ!!(一万円のために)」
木村軍団「女子高生とか!!好きだから!!」
ゆかり「うるせぇ馬鹿!!んなこと暇あったらアンタら戦力の強化でもしてなさい!!」
木村軍団「一等賞ぉぉぉ!!」
ゆかり「・・・え?何?」
街中・・・
今日は非番の学園特刑。
あずブラックこと榊さんはウインドウショッピングを楽しんでいた。
榊さん「(この猫さんのバック・・・かわいい)」
かおりん「キャー!!木村軍団よー!!」
例によってまぁた襲われてるかおりん。
悲鳴を聞いた榊さんは現場に急行する。
はたして榊さんは間に合うのか!?
榊さん「待てッ!!」
かおりん「ああっ、この声は!!」
木村軍団「・・・あ゛〜?」
榊さん「その悪行、見過ごすわけにはいかない!!」
かおりん「キャー!!ブラックぅぅ〜〜(はあと)」
・・・どうもかおりんは榊さんを見たいがために襲われてるっぽ・・・
次々と木村を倒していく榊さん・・・実は格闘技も得意。
徐々に追い詰められる木村軍団、このまま榊さんの勝利で終わるのか!?
そのとき!!
木村軍団「キンコンカンコンキンコンカンコンキ〜〜ンコ〜〜ンカ〜〜〜〜ン!!」
榊さん「!?」
木村軍団の・・・鐘?の音とともに、怪人出現!!その姿は・・・
榊さん「!!・・・ね、猫さん・・・」
そこには記念祭で使った着ぐるみを被った怪人が!!
榊さん「あ・・・ああぅ・・・」
猫怪人「・・・」
榊さん「・・・!!あ、待って!!」
逃げる猫怪人をおう榊さん
怪人の行く先はもちろん・・・
ゆかり「よくやった!アンタにしては上出来よ!!」
木村軍団「・・・教師なら当然のことでしょ?」
ゆかり「・・・?え、えと・・・まあいいわ。それよりこれから榊をどうやって仲間に・・・」
そのときの榊さんは猫怪人の頭を撫でながらぽーっとしていた
ゆかり「・・・そうだ!ちょっとアンタ、こっち来なさい!!」
猫怪人「・・・」
榊さん「あっ!?」
呼びかけに応じてゆかりのもとへいく猫怪人
にやりと笑って言うゆかり
ゆかり「ほ〜らほら!撫でたいだろ?撫でたいだろ?」
榊さん「う・・・あ・・・」
ゆかり「撫でてもいいのよ〜?ただしアタシの部下になればね」
榊さん「あ・・・ああ・・・」
ゆかり「さあ!どうなのよ!!」
榊さん「え・・・あ・・・うああ・・・」
かわいいものに弱い榊さん・・・ピンチ!!
果たして助けはくるのか!!
次回!!「衝撃!!猫怪人の中身!!」
こうご期待!!
(続くのか?)
なんか474のカキコ見てたら電波受信したもんで、書いて見ました
・・・見直してみると、あふぉな文章ですね(;´Д`)
480 :
474:02/10/09 22:20 ID:???
>478
感謝感激!メチャ藁わせてもらいました。
>そのときの榊さんは猫怪人の頭を撫でながらぽーっとしていた
いかにも榊さんだ!イイ!そのシーンが原作の絵で脳内に再生されてしまった
カモン、続編!
ココまで反応いいとは思わなかった(w
ちょいと頑張ってみようかね〜
>あずブラック(射撃専門)・榊さん
愛銃にイパーイ可愛い動物のアクセサリーつけてそうだな。
「生物災害」 1 二人の新人
日本最大手の製薬会社「大森製薬」
表向きはユニークな商品名が特徴の家庭用医薬品を製造している
ごく普通の製薬会社なのだが、裏では軍事用の生物兵器を開発している
恐ろしい会社である・・・
そんな製薬会社の研究所に新人の獣医がやってきた
若くて長身の寡黙な女性で名を「榊」という・・・
彼女は研究所内の実験動物の衛生管理や疾病の治療を行う
部署に配属された
同じ日、もう一人の新人がこの研究所にやってきた
某大学で応用動物学(※1)を専攻していたこの男は
首席で卒業した後すぐにこの研究所への就職が決まったのだ
名を「野村」という
たまたま同じ日に同じ研究所にやってきた
最初はたったそれだけの繋がりだったのだが
後に起こる大事件の際に二人は深く関係する事になる・・・
「生物災害」 2 見てはいけなかった物
研究所に来て10日目の深夜・・・・・・
残業の為に研究所に残っている榊は仕事の息抜きにと
中庭で缶コーヒーを飲みながら
「・・・今日も忙しかった」
「本当は希少動物保護センターに行きたかったのに
私は何故こんな研究所に就職してしまったんだろう・・・」
と、ぼやいている・・・
そんな時、彼女は前方の茂みから「何か」が出てくるのを目撃する
「・・・なんだろう?野良ネコでも迷い込んだのかな?」
と思いながら茂みから飛び出した「何か」に近寄ると・・・
!
その「何か」が野良猫ではない見た事もないような生き物である事に気付く
大きな口に短い手足に丸い体、両生類の様な肌なのだがカエルにしては大きすぎる
大きさはネコほどの大きさなのだから・・・
そんな生き物を目撃して榊は一瞬戸惑ったのだが・・・
冷静に生き物の様子を観察してみると、その生き物が酷く衰弱している事に気が付く
榊にはその生き物がどういう生き物なのかは分からなかったのだが
優しい性格の彼女は
衰弱している生き物を放っておく事は出来なかった
すぐに自分の仕事場にその生き物を連れて行ったのだった・・・・
(パート1に書く予定でしたが書き忘れますたスマソ)
※1・・・バイオテクノロジーなどを駆使して新種の家畜や実験動物を開発する学問
お!SS祭りだ!うまー♪
>483-484
悲劇のヨカーン・・・榊さん(涙
>481
頑張って!アプ待つ
学園特刑あずまんガー! 第二話 〜ピンチ!?さらわれたブラック!!〜
前回は
>>475-477 ピピピピ!ピピピピ!
(よみ)「ん?何だ?」
(ちよ)「あ、コールが・・・」
非番のあずまんガー隊員たちに緊急コールが入る。
(にゃも)「みんな!緊急事態よ!!」
(とも)「何?まさかにゃもちゃんに新しい彼氏が出来たとか?」
(にゃも)「う、うるさいわねっ!!どうせあたしは独り身よっ!!」
(千尋)「ふ、副指令落ち着いて・・・」
(にゃも)「って、んなこと言ってる場合じゃないのよ!」
(ちよ)「どうしたんですか?そんなに慌てて・・・」
(にゃも)「榊が悪の帝王ゆかりにさらわれたわ!」
(一同)「ええっ!?」
(神楽)「ちょ、ちょっと待ってくれ!あの榊がさらわれた!?何で!?」
(千尋)「先程パトロール中だった大坂さんから連絡が入りました。どうも少女を助けるために怪人と戦闘中、怪人にトドメを指すため追跡したようなのですが・・・」
(とも)「ちくしょー・・・暴走悪魔車の奴らめ・・・卑怯だぞ!!」
(よみ)「それで?榊の居場所は?」
(千尋)「それが・・・未だに・・・」
(ちよ)「そんなあ〜〜(涙)」
一同が諦めかけたそのとき、大坂からコールが!!
(大坂)「みんな〜!榊ちゃんの居場所が分かったで〜!」
(神楽)「ほ、本当か!?榊は何処に!?」
(大坂)「あたしが案内する、指定ポイントに集まってや〜」
(一同)「了解!!」
はたしてあずまんガーはさらわれたブラック(榊さん)を救うことができるのか!?
ブラックは無事なのか!?
次回!!学園特刑あずまんガー!
〜死闘!猫怪人!!〜
こうご期待!!(続くんだろうか?)
調子こいて第二弾。ご丁寧に次回予告まで入れるあふぉっぷり・・・
回追うごとに馬鹿さ加減がアップしているのは気のせいでしょうか?
期待してたのと違ってたらスマソ、しかも今回榊さん出てきてねぇし
俺逝って良し(;´Д`)
続きは・・・どうだろう?まだ微妙〜
>489
続けてくれ。面白くなりそうなヨカーン!
491 :
メロン名無しさん:02/10/12 01:00 ID:cZrNSieg
>>489 キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!……かな?
492 :
メロン名無しさん:02/10/12 03:17 ID:uV0m1il+
「ブヒィ]{{オイラ、いま榊とひとつになってるんだ!
榊の中、すごくあったかい! すごくきもちいい!
オイラしあわせだぁ?????!}}
バーソロミューは今まで味わったことのない幸せな気持ちを味
わった。
それに比べて榊はブタと初体験という悲惨な気持ちを味わっ
ていた。
「ぶぅ??」 {{ああ、もうだめだ?、でちゃうよ??}}
榊の中になまあたたかい液体が入り込んでくるのがわかっ
た。
しかし榊はもう抵抗する気力も叫ぶ気力も残っていなかっ
た。
バーソロミューが榊から離れると榊の股間から白い液体と
赤い液体が垂れていた。
「ブヒィ?」{{・・血がでてる・・・オイラのせいか・・・}}
バーソロミューは榊の股間をぺロッとなめた。榊の体がぴく
っと動いた。
榊はすでに力なく横たわっていた。バーソロミューは今度は
榊の顔をなめた。
「えっ・・・」榊はバーソロミューの額の傷を確認した。
「あなたは・・・ バーソロミュー?・・・」
こう反応イイと書いてるこっちも嬉しいです・・・どうもありがd
でも期待されてる半面、ハズしそうな気がして怖いってのもある
そもそもSS自体あんまり書いたこと無いんだよね、俺
だからどこまでネタっぽくするかとかどこまでパロっていいかとか
内心気にしてるところがあるのもまた事実
でも、期待して待ってくれる人が居るならできるだけ努力はしてみるつもり
もうちょい待ってね
「生物災害」 3 謎の生物の謎を解く!
獣医といえども動物の事を何でも知ってる訳ではない
犬猫専門の獣医師や畜産関係の獣医師は多数いるのだが
小動物の事に詳しい獣医は日本にはそう多くない
ハムスターや金魚や熱帯魚ですら動物病院では診察しない事は珍しくないのだから
爬虫類や両生類などに詳しい獣医となると数も少ない訳なのだ・・・
榊は畜産系の獣医故にこの謎の生物に関しては
どんな生き物なのか検討も付かなかった・・・
数日後、榊はその生き物を衣装ケースに入れてある知人の下を訪ねた
その知人は、大学の同級生の男で今は家業の動物の問屋で働いている男だ
この男なら色々な動物を、それこそ珍種から一般種まで扱っているから
この生き物がなんであるのか分かるかもしれない・・・
榊はそう期待してその男の下を訪ねた・・・
「生物災害」 4 謎の生物の謎は深まる・・・
榊「・・・久しぶりだ」
男「おお!榊じゃねえか久しぶりだな!元気してるか?」
榊「・・・元気だ」
男「・・・で、肝心の用事ってなんだい?」
榊「実は・・・数日前に拾ったこの生き物がなんであるのかを知りたいんだ」
そう言うと榊は衣装ケースの中の生き物を見せた・・・すると
男「なんだこりゃ!?こんな生き物は見たことねえ!!新種か?
いや・・・都市部で捕まえたんだそれはないか・・・」
この男なら色々な動物を幅広く知っているから・・・と、榊は期待したが
どうやらこの男でもこれがなんであるのか迷ってるようだ
男「どう見ても両生類であることは間違いないんだが・・・・・・
尻尾がないから多分カエルの仲間だとは思うが・・・・・
こいつのサイズは世界最大のゴライアスガエルよりもでかいぞ・・・
なんだコイツは?本ですら見た事もないぞ?
口のデカさや体形はよく店で売ってるツノガエルっぽいが・・・」
男は色々と考えたがついにこの生物が何であるかは分からなかった
だが大よその検討はついたみたいではあったようだ・・・
「生物災害」 5 共同研究
男はこう言った
男「俺がしばらく預かってもいいだろうか?うちならエサになるようなモノも
たくさんあるし。こいつの事をもっと詳しく調べてみたいし
是非預かりたいんだけど、いい?」
男がそう言って来た、それに対して榊はOKの返事を出した
動物の飼育に関してはこの男の方が自分より詳しかったし
この男の方が畜産動物以外の動物を扱う経験も長いから
榊はこの男に任せるのが得策だろうと思ったのだ
榊「・・・じゃあ任せる、何か分かったら連絡をくれ」
男「OK!任せろ!色々生き物を飼って18年・・・
その経験を総動員して頑張ってみる!何か分かったら携帯に連絡を入れとくよ」
そう会話し、榊はその男の下を離れる
あの謎の生物をその男に預けて・・・・・・・・・・・・・
「生物災害」 5 旧友
今年の春頃に私と仲間は独自の捜査で大森製薬の悪事を突き止め
それを捜査しようとしたのだが・・・・・
警視庁の上層部より理不尽なストップを掛けられたのだ
・・・・・人々は何も知らないし、警察上層部も奴らとグルだ
あの会社は確かに巨大企業で権力も大きい・・・・
だが!だからと言って私とその仲間は奴らを放ってはおけないのだった・・・
私たちの警察官としてのプライドが悪を放っておく事を許さなかったのだった
こう語る女性は警視庁の捜査官をしている
「滝野 智」である
彼女と仲間は大森製薬の調査を独自に行っているうちに
榊が大森製薬の職員として働いている事を知るのだった
それを知った滝野捜査官は早速旧友の下に向かうのであった
彼女なら、榊なら味方になってくれるであろうと信じて・・・
↑スマソ番号は6でしたね(w
お恥ずかしい・・・間違えました
>>500 いや、気にしない気にしない
続き期待してますよ
しかし、とうとう榊スレも折り返し地点か・・・これまで色々あったなあ
俺このスレ立ててほんとに良かったよ、うん
最初の頃はほんとにどうなることかと思ったけど、最近では安定してきたし。
これも榊さんのおかげなんだろうなあ・・・感謝感謝
残り500も仲良くいきましょう、ね?
>501 いま501さんが良いこと言った!かこいい!
続き 前回は
>>587-489 学園特刑あずまんガー! 第三話 〜あずまんがーVS猫怪人!〜
大坂に率いられ、あずまんガー達は古びた倉庫の前に・・・
(大坂)「ここや!ここに榊ちゃんはおる!!」
(神楽)「待ってろ榊、今助けてやる!!」
(とも)「よーしみんな!!準備はいい!?」
(一同)「おーっ!!」
(とも)「おおりゃああああ!!」
隊員たちに緊張が走る!
ドゴン!!勢い良く扉を蹴り開ける智!一斉に駆け込むあずまんガー隊員達!
そこであずまんガー達が見たもは・・・!!
(とも)「榊ちゃん!助けに・・・!?」
(よみ)「なっ・・・!?」
(神楽)「さっ・・・榊!!」
(榊さん)「うわぁぁぁぁっっ!!」
(ゆかり)「ほーっほっほっほっほ!さあ、早く降参しなさい!!」
(榊さん)「ああああっ!!うう・・・あ・・・あああっ!!」
(ちよ)「さ、榊さんっ!!」
一体榊さんの身に何が!?
・・・かじかじ・・・・かじかじ・・・
榊さんの腕には噛み猫が。必死に耐える榊さん!
(大坂)「大変や〜!早よ・・・早よ榊ちゃんを助けな〜!!」
(神楽)「よっしゃぁ!榊に噛み付く猫はあたしが追っ払ってやる!!」
(よみ)「・・・?いや、待て二人とも!」
(とも)「はあ?何言ってんだ、よみ?またシュークリーム分が不足したか?」
(よみ)「だぁぁぁっ!うるせぇ馬鹿!!・・・ほら、良く見ろ。榊の様子が・・・」
(ちよ)「え?・・・あ・・・」
なでなで・・・なでなで・・・
(ゆかり)「きぃぃぃぃ!!くそッ!しぶといわねっ!!」
なでなで・・・なでなで・・・
(榊さん)「・・・」
榊さんは噛み猫を撫でている。もちろん手は噛まれたままだけど、反対側の手で。
あれ?何か痛くなさそう・・・逆にうれしそうにも見える・・・
(神楽)「・・・榊?」
(榊さん)「あ・・・神楽・・・」
(ゆかり)「し、しまった!!」
(とも)「榊ちゃん!!」
(よみ)「榊!!」
(ちよ)「榊さん!!大丈夫ですか!?(涙目)」
(榊さん)「みんな・・・!!」
(ゆかり)「きぃぃぃ!!おのれにゃもめ!!そんなに勝利(一万円)が大事か!!」
(とも)「観念しろ!暴走悪魔車の一味め!!このあずまんガーが相手だっ!!」
(ゆかり)「いい気になるんじゃないわよっ!!行けっ!猫怪人!!」
(猫怪人)「・・・」
あずブラックこと榊さんを救出したあずまんガーに立ちはだかる猫怪人!!
果たしてあずまんガーはこの敵に勝つことができるのか!?
次回!!学園特刑あずまんガー!!
〜決着!!あずまんガーVS猫怪人〜
こうご期待!!(えっ、マジで?)
と、言うわけで。あずまんガー第三話書いてみました。
どんどんあふぉマンガノリになっていってる気もしますが。
っていうか次回でホントに猫怪人編決着するんだろうか?
微妙ぽ・・・
あ、そだ
一応説明しときますがあずまんガーサイドも暴走悪魔車サイドも日常生活での
お互いの存在については戦闘時のときとは別人だと考えてます。
それなので日常はみんな普通の生活を送っています
なんで?とか聞かれると困るけど、そっちのほうが面白そうなので。
あんまり突っ込まれても答えられません、俺自体深く考えてないし(逝
とりあえず今日はココまで
>506
続編アプか!
ふっ、こんな夜中まで張り込んでいたかいがあったぜ・・・
まぁ、もうちっと話の展開が早いほうがいいとは思うが。がんがれ!
>>506 逝き当たりばったりでいいです
今後の展開に期待sage
「生物災害」 7 協力要請
智と同僚の中野は榊と会う為にフレンチレストランの個室で待っている
智「くそー!高い個室を自腹で予約したから金が!でもこれも捜査の為か・・・」
中野「まぁまぁ滝野さん、私も出しましたから・・・」
智「・・・上は非協力的だもんなーちきしょー!」
そうこう言ってるうちに榊がやってきた
榊「・・・久しぶりだな」
智「おー!榊ちゃんひさしぶりー!」
榊「・・・その人は彼氏?」
智「ちがうちがう!仕事の同僚だよ〜!今日は私の仕事の関係で榊ちゃんに相談があるんだよ」
榊「仕事の相談?智は警察の関係者だろ?それが私に何の・・・」
最初はくだけたムードだったのが次第に真剣なムードに変わっていく
智「実は・・・」
彼女は大森製薬に関する裏事情や捜査状況、今の状況などを詳しく榊に説明し
自分たちは切羽詰っているので是非とも協力して欲しいと頼んだ
すると・・・
「生物災害」 8 榊の反応
榊は突然の現実味のない説明に動揺した、最初は嘘かと思ったが・・・
智は公式な物と思われる資料やファイルも見せてくれたし
とても嘘を付いている様には思えないのだった
榊「・・・わかったよ、そんな事実を知った以上は協力しないとは言えないな」
智「その言葉を期待してた、やっぱり榊ちゃんは昔通りのいい人だね」
榊「私は今まで何も知らなかった、知らされてもいなかった
そんな私だけど本当に何か協力できるか?」
智「うーん、今何をしてくれとは頼めないかな・・・もう少し様子を見る」
中野「良心的な関係者の協力はそれだけでも貴重ですよ滝野さん」
智「それもそーだね」
こうして榊は智に協力することとなった・・・・・
そして・・・・・・・・・・・・・・・・
榊「あ!そういえば・・・」
智「どしたの?」
榊は思い出した、智との話に夢中になっていて今まで忘れていた事を
榊「実は・・・」
彼女は男に預けた謎の生物の事を思い出したのだった
智の話を聞いていて彼女はこう思ったのだ
「あの生物は智の話していた事ときっと何か関係がある」
・・・と
「生物災害」 9 謎の生物のその後
榊は謎の生物の事を智と中野に説明した
そして、謎の生物のその後の様子もこう説明した
榊「どうやら乾燥のし過ぎで体調を崩していたようなんだ
体調が元に戻ったらエサのコオロギを沢山食べたとか・・・」
智「ふーん」
中野「で、その後にどうなったんです?今でも生きてるんですか?」
榊「生きてる、先週電話で聞いた時は体長が60cm超えたって言ってた」
智「ずいぶんでかいな」
榊「実は明日またあの男の仕事場に行くことになってるんだ、あいつに会うのは3ヶ月ぶりだ」
智「そうなんだ」
中野「私たちも同行しますか?」
智「そだね、いい榊ちゃん?」
榊「かまわない・・・ただ」
智「ただ?」
榊「なんか慌ててる様子だった、なるべく早くに来てくれって言ってた・・・」
こうして榊と智と中野は明日その男の下を三人で訪ねる事になった
少し不安を感じつつ・・・・・・・・・・
512 :
メロン名無しさん:02/10/14 10:10 ID:1y06wouK
前回
>>503-505 学園特刑あずまんガー! 第四話 〜決着!VS猫怪人!〜
あずブラックこと榊さんを救出するため、大坂の案内する廃倉庫に突入したあずまんガー。
どうにか無事に榊さんを救助した面々に悪の帝王ゆかりの猫怪人が襲い掛かる!
(ゆかり)「ほーっほっほっほ!!さあ、憎きあずまんガーどもを蹴散らすのよ!」
(猫怪人)「・・・」
(とも)「来るぞ!みんな、気をつけ・・・!?」
ビュッ!俊足で一気に間合いを詰める猫怪人!
(ちよ)「わわっ!」
(神楽)「この野郎っ!!」
シュバッ!神楽の放った回し蹴りを軽いステップで避ける猫怪人!
(とも)「くっ!・・・コイツ、早いっ!!」
(よみ)「慌てるな、落ち着け!」
(神楽)「んなこといったって!」
(よみ)「とにかくみんな散開して奴の動きを鈍めるんだ!狙いが一箇所に定まらなければ
いくら奴の動きが速くても数で押してる私達の方が有利なんだ!」
(榊さん)「・・・大丈夫、勝てる!」
(とも)「よぉし!みんな、散開っ!!」
(一同)「おおっ!」
ババッ!猫怪人から距離をとるあずまんガー達。
よみの予想通り形勢は逆転、あずまんガー圧倒的有利の状態に。
(猫怪人)「!!!」
(とも)「よしっ!形勢逆転!」
(ちよ)「さすがよみさん、凄いです!」
(よみ)「まあね!」
(神楽)「よしっ!一気に畳み掛けるぜ!」
(榊さん)「・・・分かった!」
(ゆかり)「くそっ!くそっ!くそっ!くそぉぉっ!くぉら猫怪人!本気出しなさい!!」
(猫怪人)「・・・」
猫怪人の目が怪しく光る!そして次の瞬間!
(ちよ)「キニャーー!!」
(榊さん)「あっ!?」
(よみ)「ち、ちよちゃん!!」
(ちよ)「あー!あー!あー!(涙)」
(猫怪人)「・・・」
猫怪人に捕まってしまったちよすけ!
(ゆかり)「ほーっほっほっほ!これで振り出しに戻ったわね!大人をなめるからよ!!」
(とも)「おのれぇ・・・卑怯だぞ!」
(ゆかり)「はん!どんな手段を使っても勝てばいいのよ、勝てば!」
(神楽)「くっ・・・!」
(ゆかり)「さあ!降参しなさい!さもないとあずピンクを私の車に乗せるわよ!?」
(ちよ)「・・・ごめんなさい・・・だめ、死にます・・・ああーおじいちゃんが、おじいちゃんが・・・」
(榊さん)「ああっ!?」
(とも)「ま、まずい!ちよちゃんがどんどん白くなっていく!」
(ゆかり)「さあ!降参するのよ!!」
(大坂)「そうはさせへんで〜!」
(一同)「!?」
一同が振り向いた先には何やら不敵な笑みを浮かべる大坂が!
その背後には何やら二つの影が・・・
(大坂)「行け〜!忠吉&ぴかにゃー!」
大坂の掛け声とともにいつのまにか現れた忠吉さんとマヤーが猫怪人に飛び掛る!
(忠吉)「ばうっ!!」
(マヤー)「ニャーッ!!」
(猫怪人)「!?」
マヤーが猫怪人の頭に飛びかかり、ひるんだ隙にちよすけを救出した忠吉さん!
華麗な連携プレーで見事に救出されたちよすけ!
(ちよ)「忠吉さ〜ん!(涙)」
(榊さん)「マヤー!!」
(忠吉)「ばうっ!」
(マヤー)「ミャー!」
(榊さん)「えらいぞ、マヤー(マヤーの頭を撫でる)」
(マヤー)「ゴロゴロゴロ・・・(甘えるマヤー)」
それぞれのご主人様に褒められて嬉しそうな二匹。
(ゆかり)「きいぃぃぃ!!おのれぇぇぇ!!」
(とも)「よくやった!忠吉、マヤー!」
(よみ)「・・・私達も!」
(神楽)「ああ!負けてらんねぇ!」
(榊さん)「今度は・・・私達の番だ!」
(ちよ)「やりましょう!」
(とも)「よぉし!みんな行くぜっ!!」
(一同)「おーっ!」
(ゆかり)「生意気なっ!!猫怪人!根性見せろっ!!
(猫怪人)「・・・」
最後の抵抗とばかりに襲い掛かる猫怪人!
しかし、全員そろったあずまんガーにもはや敵は無い!!
・・・尻切れトンボでスマソ、今日はココまでです
長くなってしまったので明日か明後日ぐらいまでかかるハメに・・・
俺もう一度逝って良し(;´Д`)
とりあえず書き終えてはいるので、あとは締めとオマケがあるくらいです
ホント長くなって申し訳ない
518 :
メロン名無しさん:02/10/16 04:04 ID:ARsqmSMf
(・∀・)イイ!
『いけいけ榊くん!』
榊くんは男子高校生。外見は悪くないけどエッチな行為を我慢できないので女の
子には嫌われています。でも、困ったことに本人には全く自覚がありません。
第一話:一年生の四月
朝の通学路にいつもきれいなお姉さんがいる。黒い毛皮のコートを着ていてとても
セクシーだ。でもお尻を触ろうとしたら「何すんのよ!!」と叩かれてしまった。
なぜだろう?
帰り道、またそのお姉さんに会った。
「あら、朝の坊やね。アンタさぁ、カッコいいんだからもっとちゃんと口説いてく
れれば・・・」
今度は機嫌がいいみたいだ。よし!なでーり、なでーり・・・
「ひぃぃ!人の話聞かんかーいい!」
また叩かれてしまった。なんでだろう・・・わからない?
第二話:一年生の五月
帰り道、あのお姉さんが別の美女とにらみ合い、一触即発のところに出くわす。い
けない、美しい女性が争いごとなど。両の手で左右に押し分けるようにして仲裁に
・・・もみもみ、もみもみ
うーん、やっぱりお姉さんの方が大きいな。しかし、こちらの女性も形はサイコー
だ・・・
「な、な?」
「あ、あんたは、この前の!」
「「なにすんのよ、このエロがきぃぃぃ!!」」
見事に息の合った左右からのパンチが僕を吹っ飛ばした。どうやら仲直りできたみ
たいだ、よかった。
でも、なんで殴られたのだろう?わからない・・・?
前回
>>514-516 (とも)「必殺!!」
(ゆかり)「何っ!?」
(一同)「あずまんガーストリームアタックDX!(注1)」
(猫怪人)「!!!!!!」
ドガァァァァン!!あずまんガーの必殺技、あずまんガーストリームアタックDXが炸裂!
吹っ飛ばされる猫怪人!
(ゆかり)「きぃぃぃぃ!!覚えてらっしゃいっっ!!」
猫怪人をやられ、ボコボコの車で逃走するゆかり。あずまんガーの勝利だ!
(神楽)「よっしゃあ!!」
(とも)「へっ!どんなもんだ!!」
(ちよ)「やりましたね!」
(榊さん)「・・・正義は勝つ」
(大坂)「みんな〜、ご苦労さ〜ん!」
(よみ)「フッ・・・当然だな」
勝利を喜び合う面々。
(とも)「今回の敵もなかなか強敵だったなあ」
(神楽)「でも全員そろったあたし達の敵じゃあないぜ!」
(よみ)「何を言う!私の立てた作戦が良かったからだろ!」
(榊さん)「ま、まあみんな落ち着いて・・・(オロオロ)」
(ちよ)「・・・あれ?」
みんなが騒がしい中、何かに気付いたちよすけ。
(大坂)「ちよちゃんどないしたん〜?」
(ちよ)「そういえばあの中って誰が入ってるんでしょうか?」
ちよすけの目先にはあずまんガーにやられてのびている猫怪人が。
(よみ)「そういえば・・・」
(とも)「よし、神楽!開けてみようぜ!」
(神楽)「おう!せーのっ!」
・・・すぽっ
(一同)「うわっ!!」
(木村)「私です」
中には操られていた木村(注2)が。
(一同)「・・・・・・・」
意外な(?)正体にあっけに取られる一同・・・
(榊さん)「・・・(じわっ)・・・嘘だぁっ!!(涙)」
(ちよ)「さ、榊さんっ!?」
(木村)「・・・ん?あれ、私は一体何を?」
(とも)「とぼけんじゃねーっ!!」
(木村)「ギャーッ!!」
訳の分かっていない木村をボコボコ殴る神楽と智。
(よみ)「わっ!ま、まて二人とも!!」
(神楽)「このやろ!このやろ!」
(木村)「ああああ!やめ!・・・なくてもいいかも・・・(がくっ)」
(大坂)「うわ!木村先生鼻血出しとるー!」
(ちよ)「あーあーあー!私そういうすぷらったな話駄目なんです〜(涙)」
(とも)「こいつめ!こいつめ!」
(よみ)「やめろって!おい!・・・」
・・・・・・・・・
・・・かくして、また一つ暴走悪魔車の野望を打ち砕いたあずまんガー!
だがしかし、これで奴らの野望が終わったわけではない。
平和をこの手に掴むまで、行け!我らのあずまんガー!戦え!我らのあずまんガー!
〜おしまい〜
(注1)あずまんがーストリームアタックDX・・・
あずまんガーと大坂による、究極の合体技。技の原型であるボンクラーストリームアタック
(ともが回転防御で敵の周りを回転し目をくらませ、神楽がみぞおちに正拳突きを放ち、大坂がなまこを投げる)に、
よみのダブルチョップ、ちよのペンギン体操、榊さんの愛銃・NE-5k(エヌエーファイブカスタム、通称ねここねこ)による援護射撃が加わった。
もちろん元ネタはあのアニメ。
(注2)操られていた木村・・・
ゆかり率いる暴走悪魔車の戦闘員である木村とは別人。普通に学校で古文の教師をやっている方の木村である。
ちなみに戦闘力は戦闘員の木村より劣るものの、変態度では大した差は無い。
・・・と、これでひとまず終了です。
駄文、長々と失礼しました。
振り返ってみると自分の未熟さが目立ちますね・・・
そもそもSS素人のクセに、調子に乗って長編に手を出したのが馬鹿だったかも。
実際誤植、改行ミス、ダラダラと長くなるなど駄目さ爆発だったし。
そんな俺にもかかわらず、感想をくれた
>>480を始めとした皆さん、
それと温かい目で見守ってくれたスレ住人に心から感謝。
皆さん本当にどうもありがとう御座いました。
,,,ト _,,,,、
rllii,,,,,,,、 ..,r'|l,,,rr'''',,il|二iy-ri,,,i,∠
,,,yrrrr!!lll「'''";;'~;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.illll{,,,,,_
''゙゙',,iillllヘ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙~゙'''ヘr,,,,
,,illlllliir;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙''!゙二゙~'゙゙゙=
,,r!~`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;、;;;;;_、;;,,;;;,,,,,;;;;,、;;;;;;;;;;;;;;゙゙'=,,
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.l゙~.,,liillllllllll\..リ!{ソ'゙` ``゙||ll゙ .,r||,「!l=i,,,,_.'!ll!llli, ゙゙!ll,
.,il!lllll!!!ll!'.,,,,lllllll .゙l: : : ゙,!" `V゛゙ ゙゙li `
,l゙゙,illll|,|,.゙}「'^ ゙、 ,": l.| .l,i、 ゙
,l!lll,l゛゙l l `ヽ--::'" ,!ヽ、 ,rll"
.l゙.,ll′,l゙ .゙l、 l゙ `'.'‐'"`.|.l
llli, ヽ .|l,, ,, i| .l゙|
ll!゙lli, ゙l .|l||l‐ lミ,i「 ,r',i´
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゙'l゙!i、 llrii,,yii,,、;;;;l′ .,l゙
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,,i´|.、 .゙!、 `''''''''''―-〃 ,i´
,/ .|.} ヽ l|
,,riト | } ゙'''―=--r--ry"|
「生物災害」 10 再び動物の問屋さん
翌日、榊と智と中野は男の下を訪ねる
男は「何か」に対し慌てた様子ではあるが、特になんらかの被害を被った訳ではなさそうだ
男の仕事場も特に前と変わらない様子である
事務所、熱帯魚やら金魚を管理する生簀、ココで飼われてる犬、応接間のアロワナ
各国の養殖場や原産地から輸送されてきた動物を管理するケージ(※2)
多種多様なペット用品が梱包された段ボール箱の山・・・・・
特におかしな様子のない動物の問屋さんの光景は前と変わってはいなかったが
男は慌てた様子でこう説明しだしたのである
男「俺が何を慌てているのかは地下の倉庫に来てくれれば分かる」
この問屋の地下には地下室があるというのだ
普段あまり使わないような荷物をまとめておく物置のような部屋として
存在する地下室なのだそうだが・・・・・・・・・
「生物災害」 11 特設ケージ
話によると、その普段は使わないような「地下」に
あの「謎の生物」の特設ケージを作ったのだそうだ・・・
大きくなりすぎたあの生物の為に、「カミツキガメ」に使うような
大型で堅牢な特設ケージを与えてやったそうだ・・・
しかし
信じられないようなスピードで大型化・凶暴化した「謎の生物」は
その特設ケージをも破壊して、その外に出てしまったらしい・・・
幸いそこは地下だったので分厚い鉄扉を閉め
あの謎の生物が外に逃げるという最悪の事態は防げたらしいのだが
今も「謎の生物」は地下の倉庫部屋に潜んでいるという・・・
そう、男はこういう事に慌てていたのだ
「生物の予期せぬ脱走」「ありえない急速成長」「凶暴さ」
に慌てていたのだ・・・・・・・・・・
※2 ケージとは動物を飼育・管理する為の入れ物を指す、英語で檻、鳥篭の意
一般に、観賞魚や亀や小型トカゲ類には水槽、鳥には鳥篭、哺乳類には檻が使われる
ちなみに本SSに出てくるような両生類には通常水槽が使われる
「生物災害」 12 地下へ
榊達は男の案内で地下に向かう
梱包されたペット用品の山が保管されている倉庫
その一角にある古めかしい扉を開けると
薄暗い地下へと続くこれまた古めかしい階段がある
そこを降りると古めかしいが丈夫そうな鉄扉があるのだった・・・
男「あいつに最後に出会ったのは3日前、その時点で1mに達していたよ
凶暴さも爬虫類や両生類の類としては信じられないくらいだ
だから・・・くれぐれも気をつけてくれよ、危なくなったらみんなで逃げるぞ」
男はそう言うと地下室の鍵を開錠する
そして
分厚い鉄扉を素早く開けた・・・・・・!
529 :
519:02/10/17 22:10 ID:???
>520
スマソ・・・榊を男、猫を女性に置き換えたら面白いかもと思って書いてみたのだが
思いっきりハズしてしまったようだ。これにて終了。また別のネタ考えます。
お前ら酷いな、盛り上げるだけ盛り上げてssには感想ナシかよ
>>519なんか一人しかレス付いてねーじゃねーか
>>530 大変失礼ではあるが、率直に言って
ハズしているものには付けようがない
読者ってのは、大切にせんとあかんなー^^;
>>532 んなもんここに貼るなよ・・・
>>531 確かに。けど、連載中の人の前でそういうこと言うのはどうかと思うぞ?
雰囲気がちょっぴりアレなのでネタ振っておこうか
榊さんの出てくるシーンで好きなところってどこよ?
とりあえず俺は「頑張れマルコー!(涙)」かなぁ・・・
一瞬涙を堪えようと頑張ってるシーンが好きです
あとは9話の忠吉さんとちよちゃんに挟まれて赤くなってるところかも
>535 4巻の、マヤーに会いに皆でちよちゃんの家に行く時の話。
誰よりも早く外に出て下から皆を見ている榊さんがイイ!
早くマヤーに会いたい榊さんに一票。
537 :
メロン名無しさん:02/10/18 17:34 ID:BQzL2t/j
★★★ 大阪(春日歩)18日にAAトーナメント1回戦出陣!! ★★★
,,,,,,,.........、、、
./;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
i;;;;;;,!v"i;/^V゛v、;;i ニダーちゃんと、ショボーンちゃんには
|;;;;;;| ┃ ┃ |;;;;| ま、まけられへん
|;;;;;;| _ .!;;;|
!;;;;;;|\_ `-'_/;;;;;| みんな〜
Vvv;;;;,!  ̄|、;;;ノ!;;! 応援よろしゅ〜たのみまんがな〜
/:::,,゛ー"、:\
|:::::Y V::::|
. |::::::i ,!::::| 18日(金)に大阪(春日歩)が2ch全AAトーナメント
|'i:::::i. |::::| 本選1回戦に出場します。
| !::::i |::::| 対戦相手はいずれも強豪の「ニダー」と「ショボーン」です。
〈__!:_:i |::::∧ 大阪や大阪のAAが好きな方、是非とも
,、|;;;;:;;\_);;i_ノ;;;;;i、 大阪に熱い支援をお願いします。
Y;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;〉
`゛ー――――''"
投票スレ34
http://live.2ch.net/test/read.cgi/vote/1034767252/l50 コード発行所(投票にはコードが必要やねん)
http://www.vote.flets.org/code/2chaa/code.cgi
,、-──────-、
/ `ヽ、
/ \
/ \
/ \
/ ,r-ト-、
,' f /⌒ヽ!
,' i L、-、ヽ\
! ` `ー、 ) } \
! `ゝf j \
.| ' ノ \
! ,,、ノ∠, ヽ、`ー'
ヽ ,,;彡'' / / ヾ、ヽ
i 、 /シイノ ,'´ '; i
{ ヽ `ー,イ`二 ̄-'' i!|
\_,r-rフヽ‐'´ '´ 、_ i! | i
| `‐' ノ`' '⌒ヽ-、,_ ヽ、 ノ | ,'
!  ̄ 〉 ,r-ノ  ̄``ヽ、 ヽ /{ | / /
\ ( / ,,、ミ-‐''⌒! ヽ i / | | / / /
\ `ー‐‐'´,,、、ミッ‐',∠ノ ̄`! ! | / | / / /
\ 〈 r!=‐'´_,_// /、 ! | レ' / /
`ヾ、ヾ \ ̄|~´ / ノ } | //
`ヾ、 ヽ└---'´`` ノ ! /! // ,、-‐
/ `ヾ、ヽ、_ , ''´ j / // /
/ \丶ー‐'´ '´ / ノ´ /
/ \` / /
あげあらし死ね
>>538 どうせやるならあずまんがのAAでやれよw
>>535 TVのアイスキャンディー舐める所。
ちょっとドキっとしたYO
>535
一巻P160ラストのコマ
木村出現にクールな榊さんもびっくりしている。
ほぼ真上からのアングルなので表情がよく見えないぶん想像して萌えちまう
541 :
531:02/10/18 22:20 ID:???
>>534 うん……確かに空気を悪くしかねないなとは思ったんだが。
俺も一応SSをやったりするから、反応がないときの残念さも判るのだ。
しかし場を盛り上げるためだけに、
心のこもらないレスをつけたりするのも良くはないと思うのだ。
引き合いに出されてた>519さんは自分でハズした宣言・終了宣言を
出しておられたことでもあるので、思い切って言ってみた……。
レスのつかない作品=ハズした作品 と言いたかったわけではない。
言い方は悪かったかもと反省してる。
俺の萌え場面は、アニメだがリレーで大活躍した後ちよちゃんに向けた笑顔とか
マヤーの話のラストでちよちゃんにかわいいと言われてはにかむ姿とかだな。
肉体と心の対比っていう魅力が激しく出たところかと。
二巻P70「強そう」の榊さん
一コマ目のたぶん全話通して唯一のマジギレ寸前の顔。
さらに暴走する神楽に対する三コマ、四コマ目。後ろ向きで表情は見えないが
どんなコワい顔をしてたか想像すると、たまらなく萌えます。
543 :
534:02/10/19 00:09 ID:???
>>541 いや、俺の方こそスマンかった
そこまで考えてカキコしてくれたんだったら俺にどうこう言う筋合いは無いし
>>542 いや、1巻45Pの「エサでつってー」だろ
ちょっと変な顔になってしまってるが
誰も言わないから先にゲット!
マヤーを抱いてごろごろする榊さん。
そしてちよちゃんに見られてしまう榊さん。
でもこたつに入りなおしてなんでもない顔して
「ありがとう」
うーんおちゃめな榊さんも良いねぇー☆
531も534もカコイイ!っと言ってみる。
>>545 あああ!俺が言おうと思ったのに!
どーもこのスレは定期的にネタを出していった方がいいぽ
つーわけで次のお題をば・・・「榊さんのどこに魅力を感じる?」
俺は性格かなあ?
クールそうに見えてかわいいもの好きだったりするギャップが最高っす
やべ、意外とむずいぞw
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し' '、`´ヽ,
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これいいね
噛みついたカミネコをばんばん殴る神楽におろおろする榊さん・・・あの表情が〜
可愛くて辛抱たまらんのですが、何か?(三巻P61)
■「おっきいうさぎさんだ」
1.散歩道(1)
木々の緑がその色を濃くしつつある、ある五月の晴れた日曜日。
榊はいつものように街中をぶらりと散歩していた。
別にどこかへ行く用事があるわけでもない。
また、「暖かいから」とか「散歩が好きだから」というわけでもない。
彼女の散歩の目的はといえば、彼女の好きな「可愛いもの」とりわけ猫たちと出会うためだった。
かつて中学生時代、彼女はペットショップを散歩のルートに入れていた。
しかし、何度訪れても、猫たちは自分を毛嫌いする。
外からショーウィンドウ越しに猫たちを眺めても、怯えたり騒ぎ立てる。
理由は分からない。
仕舞いにはペットショップの人から、「猫たちが騒ぐから、購入するつもりがないのなら中に入らないでくれ」と言われる始末。
動物好きな彼女にとってあまりにもショックが大きかったその出来事は、
それ以降高校に入るまで彼女をして散歩を止めさせる原因にもなった。
どうして猫さんたちは、私のことを嫌うのかな。
何も悪いことはしていないのに…彼女は時々自問自答すると共に、
理由(わけ)もなく罪悪感に捕われてしまう。
2.距離感
自分は昔からそうだった。
女の子にしてはかなり背が高く、他人からは珍しいものを見ているかのような目で見られた。
勉強もそれなりに出来て、スポーツは一流となれば、
「あの人は違うのね」とちょっと距離を置かれてしまう。
同世代からの視線は、尊敬や敬愛というより、妬みや珍しいモノを見ているようなものだった
(実はそのほとんどは彼女の思い過ごしだった。
ほとんどの人は彼女のことをアイドル的なものとして認識し、視線を向けていた。
彼女の不幸は、それを知り得なかったことにある)
私はもっとみんなと同じ目線で、みんなと一緒に時を過ごしたいのに。
自分自身が思うところの「他人との距離感」がいつのまにか自分の常であるとしてそれを認識してしまうと、
彼女は次第に自分に無いものを求めるようになった。
自分のどこかに欠けている(と彼女が思っている)部分を外部的要因として充足することで、
自分自身も変われるかもしれない、他人との距離も縮められるかもしれない。そう考えたのだろう。
3.小さいモノ、可愛いモノ
そして自分にないもの、と彼女が考えたのは小さいモノ、可愛いモノだった。
彼女の部屋は次第に多種多様の、特に猫の縫いぐるみや写真で埋め尽くされるようになった。
残念ながら母親のアレルギーの関係で、ペットを飼う事はかなわなかった。
彼女は母親を苦しめてまで自分の要望をかなえるほど親不幸ではなかったのである。
また、榊の母親も、自分の子供がどんなことを想い、悩んでいるのかをよく分かっていた。
だからこそ、子供の部屋が次第に縫いぐるみと写真で埋まっていくのを見ても何も言わなかったし、
時々可愛い縫いぐるみを買ってきてもやった。
「この猫はどんな種類なの?」と自分の娘に話しかけ、共に笑うこともあった。
自分のことを心配して「猫が飼いたい」と一言もいわない子供に、さらなる愛おしさを感じた。
4.殻
だがその一方で、榊は自分自身が「可愛いモノ好きである」ことを他人に話すことは決してしなかった。
他人との距離感を縮められるかもしれないという思いはもちろんあったが、
それ以上に
「もしこの事を知られて、もっと変な目で見られたらどうしよう、距離をおかれるようになったらどうしよう」
という恐怖もあったのである。
彼女はいつのまにか、自分自身が半ば袋小路のような考えに縛られ、
自分自身の殻に閉じこもってしまっていることに気がつかないまま、
中学を卒業した。
そして、その学力に叶うだけの結果を出し、偏差値が高めのある高校に入学した。
5.高校生になって
高校に入ってからも、榊を取りまく環境はあまり変わらなかった。
とはいえ、担任の先生があまりにも破天荒だったり、小学生がいきなり特別編入してきたり、
入学してから一ヶ月も経たずして大阪から転校生がきたりなど、
自分が目立つ要素は昔と比べると少ないような雰囲気だった。
それでも彼女がかもし出す独特のオーラのようなものは、
クライメイトを近寄りがたいものにしていたし、彼女自身もそれに慣れていた。
何名かの同級生、特にショートヘアの子が何度となく声をかけてくれるのは嬉しかったが、
その女生徒があくまでも自分を「憧れの対象」として見ているような雰囲気で見ていること、
つまり「やっぱり自分と距離をおいて接しているんだ」と分かると、
ちょっぴり悲しい気分にもなった。
「また、これまでと変わらないのかな」。
時間遡行SSキタ━━━(・∀・)━━━!!
おお?神光臨か!?
6.変われる…かな
中学の時にペットショップの人に叱責されてから止めていた散歩を、
高校に入って再びはじめるようになったのは、もちろんホンモノの猫に触れるかも、
あえるかもしれないという期待があったからに他ならない。
高校入学という人生の変わり目で、自分自身も変わるかもしれない、
いや、変えなくちゃいけないのかもしれない、という思いが彼女自身にあったのだ。
その「変わるモノ」「変えるモノ」に出あえるのかもしれない…。
しかし日々(とはいえ、土日だけだが)の散歩は彼女の気持ちを変えるだけのものを与えてはくれなかった。
木々の緑は心を健やかにしてくれたし、公園の湖は神秘的な輝きをかなで、彼女の心を豊かにしてくれた。
しかし相変わらず猫には嫌われたていたし、心の殻を破るような出来事は起きなかった。
7.散歩道(2)
そしてその日は突然訪れた。
いつものように何事もなく終わりつつある散歩。
変化の無い自分に知らずのうちにため息が出る。
ふと目を前にやった時、彼女はそれを見つけた。
目の前を大きなうさぎの縫いぐるみが歩いてくる。自分目指して。
「うあ…」
「何故うさぎが?」とパニックに陥る前に、その可愛さで思わず彼女は顔を赤らめ、うめいた。
そして目線はそのうさぎに釘付けになる。
「あ、榊さん」
うさぎの後ろからおさげの可愛い女の子が顔を出した。
よく見ると、縫いぐるみそのものが歩いているのではなく、
その女の子が抱えていたのだった。
確かあの子はクラスメイトの美浜ちよちゃんだ。
だが榊の意識は今、その女の子ではなく、縫いぐるみの方に向けられていた。
「ど、どうしたんだ これ…」
その女の子は屈託のない笑顔で応えた。
「商店街の福引で当たったんですー」
「(うさぎさん、可愛いなぁ…)」
8.「友達」
榊はふと、ひらめいた。
「…た、大変そーだから持ってやるよ…」
榊はちよからそのうさぎを受け取り、後ろから抱えこむように持ち上げ、ぎゅっとつかむ。
「すみませんー」
至福の時を得ることが出来た榊にちよがお礼の言葉をかける。
「いや…いい…」
榊は恥ずかしさのあまり、真っ赤な顔が見えないように、うさぎの後頭部に顔を押しつけ、返事をした。
「私のうちはこの先なんですよー」
ちよの指差す方向にあるものを見て、榊は驚きの色を隠せなかった。
自分の近所にある大豪邸が、その指先にあった。
確かに、あの家の持主は美浜という苗字の人だったが、まさかちよちゃんの家だったとは…。
「ちょっとお茶でも飲んでいきましょうか?」
「い、いいのか…?」
榊は驚きを隠せない。
「はい、もちろんです! 高校生の友達がうちに来るのははじめてだから嬉しいです!」
「と、友達…?え、えと、私が…?」
うさぎの後頭部に隠れた榊の顔が驚きと嬉しさでごっちゃになった。科白も、動揺を隠せない。
「はい!」
ちよは榊の方を見て、にっこりとうなづいた。
9.殻を破る日
ちよの家に案内された榊は、ちよの部屋で夕方過ぎまでお茶をした。
うさぎの縫いぐるみのことにはじまり、好きなモノ、可愛いモノ、
学校でのこと、もうすぐ始まる中間テストのこと。
相変わらず口数の少ない榊だったが、ちよがそれを補うくらいに色々と話しかけ、それがまた榊には嬉しかった。
榊は帰路、ちよの家を後にした時の言葉のちよの言葉を反芻していた。
「また明日、学校で!」
明日という日が来るのが、こんなに楽しみなのは生まれてはじめてかもしれない。
あんなに小さくて可愛いちよちゃんが、私のことを友達と呼んでくれた。そして明日また、と言ってくれた…。
明日から何かが変わるかもしれない。そんな期待をはじめて感じさせてくれた散歩を終え、彼女は自分の家の玄関を開けた。
「ただいまー!」
彼女の心を包んでいた殻が、ぴし、と音をたて、ひびが入った。
その殻は少しずつ、だが確実にはがれていくことだろう。
9+α.オマケ
R.F.「あ!9.の後に『−終わり−』をいれるの忘れとった!」
智「ばーか、ばーか、ばーか!」
R.F.「…(むかっ)。う、うるさいな!わざとだよ!ついだよ!」
智「どっちだよ」
暦「そういやテレビ版と原作じゃ、ちよちゃんちにはじめて高校の同級生が行った日と、
うさぎの縫いぐるみのエピソードの順番が違うな。
それにテレビ版じゃうさぎじゃなくて猫の着ぐるみだ」
R.F.「テレビ版だと『はじめて』→『着ぐるみ』、
原作だと『縫いぐるみ』→『はじめて』やな。
それにテレビ版の『はじめて』に相当する原作のエピソードでは、
ちよは『高校の同級生がくるのは初めてです』とは言って無い。
だから、縫いぐるみをもってあげた榊さんが美浜邸まで行って、
折角だからとお茶するシチュエーションは自然かな、ってね」
智「途中でバイバイ、じゃおかしいもんなー」
大阪「でもなー。原作通りだとすると、忠吉さんはどうなるん? 忠吉さんと榊さんがはじめて会うのはもうちょっと後やで?」
榊「確かにその通りだ…」
R.F.「うっ。…縫いぐるみを持っていった時には、
たまたま石原先生のところに入院中だったとか、旅行中だったとか、
ともかく、美浜邸には居なかったことにしてくれや」
神楽「相変わらずいい加減だなー」
神降臨
キタ━━━(・∀・)━━━!!
9+α×2 上げた後で
R.F.「アップした後に気がついた、つーか直したいところがいくつかあるなぁ。
特に8.。繰り返し同じ表現つこうてるのが気にくわん。」
大阪「意味が分かればええんとちゃう?」
R.F.「とは言うてもなぁ…やっぱり気になる」
神楽「上げちまったもんは仕方無いじゃん。プラス思考だ、プラス思考!」
R.F.「プラス、か…?まぁ、別の機会でどこか別の場所に上げる機会があれば、
手直しすることにするわ。
元々半ば、『』を少なくするという実験のつもりで書いていたのが、
止められなくなって出来たもんだし」
榊「…私は実験台か…!?(怒)」
R.F.「い、いや、そ、そういうわけでは…(汗)」
>>566 ありがとう、ジーンと来たよ。
榊さんはいい友達に恵まれてよかったよね・・・
・゜・(ノД`)・゜・
また、書いてね
>>571さん
>>また、書いてね
R.F.「股」
暦「…」
智「ぶち壊し、じゃーん!」
榊「…そんな冗談で…済むと思うのか…?」
R.F.「…せやけど来週の試験まで忙しいんや。堪忍してな(涙)
『ぼりぼり』と続けなかっただけでもよし、として…」
榊「…(怒)」
R.F.「い、いや、な、なんでもないです…」
榊「マヤー、ほらっ!」
マヤー「フギャー(ばりりっ)」
R.F.「うぎゃー!」
智「あーあ。あれは、ともちゃんの時より痛いぞー」
R.F.「…(どくどくどくどく…)」
574 :
メロン名無しさん:02/10/22 08:01 ID:eW4KLP3u
>>519 遅レスだが漏れは好きだよこーいうの・・
520は原作読んでいないのでは?
(
,, ) )
゙ミ;;;;;,_ (
ミ;;;;;;;;、;:..,,.,,,,,
i;i;i;i; '',',;^′..ヽ
゙ゞy、、;:..、) }
.¨.、,_,,、_,,r_,ノ′
/;:;":;.:;";i; '',',;;;_~;;;′.ヽ
゙{y、、;:...:,:.:.、;:..:,:.:. ._ 、}
".¨ー=v ''‐ .:v、,,、_,r_,ノ′
/;i;i; '',',;;;_~⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′..ヽ
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".¨ー=v ''‐ .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
/i;i; '',',;;;_~υ⌒¨;;;;;;;;ヾ.ミ゙´゙^′.ソ.ヽ
゙{y、、;:..ゞ.:,:.:.、;:.ミ.:,:.:. ._υ゚o,,'.、) 、}
ヾ,,..;::;;;::,;,::;):;:;:; .:v、冫_._ .、,_,,、_,,r_,ノ′
>>574 ごめん、原作読んだことあるし。っつーか全巻持ってる。
解説された後はSSの意味わかったけどさ、急に書かれたら何のことやら解んないと思うけど?
少なくとも俺はあの時点では意味が解らなかった。
そういう人も、いる。
その日、ボクは彼女を助けた。
だからボクは―――榊の猫だ。
その日、いつもどうりに学校から榊が帰ってきた。
でも、なんだか様子が変だ。
いつもは帰宅一番ボクを抱き締めて床を転げまわるのに、今日は帰るなりさっさと寝てしまった。
男の匂いもしないのに何でまた・・・
ねえ、どうしたの榊
どうしたのったらぁ・・・
―――そっか、今日は解剖実習の日だったのか
でも・・・
獣医っていうのはそういう職業じゃないのか
ボク達の中にはパンヤや綿が詰まってる訳じゃないんだ
傷つけば血も流れるし、病気にもなる・・・
榊・・・榊・・・
わかってる わかってるよ、かわいそうに
ボクがなぐさめてあげるよ
ボクだけが君の悲しみを理解してあげられるんだ
そのためにボクははるばる西表島からやって来たんだから
だから、ね
今日は泣きたいだけ泣いていいんだよ
ボクが涙を拭いてあげるから
ずっと、側にいてあげるから
次の日、彼女はいつものように大学へ向かった
涙の跡がわからないように、何度も何度も顔を洗って―――
いってらっしゃい
ところで・・・
ボクは今風邪を引く方法を模索中だ
そりゃもちろん彼女の患者第一号になるためだ
でも、体が丈夫なせいか、なかなかうまくいかない
誰か知らないだろうか―――
イリオモテヤマネコが風邪を引く方法を
〜Fin〜
書いてみた。
・・・元ネタ知っている人、ゴメンね
582 :
メロン名無しさん:02/10/23 04:08 ID:MF9TFzKp
>576
そうか、それはすまなかったな。
漏れはすぐに解ったからつい皆わかるものだと思ってしまったよ。
そうだよなぁ、わからない奴もいるもんな。
583 :
メロン名無しさん:02/10/23 06:58 ID:2tnv5Fia
原作全巻持ってても、わからないヤシも、いる。
サントラVer2買った。
『ちよちゃんがコーヒー入れにいった隙にマヤーを抱いて恍惚の表情でくるくる
回る榊さん』のシーンでかかっていたBGMも入っていて幸せ〜♪
タイトルは『マヤーといっしょ』でそのまんまだったけど
586 :
メロン名無しさん:02/10/24 07:59 ID:VCwlKREm
漏れもサントラ欲しいぞ!!!!
587 :
メロン名無しさん:02/10/25 01:50 ID:gTI6sDZa
>584
漏れも買った。
「小さな少女に祝福を」〜「みんな、ずっと、一緒。」のコンボが
心に染みる。
自慢か!?それは金が無くて買えない奴への自慢か!?
うわあああん!・゜・(ノД`)・゜・
今月あと小遣いが37円しかない・・・
皆して自慢しないでよぅT-T
いいなー聞きたいなー。
>>589
その前に今月生きていけるのかを心配しるw
生活費は別で遊べる金によゆーないだけだろ
, -‐- 、 フレー、フレー、お兄ちゃま!!!
〃, /二ニヘヽ'⌒ ヾ
i l iノノノ)))i ! ミ
l | | ( | | |l|/ヾ ^
ノノリlゝ'' lフ/ハ
/ヾェトv'
/ , ヘ ll.〉
ァ'⌒` < .〉, ll|
7 .ゞ く/l_||j
"` v'ハ` く//_|_j>
__ ヽ. ` .
. //  ̄ _ ノ
/ 冫´ 「 l
ー'´ l. l
l. |
〈`ー|
ヽ. |
`
, -‐- 、 フレー、フレー、お兄ちゃま!!!
〃, /二ニヘヽ'⌒ ヾ
i l iノノノ)))i ! ミ
l | | ( | | |l|/ヾ ^
ノノリlゝ'' lフ/ハ
/ヾェトv'
/ , ヘ ll.〉
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7 .ゞ く/l_||j
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〈`ー|
ヽ. |
`
>589
最終手段、
エムエクーs(r
むう・・・来週トリビュートが来る・・・
ところでサントラ2購入者に質問。
点つけるとしたら何点?
>596
減点方式で85点と言うところか。
収録時間が少ない。これなら1枚で全部入ったはず → -15点
後…無いな…
最終回付近の怒濤の新曲、新アレンジはしっかり網羅されてるし、
劇場版のサントラ(サラバイ除く)+初収録分もあるし、
「ちよちゃんのつくりましょ」もある。
ちなみに「小さな少女に祝福を」はトリビュートの「Weepin' Rains」のピアノソロアレンジだ。
新学期(「風の色マーチ」) おやすみなさい(「星のめがね」) 休み時間デスカ(「Moi-Moi」)
のメロディラインは結構色々アレンジして使われてる。
けど、同じ曲とは思えないぐらいアレンジされてるので、気にならない。
103点
しまった。
新学期(「朝焼け線路」)だったわ。
スマソ。
「風の色マーチ」は榊&マヤーの明日への旅立ちの歌・・・ってのは無理あるか
Another Side Story Part 1(From TV Version):誕生日の贈り物
■「誕生日の贈り物」
1.「ネコといっしょ」
ある天気のよい土曜日。
(明日はちよちゃんの誕生日会。友達の誕生日に呼ばれるなんて小学生の時以来だ。
何かちよちゃんに合った、可愛い贈り物をしたいな…)
キーホルダー、マグカップ、縫いぐるみ。
榊はいつもの散歩コースを外れ、商店街をウィンドウショッピングがてらに歩きながら、色々と考えてみた。
でも何か自分の感覚をくすぐり、ピン、とくるものがない。
彼女が次に訪れたのは、少々大きめの本屋だった。新刊、月刊誌のコーナーを横切り、専門誌のコーナーへ足を運ぶ。
そこにはさまざまな専門書がずらりと並んでいた。
そこで彼女の目に留まったのは、「ネコといっしょ」という本だった。
タイトルから想像するに、可愛い猫さんたちの写真がいっぱい載っているに違いない。
表紙にも可愛い猫の絵が描いてあった。
「わー、可愛い〜。ありがとう、榊さん!」
本を受け取って喜ぶちよちゃんの姿を想像し、ちょっと顔を赤らめ、
恥ずかしさのあまり(というよりいつものクセで)両手で顔を隠してしまう榊。
彼女は、喜ぶちよちゃんの姿を頭に思い浮かべながら、「ネコといっしょ」の本があった場所に手を伸ばした。
その一方で「自分のような可愛くない人間があんな本を買うなんて」と、他人から想像されるのが恥ずかしいといった思いから、
よく確かめもせず、すぐにその本を脇に抱え込み、レジにも裏返して出した。
そして小さな声で赤らめた顔のまま、「…誕生日の贈り物なので、きれいに包んでください…」とお願いする。
レジのお姉さんが一瞬「?」という表情を見せたが、榊はそれを「こんな可愛い内容の本を…?」と思ったのかと誤解した。
2.二冊の本
誕生日当日。智、暦、大阪、榊、そして今回の誕生日会の主賓のちよ。
美浜邸にはいつものメンバーが勢ぞろいした。それぞれがちよに、誕生日のプレゼントを渡していく。
智は受け狙いをして見事に外し、少々ふくれっつら。暦は榊と同じ本をプレゼントした。大阪は大きな黄色い猫の縫いぐるみ。
夢で見た、ちよのお父さんと瓜二つなのでびっくりした榊は思わず「これはちよちゃんのお父さんだ…」ともらす。
「なんかようわからへんけど、榊ちゃんって結構メンデルなところあるんやなー」
「…大阪、それは『メルヘン』じゃないのか?」
「そうともいうな〜」
暦のツッコミも大阪のボケも相変わらずだった。
ちよの手元の、暦から渡された本を眺め、「ちょっとかぶっちゃったかな」と思いつつ、
榊は本屋できれいに包装してもらったままの本を手渡す。
「はい、ちよちゃん、これ…」
「ありがとうございますぅ。榊さんも本ですね。わー、なんだろー?開けてもいいですか?」
「うん…」
がさがさ。ちよは小さな手で丁寧にリボンと包装紙を外す。中には確かにプレゼントの本が入っていた。ただし、榊が買おうとしていた「ネコといっしょ」ではなかった。
「たのしいお茶」という題名の本だった。
3.間違い
「お茶…の本、ですか?」
「…!」
榊の頭の中に瞬時にして、そのプレゼントの本を買った時の情景がよみがえって来た。
「ネコといっしょ」の本を見て「いいなぁ」と思い、一瞬想像をめぐらせた。
その後はよく見ずに、そこにあったはずの本に手を伸ばし、確認もせずに…。
レジに出す時も裏返しのままだったし、そうだ、レジのお姉さんが不思議がってたのも…。
「うーん…。まぁ、そういうのもありかな」
「榊ちゃん、私より受け狙いがうまいじゃん!」
「ちよちゃんにはちょっと早すぎる内容かもしれへんなー」
ちょっとだけ気まずい雰囲気。沈黙が場を支配する。
暦と智がそれぞれ場を和ませようと瞬時に思いついたベストの言葉を発し、大阪は本能のおもむくままに反応した。
4.「よろしくね」
「…ま、間違えた…」
榊にはそれをちよに伝えるだけで精一杯だった。そして顔を真っ赤にしたままうつむいてしまう。
智は「やばっ、空気を変えなきゃ」と瞬時に判断し、視界のすみにあった、ある球団のマスコット人形へと話題をそらす。
「ねえねえちよちゃん、ちよちゃんって巨人ファンなの?」
多少オーバー過ぎるくらいの声量で問いかけた智に、意図を感じとったちよも、大げさに
「ええ、そうなんですよー。今年は優勝ですー」
と返す。
「巨人っていつもそうじゃん。今年は阪神だよ!」
「巨人ですぅ!」
そこからはおなじみの、小学生同士の喧嘩のようなやり取りが続いた。
ちよは思わず涙目になってまで反論する。もう演技なのか本気なのか分からない。
そこに榊が、大阪が持ってきた「黄色い猫の縫いぐるみ」を手に、お父さんがいるから大丈夫だと口を挟んでくる。
榊は多少涙目のようにも見えたが、ちよから見て彼女は大丈夫そうだった。
暦はそのやりとりを見て「相変わらずだな」とでもいいたげにため息をつく。そして
(あの様子なら…大丈夫かな、榊…)
と思いながらも念のため、手洗いのために席を立つ。
「ちよちゃん、ちょっと手洗い借りるね。…えーと、どこだっけ?ちょっと案内してくれないかな?」
ちよは「もう知ってるはずなのに…」と不思議がりながらも暦を案内する。
その間も、智は榊に、阪神が今年どれだけ可能性があるかを夢中になって力説していた。
ちよの部屋から多少離れたお手洗い。その手洗いのドアの前で暦はちよにささやいた。
「榊へのフォロー、よろしくね」
5.散歩
「ごちそうさーん!じゃ、ねー」
「ほなら〜」
「それじゃ、また明日学校で…榊は?」
日も暮れ、智、大阪、暦がちよの家を後にする。暦の問いに榊は
「私は…もう少し残ってる」
とだけ答えた。最低限のことしか話さないのは相変わらずだな、と暦は思った。まぁそこが榊らしいところなんだけど。
「そやね〜忠吉さんともう少しいたいんやね〜」
ちよから、榊の家が意外に近いことを聞いていた皆は、榊の返事と大阪のフォローに合点してうなづいた。
暦だけは「頼むね、ちよちゃん」という思いを含めて。
公園の木々が夕日の赤に照らし出されて不思議な雰囲気をかもし出している。榊はちよと忠吉さんと共に散歩をしていた。
ちよが榊に、散歩に付き合って下さいと頼んだのだ。榊は忠吉さんと一緒に散歩が出来て嬉しそうだった。
6.同級生から「友達」へ
「榊さん…」
ふと、何かを思い出したかのような自然なタイミングでちよが榊に話しかけた。
「プレゼントの本のことですけど…気にしないで下さいね」
「…うん」
「間違いは誰にでもあることですから。それに…」
ちよは右手を握り、どん、と自分の胸をたたいて
「榊さんの気持ちはしっかり受け取りました!とっても嬉しいです」
と自信ありげに、榊に向かって答えた。
「でも…いいのか?」
それでも心配な榊が、さらにちよに問いかける。
ちよは榊の思いを胸一杯に受け、その嬉しさを返すのに、やはり自分にとってのこれまでで最高だ、と思えるほどの笑顔を作った。
「いいんです!榊さんは友達ですから! お茶は健康にもいいって話ですし、この際ですから色々勉強してみます!」
「…ありがとう」
多少涙目にしながら、榊は応えた。嬉しさで、それだけで精一杯だった。
「(友達っていいなぁ…)」
榊は、そう思いつつ、ちよの心遣いに、出来る限りの笑みで応えた。
二人の大きな少女と小さな少女の笑みが、夕焼けできれいに彩られ、公園の湖に映し出されていた。
この日を境に、ちよは榊にとって、単に「可愛くて頭のよい小学生の同級生」としてだけではなく、
「心の優しい友達」として位置付けられることになった。
そして榊の高校生活も彼女とのふれあいの中で、少しずつこれまでと装いを異にしていくことになる。
−終わり−
「誕生日の贈り物」外伝
大阪「最近ちよちゃんちへ遊びにいくと、いつも変わったお茶が出るんや〜。
中国のなんとかいう、高級なのとか、滅多に手に入らないお茶の葉を使ったものとかいうてたで〜」
暦「そうだな、急須も本格的なもの使ってたぞ。なんか色々ハマってるみたいだな」
智「しまいにお茶会でも開こうっていうんじゃないのかー? 外で、絨毯みたいの敷いてさー。
しゃかしゃかしゃかとかやっちゃってー。足しびれるからやだなー」
暦「元々お前には無理だっての…ん?どうした榊?」
榊「…本当に勉強してるんだ…」
暦・智「?」
ちよ「あ、みなさんおはようございますー。あのですねー、今週の日曜、皆さん空いてますか?」
暦「んー?私も智も特に用事はないけど?」
榊「私も…ない」
ちよ「今度の日曜に、うちでお茶会開きませんか〜? 本格的なお茶をご披露しますよ〜」
皆「!」
榊「…(ぽっ)」(着物姿のちよを想像している)
オマケ
R.F.「テレビ版でちゃんと、榊さんが取ろうとしていた本の下にあった本の名前が書かれていたんで、思いついたネタや。
ちゃんと本編の話に組みこんでもおかしくない流れはしておるで」
暦「でもちよちゃんがあの歳でお茶に凝ったなんてことになったら、夜更かしするから健康に悪いんじゃないのか?」
R.F.「うーん、やっぱりそう思うか…左奥の本の方がよかったか?」
大阪「それってなんや?」
R.F.「HECHO」
大阪「へーちょ?私のくしゃみやん」
R.F.「そう。それと絡ませるのもよかったかな。
ただ、原作でもTVでも大阪さんのくしゃみが出てくるのは後のはずだから…」
智「辻褄があわないじゃん!」
R.F.「…ってなことになるわけや」
榊「ところで…『忙しい』と言ってた理由の試験は?」
R.F.「…」
榊「…?」
R.F.「どーでもええのんじゃー!」
智「ともちゃんの科白を盗るな!」
R.F.「よみたんの気持ちが痛いほど分かる…」
>608
乙カレ〜、なんか可愛いぞ榊さん。次回作では、いっそう深まる榊&ちよの関係を
ぜひ(w
/ / // /___ ___ヽ_ \ヽヽ トヽ\
/ ,イ // ,,z====ュ ,z===ッ、,ヽヘト、 |\! \
// | ハ / '´ 、、、、 、、、、 ` |-ヽ | ヽ
/ /|/ヽ,| ' レ'^、ト、 ゙、
/ { ゙i ┌─────┐ | | ゙、
/ ゙i | |/ | レ' / ',
/ \, | | | | / ゙,
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日 本 一 お め で と う ご ざ い ま ー す
, -‐- 、 フレー、フレー、お兄ちゃま!!!
〃, /二ニヘヽ'⌒ ヾ
i l iノノノ)))i ! ミ
l | | ( | | |l|/ヾ ^
ノノリlゝ'' lフ/ハ
/ヾェトv'
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7 .ゞ く/l_||j
"` v'ハ` く//_|_j>
__ ヽ. ` .
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>>1 張本「喝!!!!!!」『かぁぁぁーーーーつ!!!!(ジャジャン)』
「だいたいねぇ、こんな駄スレを立てて人様に
迷惑をかけるなんて最近の若者はなっとらんですよ。
親の教育、学校の教育が悪いとか色々いわれますけどねぇ、
結局最近の子供は外で遊ばんでしょう。ゲームやインターネット
ばっかりやって。
我々が子供の時なんてそんなもんありませんから、外で遊ぶし
かなかった訳です。
外で遊ぶ、外で皆んなで野球をやって、それで人と人との交流
を測る訳ですよ。
最近の子はコミュニケーションが下手でしょ?それもこれもね、
みんながみんな一人で遊ぶ、自分一人の世界に閉じこもって
周りが見えない事を、個人主義、個人の自由と勘違いしとるん
です。
大体アメリカもね、実力あっての個人主義なんですよ。
その点を最近の若者はわかっとらんですねぇ。喝ですよこのス
レは。」
615 :
:02/11/01 21:12 ID:???
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-1a(S.1)
●4月×日 晴れ
今日から高校一年生。クラスは三組。家から近い学校なので通学は楽だけど、中学の同級生がひとりもいないのでちょっぴりさみしい
…中学の時もほとんど友達はいなかったから関係ないか。
高校生になったら、私にも友達ができるかもしれないと思ったけど、やっぱり他の人の話の輪に入るのは恥ずかしい。
嫌われることはないだろうけど、変な目で見られたらいやだ。女の子でこんなに背が高いとか目つきがキツイとか、遠ざけられたらどうしよう。
そういえば、入学最初の日からうちのクラスに新入生が入ってきた。美浜ちよちゃんだ。
頭がいいので10歳だけどうちの高校に入ってきたという。可愛いなぁ…。友達になれるといいなぁ。
●4月○日 晴れ
ちよちゃんは天才だけあって、何でもできるみたい。千尋さんに勉強を教えていたし、水原さんとのあや取りもとても上手に出来ていた。
窓の外を見ているふりをして、横目で眺めていただけだけど…。
●4月△日 曇りのち晴れ
進路志望の紙をちよちゃんが集めに来た。お話するチャンス、と思ったけれど、ついつい邪険にしてしまった。
これじゃいけないのに、ついついクセで…これじゃ中学の時と同じ。
私の紙を受け取ったあと、ちよちゃんはこちらをじっと眺めていた。私は外の雲を見ていたけど、視界の端からうかがえるちよちゃんの視線が痛い。
「似合わない職業を選んだ」と思っているのかな。本当のことを書かなきゃよかった。
放課後、かおりさんが天文部はどうですか、と誘ってくれた。星のことにはあんまり興味がないけど、誘ってくれたにびっくりしてしまって、ついきつめの表情で「私を…?」と答えてしまった。
かおりさんは私が怒ったと誤解しちゃったようだ。私ってこれだから…。こんな自分がいやになる。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-1b(S.1)
●4月□日 晴れ
登校の時、灰色のネコさんに手を噛まれてしまった。寝ているところをなでようとしただけなのに…。
保険の先生がオーバーに包帯をまいたので、ちよちゃんが心配してくれた。ちょっと嬉しい。
帰りにまたあの灰色のネコさんに出会った。機嫌がいいかな、と思って手を出したら、またかまれてしまった。
何か私、悪いことしたのかなぁ?
●4月×日 晴れ
いつも元気一杯で友達とよく話している滝野さんが「挑戦シリーズ」と言って百メートル走をしようと声をかけてきた。
私のことを「運動が出来る人」としてしか見てくれてなさそうなのはちょっぴり悲しかったけど。
少し手を抜いたつもりだったけど、勝負(?)には勝った。
けど、滝野さんにはちよちゃんと水原さんが声をかけていた。いいなぁ…。
●4月△日 曇り
大阪から春日さんという転校生が入ってきた。滝野さんが彼女のことを「大阪さん」と呼ぶと言っていた。
大阪さんかぁ。仲良くできるかな?
■説明など
R.F.「まぁ、新しいネタ、というより思い付きなんやけどな。
榊さんほど三年間の中で色々な心境つーか環境が変わった人もおらんと思うんや。
色んな人が指摘してるけどな、よい友達との出会いの中で、
殻に閉じこもっていた性格が少しずつ解放されているような気がするんや」
榊「たとえば…?」
R.F.「(うっ。本人に聞かれるのも、なんつーか…)性格の変化は原作よりもTV版の方が出ているような気もするんやけど…
たとえば最初自分が可愛い物好きだということ自体を隠していたのが、
三年も後半になると、誰にはばかることなくそれを見せるようにしてるやろ?」
神楽「ああ、ちよちゃんからネコの本見せてもらった時とかだな?
私が『ネコに嫌われてるからなー』とか言った」
R.F.「それも一例。一年の時にはそんなことは無かったやろ?
そういう心境の変化を、TV版の流れを追いながら日記の形で
補完してくりはどうやろか?という趣向なんや」
ちよ「なんか長くなりそうですねー」
R.F.「まぁ、気長にゆっくりと、試行錯誤しながらって感じやな。
飽きたり不評ならさっさと途中で止めるし」
ちよ父「死ぬようなことを…(ゴゴゴゴゴ)」
R.F.「止めても死なない、死なない」
暦「それにしてもこれ、鬱日記みたいだぞ」
榊「私は鬱じゃない…」
R.F.「しゃーないやん。実際はじめのころは、友達グループの会話に混じること自体無かった…
つーより、席に座って外を眺めたり本を読みながら、周りの会話を聞いてるって感じやったんやから。
かおりんがよく声かけてたようやけどな。
他のSSでも書いたけど、おそらく榊さんってその背の高さやスポーツ・勉強のでき方から、
『同じ目線での』友達は少なかったと思うんや。
神楽さんも言ってたけど、「孤高の狼」って感じ?
本人もそういう立場は望んでおらんだろうけど、
それに(仕方無しに)慣れてたような雰囲気はあるやね…
高校一年の最初のころも、それに近い状態だったんでは、と」
■ところで…
R.F.「ところで、どこぞのスレで見たんやけど、相手の呼び名の対応一覧ってどこかにあらへんやろか?
榊さんって元々無口だし、呼び名を使うことほとんどないから、あの表があるとありがたいんやけど…無くしてもうた」
暦「ちゃんと保存しておけよな」
R.F.「というわけで、誰かアップとか場所を教えてくれるとありがたいっすm(__)m」
神楽「話は変わるが。例のちよちゃんのお茶の話はまだか、
っていう意見がいくつかあるんだが、どーすんだ?」
R.F.「あれは元々単発だから、続きはナシ」
大阪「なんでやねん?Part 1って書いてあるやん?」
R.F.「あれは、テレビ版を元にした『もしもこうだったら…』というパターンの話の一本目、という意味や。
これも気が向いたら、似たような『もしも』を別の状況で考えて書くよ、という程度でということやねん。
」
榊「たとえば…?」
R.F.「そやな……あ、やめとこ」
榊「なぜ…?」
R.F.「大風呂敷広げるのはよくないねん。本人のいる前やし(ニヤリ)。」
榊「…お手洗いはすませたか?神様にお祈りは?部屋のスミでガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK…?」
R.F.「…榊さん、それ、作品ちが…」
マヤー「(シャー!)バリッ」
R.F.「…(どくどくどくどく…)」
呼び名の対応一覧もそうだが、榊や神楽のファーストネームが公式設定ないのが
SS書く人にはかなり辛いのでは?
某スレのSSで榊さん自身が(迷うな……榊!)なんて自問自答してるのを見て思
タ・・・書いた人もそこには性でなく名を入れなきゃヘンと思いつつの苦渋の選択
とみた。『榊さんのファーストネームは、SS作家が自分のSS限定で勝手にしてい
い』って無言のルールを設定しておきませんか?もち、このスレ限定ですが。
いや・・・個人的にはそれもどうかと思う
あずま氏だってかたくなに「榊さん」で通してきた訳だし
>621 ナイス!
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-2a(S.2)
●5月○日 晴れ
今日、英語の授業中、教室の床にゴキブリが這いまわっているのを見つけ、つい私自身もびっくりするくらいの悲鳴をあげてしまった。
動物は好きだけどあれは嫌いなんだもん。
私の悲鳴でクラスは大騒ぎ。結局、滝野さんが退治してくれたみたいだけど…。
私の悲鳴だってことは誰も気がつかなかったみたい。よかった、と思ったけど、少しだけ寂しい気もした。
もし滝野さんとか水原さんが悲鳴をあげてたらどうだったんだろう。
●5月□日 晴れ
体育の授業でバレーの試合をした。私はちよちゃんや滝野さん、水原さんたちと一緒のチームになった。
中学の時も授業でバレーは何度かやっていたので得意な方だ。スパイクを相手コートに決めた時、ちよちゃんがとっても喜んでくれた。
私はいつものクセで冷静な顔で応えたけど、やっぱり格好つけずにありがとう、といいながら微笑めばよかったのかな…。
こういうのってやっぱり練習しないとダメなのかしら。
でも、自分が微笑みながらありがとう、とか言ったり、ジャンプしながら喜んだりする姿って想像出来ないな…。やっぱり、私には無理。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-2b(S.2)
●5月×日 曇り
いつものように放課後ちょっと残って外の景色を見ながら、ちよちゃんたちの話を横耳で聞いていた。(※春日さ、とまで書いて消しゴムで消した跡アリ)大阪さんがしゃっくりが止まらなくて困っているようだ。そこで、色々としゃっくりの止め方を教えてあげた。
彼女たちの輪に入って話すきっかけなんて滅多に無かったので、ちょっぴり嬉しかった。
水原さんが「渋い治し方知ってるな」と言ってたけど、「おばあちゃんっぽい」と思われたのかな。私ってそう見えるのかな…。
でも私の知ってる方法ではダメで、結局、つい私が口にしてしまった「脳が病気かも知れない」という言葉にびっくりして治ったようだ。
私は単純にしゃっくりは脳と関係があると思っただけだけど、大阪さんたちは別の意味に受け取ったようだ。
怒ってないかな。嫌われないといいな…。
>>620 最後のネタ・・・どっかで見たことあったけど、元ネタなんだっけ・・・?
あいかわらず、引き込まれる文章ですね〜
今後も頑張って下さい
■おまけ
>>622さん
>>『榊さんのファーストネームは、SS作家が自分のSS限定で勝手にしてい
>>い』って無言のルールを設定しておきませんか?もち、このスレ限
>>定ですが。
R.F.「他の人は他の人っすけど、わいの場合は榊さんとか神楽さんは特に考える必要はないかなー。
書き方で何とでもなるもんやし。
一覧が欲しいつーたのは、むしろ榊さんが他の人を何て呼ぶ、かやな。
三年間統一して同じっつーこともないやろし、それじゃそもそも日記シリーズの意味、あらへん」
榊「それはどういう…?」
R.F.「他のSSで書いたけど、少なくともちよちゃんの被り物遭遇事件までは、
教室内では榊さんって結構他の女の子と疎遠だったんじゃないかな」
榊「…」
かおりん「そっそんなことないです!」
R.F.「まぁ、かおりんはともかく。その時点までは、日記中でも『暦さん』とか『智さん』じゃなくて、苗字で呼ぶことにしたわけや。
…もっとも、原作でもテレビでも、榊さんが彼女らのことを『暦さん』『智さん』と呼んだ記憶はないんや…だから確認のための一覧が欲しい、ってわけ」
大阪「でも私のことはもう『大阪さん』って呼んどるで」
R.F.「智ちゃんがクラスのみんなに、そう呼ぼうっていったからや。
実際の教室で呼ぶ機会は無くとも、日記の中では皆と一緒に…っていう思いからやろな。親密な関係うんぬんは別にして」
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-3(S.4)
●6月×日 晴れ
高校はじめてのプールの授業。
水泳は得意な方だけど、中学の時は背が高いとか胸が大きいとかで男子だけじゃなくて女子からもからかわれて、あまり良い思い出がない。高校ではそういうことはないみたい。ちょっと安心。
大阪さんと滝野さんが私の胸を見て「アメリカ人や〜」と言ってきた時、中学の時を思い出して恥ずかしさがぶりかえってきた。つい顔を真っ赤にしてしまった。
水原さんが色々区分けしてたけど、胸の大きさとかわいさは関係ない。水原さんは大人っぽさの雰囲気が漂ってて魅力的だし、千尋さんやかおりさんの方が女の子らしくてかわいいと思う。
…男子はどう思ってるんだろう?私みたいに背が大きいだけの女なんて…かわいくない、んだろうな。
かわいいといえば、ちよちゃんが泳げないのはちょっと意外だった。本当なら小学生だから、仕方ないのかな。
今日の授業で何度もおぼれてしまって、水を嫌いにならなければいいけど。これからはイヤな思いをしないよう、見ててあげよう。あとで、あのねここねこのタオルがどこで売っているか聞いてみたいし。
それより、大阪さんの言っていた「猫かき」、見てみたいなあ…。どんな泳ぎ方するんだろう? でも猫さん、お水嫌いだから泳がないのかも。
__ /,,, \
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;/ ;彡' ;;' ~ヽ,( ●ヽ,〉'' /y'( ●,),/~ ;;ミ ミ;;
;;| ;彡 ;;; ミ; ー;'ミ| ヾ彡;'´ ;;' ミ ミ |;
;| ;ミ ;: ミ ミソ ..:: ::.. lミ ,,彡 ;; ;;'' |;;.
;;l ;ミ, ヾ '' ;;;l'' :::. ::. ヾ ,,;;;;;ソ ノ;; ミ|
ヘ;: ;;;ミ''; ,'' ;;:: ::..::: :::;; :ヽ ミ '' ミj;
'彡;; ミ ,;l , , `ヽ;;,_ ,_,)y , ,tーニ二;ニ_`
;二ニ=-j;,; ; ;; ,, lミヽ_;`;_r'' ,,; ;; ; ; 二二ニ;二ー_ メ―ニ l;;; ; ; ; . ' ヾ;;/ ,, , , ; ; 二;_ーlニ二_ <
.ヾニ=,ー、_;_; _'_,/=\_'_'__メ二__lニ二_ _;;;ヾ;;;;''' '';::'';;;''' ';;'/;;ー、
``ヽ_ ,j,'
`y_ ; ; _; ; '/
激しくズレタ
>628
ちょい違和感。
つい「大阪さ」と書いてしまって、まだそんなに親しくないのに慣れなれ
しいかなと思い直して頬を赤らめ消しゴムごしごし。で「春日さん」に修
正ってほうが・・・もちろん解釈はひとそれぞれですが、ふと感じたので。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-4a(S.5)
●7月×日 晴れ
ここ数日、夏休みの宿題の調べ物をするために図書館に通っている。今日も道すがら、いつもの場所でいつもの猫さんに会ったけど、いつものようにかまれてしまった。
何か嫌われるようなこと、したわけじゃないのに。猫さん、なでたいなぁ。
図書館ではちよちゃんに会った。ちよちゃんは自由研究の調べ物をしている、という。何か難しそうな学術書を何冊も借りていたようだけど…。司書の人もびっくりしてた。どんな本なんだろう?
ちよちゃんと図書館の休憩室でちょっとお話。来週の週末、ちよちゃんの家の別荘に、滝野さんや水原さん、大阪さん達と遊びにいくから一緒に来ませんか、という。
私は「うん」とだけ答えたけど、本当は飛びはねたいくらい嬉しかった。中学の時は友達に旅行に誘われるなんてこと、一度も無かったもの。
家に戻って旅行のことをお母さんに話したらお母さんもびっくりしてた。けど、驚いているというよりは嬉しそうだった。それこそ、私よりも。
学校の行事での修学旅行や林間学校はあったけど、やっぱり自分自身が班の中で浮いた存在だってことが分かって…やめよう。今はちよちゃんのお誘いを素直に喜ぼう。
あと一週間。友達だけでの旅行なんてはじめてだな…。小学校の時の遠足の前の時みたいにどきどきしてる。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-4b(S.5)
●8月×日 晴れ
ちよちゃんの別荘からようやく帰宅。色々あって疲れちゃったけど、忘れないうちに日記に書きとめておこう。
集まったのはちよちゃんと私の他に、滝野さん、水原さん、大阪さん、そして担任の谷崎先生と体育の黒沢先生。二人の先生の車に分乗してちよちゃんちの別荘まで行く事に。
黒沢先生の言う通り、谷崎先生の運転はものすごい乱雑で、別荘についた時にはちよちゃんと大阪さんが固まっていた。ちよちゃん、大丈夫かな。トラウマにならなければいいけど。
谷崎先生は大雑把な性格がよいところ…だと思うけど、車の運転は別。事故になる前にちゃんと教習を受けなおした方がいいと思う。
ちよちゃんたちが海で遊んでいるのに加わりたかったけど、ちょっぴり恥ずかしいのと気が引けた…というより「私も入れて」という勇気が無かった。ダメだな、こんな私って。せっかく誘ってくれたのに。
そんなことを考えながら海を見ていると、いつのまにか隣に座っていた大阪さんが、あざらしのこととかふぐの漢字のことを色々辞書で調べた時のことを話してくれた。
「イルカに乗りたい」という夢のことは私も同感。イルカさんに乗って、海を冒険…いいなぁ。
いつもぼーっとしているけど、実は結構物知りなのかもしれない。大阪さんのことをちょっとだけ見なおした。
夜、食事の後、滝野さんが谷崎先生と黒沢先生にえっちな話のことを聞こうとたきつけていた。怖い話は苦手だけど、こういう話は、、、正直、ちょっと興味がある。
けど、二人ともさり気なく滝野さんの質問をかわしていた。さすが先生達は大人だなぁ。でも谷崎先生の「去年は独りじゃなかったのに」ってどういう意味だろう?黒沢先生、去年は彼氏がいたのかなぁ? いつか話を聞けるかな?
こんなに楽しい旅行は生まれてはじめて。ちよちゃん来年も呼んでくれるかな、呼んでくれるといいな。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-4c(S.5)+α
●9月□日 晴れ
ちよちゃんの別荘に行った時の写真を滝野さんが持って来てくれた。はじめて友達だけ…といっても谷崎先生とかもいたけど、友達みたいに接してくれたし…での旅行の写真。大切にしよう。お母さんにも見せてあげよう。
写真のうちの一枚が心霊写真みたいに顔が映っていた。ちよちゃんはうらやましがっていたけど、私は…あんまり嬉しくない。どうしよう、この写真。おはらいしてもらった方がいいのかな?
■その他諸々
・
>>627・632さん
正解です。元ネタはヘルシング。調べてみたら、専用のスレッドもあるみたいっす。
(へるまんが大王)
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/csaloon/1031518843/ ・
>>633さん
R.F.「あー、言われてみりゃ確かにその方が単純明快でええかもしれん。私はぬかってもうたー」
智「でももう書きなおし出来ないじゃん」
R.F.「そうやね…ま、最初の解釈通り、
『実際に呼ぶことは(その時点では)無くとも、せめて日記の中ではみんなと同じように…』
という思いを反映させての表記ってことで納得してほしいっす。
口頭で呼ぶ時はわからんけど、恐らく最後まで、暦さんや智ちゃんを呼び捨てにすることはないんじゃない?
名字から名前に、書く時の呼び名は変わるだろうけど。たとえば『水原さん』から『暦さん』みたいに」
神楽「でも私は、最後の方じゃ『神楽』って呼び捨てにされたぜ?」
R.F.「それだけ親密感を感じてたってことなんやろ、きっと。問題は…」
榊「問題?」
R.F.「果たしてわいのそこまでモチベーションが続くかどうか、だ(笑)」
榊「『(笑)』じゃないだろう…」
R.F.「…(滝汗)」
(以下略)
おおー、「榊さん日記」の続編が・・・
ますますキターイ!
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-4a(S.5)
●7月×日 晴れ
ここ数日、夏休みの宿題の調べ物をするために図書館に通っている。今日も道すがら、いつもの場所でいつもの猫さんに会ったけど、いつものようにかまれてしまった。
何か嫌われるようなこと、したわけじゃないのに。猫さん、なでたいなぁ。
図書館ではちよちゃんに会った。ちよちゃんは自由研究の調べ物をしている、という。何か難しそうな学術書を何冊も借りていたようだけど…。司書の人もびっくりしてた。どんな本なんだろう?
ちよちゃんと図書館の休憩室でちょっとお話。来週の週末、ちよちゃんの家の別荘に、滝野さんや水原さん、大阪さん達と遊びにいくから一緒に来ませんか、という。
私は「うん」とだけ答えたけど、本当は飛びはねたいくらい嬉しかった。中学の時は友達に旅行に誘われるなんてこと、一度も無かったもの。
家に戻って旅行のことをお母さんに話したらお母さんもびっくりしてた。けど、驚いているというよりは嬉しそうだった。それこそ、私よりも。
学校の行事での修学旅行や林間学校はあったけど、やっぱり自分自身が班の中で浮いた存在だってことが分かって…やめよう。今はちよちゃんのお誘いを素直に喜ぼう。
あと一週間。友達だけでの旅行なんてはじめてだな…。小学校の時の遠足の前の時みたいにどきどきしてる。
>>638 ↑げろ。アップ間違えた〜。なかったことにしてー(二重アップっす)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-5a(S.6)
●10月△日 晴れ
もうすぐ体育祭。中学では運動会という名前だったけど、中身はほとんど同じみたい。中学の時は一位になっても「あんなに背が高ければ当然だよな」と半ば白い目で見られたこともあったので、あまり好きじゃなかった。
走ること自体は楽しいし、短距離走で一位でテープを切るのも好きだけど、「あなたはみんなとは違うのね」と見られるのがイヤだった。高校ではそんなことはないといいな…。
今日の昼休み、滝野さんとかおりさんが「体育祭で誰が活躍するか、格好いいか」という話題で盛りあがっていた。滝野さんは自分がかわいさで私に勝つといい、かおりさんは私が格好よくて上だと言い争いになった。
自分が格好いいとは思わない。けど、もしそう見えても、格好いいよりかわいい方が強い。
私は、滝野さんの十分の一でいいから、みんなとの話に入れるといいな、うらやましいな、と思っている。だからやっぱり滝野さんの方が強いと思う。
それより、誰も私の方がかわいい、といってくれなかったのはちょっと残念だったな…。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-5b(S.6)
●10月□日 快晴
今日は絶好の体育祭びよりだった。開会式でみんなが集まっている時、中学の思い出がぶり返してきてちょっとうつになったけど、そんなことは忘れて競技に望むことにした。
クラス委員のちよちゃんは、「自分のせいで負けたらどうしよう」と、すごいプレッシャーを受けていたようだ。谷崎先生も励ますつもりだったんだろうけど、ちよちゃんは涙目。
あんなに頭が良くても、ちよちゃんは本当はまだ小学生。高校生に混じって一緒に運動をして、まともに勝てるわけない。
中学の時のように、他の人に白い目で見られたっていい。ちよちゃんのために、自分の力を精一杯出してがんばろうと思った。ちよちゃんの涙顔は見たくない。短距離、中距離、私が個人競技として参加した競技は力いっぱいがんばった。
最後の競技のリレーでは、私はアンカー。ここで勝てば五組を抜いて逆転優勝。五組のアンカーは確か前の短距離走でも一緒に走った人。この人、結構足が速い。ちょっとでも気を抜いたら負けだと思い、一生懸命走った。
最後に追い抜かれそうになったけど、一位でテープを切った。…中学の時には半ばしらけたようなムードになることが多かったけど、今日はみんなで大声援と共に私を迎えてくれた。
ちよちゃんも泣きながら喜んでくれた。よかった、がんばって。よかった、みんなが喜んでくれて。でもなんで古文の木村先生まで喜んでいたんだろう?
最後のフォークダンスで中学の時と同じ男子側に回されてしまったのがちょっと残念だったけど、それでも中学の時よりずっとずっと楽しい体育祭だった。
家に帰ってから、夕食を取りながら体育祭のことをお母さんに話した。お母さんは「あなたが運動会のことをそんなに楽しく話すのははじめてよ」とびっくりしていた。来年からは体育祭を見に来てくれるとも言ってくれた。少しずつ、私も変わって来てるのかな。
今日の体育祭で、学校側が撮った写真はあとで焼き増しの注文が出来るって話だから、そこで何枚か注文しよう。ちよちゃんのチアガール姿の写真があるといいなぁ。
来年に備えて、操作が簡単なデジタルカメラを貯金で買って、お母さんにも操作方法を教えておこうかな。
■おまけ
R.F.「しもた…間違えて直前のヤツを再度アップしてしもた…」
智「ばーかばーかばーか」
R.F.「…(チクショウ…本当に間違っただけに言い返せない)」
R.F.「に、しても。ビデオを見なおしながら文章作っていると、ぱっと見では見逃していた面とか色々分かって、考察したくなるポイント出てくるな…」
榊「たとえば…?」
R.F.「こちらの想像にすぎんのやけど、榊さんは中学の時はあんまり友達に恵まれてなかったんとちゃうやろか?
中学の時って元々男子より女子の方が発育がええんやけど、飛びぬけていたりすると
(しかも背が高いだけじゃなくて頭もいいし運動能力もある)
仲間はずれにされちまう可能性が結構あるわけやし。
さらに性格的には見た目と正反対の『かわいいもの好き』なわけで…その辺の推測が、前に単独でアップしたSSにもちょいと書かれてるけど」
榊「…」
R.F.「だから日記の中でも、中学では結構不遇だったことがあちこちに書かれることになると思うけど、これもしばらくの辛抱。我慢してや」
榊「しばらく、というのは?」
R.F.「過去のいやな思い出を振りかえらなくてもすむようなときがきっとくるってこと。昔より今、そしてこれから、というところかな」
榊日記。フォークダンスでのかおりんについては何も記述ないのはいかにもでワラタ!
報われないのぉ、かおりん
・・・嗚呼!可愛いなあ!榊さん!
これを覚えている住人はひょっとしてもう俺だけかも・・・罠かー。
648 :
:02/11/05 02:41 ID:???
榊さんに動物の言葉が分かる能力なんかが身についたら嫌やな
実は忠吉さんが小生意気な口調だったりとかだったら激しく鬱、、、
、、、今日レンタルビデオのドクタードリ○ルを借りて見たから
こんな事考えてしまった(爆)
今まで噛み付いていたのは好きだから!!
とかみねこが言って榊さんが赤くなった隙を狙って
再び噛み付く様子を一瞬想像した俺はもう駄目かも。
・・・ドクタード○トルは結構好きだったけど2は
見てないなー。今度2を借りるに1かみねこw。
そういやこの前見た毎日新聞に榊という名字のおっさんが載ってた・・・。
くだらなくてすまん
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-6a(S.7)
●10月×日 曇り
今日のホームルームでは文化祭についてのお話。中学生の時にも文化祭はあったけど、高校の文化祭は校外からもお客さんがくる。
喫茶店とかの模擬店も開いていいそうだ。喫茶店とお化け屋敷の案が出たけど、谷崎先生から注文がついて、目安箱でアイディアを募集することになった。
用意された目安箱の周りで水原さんや大阪さん、滝野さんが色々話しあっていた。伝説がどうとか言ってたけど、どんな伝説なんだろう。
私も本を読みながら色々考えて、縫いぐるみ展覧会のアイディアを思いついた。私のお部屋みたいにたくさんの縫いぐるみを集めて教室に展示したら、きっと素敵だ…。猫さんに犬さんに熊さん…お客さんも喜ぶに違いない。
早速紙にしたため、目安箱に入れることにした。でも恥ずかしいから、みんなが帰ったあと、下校する時にさり気なく入れた。名前もとく名希望にしておいた。
入れた後で気がついた。文字のクセで私だって分かっちゃうかも。どうしよう……私みたいなのが「縫いぐるみ展示会」を提案したのがみんなに知られたら…。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-6b(S.7)
●10月△日 晴れ
昨日目安箱に入れた投書のことが心配で、昨日はあんまりよく眠れなかった。朝一番で教室に来て、目安箱の紙をとり出そうかと思ったけど、教室に来てみたらすでに何人かの男子とちよちゃん、水原さんが来ていた。ああ、どうしよう…。
ホームルームで目安箱が開かれたけど、入っていた投書は一通だけだった…(お金が落ちた音もしたけど、なんだったんだろう?)。私しか出してなかったんだ。
ちよちゃんが私の投書を読み上げる。ちよちゃんには前に進路希望の紙も渡したことがあるし、きっと分かっちゃう…。かおりさんが「それ、誰が考えた案?」とちよちゃんに聞いた。もうだめだ…
私は目の焦点をちよちゃんからずらし、何かを考えているふりをした。
ちよちゃんが私の方を一瞬だけ見たのが、視界の端から見えた。でもちよちゃんはすぐにかおりさんの方を(多分)向き「えーと、とく名希望さんです」と答えた。
ちよちゃんが本当に分からなかったのか、それとも書いてある通りに読んだだけなのか、分かっていてそう答えたのかは分からない。私は内心で胸をなでおろした。
そのあと、土曜日にちよちゃんの家でクラスのマスコットを作る係が決められた。ちよちゃんはもちろんだけど、サイズの基準にするために大阪さん、縫い物が得意ということで立候補した千尋さんとかおりさん、そして滝野さんの推薦で水原さんに決まった。
そしてちよちゃんは「それと…榊さんもお願いしますね」と、目配せをしながら私を呼んだ。やっぱりちよちゃんは分かっていたのかな…。
それにしても…体育祭の時といい、木村先生ってうちのクラスの副担任だったかな…?
■オマケ
R.F.「……」
榊「ん…?どうしたんだ?」
R.F.「描写を細かくしていくと、どんどん榊さんが内気になっていくやねん。分かってる、分かってるねんで〜。何処かで機動修正しないとあかんな…」
内心的に内気だけど表に出てないというよりは、本当に醒めている、というか出来事を達観(傍観?)しているつー方が、少なくとも1年生の時では正しいんやろし…」
榊「う…」
R.F.「友達の呼び方についても当初予定から変更することになりそうやな。最後までいったら、大規模な修正が必要になるやもしれへん」
智「最後までっていうより、終わるかどうかが心配だろー?」
R.F.「うっせー、ばーか! 裁縫下手クソなくせに!」
智「な、なんで分かるんだよ!」
R.F.「ちよちゃん家でマスコットの着ぐるみ作る時、いなかったじゃんか!」
智「うぐ…」
ゴノレゴだった・・・すんまそん。
かみねこに噛まれに逝ってきます。
>>654 お疲れさん・・・やっぱり智は縫い物苦手か・・・(苦笑)
>>655 確かに人は少ないかもしれない・・・
でも、確実に居る
いいじゃん、それでさ
>657 そーだね。何かほっとした。
R.F.「五月雨式に流すのはアレなんで次は明日、まとめて上げるで〜」
大阪「それにしてもやー。他の人があんまおらんで寂しいやねー」
R.F.「しゃあないやん…つーか、俺、上げ過ぎた?」
榊「…分からない…」
R.F.「少し話を省くのもありやないかな、と」
榊「マヤーの回は…はぶかないでほしい…」
R.F.「そこまで気力が続くかどうか(苦笑)」
榊「(ピキーン)」(目が光る)
R.F.「…(脱兎)」
俺も見てる。是非頑張ってください
>R.F.氏
毎回楽しみにしておりまつ。
がんがって書いてください。
影ながら応援します。
R.F.氏へいつも感心しながら読んでいます。Good job!
いつかこんなSSを書けるようになりたいなと思う今日この頃。
寒さに負けないでねー。・・・嗚呼、可愛いなぁ、榊さん!
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-7a(S.7)
●10月◎日 晴れ
今日は午後からちよちゃんの家で文化祭のマスコットになる着ぐるみを作ることになっていた。その事を昨晩の夕食の時に話していたら、行きがけにお母さんが「みんなにジュースでも買って持って行きなさい」とお金を渡してくれた。
おこづかいはちゃんともらっているし、そんなに気を使ってくれなくてもいいのに。でもお母さんの嬉しそうな顔を見て、私も嬉しくなって「うん」といって受け取った。
近くのコンビニで色々考えながらジュースを買っていたら、集合の時間にちょっと遅れてしまった。ちよちゃんの家に向けて早歩きで歩いていると、正面に大きな白い犬が立ちはだかっていた。
毛がふさふさしていて目がくりくりしている、とってもかわいい犬だ。でもどうして道の真ん中にいるのかな、飼い犬なのかな、と思ってじーっと見ていると、その後ろからちよちゃんが「さーかきさーん」といいながら顔を出した。
ちよちゃんの話では、この犬は「忠吉さん」といい、ちよちゃんの飼い犬なのだという。人(?)が出来ているから、なでても大丈夫だというので、なでさせてもらった。
いつもあの灰色の猫にかまれているから、忠吉さんもあるいは…と心配したけれど、ちよちゃんの言う通り忠吉さんは人の出来た犬だった。
私が手でなでても、あのかわいい笑顔でじーっと私を見ていてくれている。もちろんかまれたりしなかった。
とっても嬉しくて、何度も何度も、夢中になってなでていたら、いつの間にか時間が経ってしまっていたようで、ちよちゃんにせかされてしまった。ごめんね、ちよちゃん。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-7b(S.7)
(続き)
ちよちゃんの家には水原さんと大阪さん、そしてかおりさんがいた。千尋さんは身体の具合が悪くなってこれなくなったのだという。ちょっと心配。
すでに大阪さんの身体をかたどった型紙が出来上がっていたので、それを元に用意した材料で、みんなで手分けして大きな猫さんの裁縫をした。今日一日では終わらなかったけど、残りはかおりさんが大阪さんと片付けるという。
家に戻ってから、動物図鑑で忠吉さんのことを調べた。グレート・ピレニーズという種類の犬だそうで、とっても性格はおとなしいのそうな。
ちよちゃんは忠吉さんに乗せてもらっていたけど、私も乗ることが出来るかな…無理だろうな。私が乗るくらいの大きさの犬なんていないだろうな。
その前に、家ではペットが飼えないからだめだ。でも仕方ない。お母さんがアレルギーで苦しむくらいなら、私ががまんしなきゃ。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-7c(S.7)
●10月△日 晴れ
文化祭。校庭にも校内にもたくさんの模擬店が開かれ、校外からいろんな人がやってくる。いつもの学校とは違った雰囲気だ。何か変わったことが起きそうで、ちょっぴりウキウキした気分。かばんに入れた猫さん・犬さんのぬいぐるみと一緒に登校。
昨日遅くまで残ってがんばったかいもあり、教室ではもう「おとぎの国」の準備がほとんど出来ていた。動物さんがいっぱい。ちょっと熊さんががっくりしているように見えたので直してあげた。熊さん、今日はがんばってね。
千尋さんが係の人に猫耳のつけ耳とバッチを配っていたので、私も自分の分を受けとってつけた。かおりさんやちよちゃんは私を見て「素敵です」とほめてくれた。
嬉しさを表情に出すのが苦手なのと、私自身「こういうことをするイメージじゃない」と思っているので「そうか」とだけ答えたけど…えへ。やっぱり嬉しい。
でも…ちよちゃんなら「わーい、うれしぃー」とジャンプしながら喜ぶだろうし、滝野さんなら照れ隠しで「なーに馬鹿いってるのー」とか言うんだろうなあ。私ももう少し、素直に感情を出せるといいんだけど、と今ごろになって思っている。少しずつ努力しなきゃ。
その滝野さんは、完成した猫の着ぐるみを大阪さんからバトンタッチして着て、歩き回っていた。かわいいなぁ…。私も着てみたい、と一瞬だけ思ったけど、私の背の高さじゃ絶対入らない。自分の背の高さが少しだけイヤになった。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-7d(S.7)
(続き)
ちよちゃんに、恥ずかしさをごまかすために「ついでだからと」といって撮ってもらった着ぐるみの猫さんとの写真。来週にはプリントアウトして持って来てくれるという。
ねこさんと一緒なのはいいけど、中身が木村先生…どうしよう。ねこさんはいいけど、木村先生は、なあ…。
打ち上げが終わった後、今日は解散となった。ちよちゃんと滝野さんはクラス委員・副委員ということで、アンケートや売上の集計をするためにもう少し残っていくという。
水原さんや大阪さんも付き合うようだ。私も、と言おうと思ったけど、話すきっかけというかタイミングを逃してしまった。間の悪いときはあるものだ、と自分に言い聞かせて納得することにした……がんばれ、私。
私が作った猫と犬のぬいぐるみは、犬が売れて猫だけが売れ残ってしまった(売れたのは猫だったかな?)。かわいそうなのでうちに持って帰って、今ソファーの上の、ねここねこさんの横においてある。
クラスのおとぎの国は一日で終わっちゃったけど、私の部屋の小さなおとぎの国はこれからもずっとずっと続く。猫さん、私のおとぎの国で元気出してネ。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-7e(S.8)
●1月1日 快晴
明けましておめでとう。今年は去年以上にがんばろう。いろいろと。そんなことを考えたくなるような、初夢を見た。
初夢。詳しくは覚えていないけど、なんかのっぺりとした黄色い猫みたいな熊みたいな変な動物がいた。
今から考えてみると猫、とはちょっと違っていたけど、夢の中の私はそれを猫さんだと思い込んでいた。ちよちゃんがそれを「捨て猫だ」といって私にあずけて、その猫と楽しくお散歩してたのに…
その猫さんはいきなり自分が本当の猫ではなく、ちよちゃんのお父さんだといって、空に飛んで行ってしまった。
でも私にとっては、その黄色い猫さんがちよちゃんのお父さんってことよりも、その猫さんがいった「本当の猫を探せ、でも今の君には無理だ」という言葉が気になった。
「今の君には」ってどういうことだろう?
引っ込み思案、人の輪に入ることを避けている、そしてそれを何と無く「それでもいいや」と思っている、それを自分自身の性格として認めてしまっている、ぬるま湯状態の私の「今」のことを指すんだろうか?
だとしたら、今のままじゃずっと私は猫さんとは仲良くなれないのかな…。
夢のことでこんなに悩んだのは初めて。単なる夢だ、と片付けるにはちょっと心に引っかかる内容だったから…。
でも夢のことを信じるのなら、ちよちゃんの家でのお食事会の最後で富士山とナスと鷹が出てきたから、今年はきっと良い年になるんだろうな。
私もがんばれば、変わることが出来るかもしれない。そうしたら、本当の猫さんに出会えるかもしれない。そうすればきっとよい年になる。今年はそんな年にしたいと思う。
去年までは一人で行っていたけど、今年はちよちゃんに誘われて、みんなで初詣に行くことになった。早めに来たつもりだったけど神社にはすでにかおりさんが来ていた。
すぐにちよちゃんと滝野さんと大阪さんが到着。話をしているうちに、皆の見た初夢にちよちゃんが出てきたことが分かってびっくり。
他の人のみた初夢の中のちよちゃんって、どんなふうだったんだろう…あの黄色い、ちよちゃんのお父さんもいたのかな?
お、R.F.さんおつかれー
畜生、可愛いじゃないか榊さん…
ところで、木村が入るのなら榊さんでも入れそうな気がする>着ぐるみ
恥ずかしがって入ろうとはしないだろけど
669 :
メロン名無しさん:02/11/12 12:31 ID:MGpE208T
・・・保守あげ、スマソ
R.F.「…榊さんスレッドで他にSSとか創作とか小ネタとか挙げる人がいなくなってもうた…私はどうしたらええんやろう…」
暦「あんたも色々大変だな」
…と、小ネタはおいといて。
「身長の高い女性」で一つ思い出したんだけど。
やっぱり榊さんくらいの身長(公式だと174cmだっけ?)の女性ともなると、
やはり他人から「背の高い女だな〜」という目で見られるのが気になるんだろうか。
というか、同性にしても異性にしても、これくらいの背の高い女性って、目に付いたり、というか指差したくなっちゃうもん?
…いや、ね。背の高い女性を指差して「あー、背が高けぇ」と(背が高いこと自体はなんも悪くないのに)
揶揄していたオヤジがいたことを、SS書いていた時にふっと思い出したもんで。
やっぱりコンプレックスの一つとなりうるんだろうなぁ…。と。
671 :
メロン名無しさん:02/11/13 00:08 ID:nK1zNhH+
>>670 榊さんネタって書きづらいんだよねぇ・・・
書こうとは思えど、上手くいかないのよ
うわっ、間違ってあげちまった・・・
スマソ
RF氏の「オマケ」を一番楽しみにしていることは秘密だ。
漏れの彼女の身長は暦以上榊以下。
本人気にしてないけど漏れはチョト気になる。
あ、でも靴は気にしてたな。ハイヒール履けないと。
榊さんと一緒で他の女の人より頭1/2〜1個分高いから探しやすいという利点も
あるが。
>>674さん
「ハイヒール」で。
いつ読んだかはもう失念してしまったけど、ちょっと背の高い女性と、その女性に憧れる年下の男性(=主人公)の恋愛読み切り漫画を思い出した。
女性は最初は同世代(?)の男性と付き合っていたんだけど、男の方が、背が高いのはイヤだってことで分かれてしまう。
で、なんだかんだあって、結局主人公と仲良くなるんだけど…。
その女性が主人公との話で語った、前彼との付き合いでのこと。
自分が背が高い女性ってのを相手(前彼)も気にしていることを知っているから、色々注意してたということで、その具体例をあげていた。
「ハイヒールなど背が少しでも高くなる靴は絶対はかない」
「外を歩く時もちょっと離れる」(そばにいると背の高さを比較される)
「階段を昇り降りする時は、登る時は後からついていくというように、背の高さが強調されないように気をつける」
などなどを切々と(確か涙ながらに)語りながら、自分自身も背が高い事をコンプレックスに思っていたと言ってたんだよね。
まぁ、その漫画ではその女性の背の高さなど気にしていない主人公と結ばれることでコンプレックスからも解き放たれ、
封印していたハイヒールも履くようになる…という終わり方だったと思った。
(続く)
(続き)
何をいいたいのかというと。
自分が「あの人のこういう部分はいいなぁ、羨ましいなぁ、素敵だなぁ」と思っていても、
相手はそれをコンプレックスに思っているかもしれないってこと。
その辺の心境分析が難しくもあり、面白くもあるのだが…。
榊さんの場合も、これまでの日記で書いたように、他人からチヤホヤされている点が、
実は彼女にとって重しになっている…というのが自分としての考えだったりする。
他の登場人物と比べてのため息の多さもそうだし。
例えば2年生になった直後のエピソードで、1年生にキャーキャー言われたのを受けて「はぁ…」とため息をつく榊さんの後姿をみると、もう、ねぇ。
そういう意味では、2年生になって登場する神楽さんというキャラクターは、
あるいは他のメンバー以上に榊さんにとって重要なファクターだったと思っている。
今後の日記でもそのような展開になる予定。
神楽「おー!私が重要なふぁくたーになるんだ!?」
R.F.「…『ファクター』ってどういう意味か知ってるんか?」
神楽「…せ、戦士だろ!つまり重要な戦士ってことだ」
R.F.「それは『ファイター』だ。『要素』『要因』って意味だよ」
神楽「…それぐらい知ってるよ!わざとだよ、ついだよ!」
智「どっちだよ」
Anyway、長文ゴメン。
追伸:ちょい鬱な心境なんで日記のアップは週末くらいになりそ…
>>R.F.氏
がんがれ!
>>676 つまり自分もキャーキャー言われたのを受けて「はぁ…」とため息をつく状況であると。
よその者ですが
>そういう意味では、2年生になって登場する神楽さんというキャラクターは、
>あるいは他のメンバー以上に榊さんにとって重要なファクターだったと思っている。
榊・神楽ペア推進派としてものすごい勢いで同意&期待
>>678さん
>>つまり自分もキャーキャー言われたのを受けて「はぁ…」とため息をつく状況であると。
…全然ちがーう!
「榊さんってそういう心境なんやなー」としみじみ思うってことやでー!
(誤解うける前に否定)
ユーミンの「5cmの向こう岸」、良い曲です。
アルバム:時のないホテル(1980)収録
唐突かもしれませんが、話の流れで紹介します。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-8a(S.9)
●2月◎日 曇り
窓の外を眺めながら「どうして私は猫さんにさけられるんだろう」とため息をついていると、ちよちゃんやかおりさんが「かわいい」と歓声をあげていた。
ちょっと気になったのでのぞこうとしたら、かおりさんが私に気がついて、みんなが見ているものを差し出してくれた。
猫さんの写真だった。
つい夢中になって、「焼き増しの注文は後ろに書くの?」と聞いてしまった。
かおりさんの「榊さんも猫好きなんですか?」の問いに、照れ隠しで「少し」とだけこたえてしまう。
やっぱり猫さん、かわいいなぁ。
うちで飼うのは無理だけど…そうだ、写真なら!
今度の土曜日に、お年玉をためて先週買ったデジタルカメラで猫さんの写真を撮ろう。
●2月×日 晴れ
デジタルカメラを持って近所の公園を散歩する。
もちろん、猫さんたちの写真を撮るため。
こんなに天気がいいのに、カメラを持っている時に限って猫さんたちになかなか出会えない。
夕方になってようやく、いつもの灰色猫さんに出会った。
一応撮れるだけ撮ってみたけど、うまく写っているかな…?
カメラの後ろの部分にある液晶で、撮ったデータを見る事が出来るみたいなんだけど、まだ説明書を全部読んでないのでそこまで操作が分からない。
とりあえず、デジタルカメラのデータを現像してもらえる写真屋さんに現像をお願いした。
次に撮る時は、説明書をちゃんと読んでおこう…。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-8b(S.9)
●2月□日 晴れ
先日撮った猫さんのデジタルカメラの写真を撮りにいった。
撮れてはいたんだけど…しっぽとか足の一部分とかしか写ってなくて、まともなのは一枚もない。
かおりさんの写真みたいにきれいなのを撮るのには、やっぱり腕がないとだめなのかな。
がっくりしながら写真屋さんを出ると、通りの向こうから大きな猫さんがふらふらしながら歩いて来た。
大きな…といっても人くらいの大きさ。しかも立っている。
「かわいい…」と思って見つめていると、目の前でその猫さんは倒れ、中からちよちゃんが出てきた。
ちよちゃんが大変そうなので、家まで持っていってあげた。
おっきな猫さん、抱いちゃった。えへへ。
ちよちゃんの家まで猫さんを運んだあと、ちょっとお茶をした。
私が撮った猫さんの写真を見せたけど、ちよちゃんは苦笑いしていた。
そして、説明書を読んで液晶画面で撮った映像を見れば無駄にしなくて済む、パソコンがあればデータを取り込んで確認できることを教えてくれた。
ちよちゃん、物知りだなあ。
でも、パソコンかぁ…ちょっと無理かな。
大学生になってアルバイトをしたら買えるかもしれないけど。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-8c(S.9)
●3月○日 晴れ
朝学校に来て見ると、ちよちゃんとみんなが何か楽しそうに話をしていた。
昨日の今日ということでお礼をいうつもりでちよちゃんに声をかけたら、
滝野さんや水原さん、大阪さんも自然に「おはよう」といってくれた…。
なんか嬉しかった。そうか、こんな簡単なことでいいんだ。
みんなの話だと、ちよちゃんがもうすぐ誕生日で、今度の日曜日に11歳になるという。
色々なお話の中で、日曜日にちよちゃんの家でお誕生会をすることになった。私ももちろん行く。
でもちよちゃん、やっぱり格好いいよりかわいい方が、強いと思うな…私は。
去年もらったリボンをつけたちよちゃん、かわいいだろうなぁ…。
●3月△日 晴れ
明日のちよちゃんの誕生日会のプレゼントを探すため、商店街へ足を運んでみた。
アクセサリーやマグカップ、色々探してみたけど、いいものは見つからなかった。
本屋で見つけた本は…仕方無いか。
あの女の子も喜んでたみたいだし。
かわいいうさぎさんのリュックサックを背負っている女の子につい見とれていると、
猫さんたちのぬいぐるみがたくさん入っているUFOキャッチャーを見つけた。
これ、いいな…。
何回か失敗したけど、最後に猫さんがニ匹いっぺんにとれた。
ちよちゃんもきっと喜ぶだろうなぁ。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-8d(S.9)
●3月□日 曇り
今日はちよちゃんの誕生日会。
びっくりすることとか素敵なことがたくさんあった。
誕生日会では昨日取った猫さんのぬいぐるみをプレゼントした。
名前をつけたことにちよちゃんはびっくりしてたけど、そんなに私のイメージと似合わないのかなぁ。
でも私は私。これが本当の私。恥ずかしい、と今は思うけど…
私がびっくりしたのは、大阪さんがプレゼントしたぬいぐるみ。
私が初夢で見た、あの黄色い猫さん(?)そっくりのぬいぐるみだった。
あんまりにも驚いたので、つい
「これはちよちゃんのお父さんだ…」
とつぶやいてしまった。
ちよちゃんは「?」という感じの顔をしてたけど、当然かも。
でも、もう私の頭の中には、あの黄色い猫さんイコールちよちゃんのお父さんという考えが固まってしまった気がする。
単なる偶然以上の、何かがあるのかもしれない。まさか、ね。
でもどうしてちよちゃんのお父さんがぬいぐるみで大阪さんのプレゼントで
初夢に出て来て赤いモノが…ああ、もうわけわかんないっ。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-8e(S.9)
(続き)
色々お話したりケーキを食べたりで楽しい時間はあっという間に過ぎて、
帰る時間になってしまった。
ちよちゃんも忠吉さんのお散歩をするので途中までついてくるという。
「近道ですよ」と、井の頭公園を横切って駅方面に向かうことにしたんだけど、
丘の上から見渡した空が幻想的な景色をつくりだしていた。
空一面にふんわりと広がり、風にのって流れ行く雲。
その雲に夕焼けの色が映し出されて、色々な色合いの赤色を作り出していく。
思わず吸い込まれそうになった。
ふと目をつむると、その雲の上でみんなとかけっこしたり
ふかふかの雲の感触を楽しんだり、心の底から笑ったり…
…言葉通り空に登るような気分になれた。
ちよちゃんとは公園で、水原さんや滝野さん、大阪さんとは井の頭公園駅前で別れた。
「明日また学校で」「さいならー」「じゃーねー」
みんなはいつものように何気なく、さり気なく挨拶を交わしてくれた。
でも私にはそれがとても嬉しかった。
ちよちゃんの誕生日会だったけど、私も何か大切なものをもらえた気がした。
■オマケ
大阪「第9話って結構長いんやね」
R.F.「まぁ、別名『榊さん特集』といわれてた話だからね」
かおりん「私、標準で録画しちゃいましたー!」
R.F.「…健気よのぉ(涙)」
R.F.「榊さんが持ってたデジカメ、どうやら富士フィルムのFinePix4800Zみたい。
結構いいヤツやん」
榊「でも説明書が厚過ぎて機能が覚えきれない…」
R.F.「最近のデジカメはみんなそうや。まぁ、しゃあないやね」
R.F.「それにしても一年生の時の榊さんって、ため息ついてるシーン多いやね」
榊「…」
R.F.「それだけ、ため息をつきたくなるようなことが多かった
…というより、性格だったということなんかもしれんね」
暦「9話の散歩のシーンで井の頭公園とか井の頭公園駅とか具体的な地名出してるけど、
いいのか?」
R.F.「うーん…確かに9話の日記後半で公園とか駅名について固有名詞出してるけど、
もちろんテレビ内ではそれを確証つける名前とかは一切語られてあらへん」
智「じゃあでたらめじゃーん!」
R.F.「でたらめじゃねぇー!
出てくるビジュアルとか検証すると、どうやらあの公園は井の頭公園で、
駅は井の頭公園駅でほぼ間違いないようなんや。
ちなみに、クリスマスの時や1年の別荘に出かける時など、
よく集合場所に使われる大きな駅は、三鷹駅北口らしい。
暇があればデジカメ持って撮影して自分で検証するんやけどね」
榊「それじゃ、私たちが住んでいるのは…」
R.F.「原作版はともかく、アニメ版では東京の三鷹周辺、という設定みたい」
>687
乙かれ〜、日記いつも楽しみにしております。
とはいえ、井の頭公園とか場所特定しなくてもいいと思いますが。
あと>683ですが
>目の前でその猫さんは倒れ、中からちよちゃんが出てきた。
「後ろから」でしょ。着ぐるみじゃないんだから。
>おっきな猫さん、抱いちゃった。えへへ。
でも、このセリフには激萌え〜。
>>687さん
>>井の頭公園とか
日記中だから特に場所を特定しなくてもいいかなと思ったのは事実。
けど、一方で単なる公園とか駅、にすると、これもどうかな…と。
複数の駅や公園が行動範囲内にあるようだから、
日記内でこれらの場所が登場する時も場所名は書くんじゃないかな、と。
そういう判断から、です。
「××駅」とかいう表記はあまり好きではないので。
>>目の前でその猫さんは倒れ、中からちよちゃんが出てきた。
>>「後ろから」でしょ。着ぐるみじゃないんだから。
原作では「大きなぬいぐるみ」ですけど、テレビ版だと「猫の着ぐるみ」です。
だから「中から」ですねー。
でも…猫の着ぐるみが賞品にあって、しかも当選者に半ば無理やりその着ぐるみを着せる
商店街の福引っていったい…。事故ったらどうするつもりなんだろう?
智「ちよちゃんが着ぐるみ着て、榊さんの目の前で事故るってIfストーリー、どう?」
R.F.「あ、それはいいかもですー(声色使って)」
ちよ「よくないですぅー!」
690 :
687:02/11/16 09:11 ID:???
>689
>日記内でこれらの場所が登場する時も場所名は書くんじゃないかな、と。
なるほど、なるほど。
>原作では「大きなぬいぐるみ」ですけど、テレビ版だと「猫の着ぐるみ」です。
こ、これは失礼しました。原作のシーンが脳裏に焼きついていたので。ご容赦を。
>商店街の福引っていったい…。事故ったらどうするつもりなんだろう?
本当に不自然な演出ですね、それは。
R.F.「ぐは。689の一行目間違えてた。『
>>687さん』やのうて『
>>688さん』や。
687は自分やん」
暦「あんたが間違った引用するから、690さんも間違って自分のことを『687』って
書いちゃってるじゃないか。690さんは本当はイコール688さん」
神楽「あーもうなんだかわかんないっ」
R.F.「まぁ、わいはここでは『R.F.』で統一してるから問題ないんやけどね」
榊「…次は…いつ?」
R.F.「そやね。来週末かな。マヤーの登場まではまだまだ先」
榊「…(涙)」
R.F.「あ、あうー。ど、ど、どうしよー(汗)」
>692
うーわー!!たった今気づきました。何やってたんだ折れ!
しかも690でもまだ間違えて名前欄687にしてるし〜
混乱させてしまって申し訳ないです。
?
Another Side Story Part 2(From TV Version):ため息、終わりの始まり
■ため息、終わりの始まり〜1.写真
冬の寒さが肌をなで、その寒さから身を守るための厚着で人々の活動が鈍くなるような冬場から、ようやく春らしい日差しが見え始めた二月のある日のこと。
女性にしてはかなり目立つ長身と、その長身を引き立てるかのような長いストレートヘア。
この時期にはまだちょっと早いのではないかと思われる、そしてすらりと伸びた足を強調する、
たけが少々短いスカートを履いた女性が、ため息と共に写真屋を後にした。
その女性の名前は榊。手元には、先日デジタルカメラで撮影した(通称)かみ猫の現像写真。
「(全然うまく撮れなかった…)」
彼女は野良猫の写真の撮影に失敗し、気落ちしていた。
写っていたのは残像や、尻尾など猫の一部分だけだった。
まともに猫全体が写っているのは一枚もない。
先日、友達のかおりんに飼い猫の写真を見せられ、自分でも…と思っての撮影だった。
しかし、先日買ったばかりのデジカメであるだけに、操作もぎこちなければ撮影のタイミングも素人以下。
うまく撮れなくて当たり前といえばそれまでだが、彼女が落胆したことには違いない。
彼女がため息をつくこと自体はそう珍しくない。
理由はさまざま。大好きな野良猫に逃げられたり、友達との会話のキャッチボールがうまくいかなかったり、過去の失敗を思い起こしたり。
何よりも、自分が空回りしているような時(とき)を感じとる時、彼女はため息をもらしてしまう。
ため息をついてしまうような考え方が自分の性格を構成しているのか、あるいは逆に自分の性格ゆえにため息をつくのかは分からない。
しかし、彼女が自分自身が思っているよりもごく自然に、半ば癖のように「ため息」をついていることだけは確かだった。
そして普通の人の普通の癖同様、彼女自身はそれに気がついていない。
■ため息、終わりの始まり〜2.大きな猫
商店街の中央通り、歩行者天国の道をとぼとぼと歩いている榊の目に、ふと見慣れないものが映った。
人間大の大きさの猫だった。
しかもふらふらとではあるが、二足歩行をしている。
「猫さん…だ」
榊は、まず「なんであんな大きな猫が」と思うよりも早く、猫好き…というより可愛いもの好きの性(さが)からか、
「可愛い」という想いとと共に顔を赤らめ、その一瞬後に手で自分の顔を覆う。
「自分のような大柄な女性が、こんなことで顔を赤らめるだなんて」という気恥ずかしさからの行動だが、
これも榊の「自分では気がつかない」癖の一つだった。
まるで酔っ払ったサラリーマンが折り詰めの寿司を持ちながら帰宅するかのような、
ふらふらとした足取りで、その猫は榊の元に近づいてくる。
距離はもう、数十メートルもないだろう。
ふかふかとした猫の肌が見えてくる。着ぐるみなのかもしれない。
榊の心はその猫のとりことなり、自然に足がその猫に向かう。
そして周囲への注意が少しだけ、散漫になった。
その猫の進路上の横道から、別の気配が近づいていることにすら気がつかなかった。
■ため息、終わりの始まり〜3.交差する、とき
榊がそれに気がついたのは、それを視野の端に認めてからだった。
突然、爆音を立てて、着ぐるみ猫の進路上と交差する横道から、一台のバイクが飛び出して来た。
最初はバイクとすら分からなかった。何か、大きな黒と白の物体に見えた。
動体視力、運動神経共に抜群の彼女は、猫の可愛さにほうけていた自分の感情的な部分の精神とは別の部分の、
半ば本能的な思考を瞬時にフル回転させる。恐らく、その時間は一秒なかったに違いない。
「あのままではバイクは猫さんに衝突する」
「助けなきゃ」
榊は手に持っていた失敗写真が詰まった袋も投げ捨て(というより、その部分への注力すら切捨て)、
自分の本能が命じるままに行動した。
自分の全エネルギーを足に集中するかのように飛び出し、猫のところまで一直線で突っ走る。
バイクの甲高いエンジン音が迫り、着ぐるみの猫がそれにようやく気がつくようなそぶりを見せた刹那、
榊はその猫に飛びつき、抱きつくような形で倒れこんだ。
ものこの場にスピードカメラがあって撮影していたのなら、それは次のように映し出されただろう。
すなわち、まず、榊が着ぐるみの猫を突き飛ばす。
その直後にバイクが榊にかする形で接触。
突き飛ばされた榊が猫に抱きつくような形で共に倒れこむ。
軽い接触音とそれに続くどさっ、という人が倒れこむ音、バイクのブレーキ音。
商店街は最後の、ブレーキ音と共に静まりかえる。
買い物をしていてその状況に気がついた人の多くは、バイクと長身の女性、そして人サイズの猫というおかしな情景に、
適切な言葉を発するまでに数秒を要した。
その間に、バイクの持ち主は「チッ」と舌打ちだけをし、再び爆音を響かせてその場を猛スピードで去っていく。
周囲の人が事の重大さに気がついた時には、そのバイクはすでに百メートルも現場から離れていた。
■ため息、終わりの始まり〜4.道に横たわる、猫と少女と
道路上には、大きな着ぐるみの猫、それに抱きつくかのように倒れている榊がいた。
ちょうど、榊の頭の部分が、猫のお腹のあたりにあたっている。
ラグビーでなら、タックルをして相手選手を倒したかのようなような体勢だ。
榊はバイクとの接触時に足を、そして倒れた勢いでしたたか頭を打った。
少し頭がくらくらする。視界が狭まってくる。
彼女は手にアスファルトの冷たさを、そして頬にはその冷たさとはまるで正反対の、
ふかふかとした柔らかさを感じていた。
着ぐるみの猫は、榊に半ば押さえつけられているため立ち上がることは出来ないがため、
上半身だけ起こす形で、榊に必死に声をかける。
「しっかりしてください!大丈夫ですか!」
榊はその声の主が誰であるかを判断する前に、その猫が無事だったのが分かったことに安堵し、
その安心感からか、かろうじて保っていた意識を失う。
がくり、と力を失ったかのように頭を垂れる榊。
着ぐるみの猫は頭の部分を脱ぎ捨て、榊の身体を揺さぶり、声をかけ続ける。
着ぐるみの中にいたのは美浜ちよ、榊の同級生だった。
「あ…榊さん!…榊さんっ!…」
涙ながらに呼び続けるちよに、榊は何も応えない。
やがて、誰かが呼んだ救急車がけたたましいサイレンと共に近づいてきた。
道には榊が夢中のあまりに道に落した写真入れの袋と、数枚のかみ猫の写真が散らばっていた。
−続く−
■オマケ(短縮バージョン)
R.F.「やっちゃった…」
暦「やっちゃったじゃねーっ!」
まずはおつ!SS大変なことになっておる!!あわわ。榊さーん!
−続く−っすか、よかった。これが−終−だったらえらいことに・・・
ちょ…ま…待って!?何、何これ!?
榊さんが…榊さんが!!(涙)
↑うお〜〜〜〜〜よすぎるぅぅぅぅ
依然榊さんが猫をだっこしようと滅茶苦茶緊張してた時、神楽もかなり緊張
しててそのシーンがずっと謎だったんだけど。
榊さんが緊張するとそれが他人にも伝わるって噂まじなん?
>>703 ごるぁ。萌えるぜ。
>705
あれは緊張というより、
「な、なんだこいつわ・・・」って感じだと思われ。
>703の奴はいずれflashで動くらしいぞ。
>703をお気に入りに保管しました。Good Job!!
Another Side Story Part 2(From TV Version):ため息、終わりの始まり(続き)
■ため息、終わりの始まり〜5.病室、白い天井
榊が意識を取り戻した時、彼女の視界にまず映ったのは、病院の白い天井だった。
次に、鼻をつくような、病院独特の薬品のにおいが彼女の嗅覚を刺激した。
すぐには自分の状況を認識できなかった彼女は、まだもうろうとしている意識の中から断片的な記憶を整理し、
何が起きているのかを把握しようとする。
「(写真を受け取った後、大きな猫さんが歩いてきて、バイクがぶつかりそうになったので…)」
彼女がそこまで考えてをめぐらせた時、ちよが彼女に飛びついてきた。
「榊さん!」
ちよは涙と鼻水で顔をぐしゃぐしゃにしながら榊にしがみついてきた。
よかった、よかった…と言っているようだが、涙声でよく聞き取れない。
「あれ…ちよちゃん?」
記憶の整理の途中だったからか、榊はまだ状況を理解できずにいる。
が、自分が何故ここにいるのか、その経過を思い出し、整理するのにはそう時間はかからなかった。
ちよの足元に、あの猫の着ぐるみが横たわっていたからだ。
榊は泣き止まないちよの頭を軽くなで、赤子をあやすかのように微笑み、応えた。
「私は…大丈夫だよ」
■ため息、終わりの始まり〜6.生徒と先生
「(そうか…猫さんに入っていたのはちよちゃんだったのか…)」
ならば、バイクにぶつからずに、本当によかった、と榊は自問自答する。
ふと、人の気配に気がつき、ようやく周囲に注意を払う。
病室には、何名かのクラスメイトがいた。
いや、正確には何名かのクラスメイトと先生が二人。
話の輪に入ることはあまりない、特に自分から積極的に話しかけることはないけれど、
いつも楽しそうに話をしている智、暦、大阪。そしてクラスの担任の谷崎先生と、何故か体育担当の黒沢先生がいた。
「ねぇねぇ、大丈夫?」
「私たちのこと、分かる? 意識ははっきりしてる?」
「榊さん、怪我はないー?」
「まったく…運動神経がいいからよかったものの…大怪我したらどうするのよ!」
皆それぞれ、それなりに榊のことを心配していた。
最後に黒沢先生が、自分が何故ここにいるのかを説明する。
「今日は私、ゆかりの家にいたんだけど…水原さんから携帯であなたのことを聞いたゆかりが、
いいから車を出せ、すぐに出せ、病院につれてけってきかないのよ。
あんたが運転しないなら、私が運転するって、ね。
ゆかりに運転させたら、私まで事故っちゃうでしょ?」
くすす、と病室に複数の笑い声が響く。
唯一、谷崎先生は「なによー!」とふくれっつらのご様子。
■ため息、終わりの始まり〜7.ため息と涙
榊が意識を取り戻したのを確認し、皆の笑い声でようやく泣き止んだちよは言う。
「本当に…ごめんなさい。商店街の人たちにのせられて、あんな着ぐるみきたまま…」
真っ赤な目をしたちよは、ときどき鼻をすすりながら説明した。
商店街の福引で猫の着ぐるみを当てたちよは、周囲の人たちにのせられ、
ついつい着ぐるみを着たまま自宅まで帰ろうとしたのだという。
着ぐるみの目の部分にはほんの小さな穴しかあいておらず、外の状況を判断するのは難しい。
ましてや、身動きが取れにくい着ぐるみでは…。
ふらふらと歩いていたところに、榊、そしてあのバイクと遭遇したわけだ。
「はぁ…私って…馬鹿だなあ…」
榊はため息と共につぶやいた。
もっと早く気がついていれば、いや、猫さんそのものにうっとりとせずに遠くから声をかけていれば、
ちよちゃんはこんな怖い目にはあわなかったのに。
榊は自分が一番の被害者であることも忘れる。
そして、ひとりごちたあと、再びため息。
「榊さん…ありがとう。榊さんが助けてくれなかったら、私、どうなっていたか…」
ちよは、榊のため息を見て、また涙を目に浮かべながら榊に言葉を投げかける。
「榊さんがため息をつくことなんて、ないん、です…私が悪かったんです、私が…」
最後の方は、もう言葉にならなかった。
ちよは再び、榊の胸に顔をうずめて泣きじゃくる。
■ため息、終わりの始まり〜8.張り裂ける、想い
自分の胸で肩をふるわせながら泣く事を止めない、可愛い小さな女の子が、自分のため息でさらに悲しい想いをしている。
「自分のため息で、ちよちゃんは、余計に責任を感じて胸が張り裂けそうになっているんだ…」
榊はちよの背中を軽くぽんぽん、と叩きながら想う。
さり気ない自分の行動が、この子を責めてしまっている。
これまで何気なく、何度となく繰り返し、気がつかなかった、いつのまにか癖にもなってしまっている、ため息が…。
これじゃ、いけない。
自分の自己満足のような、自分の不平不満を内心に抑え込んだままにしておかないためのガス抜きのような癖で、
わがままで、友達を傷つけちゃいけなんいだ。
榊は大きく息を吸い込み、そして胸もとのちよに向かって答えた。
先ほどまでの、ため息混じりの弱弱しい声とはまったく違う、力強い声で。
「大丈夫。私は大丈夫だから」
ちよは顔を上げ、さらに真っ赤にした目を榊に向け、安堵の表情を見せた。
「…本当ですか?…よかったです」
大阪がちよちゃんにほほ笑みながら声をかける。
「よかったなぁ、ちよちゃん」
病室にいた他の皆もその情景を見、笑みをこぼしながらうなづいた。
■ため息、終わりの始まり〜9.変わったもの、変わらないもの
頭部を打ったということで念のため一日かけて精密検査を受けた榊だが、
記憶障害や頭痛、めまいなどの症状も無く、結局軽い脳しんとうのみと診断され、
入院は一日だけで済んだ。
ただし十日ほどは激しい運動を止めるよう医者にいわれ、体育も休むことになる。
(また、一ヶ月ほどは週一で通院と検査をすることにもなった)
ともあれ翌々日には元気な姿で登校し、いつものメンバーから心配がられたり、
病院での話を聞かれたりで、少々忙しい一日を過ごすことになった。
何枚か紛失してしまったが、撮り損ないのかみ猫の写真もまた、良い話のネタになった。
また、バイクと接触したときの脚部の怪我も、奇跡的に軽い切り傷と打撲で済んだ。
医者の話では運動神経の高さからか、身体が自然に動き、ダメージを受けにくい避けかたをしたらしい。
接触事故の加害者だったバイクの運転手は翌日警察に自首して来た。
本当かどうかは分からないが、倒れ込んだ女性の姿を見て、怖くなって逃げたと供述しているという。
智はその話を聞き、
「大きな猫をひいたと思って怖くなったんじゃないの?」
と冗談半分に語り、皆の失笑を買ってはいたが、案外その考えは間違いではなかったのかもしれない。
一ヶ月の通院ののち、後遺症も含めて問題ナシと診断された後、榊とその周辺には
またいつもの学園生活が戻ってきた。
しかし以前と比べ、榊はちよにとってよりいっそう「頼り甲斐のあるお姉さん」としての位置を占めることになる。
そして榊も、自分のため息を少しではあるが、注意するようになった。
心は行動に反映され、行動は心に影響を与える。
榊の自分自身の「ため息」への注意が、榊自身の性格を少しずつ変えていくことになるのだが、
やはりその場では榊自身には分からないことであるのに違いはなかった。
−終わり−
■オマケ
R.F.「前の日記の後のオマケの話の時のバカ話がネタ元やな。
ちよちゃんバイクにぶつけたらすっとんでまうから…というわけやないんやけど、
ぶつかったのが榊さんになってもうた」
榊「だからって…(涙)」
R.F.「堪忍してや。アップの仕方が中途だったんで、あんたのことを心配してくれた読者も
ぎょうさんおるのが分かったことやし…(あそこで一旦止めたのは半ば意図的なんやけど)」
かおりん「でもでも酷いです!…それに、私がいないじゃないですか!
榊さんが事故にあったら真っ先に駆けつけるのは私なのにっ!」
R.F.「ああ…写真がらみってこともあるし、あんたが出てくると話がややこしゅうなるでな。
それに、描写としては必要無いから、途中まで入れてたけど、ばっさりカット」
かおりん「そんな…酷いっ」(ばきっ)
R.F.「あいたたた…カメラぶつけるこたぁねーだろうに…」
R.F.「本当なら昨日あげるはずだったんやけど、今日に延びてもうた」
ちよ「なんでですかー?」
R.F.「後半部分の脳震盪に関する描写。ちょっと勘違いしてた…というか甘くみてたんで。
正しい描写に直した。ともあれ、脳震盪に限らず頭へのダメージってのは注意せなあかんで」
大阪「へー。そーなんや?」
R.F.「外傷は無くとも、あとで症状が出てくることもあるからな。
ラグビーとかの激しいスポーツでは選手がよくなるようやけど、記憶障害や、
各種精神衰弱状態が起きる場合もあるらしい。注意せなあかんで」
智「ほいほーい」
※「3.交差する、とき」の
「ものこの場にスピードカメラがあって〜」は
「もしこの場にスピードカメラがあって〜」の間違いです。
タイプミスってやつですね。
てっきり、ちよが美浜財閥の力でひき逃げ犯を探し出して監禁。
報復に、熾烈な拷問がクソ野郎に炸裂って展開かと・・・うそです(w
716 :
メロン名無しさん:02/11/21 00:19 ID:dlUgFfpI
>>715 そういうネタは黒日記スレでオナガイします。
717 :
716:02/11/21 00:34 ID:???
スマソ、下げ忘れたので逝ってまいります。
下げ忘れの報復に、熾烈な拷問が(w
さて、そろそろ榊さん関連小ネタの案でも練ろうっと♪
榊さんが無事でよかった。相変わらずナイスな後書きですなー(w
もちろん本編もGood Job!ですぞ。
>718がんばれー
■
>>715さんへ(1)
「榊さんを…榊さんを跳ねたバイクを絶対見つけ出してください!」
美浜財閥の跡取娘として早くも才覚を表していた美浜ちよ。
彼女は、その優秀な頭脳ゆえに特別に飛び級をして通っていた高校の同級生、
榊に助けられる形となった。
だが榊は、ちよの代わりにバイクにはねられ、意識を失ってしまう。
かけつけて来た救急車に乗せられる際もぐったりとしたままの榊。
そこにいたのは、もしかしたら自分自身だったかもしれない。
つい数時間前まで目の前で繰り広げられた情景。
目をつむるとまるで焼きついたブラウン管の映像のように映し出される、
一人っ子の自分にとっては本物の姉にも等しい「おねえさん」の姿。
決心の言葉を欲する直前につむった目に映し出されたそれは、
ちよの決意をますます確かなものとするのだった。
■
>>715さんへ(2)
美浜邸に集められた数百人にも及ぶ私服の私設捜査員らは、
ちよの号令を合図に一斉に街中に散らばり、捜索を開始した。
一方、美浜邸の地下三百メートル、超硬化コンクリートで固められた情報管理室では、
数十人のオペレーターが捜査員や地方の協力者から次々に寄せられる情報を収集し、
分析され、必要な情報が次々にパネルに映し出され、部屋の中央部にあるテーブル上の地図に反映されていく。
隣のコンピュータールームでは、大は2ちゃんねる、小は個人の趣味的なサイトにいたるまで、
ありとあらゆるネットワーク上の情報から、関係するものと思われる情報が瞬時にピックアップされ、
情報管理室に伝えられる。
今回は犯人が国外逃亡した可能性はゼロに等しいので、捜索対象は国内に絞られたが、
それでも情報量は膨大なものになる。
それらの中から瞬時に情報が集められ、取捨選択され、分析されていく。
秘匿されてこそすれ、その情報収集・処理能力は、米軍の防空司令部や、
最近になって新設された国土安全保障局すら上回るものだった。
「犯人が特定されました!」
号令をかけてからわずか一時間。
顔写真が貼られた数枚のレポートがちよの元に届けられた。
−続かない−
■いつものオマケ
R.F.「やっぱダメや…」
智「なんで『続かない』なのー?おっかしーじゃん」
R.F.「ここまで変わると元の設定が崩壊するやん…こんなの『あずまんが』やあらへん」
智「ちぇーっ。ICPOのともちゃんが登場!とかいうのもダメ?」
R.F.「だーめ。それにな…ここは榊さんスレッドやで。
その榊さんは病院にいるんや。一回も出てこんのはダメやろ」
暦「そりゃまぁ、そうだが…」
R.F.「そんなわけでこれはこれで未完。
まぁ、気晴らしに書いてみたかったっつーのもあったんでな」
榊「…気晴らし?」
R.F.「…ああ。まぁ、色々あるんだよ。色々と、な…」
大阪「?」
723 :
715:02/11/22 01:30 ID:???
>720,721 R.F.様へ
あああ〜感謝感激です!まさか、わざわざ書いてくださるとは夢にも思いません
でした。
折れ的には「榊が理不尽な目にあった時、ちよちゃんは自分の『力』を使うのを
躊躇わないだろう」と思いますので、ついつい、あんな電波レスをしてしまいま
した(w
余談ですが、某エロスレで榊さんが不良に輪姦されるSSを読んでしまった後、
ちよちゃんが犯人達を美浜財閥の力で探し出して拉致。異国の刑務所に囚人達
の肉奴隷として数年放置した後、じっくりと自らの手でなぶり殺すってSSを
酒の勢いで書いてしまったことがあります。
もちろんアプしませんでしたし、それを書いた作者さんを非難するつもりは毛
頭ございませんが。まぁ、すべては榊さんへの萌えゆえに!ってことで。
>>723 ア、アナタガイチバンコワイデス ((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
>722
まさか、よみともスレのリレーSSにアプしようと会心の作品を書き上げたが
いざアップの段階で、タッチの差で他の人のSSがつなげられてしまい泣く泣
くボツにせざるを得なかった気晴らしですか?
>>725さん
R.F.「…ちゃうねん…ってそれ、もしかして自分の心境やあらへんか?(にやり)
まぁ、こことか向こうとかちょい離れたところとかとはまったく関係ないんで気にせんといてや。
単なる独り言や。
それに、リレーSSは苦手やねん」
暦「あんたが思わせぶりな事書くからいけないんだろうが」
R.F.「相変わらずツッコミ厳しいでんな。
それにしても…世間ではDVDの2巻目が出たと言うのに…」
榊「…と言うのに?」
R.F.「うちにはDVDプレイヤーすらあらへんのや…」
智「それは大変だな!わっはっは!」
R.F.「笑うんじゃねーっ!(涙)」
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-9a(S.10)
●4月□日 晴れ
今日から新学期、2年生。教室も2階に移って、外の眺めもちょっぴり変わって新鮮。
2年生でも1年生の時と同じく3組で、担任は谷崎ゆかり先生
(※「ゆかり先生」の前に付け加えるような形で「谷崎」と入っている)。
ちよちゃんや水原さん、滝野さん、大阪さんたちも同じクラス。
よかった…。
新学期早々に、新しい友達…、というのかな?知り合いが出来た。
名前は神楽さん。新しいクラスで色々考えていたら、いきなりあちらから親しげに声をかけてきた。
声をかけてくれたのはとっても嬉しかったけど…正直、私は知らなかった。
でも神楽さんは私を知っていたようだ。
「(もしかしてまた、モノ珍しげに私を見ているだけなのかな)」との思いがちょっとだけ浮かんだけど、
それは私の勘違いだった。
「私と似たところがある」とか色々言ってたので、それなりに私と同じようにスポーツが得意みたい。
けど、正直、私は彼女のことを覚えていなかった。
球技大会とか体育祭とかで争った、と言われた時、そういや、そんな人もいたような気がしたけど、
やっぱり覚えて無かったので「覚えて無い」と答えてしまった。
怒るかな、と思ったけど、神楽さんは「とにかくライバルなんだ、よろしくな!」と言って、
力強く握手してくれた。
ライバルと友達はちょっと違うかもしれないけど、気軽に声をかけてくれる友達が増えたのは素直に喜ぼう。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-9b(S.10)
(続き)
下校の時、後ろから私を呼ぶ声が聞こえたので振りかえってみると、
そこには私のことを「ライバルだ」と神楽さんがいた。
私がびっくりしたのは、呼ばれたことより、私のことを「榊」と呼んでくれたことだ。
私は、他人のことを呼ぶことはあまりない。
呼ぶ機会が滅多にないし、その機会をつくるのがあまり上手でないからだ。
それでも呼ぶ時には、大阪さん…というか春日さんには、滝野さんがこう呼ぼう、
といっていたので「大阪さん」と呼び名だけど、
水原さんとか滝野さんにはいまだに名字に「さん」をつけて呼んでいる。
ちよちゃんは愛称ということで「ちよちゃん」と呼んでいるし、ちよちゃん自身もそれを喜んでいるみたい。
神楽さんは正直、ちょっとぶっきらぼうなところがあるのかもしれない。
いつもの灰色猫さんを見つけたのに、いきなり追い払ってしまったりもしたし…。
けど、私のことを身近な友達のような人として、私と同じ目線、高さで私を見て、
「さん」なしで呼んでくれるのかもしれない。
そう思うと、ちょっと嬉しくなった。
「神楽…さん」と呼んでみたらやっぱりというか、
「なーに他人行儀なこといってんだよ、『神楽』でいいよ、『神楽』で」
と笑いながら背中をバンバン叩いて答えてくれた。
いいなぁ…。
神楽キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
そうだな、神楽は榊さんの心にズケズケ上がりこんできた
最初の相手なのだと思います
今後の解釈を楽しみにしております
榊さんの『壁』崩壊への流れ、最初はちよちゃん、次は神楽か・・・
つい、こんな川柳を思い出してしまう。
『織田がつき、羽柴がこねし天下餅 座りしままに食うは徳川』
転じて
『ちよがつき、神楽がこねし榊餅 座りしままに食うは○○』
○○は誰や!
>>730 それも神楽
そんな妄想にも萌えてみたりする俺
>>730さん
大阪「わたしやー」
R.F.「お前やあらへんー!」
暦「じゃあ誰なんだ?」
R.F.「…んー。『みんな』やないかなぁ?
ちよちゃん・神楽さんが重要なファクターだったのは事実やけど。
あのメンバーでなければ榊さんはあそこまで変わらなかったはずやで。
たとえば…」
榊「たとえば?」
R.F.「誰かがどこかで指摘してた気もするんやけど、
仮に一年のときにかおりんの誘いにのって天文部に入ってたりでもしたら
原作より随分とナニな高校生活だったのかもしれへん」
かおりん「キーッ!それどーいう意味ですかー!」
R.F.「想像の通り」
皆「…(想像・汗)」
R.F.「それにしても…『食う』ねぇ…」
智「何を想像してんだー?」
R.F.「いや…ナニなリアクションをすることを求められてるんかな思うてな」
ちよ「?『食う』って?『ナニなリアクション』ってなんですか?」
大阪「しっ。大人になれば分かる」
ちよ「…?」
最終的にはよみと神楽が「榊」と呼ぶようになったけど、よみは慎重に榊との距離を計っていたように思える。
(神楽が入って、「身内」の範囲が確定してきたのが、呼び捨てに移行する契機だったのではないか。)
名前の呼び方ってのは微妙な距離感が表れて、解釈し出すとけっこう楽しい。
>>733さん
その辺の考察は来週アップ時のオマケででも…
(草稿は出来ていたりする:P よみたんスレでもないのに分析してたりして)
735 :
730:02/11/24 00:30 ID:???
>『ちよがつき、神楽がこねし榊餅 座りしままに食うは○○』
>○○は誰や!
レスがいっぱいついて幸せ!まぁ私は○○は将来の恋人や旦那さんだと思ってます。
良い友達の薫陶で、体だけでなく心も成熟した大人の女性になって、良き伴侶と巡り
あい・・・って感じ。
>>735 ええ話や・・
(でも結局食われるのね・・)
アニメの6人は原作の6人より友情1割増しと言った感じでほほえましい。
(先生の壊れっぷりも1割増しだが)
榊に神楽を呼び捨てにさせたのは、けっこう冒険だったが成功だと思う。
画面には出なかったが、行間でよみ・とも・大阪も呼び捨てにできてたらいいのに、と妄想。
みんな、ずっと、一緒
みんな、ずっと、必死。
にしたかったのかよく分からんので、
アニメには期待できそうでできないな。
さ・・・榊分不足・・・
RFさん、助けて・・・
大変だーーー740が壊れたーーーーーーー
序の口穣二ってどこいったん?
松文館のアンゾロジー「コミックNENE」以来、見てないんですが。
ひょっとして、エロ漫画家辞めて故郷の兵庫県にでも帰ったんでしょうか。?
/⌒/ へ \|\
/ / / /( ∧ ) ヘ ヘ
く // ( /| | V )ノ( ( ( ヘ\ 教 て
┘/^| \ ( | |ヘ| レ _ ヘ|ヘ ) _ヘ え め
/| .| | )) )/⌒""〜⌒"" iii\ て |
.| α _ ヘ レレ "⌒""ヘ〜⌒" ||||> や
_∠_ イ | | /⌒ソi |/⌒ヘ < ん に
_ (_ ) ヘ | ‖ () || || () || _\ ね は
/ ( ) ヘ |i,ヘゝ=彳 入ゝ=彳,i|\ |
/ー ( / """/ ー"""" > |
_) | ヘ(||ii ii|||iiii_/iii)ノヘ|||iiiii<
| ( ヘ|||||iiii∠;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; フ
///// ヘ_/ ) ヘ|||""ヘ===二二二===7フ / ム/∧ ∧ ∧
///// ( | ii | |LL|_|_LLL// | )( ∨| ∨)
・・・・・ ) )| || | |||||||||||||||||||||||| | | ( ヘ | ヘ ) (
___ | | /| .| |||/⌒/⌒ヘ | | | iiiiヘ ( | ( | /
/ / (|.| | | | | | iii ) | ヘ )( )
( ( /..| | |_____/ | | iii ( )( // /
\ ) )..| |ヘL|_|_L/ / / ,,,,--(/Vヘ)(/
/ ( .|ヘ \_ヘ |_/ / /
イヘ /彡 ∪/し /
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../ \/.. .\
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.. / \
/ _ミ. |
| / ヽ |
| ../.. ━| /
\ 〆- -|/|/ヽ//|/ヽ
|\./ | | ...|
|.| ●●ヽ .| /
.. ヽ| /─\ ..|丿 ふあ
.. | ヽ_/ ../
.. \ /
_\ /|_
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/ | .| \
| | ...| ..│
>>742 へえ・・・こんなのあるんだ・・・
初めて知ったよ
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-10a(S.10)
●4月×日 晴れ
ちよちゃんが一年生に囲まれてかわいいって言われたり珍しがられたらしい。
本当なら小学生だし有名人なのだから当然といえば当然なのだけど、
ちよちゃんとしては「先輩なのだから先輩らしく扱ってほしい」と私に同意を求めてきた。
話だと、そのことを水原さんや滝野さんに話したらからかわれたという。
「榊さんなら私の気持ち分かってくれますよね?」
とちよちゃんは言ったけど…
私も実は近頃、知らない一年生の人たちに
「格好いい」とか「あれが二年生の榊先輩よね」とか言われる。
…中学生の時と同じだ。背が高いのも髪の毛が長いのも確かに私だけど、
そういうことじゃなくて、私の内面を、本当の私を見てほしい。
別のところにいるような人としてじゃなく、ごく普通の人としてみてほしい。
なんか、「記号」として私が見られているみたいで…嫌。
色々言われるのは私もちよちゃんも同じ。
けど、ちよちゃんは親しみをもって一年生に近寄られたのに、私の場合は一歩引いたところから。
「自分たちとは違う、あのひと」として。
そんな考えが一瞬のうちに頭の中を駆け巡り、つい
「ごめん、残念だけど」
と答えてしまった。
今、日記を書きながら、あの時あんな答え方をしてしまったのをとっても後悔している。
分かっていたはずなのに、私はうらやましくて、分からないと答えてしまったのかもしれない。
明日、ちよちゃんに謝ろう。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-10b(S.10)
●4月○日 曇りのち晴れ
谷崎先生が放課後、拾った子猫を教室に持ってきた。
段ボール箱に入れられた、白と薄茶色の小さな子猫。
ふかふかした毛におおわれた、毛玉のかたまりのような、かわいい子猫。
先生は「誰か飼いなさいよ」といったけど、誰も飼うことは出来なかった。
水原さんが私にも聞いてくれたけども、うちも…ダメ。
ちよちゃんがクラスで飼うのはどうかと提案して、私は思わず飼育係に立候補。
でも「金魚を飼うのとは違う」と先生にいわれ、これもダメ。
私たちが色々話していると、寝ていた猫さんが起きて背伸びをした。
かわいい…。思わずくらくらしちゃった。
みんなで順番に猫さんを抱いて、私の番になったのだけど…
水原さんが私に手渡そうとした時に、猫さんは逃げ出してしまった。
なんで?どうして?
やっぱり私って、猫さんと仲良くなれない運命なのかな…。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-10c(S.10)
●4月△日 曇り
最近水原さんが私のことを、これまでの「榊さん」から「榊」と呼んでくれるようになった。
私も、あまりにも自然だったので、つい最近になってそのことに気がついた。
神楽さんが何度も私のことを「榊、榊」と呼ぶので、それにあわせてくれているのかもしれない。
ちよちゃんは私のことをお姉さんのように見ていてくれるようで「榊さん」と呼んでくれる。
それはそれで私も、かわいい妹が出来たみたいなので嬉しい。
でも、たとえば滝野さんが水原さんのことを「よみ」と呼んだり、逆に「とも」と呼んだりするのを見て、
正直うらやましかったりもしていた。
呼び名とかあだ名で呼ばれるのは、それだけお互いが親しい、友達だと見てくれているしるし。
尊敬やあこがれの対象とか、記号化したモノじゃなくて、人格をひっくるめた一人のひととして
同じ高さの目線であつかってくれるってこと。
それがどんなにうらやましくて、でも手の届かないところにあるものか、
私は中学までで何度も経験し、知っていた。
それがいつのまにかすぐ目の前の扉の向こうにあって、その扉をノックして来た。
あまりにも自然なので、私はそれすら気がつかないでいた。
でも本当はそれでいいのかもしれない。
わざわざ気がつかなくても、ごく自然に…それが当たり前なのかもしれない。
機会はないかもしれないけど、私も明日から水原さんのことを「暦さん」と呼んでみようかな。
慣れてないし恥ずかしいし、すぐには無理かもしれないけど…がんばってみよう。
■オマケ-1
大阪「日記の最後の部分、テレビではやっとらへんかったような気がするんやけど…」
R.F.「その通り。ただ、実際、(恐らくは、だけど)あの回ではじめて
榊さんは暦さんから『榊』と呼ばれるようになったみたいなんや。
子猫の時は猫のことで頭がいっぱいだったろうけど、その後でようやく気がついて…
というシチュエーションはありうるかな、と。
もっとも原作ではあのシーンでも『榊さん』やけどね。
そりゃそうだ。原作じゃまだ神楽さん、出てねーもん」
大阪「なるほどなー」
R.F.「それに、やっぱ、神楽さんが何度も『榊』と呼び捨てにするのは影響力あったと思うで。
元々、同じクラスで二年目だから慣れ、ってのもあるんやろけど、はじめて呼び捨てにする時には
それなりの勇気つーか、きっかけっつーか…必要やろ?
そのきっかけが神楽さんやったんではないかな」
神楽「へっへー。そんなにほめるなよ。はずかしーなー」
R.F.「ほめているわけじゃないんやけどな…(小声で)むしろがさつ…」
神楽「んー!?」(べきばきぼき、と指をならす)
R.F.「いや、何でもないっス…」
■オマケ-2
R.F.「それと、やはり暦さんが他人に対する配慮に長けている、特にバランス的に、というところもあるやね」
智「よみは確かに細かいところあるけどねー」
R.F.「ちよちゃんの誕生日会の話の時も、そのままだと自主的に『行く』と言えなかったかもしれないのを見越してか、
榊さんを指差して『どうする?』とさり気なく聞いてくれたやん?
捨て猫の時も、後ろでのぞいているだけで発言出来なかった榊さんのことを気づかって、
猫をどうするかという問いについても榊さんに聞いてくれたし、
順番に抱く時にもちゃんと榊さんに回してくれたっしょ?」
神楽「そういやそうだな」
榊「ちよちゃんの誕生日の時も、暦さんが指差して聞いてくれなかったら、参加するって言えなかったかも…」
R.F.「複数の人間が集まる場でそれぞれの人の性格などを考え、他人を気づかう、
ということでは暦さんは経験豊富だから、配慮になれてる、ということなんやろね」
智「経験豊富?それ、どーいう意味?」
R.F.「小学校からの同級生がトラブルメーカーというか暴走気味な性格だったから、
彼女を含めた人間関係の調整とか配慮に苦慮したりしなきゃならなかったってことや」
暦「うんうん(うなづく)」
智「トラブルメーカー?誰なの、それ?」
暦、R.F.「お前だよ」
読み込んどるなー、さすがやな。
うんうん…よみの気持ちが良く分かるな…(w
■ぬいぐるみ−1
その縫いぐるみを拾ったのは、ある春の日曜、晴れた昼下がりだった。
いや、縫いぐるみといえるものだったのかどうかは未だに分からない。
ともかくその、細長い小判というか草履のような、縫いぐるみのような素材の不思議な物体は、
地面に落ちた拍子でからか多少汚れてはいたが、大事に扱われていたことだけは間違いない。
傷ついたり、破れているところもないので、捨てられたのとは違うようだ。
今流行りの、キモ可愛い何か新しいキャラクターを模したものなのか、
それとも何かの抽象的な美術作品なのか。
頭に「?」マークをいくつも浮かべ、頭の中の知識を総動員し、自分の手の中にある物体が
いったいなんであるのかその解答を得る前に、視界のスミに映るあるものに気がついた。
左手前の家の二階のベランダに、一面の縫いぐるみが並べられている。
出来るだけ多くの日光に当てられるための配慮からだろうか、手前の縫いぐるみはそのままに、
奥手には段ボールか何かの台が用意され、その上にビニールのようなシートが敷かれ、
そこに縫いぐるみがずらりと並べられていた。
よく夏にテレビで映し出される、海水浴場での砂浜にずらりと並んで日焼けを楽しむ人達のようだ。
なんとなく間が抜けているというか、おかしな状況に思わずぷっ、と吹き出した後、
手元の縫いぐるみも「もしかしたら……?」という仮説がなりたった。
距離的にはあのベランダからここに落ちて来た、という可能性もありえなくもない。
間違っていたら、それはそれでいいじゃないか。
どうせ春休みでやることもなく、ぶらぶらしているだけなんだから。
そんな思いで、そのベランダのある家の玄関のブザーを押した。
左手にとりあえずホコリを払いのけた、あの謎の縫いぐるみを持って。
■ぬいぐるみ−2
「はい……?」
玄関から出てきたのは、長身の、髪の長い、きりっとした顔立ちの女性だった。
スタイルもかなり良い方だ。
同じクラスの異性にまったく興味はないが、ちょっとだけ、見とれてしまう。
年は……やっぱり自分と同じくらいだろうか?
あれ、でもどこかで見た事あるような?
瞬時にそのようなことに思いを巡らしてはいたが、彼女がちょっといぶかしげな表情をしたので、あわてて
「あの、これ、あなたのところのベランダから落ちたんじゃないですか?」
と、左手に持っていた謎の物体を差し出した。
「……あ!」
目の前の女性は、自分が持っていたものを見るなり、目を見開き、そして驚いたような声をあげた。
「そこの道に落ちてたんですよ。
ベランダで虫干ししてるのが見えたんで、あるいは、と思って持って来たんですけど、違います?」
彼女は驚きと、恥ずかしさと、喜びを足してかきまぜて三で割ったような、不思議な表情を見せ、
その縫いぐるみ、のようなものを受け取った。
そして、
「あ、ありがとうございます」
と深々と頭を下げてきた。
「(あ……いい香り)」
彼女が頭を下げた瞬間、彼女の長髪がふわりと宙を舞う。
同時にシャンプーの香りが鼻腔を刺激した。
■ぬいぐるみ−3
「それはよかった。でもそれ、何の縫いぐるみなんです?」
彼女の香りに心の一部を奪われそうになった(恐らく顔の表情にも表れたに違いない)が、
彼女が頭を上げるのと同時に気を引き締め、自ら話題を別の方向にもっていった。
なんだ、変だぞ、今日の俺。
「……犬、いや、猫だったかな?」
何が恥ずかしいのか分からないが、顔を赤らめながら彼女は答えた。
彼女の話によれば、先ほどの物体は去年の学園祭の出し物で展示した犬(あるいは猫)の、
自作の縫いぐるみの片割れで、売れ残ったものを自分で引き取ったのだという。
そして今日は天気が良かったので、他の縫いぐるみと一緒に虫干しをしていたところ、
その形状からかコロコロと転がって落ちてしまったということのようだ。
ベランダで虫干しされていた縫いぐるみについては、彼女からは何も語ってこなかった。
本当にありがとう、と彼女から感謝の言葉を受け、多少気分が良くなった自分は、
自宅にUFOキャッチャーから採って来た大量の縫いぐるみが放置されていることを思い出した。
親からは、いらないのなら捨てなさいと毎日のようにせっつかれている。
「そうだ……縫いぐるみ、集めてるの?」
「え……んと……」
はっきりとした答えが彼女から返ってくる前に、自分の口から次の言葉が出てくることに、
自分自身もびっくりしていた。
「うちにさ、ゲームセンターでとったのがたくさんあるんだ。置く場所ないから、よければもらってくれない?」
「いいのか?」
彼女は即座に反応した。
「それじゃ、明日の午後、今くらいの時間でいいかな?」
「……うん!」
彼女の嬉しそうな顔を見て、自分の時間が一瞬止まった錯覚におちいった。
あれ……?
■ぬいぐるみ−4
彼女に自分の名前と電話番号を伝え、明日の午後にまた来る約束をして、俺は彼女の家を後にした。
その際、玄関の表札をもう一度見返し、「榊」というプレートを見て思い出した。
そうだ、三組の、スポーツ万能の榊さんだ。
そうか、運動会とかで何度か目立っているのを見かけてたので覚えてたんだ。
天才飛び級小学生の美浜さんたちといつも一緒に行動してるって話を、
うちのクラスの神楽さんから聞いたことがある。
彼女曰く、あの人は少なくともスポーツの面では、自分にとってライバルのようなものだ、
と、事あるごとに周囲に話していた。
背が高くて、(ちょっときつめだけど)美人で、頭もよくて、運動もトップクラス。
まさに「完璧超人」的な人だということだけど。
縫いぐるみ集めが好きで、(センスはともかく)自分で作ったりもするのか……。
今まで間接的にではあるが聞いていた話から頭にあったイメージと、
少し前まで自分と話していた本人との印象があまりにもギャップがありすぎて、
またちょっと吹き出してしまう。
それと共に、そのギャップが微笑ましかったりもした。
ふと、彼女が頭を下げた時の香りが、記憶によみがえってきた。
「……さて。明日に備えて、早く家に帰って縫いぐるみを片付けるか」
少なくとも明日は、退屈な春休みとならずに済みそうだ。
−終わり−
■オマケ
R.F.「設定は一年と二年の間の春休みの中盤くらい。
『終わり』としたのは基本として
『原作・テレビのストーリーから著しく逸脱したり別の方向に行くようなものは書かない』
というのがあるからなんや。
ここから先に進めると、そのポリシーを破ることになるから、終えたわけ」
榊「じゃあこの後の話は?」
R.F.「さぁ……?榊さんにあこがれる男子生徒が一人増えるだけかもしれないし、
あるいはこれをきっかけに仲良くなるかもしれない。
それは読んだ人各自が想像してほしいわけや。
それが狙いでもあるんやけどね」
大阪「でもやー、何でいきなりこれをあげたん?」
R.F.「いや……ちょっと『降りて』きたもんだから」
ちよ「何がですかー?」
R.F.「話のネタつーか、モチベーションというか、それらをひっくるめたような『何か』。
結構そういうのがきっかけで、バーっと書けることってあるんやで。
つーより、こことかあちらの『シュークリーム分』とか殆どは、
その『降臨』で一気に書き上げたようなもんや」
智「あぶねーやつだなー」
R.F.「うっさいわい。物書きなんて、みんなそんなもんじゃい
(「よみとも」の方は『降りて』こないもんだから書けないなんて言えないよなぁ)」
暦「……なんかいま、ボソッと酷いこと、言わなかった?」
R.F「気、気のせいです、気のせい」
乙!
ちょうど「R.F.分」が不足していたところだったんだ。
ひじょーに和みますな。
764 :
メロン名無しさん:02/12/03 00:49 ID:/pi1VmP9
声優、キャバクラ嬢?
神楽スレへ遠征してたのね。つー事は、あっちの神楽職人の某氏は
R.F.さんじゃ無かった訳だ。あっちのスレ初めてって言ってたし。
神楽スレどころかよみともスレにも…
ここ、見捨てないで下さい…(哀願)
>>766 R.F.氏、よみともスレには結構前に書いてるよ
(「シュークリーム分」「卒業式」。10月中旬に連続で)
「降りてきた」のをふさわしいスレに書き込んだだけでしょ
769 :
767:02/12/04 22:24 ID:???
「ふぁ〜〜〜」
食後の古文の授業って退屈だし絶好のお昼寝タイムなんだよなあ・・。
しかも今日はぽかぽか陽気だし、これで寝るなというのは拷問に近い。
先生「じゃ、次は榊くん。ここ読んで」
榊 「はい」
ああ、榊さん。いつ見ても美人だなあ・・。
しかも最近、表情が明るくなってますます綺麗に。ハァ〜(´Д`)
なんかイイことでもあったのかな。・・まさか、彼氏でも?
いやいや、榊さんに限ってそんなことは。しかし・・。
まあいいや。俺はこうして榊さんを眺めることが出来ればそれでいいか。
先生「じゃ、次は神楽くん。ここよんで」
神楽「はい」
それにしても眠い。
先生は毎回特定の女子しかあててこないわけだし、・・寝ちゃおっかな
うーん・・
「Zzz・・」
・・・。
或声「・・ェブリニャン」
或声「・・ロォー エブリニャン」
「!?」
或声「ハロォー エブリニャン」
「わっ、なんだアンタ!?」
或声「ハウアーユー ファインサンキュー。
我が輩が誰であるか、そんなことはどうでもいい。
それよりお主、榊さんに惚れておるな?」
「はぁ、、、まぁ、、、その、、、いろいろと、、、」
或声「お主が望むのであれば榊さんの一日彼氏にしてやっても良いぞ?」
771 :
770:02/12/05 00:18 ID:???
一日彼氏ネタなんぞを思いついて見ました。
お目汚しスマソ
一応前スレ&現役スレをざっと読んでみたけど
禿しくガイシュツの予感・・
>>762 >>ちょうど「R.F.分」が不足していたところだったんだ。
とも「それは……糖分とか塩分とかみたいなものか?」
773 :
762:02/12/05 23:12 ID:???
>>772 その通りだ
2ちゃんを見ていると減ってくる
R.F.分が足りなくなると
疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる
ときにはスレを荒らしたくなる事もあるんだ
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-11a(S.11)
●5月◇日 晴れ
いつものように神楽さんが私に色々話していると、滝野さんと神楽さんとの間で英語の話になった。
「どちらが英語が出来るのか」
という話題で「IT」が何の略なのかと言葉の意味について、二人の間で激しいことばのやりとりになり、
私はいつのまにかかやの外。
「IT」の意味も何のことばの略なのかも知っていたけど、とてもじゃないけどわりこむことは出来なかった。
どうもああいう、言葉のキャッチボールの中に入るのは苦手。
●5月■日 晴れ
神楽さんは学校からの家の方向が同じせいか、よく登校の時に出会う。
今日も登校途中で元気に声をかけてきた。
私は「うん」とだけ答えて、「あ、おはよう、と答えるべきだったかな…」と思ったけど、
何にも気にして無いようだった。よかった。
神楽さんは私に、色々な話を投げかけて来てくれる。
今朝の挨拶のようについぶっきらぼうな答えをしてしまっても、全然気にしてないようだ。
私の反応のつたなさに気をつかって、変にていねいな言いまわしをされたり、
逆に避けられたりするより、ずっと気が楽だし、私も安心して話を聞いていられる。
自分に無理をせずにいられるので、気が休まる。
神楽さんのいうライバルってのはこういう関係をいうのかな…。
神楽さんは今、マウンテンバイクが欲しいそうだ。
私はあんまり興味はないけれど、嬉しそうにほしい種類や色のことを話している様子を聞いていると、
私も聞き入ってしまうし、ちょっとだけ心が引かれてしまうような気もする。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-11b(S.11)
●5月△日 曇り
今日は体育でソフトボール。
私が打ったフライをちよちゃんが取ろうとして、顔面に直撃。
ちよちゃんはそのまま倒れてしまった。
一塁に走るのも忘れて、ちよちゃんのもとに走ったけれど、白目をむいて倒れている。
どうやら気絶してしまったらしい。
黒沢先生や神楽さんと三人で保険室まで運んだりで、体育の時間はおしまいになった。
「私のせいだ…ちよちゃんに何かあったらどうしよう…」
と思いながら心配のあまりちよちゃんの顔をずっと見ていたら、黒沢先生が
「大丈夫だから…顔を洗って教室に戻りなさい」
と声をかけてくれた。どうやらちょっと涙が出てたらしい。
ちよちゃんは放課後には元気な姿で教室に戻ってきたけど、
正直、体育の後の授業は気が気でなくて、全然頭に入らなかった。
でもよかった。本当に。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-11c(S.11)
●5月◇日 晴れ
天気が良いので散歩をしたのだが、なかなか猫さんにはあえなかった。
こういうよい天気の時には、猫さんって日向ぼっこしているんだけどな…
どうしていないのかな…と思っていたら、あの灰色猫さんがいた。
今度こそなでてあげよう、と思って近づいたら、私のお腹に向かって突進してきた。
あまりにも突然だったのと、油断していたのとでよろめいた私にあの猫さんは、
いつものごとくかみついてきた。
しかも回転しながら。痛かった、いつもより。
かまれてあたふたしていると、神楽さんが助けてくれた。
神楽さんは「かんじゃだめだろ!」といいながらあの猫さんを叩いて、追い払った。
ああ、猫さん…。
助けてくれたのはうれしかった。けど、でも、叩くのはちょっと…いやだったな。
話せば分かってくれる、と思う。あの猫さんでも。きっと。
神楽さんは「そんなわけないだろ」といってたけど。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-11d(S.11)
●5月×日 晴れ時々曇り
どうして私は猫さんたちに避けられるのだろう。
普通の猫さんだけならともかく、おもちゃとか猫の本ともめぐりあわせが悪いみたい。
初夢で見た黄色い猫さん(…?)が言っていたように、私が変われば、猫さんとも仲良くなれるのかな。
でも私が「変わる」ってことがどういうことなのだろう。良く分からない。
なんとなく「こういうことかな…」というのは頭に浮かぶけど。
神楽さんは前に、「猫には叩いて教えなきゃだめだ」と言っていた。
でも私は、心の底から信じて話せば、言葉は通じなくてもきっと分かってくれると思う。
そう信じている。
いつかきっと、たくさんの猫さんたちと仲良くなれる。きっと。
でも今は…だめみたい。
そんなことを考えながら定期購読している「猫生活」を読んでいたら、
「猫の集まる路」のページが目にとまった。
たくさんの猫さんが集まる場所を紹介するコーナーで、私のお気に入り。
今月の場所は、うちの近所だった。
ちょっと遠いけど、自転車で行けば数十分で行ける。
ここなら猫さんたちともあえるし、仲良く出来るかもしれない。
そう思って自転車で行ったのだけど…。
たくさんの猫さんがいた。でもいっせいにかまれてしまった。
なんで…?
痛さ、よりも猫さんにかまれたこと自体に悲しくなった。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-11e(S.11)
●5月◎日 晴れ
登校の途中、神楽さんと会った。
…というより、いつもの灰色猫さんにかまれているところに会って、助けてもらった。
神楽さんが「何でいつも猫とケンカしてんだ?」と聞いてきたので、
ケンカをしているのではなくて一方的にかまれているって説明した。
神楽さんは何を勘違いしたのか、…いや、勘違いしてるんじゃなくて、好意でと思うのだけど。
私に近寄る猫は全部追っ払うって言って、本当に猫さんたちを次々に追い払った。
こんな時に限ってたくさんの猫さんがやってくるものだから、
次々に神楽さんが追い払うのを見て、なんだか悲しくなって、がっくりしてしまった。
と共に、ちょっとだけ怒ってしまって…。
つい、神楽さんをにらみつけてしまった。
大好きな猫さんのこととはいえ、「あ、しまった」とにらんだ一瞬後に思った。
それと「なんでこんな強気に出れたんだろう」ともちょっとだけ思った。
ともかくその場では「立ち向かって克服しないと」と自分の思いを神楽さんに話し、
神楽さんも納得してくれた。
その直後に、いつもの灰色猫さんが現われて、いつものようにかまれたけど、
それでもなんとか、なでることが出来た。よかった…
痛かったけど。
今思い直しても、あの時なんであんな態度を取ったのか、取れたのか、自分でもびっくりしている。
大好きな猫さんを追い払ってるからというのもあるけど。
こんなこと、今までなかった。
どうしてかな…。
神楽さん、怒ってないといいな。気にしてないといいな。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「神楽さんと過ごす時間の中で、榊さんも少しずつ、本当の自分…つーか、
他人行儀というか、距離を置いたような行動じゃなく、本当に思っていることとか
感じていることを表に出すようになりつつある、そんな一端を見せられたよーな
一節ってところやな。
今のところ対象は神楽さんだけで、しかもほんの時々だけのようやけど」
神楽「ほんと、びっくりしたぜ。あの時の榊の顔」
榊「…ごめん」
R.F.「まぁ、腹を割って話せる仲、とでもいうのか。そんな距離になりつつあるという感じやね。
ちなみに放映上は神楽さんの『がーっ!』はこの話で終わりやけど、
実際にはこのあとも結構やったようやな。
しかも他のメンバーと一緒に帰った時に」
神楽「なんで分かるんだ?」
R.F.「ずっと後の沖縄での話。智が『いけ!神楽!』とかいってけしかけてたやん。
つーことは、少なくとも智は知っていたってことや」
暦「なるほど…」
■オマケという名の説明あるいは考察-2
大阪「それにしてもやー。いまだに神楽さんのことを呼び捨てにしてないのは何で?」
R.F.「ああ、それね。
よく考えてみたら、榊さんの性格上、たとえ実際には呼び捨てにしたとしても、
日記の上ではよほど仲が進展しない限り、呼び捨てでは書かん思うてな。
だから今のところはまだ『さん』づけやねん。
同様に、暦さんや智さんは、実際には『さん』づけでも名字ではなくて、
名前で呼ぶようになってたかもしれんけど…例えば「暦さん」みたいに、な。
恐らく日記上ではずっと名字呼びじゃないんかなと」
智「私なんていっつも名前で呼んでるし書いてるけどねー」
R.F.「…日記なんて書いてるんか?本当に?」
智「…ごめん、それ、うそ」
暦、R.F.「やっぱり…」
榊「それと……荒らしはやっぱりよくないと思う……」
782 :
762:02/12/07 19:29 ID:???
>>774,R.F.氏
荒らしはいけないですね。
調子に乗りすぎますた。
実際には荒らしたことはないです。
でも私のレスに気を悪くされた方がおられたようで・・・。
板汚しスマソ
最後に、>>R.F.氏
グッジョブ!!
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-12a(S.12)
●7月◎日 晴れ
登校の途中で、小学校時代の同級生とお話しているちよちゃんに会った。
同級生たちを見送るちよちゃんの顔がちょっぴり寂しそうに見えたので、
声をかけるのを一瞬ためらってしまった。
仕方ないよね。
あんなに頭が良くててきぱきしててしっかりしているちよちゃんでも、
十一歳なのに違いはないもの。
みんなで気を使ったり仲良くしたり、そういうことを気にしないように付き合ってはいるけど、
それでも時々、さみしくなることがあるのかもしれない。
ちよちゃんが本当に飛び級を望んでいたのかどうか、私には分からない。
もし望んでいなかったとしたなら、心の一部にでもそういう思いがあるのなら、
「自分が他人とは違う、特別扱いされている、自分と同じ目の高さの人がいない」
という「ひとりぼっち」の気持ちをどこかで感じているかも。
中学校の時の私の思いと似たところがあるのかも。
ちよちゃんのいた小学校では、なわとびが流行っているという話だ。
なつかしいな。今度機会があったら、ちよちゃんとやろうかな……。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-12b(S.12)
(続き)
……と思っていたのだけど、機会はすぐにやってきた。
いつものようにいつもの時間に家のそばでちよちゃんと忠吉さんを待って、
一緒に散歩をしていたのだけど、今日は井の頭公園を通っていくことになった。
公園の広場で、小学生たちがなわとびをしているのを、じーっと、
うらやましそうに見ているちよちゃん。
朝のこともあって、なんだか可愛そう……というか、気の毒になって
声をかけることができなかった。
五時半を知らせる鐘が、私とちよちゃんの止まっていた時を再び動かした。
なわとびのなわはその場においてけぼりにされ、小学生たちはみんな帰ってしまった。
ちよちゃんはなわと、小学生たちの後ろ姿を、やっぱりさみしそうに見ている。
私はもう、どうしようも無くなって、ちよちゃんに
「ちょっとだけ遊んでいこうか」と声をかけた。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-12c(S.12)
(続き)
忠吉さんに片方を口で持ってもらって、ちよちゃんとなわとび。
しばらくやっていたら、水原さんや滝野さん、大阪さんもやってきた。
偶然……だとは思うけど、びっくり。
日が暮れるまでのほんの少しの時間だったけど、ひさびさのなわとびは面白かったし、
あんなに無邪気にはしゃぐちよちゃんを見たのははじめてだった。
ちよちゃんは私のことを本当のお姉さんのように慕ってくれている。
私もそれにできるだけこたえるようにしたい。
ちよちゃんの気持ちになって考え、想うのはむずかしい。
自分と同じ目線、というより同級生として接しながら、
もう一つ別の、十一歳の、小学校六年生のちよちゃんのことも考えなくちゃいけない。
今日のなわとびのことでは、そう考えさせられてしまった。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「ちよちゃんと榊さんの仲がええのは、『お姉さんと妹』という擬似関係がある他に、
対象となる項目はまったく違うけど、『他人とは隔離された自分の存在』という
共通の認識を互いに感じているところがあるんじゃないかな、とも思うんや。
似た者同士の香り、というか雰囲気を感じ取って、というところかな?」
大阪「私もちよちゃんとは仲ええでー?」
R.F.「あんたの場合は……ちょっと違う。大阪さんとちよちゃんとの場合は、
ちよちゃん:大人の精神・子供の身体
大阪さん:大人の身体・子供の精神
といった、単純記号化で考えた場合、お互いを補完しあうような位置付けにあるわけや。
まったく正反対やけど、精神と肉体がちぐはぐという点では一緒。
そんな点が互いを引き合わせてるんかもしれんな」
智「『大人の身体』っていうけど大阪は『日本』だよー? 榊さんは『アメリカ』だけどー」
R.F.「『日本』はお前もやろが……」
788 :
メロン名無しさん:02/12/10 11:58 ID:COA2yoww
保守あげ。・・・スマソ
>>R.F.氏
いつ見ても素晴らしいです。
790 :
メロン名無しさん:02/12/10 14:09 ID:/Gbfstf0
榊たん・・・・・・(グスソ
>>788さん
見ずに、読んでください(w
>>790さん
え、あ、う? な、何か泣くような表現でもしちゃいましたっけ? 私?(^_^;)
・・・うわ・・・丸一日以上レス無かったのかよ・・・
>>793 ま、そんな日もあるさ・・・悲しいことだがな
じゃあネタふりを……
「ビジュアルブックその2」は買いましたか?
イラストギャラリーは結構イイかも。
(キャラデザインで設定されていた「修学旅行水着」は結局旅行中水着で泳ぐシーンが
カットされたので、そのまま三年目の夏別荘に活かされたみたいだね、
というマニアックなことに気がついたりもする……)
>>795 買いました
浅川悠さんのお気に入りのポイントが、まさに俺と同じでした
後半のインタビュー記事の中で、原作での「呼び方の変遷について」が語られていて、
テレビスタッフもこの辺はちゃんと気がついていて、結構気にしていたことが分かって
嬉しかったり感心したりして。
さて、買いましたつながりで……発売時期は遡るけど、榊さんのサントラの1曲目、
「心は少女でパラシュート」が今、ツボにはまってます。
浅川さんの歌唱力もさる事ながら、歌詞の内容がまさに今続けてるSSの、
「榊さんはこう思ってるんじゃないかな」って考えてた心境にベストマッチ
してるんで、ね。
もっと早く聴いてればよかったと思う今日この頃。
もう一曲の「魔法猫に会える日は」もなかなか。でも……ちよすけの……
ちよ「私がどうかしましたか?」
R.F.「いや、何でもないねん、何でも。気にせんといで
(歌唱力がほにゃららなんていえないよなぁ……声自体はいいんだけど)」
ちよ父「なーにーかーなー? ちよの歌唱力がなんだっーてー?」
R.F.「ドキっ!」
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-13a(S.13)
●7月◇日 晴れ
期末テスト期間前日。
神楽さんが英語のノートを貸してほしいと頼んで来た。
友達からノートのお願いをされたのははじめて。ちょっとびっくり。
他人に見せるつもりなんて全然無かったから、自己流のまとめかたをしていたので、不安だったけど……
しばらくして「いまさらノートを見ても分からない」と返されてしまった。
ちょっと安心、ちょっと残念。
でもノートを見てみたら、猫さんの絵に矢が何本も刺さっていた。
どうして……?
●7月△日 晴れ
期末テストも終わって、夏休みまでは半日授業。
帰りが早いと猫さんに会える時間も多くとれるのでうれしい。
滝野さんが「ぼんくらーず」から抜けるために、ちよちゃんの天才能力と私の運動能力を手に入れる、といっていた。
私は自分の席で話を聞いていたけど、私の能力で滝野さんは教壇から自分の席まで、
空中回転をして着席することになるらしい。
私っていったい……。
わざわざ席を立って、みんなの話の中に割って入るというほどでもなかったので、
というより、何かそれは不自然かなとも思い、本を読みながら話を聞いていた。
話は滝野さんと神楽さんの英語でのやり取りに移っていった。
水原さんの心配ももっともだと思う。
でも、冗談半分の会話の中のお話だけれど、水原さんも本当は少なからず滝野さんを
心配しているんじゃないかな。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-13b(S.13)
(続き)
下校する時の話もそう。
滝野さんは中学三年になって、水原さんと同じ高校、つまり私達の高校に入るために
必至になって勉強して、見事合格したのだという。
その時滝野さんは、水原さんをびっくりさせるために勉強した、というけれど。
滝野さんのいつもの姿を見ているとそんな気もする。
だけれど、本当は少なからずの部分で、水原さんと一緒の学校に通いたくて、その一心で
勉強して、そして受かったんじゃないかなぁ……。
「びっくりさせるため」というのは、滝野さんなりの照れ隠しだと思う。
……あるいは逆なのかも。
滝野さんの行動パターンを知っている水原さんが、滝野さんをたきつけて、
自分と同じ高校を受けさせるため?
本当のところは分からないし、どちらかが本当だったとしても、
それは水原さんと滝野さんの二人の秘密であって、私のように他人には絶対に話さないだろうと思う。
もしかして、二人とも分かっていて、それで分からないふりをしているのかも?
一つだけ私にも分かること。
それは水原さんと滝野さんがとっても深い友達……というより親友だってこと。
言葉のやりとりももちろんだけど、話さなくても相手のことが分かるような、
相手の思いを知り合える、そういう深い仲だってこと。
二人はよく互いのことを「腐れ縁」といってるけど、本当はそんなんじゃないと思うな。
私にも、そんな友達が、将来できるのかな……。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「ここの原稿は実はちょい前にしあげてあって、そん時に『よみとも』スレの
『高校も一緒に』を思いついた、という流れやね。
『高校も一緒に』は、この回の終わり、皆で下校した日の智の夢、という設定やな。
あちらで書き忘れてもうたけど」
智「あんたがあんなこと書くからあせっちゃったじゃないかー!」
R.F.「(智には耳を貸さずに続ける)書き終えた後にビデオ再生環境がちょいイカレて、
焦ったんやで。このままずっとダメやったら、日記シリーズも終わるところやった」
(智、R.F.の頭に手をやり、顔を自分のがわに向けさせる)
智「こ、ち、らを向いてちゃんと聞けぇ!」
R.F.「いたいいたいいたい……夢やったんやからええやんかー(涙声で)」
R.F.「腐れ縁ってのは
『離れようとしても離れられない悪縁。好ましくないが切るに切れない関係を
批判的あるいは自嘲的にいう』
ってこと(Infoseekの大辞林機能にて)。
少なくとも、好ましくないとはお互い、思っとらへんやろな」
榊「いいなぁ……」
R.F.「それにしてもこの学校、赤点とか補修とか居残り授業とかなかったんかな?
ボンクラーズは常連となりそうやけど……」
大阪・智・神楽「余計なこというなー!」
R.F.「そういや……総合スレで見たけど、一部で『榊さん房』が出現して、
あちこちに無意味なスレを串刺して乱立させてるようやな。
頭痛いこった」
榊「あんなことされても嬉しくない……」
801 :
メロン名無しさん:02/12/14 22:30 ID:U2SNt5Gk
>>800 榊さん房…か…
気持ちは分からなくも無いが、無意味なスレは良くないよなぁ…
あずまんがは悪く言うと、かなり趣味の悪い印象派エロアニメでしょう。
自分は趣味が悪いからハァハァしたけど、倫理的には酷いアニメだと思う。
自分がどのクチでほざくか、って話はありますけどね。
あれを楽しめる人は結局、サイコ性犯罪者の素質があるんだと思う。
>>801 あれはもう愉快犯以外のものではないだろ
ファン心理でやってるならネタの1つぐらいは書くはず
>>802 だからなぜここで作品批評をと…
死に体のアンチスレ盛り上げてやれよ
■次回日記……
R.F.「次回は例の、ちよちゃんの別荘での夏合宿やねー。問題なのは……」
榊「?」
R.F.「黒沢先生の『おとなのじゅぎょう』。
重要なファクターであるのは確かなんやけど、原作・テレビ共に具体的な表現はなかったし、
さりとて創作で書くにしてもスレの主旨的に反することになるし」
榊「……(ぽっ)」
智「どんどん書いちゃえ、書いちゃえ!」
ちよ「えっちな話はだめですよー」
R.F.「まぁ、次回アップまでにどうするか考えとくわ。
(と、ネタふりをしておく、と。気が向けば誰かが『あちらで』補完してくれるやろし……)」
R.F.「それにしても、あと約半分か……。途中いくつか抜かすのもありかなぁ?」
榊「……(ジロッ)」
R.F.「う、うへ。ま、まぁ、恐らく新連載『よつばと』が始まってもおわらんつー、
マヌケなことになるたぁ思うけど、じっくりとやってきますわ。
書く事自体に意味があるし」
大阪「なんでやー?」
R.F.「別に何でもええやん」
榊「?」
おお…ついに合宿突入でつか
期待してます
「えろえろよ〜」に揺れる榊さんの乙女心・・・・・・知りたいっす
このスレも失速してきたな…ま、これ位のペースの方がいいのかも知れないがね
>>810さん
週一で遅い思うてたら堪忍してや〜。これでも早い方やで、
わいとしては……
って他の人も何かネタなりなんなりー(涙)
(次のアップのときにいろいろネタふりしよか(´・ω・`))
R・F専用スレはここですか?
>>812 専用ではないが、彼のSSを待つスレではある(w
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-14a(S.14)
●8月◇日
今年もちよちゃんの別荘で皆と一緒に夏のひとときを過ごすことになった。
帰って来たばかりで疲れて疲れて、もうベットに横たわりたいけど、忘れないうちに
別荘での出来事をまとめておこうと思う。
今回は去年のメンバーに加えて神楽さんが一緒にくることになった。
人数は増えたけど、ちよちゃんがお父さんに頼んで大きな車を借りて来てくれたので、
みんなで一緒に一台の車で行くことができた。
やっぱり去年の、谷崎先生の大暴走でちよちゃんがトラウマ負っちゃったのが原因なんだろうなぁ。
頭は良くても本当は小学生だもの。仕方無いよね。
今年は去年とちょっと時期がずれたせいもあり、別荘のそばの神社でお祭りがあり、
それに行こうとちよちゃんがすすめてくれた。
皆浴衣を持って来たけど、着付けができるのは私とちよちゃんだけ。
谷崎先生はともかく、黒沢先生も着付けができないのはちょっと意外だった。
でも他人のネクタイは結べるのだという。
やっぱり黒沢先生は大人だなあ。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-14b(S.14)
(続き)
浴衣を着るのは久しぶり。
私は浴衣が好きだし、お母さんも喜んでくれるけど。
中学の時にお祭りに浴衣を着ていったら、みんなにじろじろ見られて嫌な気持ちになったことがあって、
それから着ていなかった。
押し入れの奥にしまっておいてもらった浴衣を出してほしいと言ったら、お母さんは最初にびっくりして、
その後、泣いてしまった。
お母さんは、私が浴衣を着なくなった理由を知っているからだ。
今度は私がびっくりした。
お母さんは
「あなたは本当に中学の時から変わってきた。良いお友達に会えて、本当によかった」
と言ってたけど……そうなのか、私には分からない。
良いお友達、というところだけは確かだと思うけど。
神楽さんも、浴衣を着るのは久しぶりで、その事を話したらお父さんが喜んで
新しい浴衣を買ってくれたのだという。
ちょっと恥ずかしそうな顔をしていたけど、やっぱり嬉しいんだろうね。
いつもボーイッシュな格好をしている神楽さんも、ああいう女の子らしい服を着れば
結構男子にも人気が出ると思うのだけど。
私? 私はとても……。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-14c(S.14)
(続き)
夜は無礼講、ということで皆で食べたり飲んだりして夜更かしをすることになった。
滝野さんはこっそりお酒を持って来たみたいだけど、もちろん谷崎先生に没収。
その谷崎先生も黒沢先生にお酒を全部没収されてしまった。
黒沢先生の話だと、谷崎先生は酔うと凄いらしい。
何がどう凄いのか、結局今回は分からなかったけど……。
でも私は、黒沢先生も黒沢先生で凄いと思った。
去年の夏休みの時にはごまかされてしまった「おとなのはなし」を、
酔った勢いでみんなに話してしまったからだ。
先生は自分の経験を交えて、事細かに「おとなのはなし」を
二時間ぐらいかけてじっくりと、丁寧に教えてくれた。
たとえば
(中略)
男子の話とか、テレビとかでもちょくちょく耳にするし、中学の時に女の子だけ
別の教室に集められて受けた保険の授業でも教わったけど、そんな話よりももっと
(中略)
なんというか、あまりにも現実感がありすぎて、とても黒沢先生の顔を直視しながら
聞くことができなかった。
だって
(中略)
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-14d(S.14)
(続き)
そういうば話を聞いている間、ちよちゃんは目を丸くしているばかりだった。
単語とかは分かるかもしれないけど、それがどういうことを意味しているのか、
恐らく分からないだろうと思う。
いくら頭がよくても、小学生にはちょっと早いかもしれない……。
大阪さんが「大人になれば分かる」とさとしてくれたけど、
後で「ああいうことは人の前で話したり聞いたらダメだよ」と
注意しておいた方がいいのかもしれない。
私も、とてもじゃないけどこんな話、お母さんに話せないな。
でも、勉強にはなった、そう思う。
やっぱり黒沢先生は大人だなぁ。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「(中略)部分は各自読み手が内容を想像しといてや」
智「あのねー、具体的にはねー……むにゅむにゅ」
(暦、智の口を手で抑える)
暦「馬鹿! とも、止めろ! ここのスレじゃ過激すぎる」
R.F.「……そやね。暦さんのいう通りやね。
それと、浴衣のところはちょっと創作が入ってる。
テレビでも原作でもあんな描写はない。
だけどこれくらいなら許容範囲かなーと思うてな」
R.F.「ちなみにこの回、DVD版だと結構手直しされてるらしいんやけど……
わいは持って無いからわからん」
神楽「誰か教えてくれるんじゃないのか?」
R.F.「そうだとええけどなぁ。
少なくとも、ちよちゃんがちゃんと別荘の玄関を開ける時、
扉の鍵にキーホルダーつーかキーアクセサリーが無くなってるっていう
ポカミスが修正されてるとええんやけど」
大阪「それくらいどーでもええやん」
R.F.「まぁ、そうやけど……」
■オマケという名の説明あるいは考察-2
R.F.「それと……」
ちよ「それと、何ですか?」
R.F.「『おとなのはなし』に入る直前、黒沢先生が『消灯時間よ』と言った時、
智、暦、神楽、大阪がトランプをしてたんやけど、
榊さんはその輪に入ってなかったんやね……」
ちよ「私はうつらうつらしてましたけど」
R.F.「うむ……トランプの札の配置などを見ても、榊さんが中座していたようにも見えんし。
黒沢先生が飲んでからは一緒にいるんだけど、ちょっと不憫に思ったというか、
大騒ぎするのが苦手な、大人しい性格なのかなぁ……とね」
榊「……」
R.F.「そのへんの描写も詳しくやってみようかと思うたけど、キリがないので今回はカット。
ま、いくらでも機会はあるし」
あえてしっかり書かず、中略のほうが色々と妄想できて良かったり(w
お疲れ様〜
a
居なかったのは、多分風呂はいってたんじゃないかと…ハアハア(w
ある夏の日の午後 1
今日の体育授業はバレーボールだった――
トスが出て、ボールが空中に舞い上がる。
敵味方を区分けするネットの間近に構えていた長身の少女が、流れるような漆黒の
長髪を翻しながら高く跳躍し、豹のようなしなやかな動作でスパイクを打ち込む。
鋭い打撃音と共に白球は全てのプレーヤーの視界から消え、一瞬後には地面に
叩きつけられていた。
「はぁ」
10mほど離れているコート脇から、華麗な動作にみとれていたセミロングの少女は、
小さな溜息を漏らした。
「あの人 榊さんやったっけ? かっこええなぁー 」
そして、同一の対象を真剣な表情で見つめているショートヘアの少女に正直な感想を
投げかける。
「あ! そうでしょ!? かっこいいでしょ!? 」
その少女は、わが意を得たとばかりに、激しく同意の声をあげる。
どうやら彼女は榊という名のクラスメートに、単純な好意以上のものをもっている
らしい。
彼女の言葉を聞き流しながら、大阪と呼ばれる少女の大きな瞳は、活躍を続ける
コート上の少女を無意識に追いかけ続けている。
(そやっ )
その時、一つの決意が大阪の脳裏に閃いた。
「よし! 私もあの人を狙お――!」
右の拳を固く握り締め、隣の少女に向かって高らかに宣言した。
「え!? 」
かおりんと呼ばれる少女にとって、大阪の言葉は衝撃的であった。
「狙うってちょっとあんたねえ! 」
動揺で声を裏返しながら、反発の声をあげる。
(あっしもた…… )
大阪には、思ったことをそのまま口に出してしまう癖があったが、今回もそれが
顔を出してしまったようだ。彼女は慌てて否定の言葉を口にする。
「私もあんなかっこええ女になるんをめざすんやー 」
「あ あ―― 狙うって そ そう」
多少不自然な言い訳だったが、どうやら納得してくれたようだ。
(あかんやん、こんなとこで警戒されてもうたら、何もできへんくなるでー )
大阪は安堵の溜息をつきながら、自分の軽率な発言を反省した。
「でもあんたには無理だわ 」
隣の少女が発した容赦のない言葉は、既に大阪の耳には届いていなかった。
「はあ―― 」
学校が終わり、帰路をゆっくりと歩いている榊は、深い溜息をついた。
(今日も猫さんに逃げられた…… )
無類の猫好きであるこの少女は、自分が猫に嫌われていることを再確認して、
深い溜息をついた。
(私が近づいても逃げたり、噛んだりしない猫さんはいないのかな…… )
7月の眩しすぎる太陽とは対照的に、ひどく憂鬱な気分に覆われ、
再び溜息をつく。
「にゃあ、にゃあ」
その時、道路脇の小路に可愛らしい猫の鳴き声が聞こえてきた。
榊は吸いこまれるように、声がする方に向かって歩いていく。
そこには、猫耳と尻尾をつけた大阪が、ダンボール箱に座っていた。
榊&大阪の短編をうpします。
元ネタは、原作の1巻からです。
よろしければどうぞ……
おお〜、いい感じだ・・・続きキボンヌ
あくまでもボケまくりの結果としての行動なのか、
それとも意図的な行動なのか……
ダークサイドな(?)大阪さんの今後に期待:D
でも
>>そこには、猫耳と尻尾をつけた大阪が、ダンボール箱に座っていた。
むしろかおりんがやりそうな行動だな(w
そもそも、俺なら榊さんより先に拾っていっちゃうけど……(バキッ)
初回は、
>>823-825 ある夏の日の午後2
「何をしている…… 」
榊は、平凡な住宅街に展開されている、非日常的な情景に驚きの声をあげた。
目の前にいる少女が自分と同じクラスメートであることは知っていた。しかし、
名前は――
(あっ)
榊は、クラスの皆から大阪と呼ばれていることを思い出した。しかし、彼女の
本名はどうしても脳裏に浮かんでこない。
「榊さんやろ 」
「う、うん」
自分の名前を呼ばれた少女は、動揺の声を抑えながら返事をした。
「私をひろってくれるん? 」
猫耳をつけた少女は、上目遣いにして長身の少女の鋭い瞳を覗き込んだ。
(かわいい…… )
猫に限らず、世間が『かわいい』と思うようなものは、榊にとっては全てが好意を
抱く対象であった。
彼女は自分が大柄で、かつ喜怒哀楽の表情が乏しいことを知っていた。つまり、
自分がかわいらしくない存在だと思いこんでおり、それが、全てのかわいらしい
ものに対する憧れを一層強くしていた。
今、榊の眼下に座りこんで自分を見上げている少女も、彼女にとって『かわいい』
ものには違いがなかった。
「いいよ」
数十秒の沈黙の後、長髪の少女は小さく呟いた。
「えっ本当? 」
肯定の返事を耳にした大阪は、幼さを残した顔に満面の笑みを浮かべる。
「ほんならや〜 家に招待するで〜 」
明るい声をあげながら、大阪は腰を上げる。
「う……うん 」
榊は少し顔をあからめながらも、視線を彼女の姿からは外さなかった。
腰まで届く流れるような黒髪を持つ少女と、それより頭一つ半くらい低い、猫耳と
尻尾をつけたセミロングの少女は、通学路を並んで歩いていく。
ときおりすれ違っていく通行人は、驚愕の表情を浮かべながら、彼女達の後姿を
見送っていた。
>>827>>828 レスさんくすです。
自分のイメージの大阪は、あどけない顔でありながら、
リアリスト、策略家、かつダークというような部分も持っています。
顔と性格のギャップという点では、榊さんと共通しているかもしれませんね。
続き期待sage
榊さんは受けなの?攻めなの?
ああいう性格だとそういうときはあんな風になるんだろうな...
猫耳大阪か…見そうで見ないよね…
続きキボンヌ
RF氏にも期待sage
>>835さん
ありがとーん(・ω・)ノ
でも今日(金曜)は無理なりー。
>>猫耳大阪
一瞬、箱の中に入ったままの大阪さんを箱ごと持ち上げて持って帰ろうとする
榊さんを想像したのは私……だけですねヽ(゚д゚ヽ)
大阪「榊……さん、何しとるん……? あ、危ないで〜」
榊「捨て猫さんを持って帰ろうとしている。それに猫はしゃべらないものだ……」
ある夏の日の午後 3
「ここやー 」
大阪は、自分の家を指し示した。
クリーム色の壁はまだ新しく、建築されてからさほど年月が経ってはいないことが
うかがえる。
「よいしょ」
軽く呟いた大阪が、やや大きめの門扉を開けると、微かな金属音が二人の少女の
耳朶をゆらした。
「遠慮せんと、入ってや〜 」
ドアの鍵を開けて中に入った大阪は、可愛らしい声を投げかけた。
「おじゃまします…… 」
榊は小さく頭を下げながら、玄関先で靴を脱いだ。
高校のクラスメートの部屋に入ることは今日が初めてであり、少しばかりの緊張が
彼女の胸をよぎる。
しかし、どうやら大阪の両親は共働きのようで、彼女に挨拶に対しての返答はなかった。
「こっちや〜 」
榊は大阪に促されるままに二階へあがると、「あゆむのへや」と書かれた、小さな
マスコットがぶら下げてある扉が視界に入る。
「ここが私の部屋やねん 」
「ああ…… 」
「ちょっと待っててや〜、お茶もってくるねんで 」
「ありがとう」
大阪は榊に声を掛けると、階段をゆっくりとおりていった。
六畳ほどの部屋には、薄い桃色のカーペットが敷き詰められており、中央には
毛布を取られたコタツ用の机が置かれている。
窓際には勉強用の机があり、その横にはやや大きめのベッドが備え付けられている。
何気なくあたりを見渡していた榊の視線が、ふいに一点に固定された。
そこには可愛らしい仔猫のぬいぐるみが、つぶらな瞳を彼女に向けていた。
「ん、榊さんって、ぬいぐるみが好きなんか? 」
再び二階に上がってきた大阪は、榊の視線の先にあるものに気がついて問い掛けた。
そして緑茶の入ったグラスを載せたまま、危なっかしい足取りで、彼女に近づいてくる。
「う、うん、少し…… 」
榊は少し顔を赤らめながら頷く。
「このぬいぐるみは、えっと、カツラノハイセイコってゆーんや。
どや? かわいい名前やろ 」
「…… 」
大阪の命名センスに同意できなかった榊は、小さく首を横に振った。
「あっ! 」
その直後、彼女の反応に気をとられていた大阪は、カーペットの床に置かれていた
漫画本を、まともに踏んでしまう。
足を滑らせた大阪は、榊に向かってゆっくりと倒れこんでいく。
緑の液体が入った二つのグラスも床に落ち、鈍い音があたりに響いた。
「あいた〜 」
悲鳴をあげた大阪は顔をしかめる。
「だ、だいじょうぶか 」
慌てた榊は、転倒した少女に駆け寄って、声をかけた。
二人の距離は指呼の間にまで迫っている。
「……? 」
数瞬の沈黙の後、大阪はむしゃぶりつくように長身の少女に抱きついた。
そして、呆然としている榊の反応に構わずに、彼女の唇と自分のそれを重ね合わせた。
第3話をうpしました。
レスくれた方々、ありがと。
無口な榊さんと一緒だと、大阪が凄くしゃべる
キャラになってしまいます。(汗
あなたでしたか。
あっちではともに次いでよみと、
こっちでは榊さんと……
大阪も色々大変だなあ
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-15a(S.15)
●10月◇日
高校になってから二回目の運動会。
神楽さんは
「去年は違うクラスで争ったけど、今年は一緒のクラスだ!
でもライバルには違いないからな! 負けないぞ」
と言っていた。同じクラスなんだから、勝ちも負けもないと思うのだけど。
借り物競争ではちよちゃんがクラス代表のうちの一人として参加。
「足の速さがあんまり関係無いから」とちよちゃん自身が言っていた。
やっぱりクラスの足を引っ張っていると思っているのかな……。
ちよちゃんは借り物のカードを見て、滝野さんを引っ張っていった。
結果は見事に一位。
水原さんや大阪さんは、カードに書かれていた借り物が何なのか分かったようだけど
私には分からなかった。
いったいなんだったんだろう?
「一番おしゃべりな女の子」かな? それとも「活発な女の子」?
「明るい女の子」かも。
どちらにしても、私とは無縁の話……だね。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-15b(S.15)
(続き)
出る予定の無かった二人三脚に参加できたのは嬉しかった。
背の高さのこともあるし、私一人で出られる競技数には限りがある。
中学校の時から、短距離走のような、一人で得点しやすい競技に回されるのがほとんど。
だけど本当は、玉ころがしとかちよちゃんが出ていた借り物競争とか、
もっと色んな競技に出てみたかった。
その夢が、(怪我をした千尋さんの代わりなんだけど)一部でもかなったんだ。
背丈のバランスがあわなくてちょっと苦労したけど、
はじめはびっくりしていたかおりさんも「死ぬ気で」(と言ってた)一生懸命走ってくれたので、
一等賞をとることができた。
……でも千尋さんがもどって来た時、「シャー」とか言っていたのはどうしてだろう?
何かの流行りなのかな?
それはともかく、来年の運動会ではもっと他の競技にも挑戦してみたいな。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-15c(S.15)
(続き)
今年の運動会は、最後の競技が全員参加の十キロマラソンだった。
長距離走はちょっと苦手。
神楽さんと途中まで一緒に走ったけど、最後の一キロくらいのところでちょっと追いつけなくなって、
結局六位になってしまった。
自分では頑張った方だけど、ね。
神楽さんは結局最後まで私の少し前を走りつづけ、五位に。
うちのクラスで最上位ということもあって、神楽さんはとても嬉しそうだった。
六位までが入賞ということで、私も賞状と賞品のジュースをもらった。
賞状を預けて皆のところに行くと、ちよちゃんや大阪さんが疲れで倒れていた。
特に二人は辛そうだった。
本当は小学生のちよちゃんに、十キロマラソンは無茶な話だったと思う。
順位は最下位だったようだけど、それでも途中であきらめず、最後まで走ったのはやっぱりえらいな。
マラソンの結果も良かったので、うちのクラスが去年に引き続き優勝。
中学の時も優勝したことはあるけど、高校の時の方がとてもうれしく感じる。
なぜだろう?
……やっぱり、みんなと一緒に競技をしているって感じだからかな。
特に滝野さんは嬉しそうだったけど、谷崎先生が黒沢先生の所で自慢している様子を見て、
「ジュースおごって」と先頭立って言っていた滝野さんも、みんなもちょっと興ざめ。
うれしいのはわかるけど、ね。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「かおりんファンは怒るかもしれないけど、やはり二人三脚の描写……というか、
榊さんが思うところはこの程度やろね。
その日のかおりんの日記は、この二人三脚の話だけで終わっちゃうやろけど」
かおりん「シャー!」
R.F.「それと『賞品のジュース』は半ば創作。買ってきてプレゼント、ってのも
いいんだけど、説明が長くなるし、この方がスマートかな、と」
かおりん「ゥシャー!」
R.F.「蛇とか勝俣じゃないんやから……。それにしても、男女とも走る距離が同じマラソンってのも
ある意味凄いやな。ハンデつけてもええと思うんやけど」
暦「男女平等ってことじゃないのか?」
R.F.「ん〜。そうなんかな? ここの、他の住民の学生時代はどうやったんやろ?」
智「と、ネタふりですか〜?」
R.F.「別にええやろ。ちなみにわいの場合……」
神楽「ふむふむ?」
R.F.「男子校やったから……(涙)」
榊「……それは、かわいそうだな」
R.F.「……同情なんて、同情なんて、……しくしく……ゥシャー!」
かおりん「私の科白をとるなぁぁっ!」
>845
お疲れ様です。
かおりん、かわいそうに(w
折れんとこは、男子10キロ、女子7キロだったですよ。
847 :
840:02/12/28 22:01 ID:???
>841
レスさんくすです。大阪には、年末なのでフル稼働してもらっています。
>845
お疲れ様です。
榊さんとしては、かおりんより神楽のほうがやはり気になる存在みたいだ……
かおりんは消極的なところがあるので、損をしている感じがする。
10キロなど、大学に入るまで走らなかったな〜
うう。こちらと神楽さんのところで榊さんがらみの話が出てるけど、
下手に深読みしちゃうと、自分の頭の中のイメージが侵食されてきちゃう(^_^;)
少なくとも同一シリーズ(日記)では最初に設定した同一イメージで統一して
最後まであげたいので、「じっくり読みたい」「でも読んだらあかん」という
ジレンマに陥ってます。
>>かおりんは消極的なところがあるので、損をしている感じがする。
どこか別スレで誰かが言っていた気もするし、
自分もその設定がベースの一つにあるんだけど(「オマケ」でもう書いたかな?)
(1)かおりん→榊さん
(2)神楽さん→榊さん
で、(1)は「憧れ」「自分より上の人」という視点で、
(2)は「ライバル」としつつも自分と同じ視点、高さ
(自分と同じ土俵の人でちょっとだけ自分より優れている。
でもなんとか手の届く範囲なので「ライバル」)
と見ている、と
榊さんからしてみれば、(1)はこれまでにも、それこそ「ため息」をつくようなくらい経験している、
(2)は自分を「同じ視点、高さ」で見てくれているということもあり、
受け入れやすかったんではないかな。
同じ視点で見てくれるという意味では、他のメンバーも同様なんだけどね。
神楽さんにしてみればそんな複雑なことは考えて無くて、
単純に「負けないぞ、ライバルだ〜!」という思いと、
良くいえば気さく、悪く言えばがさつな性格が幸いしたのではないかな、と。
(※例えば、自分に向かって「××さん素敵です!」みたいにキャーキャー言うような人と
友達付き合いしたい、と思う人は……あんまりいないと思う。
それこそが、かおりんにとっての悲劇だったのかもしれない)
それはともかく。
猫耳大阪捨て猫、いいなぁ……誰かイメージカット希望(・ω・)ノ
849 :
840:02/12/28 22:34 ID:???
>848
猫耳大阪は大阪板の絵描きスレに描いていたり。
(へたっぴやけど自作自演しますた)
どうもありがd
しかし…このスレも段々と神が増えてきて…
スレ初期から居る者としては非常に嬉しいっす
各職人さん、いつも本当にありがとう!
今年も今日で終わりか…
俺は榊さんに出会えて本当に良かった…
禿同
このスレも人減ったね…
しょうがない事なんだろうけど、寂しいね
>>855さん
まだ生きとるで(・ω・)ノ
雪降るつーんで死にそうやけど……。
今年もあと二時間を切りました。
みなさん、良いお年をお迎え下さいませm(__)m
次のUPは、明日・明後日の雪で凍え死んでなければ土曜日にでも……。
>>R.F.氏
このスレを始め、他のスレでの書き込みを見ていても本当にあずまんが大王が好きなんだな、ちゃんと読んでる&見てるなと感じました。
あなたは確かにあずまんがスレに貢献した功労者の1人だと思います。
今年はお疲れ様でした。
来年も頑張ってください&あずまんが大王をよろしくお願いします。
影ながらですが応援しますので。
ではでは…
謹賀新年
新年あけましておめでとうございます
R.F.さんをはじめ、多くの方々が守り育ててこられた、榊さんスレに
書きこみをさせて頂き、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願い致します。
あけましておめでとう御座います
RFさん、紅茶菜月さん、去年は沢山感動させていただき有難う御座います
今年も宜しくお願いします
前回
>>837-839 ある夏の日の午後 4
「んんっ…… 」
榊は、大阪の信じられない行為に驚愕して、慌てて首を大きく振って彼女の唇を
引き離す。二人の視線は10cm程の至近距離で交錯している。
「どうして…… 」
榊は呆然として、大阪の瞳を見つめ続けたまま小さく呟いた。
「榊さんがすきなんや…… あかん? 」
大阪は、切なさを醸し出した表情を浮かべて、長身の少女の瞳を見つめている。
榊は、彼女のあどけない表情と、瞳の端に溜まり始めた涙、そして、頭につけたままの
猫耳に気がついたとき、自分を懸命に好きになってくれる彼女が、堪らなく愛しい
存在に思えてきた。
「いいよ…… 」
榊は優しげな微笑を浮かべると、両手を大阪の肩にそっとのせた。
大阪は、羞恥で顔を赤らめながら大きな瞳をゆっくりと閉じた。鼓動が速まり、緊張で
体全体が細かく震えている。
置時計が無機質な音を刻んでいる中、二人の少女の影が再び重なり合った。
「ん……んんっ―― 」
まず大阪は、柔らかく、弾力のある、榊の唇の感触を十分に確かめる。
それから、短い舌を唇の隙間に割りこませて、口腔内への侵入を開始した。
「んぐぅ!! 」
口内の奥深くまで、舌を挿入されてしまった榊は、悲鳴まじりのくぐもった声を
あげた。
しかし、大阪は彼女の悲鳴に全く構うことなく、短い舌を、榊のそれに絡み付かせて、
ざらざらとした感触を堪能する。
さらに大阪は、絶え間のない刺激によって、榊の口内に溢れ出してくる唾液を、音を
たてながら吸いとっていく。
数分後――
榊の中を存分に味わい尽くした大阪は、奥深くまで侵入させた舌を、彼女の口内から
引き離した。一本の細い唾液の糸が二人の間に生まれて伸び、そして途切れた。
「はぁっ……はぁ…… 」
榊は、執拗な愛撫から一時的に開放されて、荒い溜息をつく。
(なんで? )
彼女は一見、とても大人しそうな少女が見せる激しい行為に愕然としている。
「榊さん、いくで」
しかし、大阪は、頬を桜色に染めながら容赦のない声をあげると、榊に抱きついたまま
ベッドの上に倒れこんでいく。スカートの裾を乱しながら、二人の少女の身体は
交錯した。
そして、上から覆い被さるような形になった大阪は、深い青色をした榊の夏服を
両手で掴み、たくしあげた。
「うわ〜 ええな〜 」
大阪の視界には、純白の下着と、それで覆いつくすこと不可能である、巨大で、かつ
張りのある二つのふくらみが、飛びこんでいる。
「これは犯罪やで…… 」
溜息まじりの声をあげた大阪は、うつむきながら自分の胸元を覗き込む。
しかし、そのような行為は、長身の少女との落差に自分自身を絶望に追いこむだけで
あった。
大阪は、強烈な負の感情に襲われた。そして、彼女の心に、『持てる者』である榊に
対する、嫉妬心と虐逆心を産み出してしまった。
「見ないで…… 」
自分のふくらみを凝視された榊は、羞恥のあまり、顔を真っ赤にして拒絶の声をあげる。
「なにゆ〜てんの。こんな大きいもん、ひとに見せな損やで」
他のクラスメートや担任の教師が聞いたら、唖然とするような言葉を吐き出しながら、
大阪は、榊の下着の中に掌をもぐりこませた。滑らかな肌の感触が、彼女の指先の神経に
伝わってくる。
それから、大阪の指先は、ゆっくりと双丘の全体を慈しむように撫で回していく。
「あっ…… 」
榊は、小さな悲鳴をあげた。そして、自分の火照った表情を見られたくないのか、
両手で顔を覆い隠した。
しかし、大阪は情欲という衝動に身をまかせてしまっており、彼女の指先から
絶え間なく産み出される、甘く切ない刺激を無視することは不可能だった。
榊は、顔にかざした指の隙間から見える大阪の愛撫を、食い入るようにして
見つめている。
「あれっ? これはなんやろう♪ 」
榊の柔らかい胸の感触を楽しんでいた大阪は、下着の下に隠されていたふくらみの
頂上にある突起を外気に晒すと、指先で軽くつまんだ。
「ひゃん」
榊は裏返った声をあげて、大きな体をよじらせた。
「榊さん、ここ弱いんやな…… 」
大阪は、たくらむような微笑を浮かべると、愛らしい顔を豊かな胸のふくらみに近づけた。
そして、短い舌をのばして先端を刺激する。
「ん……んあっ!! 」
榊は大きな悲鳴をあげて、身体を反らした。
そして、自分の顔を覆っていた両手を、大阪の背中に回して制服の裾を鷲づかみにする。
「ちゅぷ……ちゅぷ…… 」
猫耳をつけた大阪は、何かに憑かれたような表情を浮かべながら、口にふくんだ、
榊の胸の先端を吸いつづけた。
「んっ……くふぅ…… 」
榊は、荒い呼吸を続けながら、押し寄せる快感の波に必死に耐えていた。
しかし、大阪の執拗な攻めは少しも緩むことがなく、彼女の抵抗も限界に近づいていた。
呼吸の間隔がだんだん短くなり……
「んんっ!! 」
榊は、ひときわ大きな悲鳴をあげ、体を細かく痙攣させた。
めくるめく強烈な刺激が、彼女の全ての神経を激しく掻き乱した。
「ふぅ―― 」
絶頂の頂きを越えた榊は、大きな溜息をつくと、全身から吹き出す汗でぐっしょりと
濡れてしまった白いシーツに、深く身体を沈みこませた。
そして、潮が引くように収まりつつある快感の余韻に体を浸していった。
第4話をうpします。
よろしければどうぞ……
※大阪の、榊さんに対する名前の呼び方は、1年生の夏時点での原作での
表記に従って、「榊さん」に統一しました。
おお…お年玉だ…
今年はいい年になりそうw
いつもありがとうです
868 :
866:03/01/02 23:33 ID:???
>867
レスさんくすです。
お年玉か〜
そろそろあげる年になってしもた……
ごそごそ……明けましておめでとうございますm(__)m
今年もよろしう〜。
>869
あけましておめでとうございます。
R.F.さんの新作にひそかに期待してたり……
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-16a(S.16)
●10月◇日
文化祭でのテーマがホームルームで決まらなかったので、今年も目安箱を設置することに。
去年みたいに私一人だけ意見を入れてあわてちゃう、ってことがないように、
でも去年みたいなかわいいのをやりたいなと色々考えたけど、いいアイディアが思いつかなかった。
運動会の事務的な後始末とかマラソンの賞状の受け取りとかで黒沢先生に職員室によばれ、
教室に戻ってくると、大阪さんたちが「喫茶店はどうか」とたずねてきた。
喫茶店……アルバイトをしたことがないので、接客業はちょっとあこがれ。
一年生の時のお店より、もっと本物のお店みたいなことが体験できるかも。
でも神楽さんや大阪さんいわく、喫茶店やお化け屋敷は人気が高いとのこと。
他のところとの違いを出すために、色々とアイディアを練らなきゃいけない。
そんな話をしていたところ、神楽さんが去年の私達のクラスの出し物の話をしてきた。
私はちょっとだけドキっとしてしまった。
もし神楽さんが「それ、誰が出したアイディアなんだ?」とか聞いてきたら、もしかすると
ちよちゃんがつい口をすべらしてしまうかもしれなかったから……。
でもそんな心配は要らなかった。
神楽さんは、私の心配をよそに、ぬいぐるみの展示と喫茶店を合体させた「ぬいぐるみ喫茶」という、
とってもすてきな案を出してくれたのだ。
ちよちゃんは去年のことを知っているからか私の方を見て、
「去年の反省を活かしていいのが出来るかもしれないです」と賛成してくれた。
もちろん私も大賛成。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-16b(S.16)
●10月△日
ホームルームで、先日皆の話し合いの中で出てきた「ぬいぐるみ喫茶」のアイディアが提案された。
提案者は一応ちよちゃんということになっている。
私にとっては提案者は誰でもよく、可愛い喫茶店が楽しめればそれだけで嬉しい。
他に案もなかったので、うちのクラスの出し物は「ぬいぐるみ喫茶」に決定。
ウェイターとウェイトレスは交代制。
その他に私は帽子か何か、頭につける飾り物のデザインを任されることになった。
うさぎさんの耳もいいし、猫さんもかわいいかも。
でも……なんかもっと、どこのクラスにもない、私達のクラスだけのモノってないかなぁ。
かわいいものといえば、一年生の時に猫の着ぐるみをつくって大活躍した千尋さんとかおりさんが、
ちよちゃん向けの宣伝用の着ぐるみを作るという。
どんなのだろう? 楽しみだな……。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-16c(S.16)
●10月◇日
明日は文化祭。早く寝て明日にそなえたいけど、日記だけはちゃんと書いておこう。
頭のかぶり物のデザインをいろいろ考えたけど、結局猫さんの耳が一番分かりやすいので
それに決めた。
家からいくつか持ってきたぬいぐるみのうち、ねここねこさんのを出してスケッチブックに描いていたら、
滝野さんがもっていってしまった。
仕方がないので、代わりに猫さんに一番近い――というか本人は猫だといっていたけど――
変な猫みたいな動物みたいなちよちゃんのお父さんのぬいぐるみを使うことにした。
描いてみると、意外にかわいくて、それでいてちょっぴり変わってなかなかいいものが出来たかも。
あとは裁縫の係の人の腕に任せるだけ。いいのが出来るといいな。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-16d(S.16)
●10月×日
ふぅ……。去年よりずーっと疲れた文化祭。
ちょっと気を抜くと、鉛筆を持ったまま寝ちゃいそう。
でも、まだ日記書いてないし……。
喫茶店の準備は当日朝早くきて仕上げをして、なんとか間に合った。
ちよちゃんの着ぐるみは……。
なんとペンギン! とーってもかわいかった。
普段のちよちゃんもかわいいけど、ぺんぎんさんちよちゃんは百倍はかわいい。
どこかの電力会社のマスコットのペンギンを見たときも「かわいい」と思ったけど、
本物(?)はずーっとかわいい。
皆もそう思ったようで、谷崎先生もクラスのみんなもちよちゃんの魅力のとりこになっていた。
当然だよね。これならお客さんも喜んでもらえそう。
ちよちゃんといえば、ちよちゃんのお父さんの耳帽子も、いいのが出来た。
数が間に合わなかったので、私とかはねここねこぬいぐるみをかぶることになったけど、
これはこれでかわいいから、まる。
開店からしばらくたってお客さんの入りも一息ついてきた。
スタッフのローテーションもなんとかなりそうということで、
まずはちよちゃんと大阪さんが休憩を取ることに。
大阪さんは「買い食いするんや」とか言ってたけど。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-16e(S.16)
(続き)
ところが、二人が休みをとってしばらくすると、段々とお客が増えて来た。
どこかで通り道の規制をしているわけではないし、団体さんで来たわけでもない……。
考えられるのはちよちゃんの宣伝効果。
でもこんなにお客が増えるなんて。まるでラッシュアワーみたい。
さすがちよちゃん、といいたいところだけど、これはちょっとすごすぎ。
喫茶店で立ち席なんて見たこと無い。
もちろん飲み物や食べ物もどんどん注文が来る。
そのオーダーを受けたり、受けたオーダーに従ってコーヒーとかを運んだり、
私もウェイトレスとして大はりきりでがんばった。
色んな人とお話して、接客をして……毎日じゃ疲れるかもしれないけど、
とても楽しかった。こういう機会も時々はあってもいいなぁ。
大繁盛のまま幕を閉じることが出来た今回の文化祭。
私自身も、疲れたけれど、いやな疲れじゃなくて気持ちよい疲れだったなぁ。
今年の冬とか、来年の春、近くの喫茶店かどこかで思い切ってアルバイトでもしてみようかな。
ちよちゃんと大阪さんは、マグネで夏休みだけアルバイトをしているという話。
今度、紹介してもらおうかな。
それじゃ、おやすみなさい……。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「ちよちゃんの宣伝効果で混んで来ても、榊さんは冷静に、素早く接客してたやね」
智「ちよちゃん、すごすぎだよー」
ちよ「普通に大阪さんと食べ歩きの旅をしただけなんですけどねー」
R.F.「一年の時より、より接客業っぽかったし、当シリーズの設定上
『アルバイト』に興味を持つようになってきた……という展開もあり?
あ、でも三年生の夏休みにバイトってのは無理やね。
受験勉強がある」
榊「アルバイト、してみたかったな……」
R.F.「可能性があるとすれば二年生の冬休みくらい? それと受験後の三年の春、かな。
まぁ、暇があって『降って』くればAnother Storyとして展開するし、
そうでなくとも誰かが書いてくれるやろ? 多分」
R.F.「ところで869さん、『新作』つーのは日記シリーズ以外っすか?
だったら今のところ『降りて』きてないので、ストックはないっす。
唯一『へるしんぐ大王』の小ネタがキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!ので
あげといたくらいやで……」
キター!RF氏キター!!
なにやら微笑ましいね
「とーっても」の辺りとか、非常に女の子らしい(w
保守保守(´・ω・‘)
今のうちにストック作っておかないと……
880 :
メロン名無しさん:03/01/07 21:11 ID:qicbhnYx
あまがみ
糞スレ撲滅運動開催中
このスレは糞です。みなさん精一杯SAGEにはげみましょう
まだ冬厨いるのか
・゚・(ノД`)
このスレはどこまでも 続いてく2chの果てまで
悲しいこともあるけれど がんがるからいいんだ♪
かんがれ〜R.F.氏、そしてこのスレを愛するみんな〜
887
とりあえず、煽りと房は無視。
>>885 めげずに頑張って
889 :
語り部:03/01/09 01:29 ID:???
そうだね!w
そろそろDVD三年生発売か…
>>890さん
DVD三巻購入した人がいたら、TV本放送版とどこが違っていたか
教えてくれるとありがたいな〜ヽ(゚д゚ヽ)
>891
いままでDVDで違ってるところあったか?
アイキャッチがないことぐらいか。
>892
俺も買ってはいないが、以前の本スレでの話を見るに
19話に出てきた栄子の顔がDVDでははっきり見えるように直されてるとか。
>>893 ・・・そういえば・・・
と、いうより既にTV版ではっきり顔が描かれてたかどうか覚えていない罠。
何話目かの予告編が微妙に違ってたっぽ。
>894
たぶんその「違う予告編」ってのは
AT−X放映時のものだと思われ。
まぁ、DVDに香田晋は出せないわけだが・・・
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-17a(S.17)
●12月×日
帰り支度をしながらちよちゃんと大阪さんの話をそれとなく聞いていたら、
今日はかわいいパンダさんの写真集の発売日だという話が耳に入ってきた。
しかも前評判が高いので売りきれているかもしれないとのこと。
お財布の中を確認して、本屋まで早歩きで向かった。
新刊コーナーを見てみたら、恐らくこれだ、という写真集が。
たくさんおいてあったから売りきれるってことはないと思うけど。
とりあえず自分の分を買って、家まで走って帰った。
かわいいパンダさんの写真がいっぱい。いいなぁ、パンダさん。
でも私は一度も実物を見たことがない。
機会があれば上野動物園に行ってみよう。
でも一人だとちょっとさみしいかな。ちよちゃんたちと一緒に行こうかな。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-17b(S.17)
●12月◇日
ちよちゃんを囲んで、クリスマスとサンタさんのお話。
ちよちゃんはまだ小さいけど、サンタさんが本当にはいないことをちゃんと知っていた。
神楽さんと滝野さんがもめていたけど……。
ちよちゃんは、サンタさんはお父さんだと言っていた。
お父さんがサンタさん。
あの黄色い猫みたいなちよちゃんのお父さんがサンタさん。
メリー……お金は国が出してくれて、マッハ100で飛んで……。
想像しただけで……いや、ちよちゃんのお父さんが本当はちゃんとした人間だというのは
分かっているんだけど、でも……。
クリスマスの話が出たということもあり、プレゼントやトナカイが話題に登った。
その時はもう私は自分の席に戻っていたけど、滝野さんは
「トナカイ=空を飛ぶ鹿」
だと思っていたようだ。
ちよちゃんと私で黒板に絵を描いて説明。
滝野さんは泣きながら間違いを恥ずかしく思っていたみたいだけど、
誰にでも間違いはあるんだから、そんなに泣かなくてもいいと思うな。
話しが終わった後、水原さんがこっそりと滝野さんをなぐさめていたから、
大丈夫だとは思うのだけど。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-17c(S.17)
●12月24日
今年はクラスの仲良しさんたちとクリスマスパーティーをすることに。
とはいえ、かおりさんは家の事情で、神楽さんはアルバイトで不参加。
神楽さんは
「夏は合宿とかでアルバイトが出来ないから冬に稼がないと! 」
と言ってたけど、ちょっと残念だな。
でもイブにしか出来ないケーキ売りのアルバイトと言ってたので、仕方無い。
後でどんな内容だったのか聞いてみよう。
トナカイさんとかサンタさんの格好するっていってたけど。
いつもの待ち合わせ場所、三鷹駅の北口で待ちあわせして、まずはカラオケボックスへ。
得点が出る機械だったので、ちよちゃんが真剣になって歌っていた。
私は私で、久々に歌ったのでつい夢中になって振り付きで歌ってしまった……。
みんなにはほめられたけど、かなり恥ずかしかった。
でもやっぱり嬉しいな。こんなこと、今までなかったもの。
意外だったのは水原さん。うーん、なんというか。個性的。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-17d(S.17)
(続き)
カラオケボックスで何曲ずつか歌い、時間も結構たったので、ちよちゃんちに移動。
途中で雪が降りはじめて、大感激。
東京でホワイトクリスマスなんてめったに無いモノ。
なんかみんなでじーんと感動してたら、たまたま通りを歩いていた木村先生に遭遇して
ちょっとしたパニックに。
先生いわく、ケーキやシャンパンなどの買物をしているとのこと。
でも何にも持っているようには見えなかったけど?
ちよちゃんの家では、ちよちゃん特製のブッシュ・ド・ノエルをみんなで食べた。
ちよちゃん、料理を作るのも得意なんだね。
忠吉さんも欲しがっていたけど、ケーキは食べさせたら駄目なんだそうな。
それからずっと、夜遅くまで……とはいってもちよちゃん自身が夜更かし出来ないから
十一時くらいまで色々とおしゃべり。
勉強のこと、友達のこと、趣味のこと、憧れちゃうタイプの男のひとのこと。
中学の修学旅行や林間学校では、夜もあんまり他の人とお話する機会がなかったので、
こういうお泊まりをしてのお話はあんまり経験がない。
去年と今年の、ちよちゃんの別荘で、くらいかな。
やっぱりこういう時間を過ごすのって、いいな、と思う。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「クリスマスパーティーは原作では一年生の時、テレビでは二年生の時。
でも構成員は同じなんで、ちょいと独自設定を盛らせていただいたで。
で、神楽さんはどうしていたかというと……
(【あずまんが大王】純情神楽が一番!第2のコース)
http://comic.2ch.net/test/read.cgi/asaloon/1032186393/ の792から始まる「「神楽と僕」クリスマスSS」
にリンクするわけや(苦笑)。作者はわいやないんやけどな。
状況的にちょうど良いんで、リンクさせてもらいま
(あー、でもそうなると、神楽さんには前に告白した男性がおるっつーことになるな。
まぁ……今後の設定にはほとんど影響無いからええか)」
かおりん「私はー!?」
R.F.「あんた、原作・テレビ両方で出て無いからナシ。
『誘ったんだけど』っつー設定加えただけでも感謝しなはれ」
かおりん「シャー……」
R.F.「まぁ、冬の方が天体観測はしやすいから、部活での合宿というのも
アリなんやろけど、クリスマスイヴに合宿つー部活もないやろと思うてな
しかし、クリスマス会にお泊まり会、かぁ……ええなぁ……(遠い目)」
榊「?」
>>R.F.氏
乙〜
なんか本スレの勢いが凄いことになってるけど突然のR.F.氏の参入でなんか笑いました(w
>R.F.氏
有名サカキストと有名カグラニストの直接対決が見られて眼福です ナムナム…
さてどちらかというと俺もサカキストなんですが取り分は残ってるのでしょうか
とうとうこのスレもココまで来たか…
そんなこと言ってる俺はここの1だったり。
「神楽と僕」は正直、
キモい。
>902
あんたのSSも最高っす!もっと書いてください。
>905
ありがとうございます
…でも正直、「FLYERS」で自分の最大のモチーフに一段落つけてしまった感じなので
今のとこ何も書ける気がしないのです
まあ全て電波任せですが……引き出し少ないからなー
やっぱし教養とか人生経験が乏しいと書ける事って限られてくる、と実感しております
>>902さん
>>さてどちらかというと俺もサカキストなんですが取り分は残ってるのでしょうか
並行世界なら問題ナシヽ(゚д゚ヽ)
※「日記シリーズ」は現在ストック制作中。早いところケリつけたいんですが、
まだ先は長いので、週一ペースが限界ですね。ごめんm(__)m
>902
「・・・戦え、戦え」
スマソ、スレ違い。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-18a(S.18)
●1月×日 くもり
三学期最初の登校日。冬休み中も初詣とかでちよちゃん達と会ったけど、
やっぱり学校の方がたくさんの友達と会えていい。
中学校の時までは静かなお正月休みの方が好きだったんだけど、
高校になってからは、友達との時間の方が楽しく感じられる。
積極的に話の輪に自分から入っていけばそれが一番だけど、
そうでなくともさりげなく話の輪の後の方に何と無くいるだけで、それだけで
みんなと一緒という感じがする。
水原さんは冬休みを利用して北海道旅行に行ってきたようだ。
滝野さんがヤキモチをやいていたみたいだけど、ちょっと無茶な理由の気がしないでもないけど、
気持ち、分からないでもないな。
水原さんは私にも北海道旅行のお土産をくれた。
友達から旅行のお土産をもらうのははじめてだったので、はじめはびっくりした。
やっぱりこういう時って、ちよちゃんたちみたいに正直に「わーい」と喜べばよかったのかな。
私ヘのお土産は熊シチュー。
熊のマスコットキャラの缶詰かなと思ったら、本当に熊のお肉が入っているとのこと。
一年生の時に『ポストペット』に興味があると話していたせいか、「熊とか好きだから」と誤解されたようだ。
熊さんは本当に好き。でも「食べ物」として好きなんじゃなくて……。
熊さんのお肉……。嬉しいけど、どうしよう……なんかかわいそう。
けど、やっぱり嬉しい。うん。
滝野さんのヤキモチはその後も続き、谷崎先生を巻きこんで水原さんと一悶着おこしていた。
こういう時って、滝野さんと谷崎先生は本当に仲がいい。まるで本当の姉妹みたい。
滝野さんが学校の先生になったら、多分谷崎先生みたいになるんだろうな。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-18b(S.18)
●1月×日 晴れときどきくもり
今日はちよちゃんたちと一緒に、マジカルランドに行って来た。
ちよちゃんの別荘以外でどこかへ遊びに行く機会は滅多になかったので、
一昨日ちよちゃんからお誘いの電話がかかってきた時にはびっくりした。
思わず「私もいいの?」と聞いてしまったけど、お友達から誘われた時に
こんな答え方はちょっと変かな、と後で思った。
ちよちゃんは「もちろんOKですよ」と答えてくれたのでよかったけど。
集合場所はいつもの三鷹駅北口前。
今回は部活も無いとのことで神楽さんも参加。
でも水原さんが熱を出して、これないと滝野さんが教えてくれた。
ちよちゃんが「お見舞に行こうか」と言ったけど、滝野さんが説き伏せて結局行くことに。
水原さんが気を使うから、と言っていたけど、あれが滝野さんなりの「心配」なんだろうな。
マジカルランドでは楽しくて楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまった。
人が多くて並んでいる時間が長かったのがちょっと疲れたけど、その間、ちよちゃんや
神楽さんたちと色々お話出来て、それはそれでよかった。
色んな乗り物があって、どれも迫力満点。
特にジェットコースターは正直ちょっと苦手だったけど、みんなと一緒なら、と思い、無理して乗った。
やっぱり怖かった。とても。
今、思い出しても、ちょっとぶるぶるしちゃう。
あとで乗っている所を写真に撮ってプリントしたマグカップを買ったんだけど、
私はひたすら伏せていた……。あの時は怖くて、正直いっちゃうと、何も覚えていない。
(続く)
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-18c(S.18)
(続き)
お土産売り場でちよちゃんは、水原さんのために、マジカルランドのマスコットの飾り物を買っていた。
私は自分の分にマスコットのぬいぐるみ。お母さんの分はお皿とキーホルダー。
大阪さんも家族の分と言って色々買いこんでいた。
神楽さんは……自分の分と友達の分、といっていくつか買っていたけど、男ものもあったような。
神楽さんに弟さんとかお兄さんっていたっけ? お父さんの分かな。
滝野さんは自分の分と家族の分を色々探していた。犬向けのお土産がないと頭を抱えていたので、私が
「水原さんの分はどうするの? ちよちゃんはもう飾り物を買っていたみたいだけど」
と聞くと、
「あー、あいつ自分で熱出したのが悪いんだから、別に何も買わなくていいんだよ」
と笑いながら答えて、売り場の別のコーナーに行ってしまった。
でも私、知ってるんだ。
滝野さんがこっそりと、ペアのハンカチとマグカップを手に持っていたのを。
私が聞いた時に慌てて後手に隠したけどね。
帰って来て、お母さんにお土産をプレゼント。
夕食はマジカルランドとお土産の話で、ついついおしゃべりをしてしまって、
おみそ汁が冷めてしまった。
ちょっぴり怒られた。けどお母さんの顔は笑ってた。
明日は学校の帰りに、マジカルランドで撮った写真をカメラ屋さんに出してこないと。
やっぱりパソコンがあった方が便利かなぁ。でもプリンターも必要になるし……。
まずは学校のパソコンの授業を一生懸命やっておこう。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-18d(S.18)
●1月△日 くもり一時雪
職員室に直接行って学級日誌とか日直の道具などを受けとり、教室に来てみると、
いつも朝は一緒にいる水原さんと滝野さんが別々、というよりそれぞれの席に座っていた。
しかも両方ともふくれ顔をしている。
水原さんはもう熱が引いているみたいで安心したけど、なんか様子が変。
ちよちゃんに聞いてみたら、朝方に、昨日のマジカルランドの件で一悶着あったらしい。
言われて見ると、確かに机やいすの場所がところどころばらばらに。
ちよちゃんは「私が間違ったお土産を渡したからいけないんです」といっていたけど、
いったい何があったんだろう?
でも放課後までにはいつもの二人に戻っていた。
ちよちゃんも「正しい」お土産を渡したようだ。
やっぱりあの二人って、本当に仲がいいんだな。
朝の天気予報で言っていた通り、今日はお昼前から雪が降りはじめ、夕方までには
校庭が一面に雪化粧をしているみたいになった。
神楽さんの提案でみんなで雪合戦をすることに。
女の子だけでの雪合戦というのも変な感じがしたし、スカートなのでちょっと寒かったけど、
皆の輪に入って遊ぶのはとても楽しかった。
でも神楽さん、ちよちゃんに本気で投げちゃ駄目だよ……。
寒かったといえば水原さん、雪合戦の時、くしゃみしてたな。
熱が引いたばかりだというのに大丈夫かな。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「この回は原作とテレビ版で色々違いやツッコミを見つけることが出来るんで楽しかったわ。
考察し甲斐のある回ともいえるわ。絵のタッチもお気に入りの回」
智「たとえば?」
R.F.「前半だと……商標の問題からか『白い恋人ブラック』が『白い友達ブラック』になってたり、
ポスペ関係の話が略されていたんで、榊さんと熊缶(これも熊カレーからシチューになっとったな)
のつながりが薄かったし……。
まぁ、食べ物つながりのエピソードを連続させて、ああいうオチにもってったってのは
よく出来てると思うで」
智「元はといえばこいつが勝手に北海道に行くから……」
暦「なんでいけないんだよー!」
R.F.「後半は後半で。原作だと何故か神楽さんが同行してないんやけど、テレビ版だと
ちゃんとおるんね」
神楽「原作だと部活で出られなかった、んだろな」
R.F.「で、おもろいのが、よみた……もとい暦さんが『来られない』と分かった時の皆の反応。
原作ではみんな手を挙げて喜んでいるんやけど、テレビ版だと素直に大喜びしているのが
智・大阪・神楽のボンクラーズ三人衆で、ちよちゃんと榊さんは滝野さんの説得に『一応』
納得しつつも、まだちょっと心配しているような雰囲気を残している」
ちよ「そういえば『楽しんでくるのが正解』とともちゃんが言った時、
榊さんは驚いた表情してましたね」
R.F.「そーいうこと。その辺に、テレビスタッフの、各キャラクタの設定が
ちょっぴり見えているような気もしてな。おもろいなと思うたんや」
■オマケという名の説明あるいは考察−2
R.F.「それと……当スレとは主旨がちょいちゃうんやけど」
榊「ん?」
R.F.「原作には無かった、テレビ版のマジカルランドのお土産のエピソード。
暦さんは事前にガイドなどを熟読してマスコットの事を知っていたはずなのに、
『はじめて見た、知った』ようなリアクションして受けとってるやろ?
直前にガラスに、マジカルランドのマスコットを描いてるし」
ちよ「あ。そういえば。私、その時はよみさんがガイドを読んでいたなんて知りませんでしたから……」
R.F.「あれはどうとるべきなんやろかね。ガイドを読んでいたことを知られたくないつーのもあるんやろけど、
むしろそれよりは、やっぱり『相手ヘの気遣い』からのリアクションなんやろね
(単純に、きれいなお土産に喜んだ、というのもありやけどな……)」
暦「ど、どうだっていいだろ!」
R.F.「まぁ、照れない照れない。」
暦「むー(ふくれっつら)」
R.F.「何にしても……微妙な表情・行動の違いから、テレビ版スタッフによる、
原作との各キャラクターの設定の違いってのも見えてきそうやね。
その辺が特に分かるのが、次の第19話。
放送当時は特に話題になった、オリジナルストーリーなんやけど」
ちよ「コンビニがないので消しゴムに……、ですね(苦笑)」
R.F.「この回は、あえて省略させてもらうことにしますわ」
智「えー! なんでなんでなんで」
R.F.「そもそも榊さんがほとんど出て来ないし、如何様(いかよう)にも解釈出来るし、な」
神楽「まー、仕方ないだろなー」
……?
アップした後に気がついたんやけど、1レスあたりの投稿制限文字数が
増えて無い? 気のせい??
かおりんスレ、木村クラスにあぼ〜んされますた。
ここも保守
かおりんスレの最後
***
594 名前:R.F. ◆uekdll3sCM 投稿日:03/01/13 21:26 ID:???
>>593さん
ゆかり「お前はそんなにSSが好きなのか!?」
(3年・運動会の回より)
……というのはともかくとして。
「降りて」こないと無理です(´・ω・`)
そもそも
>>「貴方の子供よ、責任とって」ってな感じで
って、どーいう感じですか(^_^;)
今は榊さんの3年生のシーンをちまちまとやってますんで、
かおりんが出てくることはまずないから(以下略)。
むしろかおりんは小ネタでちまちまと話が進んでいくのが
趣があるんではないか、と。
***
この直後に落ちました……間がいいのか悪いのか……。
まぁ、榊さんスレに、こんな形で最後の書きこみを転送してもらえば
かおりんにとっては本望ではないかな、と。
か、悲しい事だな…だったらせめてかおりんのためにもこのスレを継続していかなくては…
残り80…
>919
次スレで合同化?とも&よみスレみたいに?
>>921 いや、だって…榊さんとかおりんじゃファン層違わないか?
どうしても合併するんだったら神楽スレかと…
無論俺は単独スレでもいいと思うけど、勢いが落ちてきたのは事実だしなぁ…
他の皆はどう思ってるんだろう?
んー。かおりんとの合同スレは「よみとも」とは意図が違うので
「ちゃうねん」という気がする。
合併する必要がどうしてもあるのならやっぱり神楽たんとだけど、
最近あちらもそれなりに活気付いているようだし、まだ今はその時
ではないんではないかな、と。
と、えらそうにぶっこいてみて、ちょい反省(´・ω・`)
最近、空腹感は目一杯あるのに食欲がちーともわかないよ。
固形物がほとんど食べられない……。SS、書き貯めしておいて
よかったよ・゜・(ノД‘)
>923
>「ちゃうねん」という気がする。
かおりん「シャー!!」
>合併する必要がどうしてもあるのならやっぱり神楽たんとだけど
かおりん「シャー!!」
かおりんスレは、私のスレと合併しなければならないから…。
926 :
大阪:03/01/17 01:26 ID:???
「逆転ホームラン!!」
「全部ひとまとめにしてー」
「純情神楽榊さんのかおりんみたいなともよみ総合スレ」
>926
私はどこにいったのかね?
ワラタ
>926
それを通常は、単に「総合スレ」っていうんじゃ・・・・・・?
関連スレどこも数人で保守してるようならきれいにまとめてくれと部外者のおれは思う。
いや、あずまんが大王は大好きだけどね。
なんか底の方のスレが定期的に全部上がってるのを見ると腹立たしい。
普段携帯で見てるんで、寂れたスレが上位独占状態になるのはきついのよ。
ここの大多数の住人とは関係無いとは思うが。
文化祭といえば榊さん!(なんとなく)
というわけでここに書かせてもらうけど、どなたか幻となった3年生の文化祭についてのサイドストーリーを書いてくれませんか?>あずまんがスレの全職人さん
あの回はマヤーという大きなターニングポイントの回のため文化祭は描かれなかったけど、学校行事としては存在してたはず。
3年生は参加しなかったんじゃないかという見方もできるけど、少なくともアニメ版の2年の文化祭で学校の3階部分に模擬店はでてるからたぶん参加しただろうと…
お題としてはかなり大きなものだけどすべては職人さんの想像力次第で。
R.F.氏はどうですか?
電波受信したりしませんか?(w
日記のマヤーの回まではまだ時間はありますが…
>>926さん
ちよ「わ、わたしがいない……やっぱり私がみんなの足、
ひっぱっちゃうから……(涙)」
榊「大丈夫……まかせろ」
ちよ「……榊さん!」
かくして出来たタイトルは
「純情神楽榊さんのかおりんみたいなともよみ総合スレ Byちよ」
となったのでした。
・
・
・
・
・
きむりん「まだ私がいないようだが?」
>>931さん
大阪「931さんが三年の文化祭がどうとかいうとるで?」
R.F.「あ〜う〜」
神楽「なんだ? 何がいいたいんだ?」
R.F.「いや、そのなんやね。まだ本編シリーズも片付いておらんのに
番外編のこと云々いうのも可笑しいんとちゃうかな、と」
智「そういうのをおにがわらっていうんだよな!」
暦「……それは『鬼が笑う』だろ!」
智「まー、似たようなもんだって」
ちよ「(違うと思うんですけど……)」
R.F.「鬼が笑うとか鬼瓦はともかくとして。
そーいう話はまず26話まできちんと終わらせてからのことや。
これからペースがちぃとばかり落ちるかもしれんので、
26話をあげるのは……そやな、GW前までなら御の字かな。
それまでスレおとさんように、他の人にも頑張ってもらわんと!」
榊「そういうのを、他力本願という……」
R.F.「あうっ」
んで。ちぃとばかりお願いが。前にどこかのスレで
「三年の文化祭を独自に考えてテーマにした同人誌がある」
というのを見た事があるんやけど、それ知ってる人がもしいたら、
何をテーマにしてた(喫茶店? 劇?)か教えてくれんかな?
同じネタは避けたいんや。「もし」考えるにしても、やけどね。
追伸
R.F.「『可笑しい』つーのはもちろんわいが、つーことやで。
誤解せんといでなヽ(゚д゚ヽ) 」
935 :
931:03/01/17 23:24 ID:???
>>R.F.氏
さっそくレスありがとうございます。
R.F.氏が乗り出してくれるなら願ったりです。
個人的に原作・アニメの雰囲気に近い(というかキャラを捉えるのが上手い)R.F.氏の文・キャラの科白は好きなんでなんか大作期待しちゃいますよ(w
(書くと決まったわけでもないのにプレッシャーを…)
でもGWですか。
長いなぁ…(^^;
で、でも待ちます!待ちますとも!
あずまんが大王好きですからね。
とりあえず今の仕事(日記)頑張って下さい。
同人誌については私は知らないので、誰かR.F.氏に資料を〜 プリ〜ズ!
神楽さんスレで色々話が進んでいるっすね。
榊さんスレが今ので終わって何処かのスレと統合されて、
「SSは嫌いや」という雰囲気が広がっていったら……。
「スレがなくなったら私はどこに書けばええんやろう」
>>936 ほらそん時はその優秀な文才をいかしてー
無駄な説得をしてー
…スレを去る
(´・ω・`)
>936
暦「Pati・・・・・・」
智「キャー!」ぱちーん!
神楽スレでは全キャラ統合案、ちよスレと統合案などが出てるね…
ここの皆はどうしたいんだろう…?
他のみんなの意見もキボンヌ
仕切り房でスマソ…
智と暦は二人っきりにしてあげましょう。専用スレあるし・・・・・・
それ以外のあずキャラならオッケーってことでどう?もちろんSSも小ネタも
なんでもありありで
>938
いや、あっちにもいらんし…やっぱスレを去…ぐはっ!
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-19a(S.20)
●4月○日 はれ
今日から三年生。クラスも3階の教室に移って、新しい気分。
いつもよりちょっとだけ早く来て、クラス替えの一覧をチェック。
よかった。
今年も谷崎先生のクラスで、ちよちゃんや神楽さん、水原さん、滝野さん、大阪さん、
千尋さんたちと同じ。
唯一、かおりさんだけが別の、四組の木村先生のクラスになってしまった。
二年連続パーフェクトというのも難しいから、ここまで一緒になっただけでも
ありがたいと思うべきなのかしら。
先に来ていた神楽さんや水原さんと一緒にクラス替えについて色々話していたら、
ちよちゃんと大阪さん、そして滝野さんもようやく登校。
滝野さんは……髪を一年生の時みたいに短くしてきた。
女の子が髪型をまるっきり変えるなんて、よっぽどのことがないと。
ちよちゃんは「失恋でもしたのかな?」と水原さんに聞いたけど、
水原さんは即座に「そりゃないない」と返事。
滝野さんと水原さんの仲だからいえる、ことなんだろうけど、ね。
むしろ、その話を神楽さんが何も言わずに真面目な顔でじっと聞いていたのがちょっと気になった。
谷崎先生はホームルーム、私たちが受験生で大変なことをとくとくと語ってくれた。
なんか疲れていたようで、途中から脱線してしまったので、私は外の景色を
ながめていたけど。
みんな大変なんだな。私もがんばらなきゃ。
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-19b(S.20)
●4月◇日 くもり
ホームルームの時間、谷崎先生が来るのを待っていると、なぜか隣の二組の教室から谷崎先生の声が。
全部の会話を聞きとることは出来なかったけど、どうやら二組の黒沢先生が誕生日のプレゼントを受けとって
それに気づいた谷崎先生がヤキモチをやいているみたいだ。
大阪さんが言っていたけど、黒沢先生は去年も誕生日プレゼントをもらっていたそうな。
わざわざ隣のクラスに乗り込んでいく谷崎先生も大人気ないけど、
気がつかなかった、というか忘れていた私たちもひどかったかもしれない。
誕生日が春休み中だったとしても。
●4月◎日 はれ
委員長のちよちゃんの提案で、あわてて、という言葉にするとちょっと悪いかもしれないけど、
谷崎先生への誕生日プレゼントをクラスで用意することにした。
先日、隣から聞こえて来た黒沢先生と谷崎先生の話だと、黒沢先生はバッグをもらったようだ。
ちよちゃんや滝野さんたちと一緒に、谷崎先生にばれないよう、
体育の授業の後でこっそり黒沢先生に詳しく話を聞き、中身がだぶらないようにした。
プレゼント贈呈の係はやっぱりクラス委員のちよちゃんが。
谷崎先生は最初、黒沢先生宛てへのプレゼントと勘違いして怒ったけど、
自分宛てのと分かると歌まで歌って喜んでくれた。
大阪さんも言ってたけど、喜んでくれてなにより。
だけど、嬉しいのは分かるけど、わざわざ黒沢先生のクラスにまで見せびらかしにいかなくても……。
でもなぜか廊下で聞こえてきたのは、黒沢先生じゃなくて木村先生の声。
しかも木村先生も誕生日の歌を歌っていた。はやりなのかな?
■Diary of Miss Sakaki(From TV Version)-19c(S.20)
●4月◇日 はれ
体育の時間、準備運動の時に、ちよちゃんの留学話で盛りあがった。
ちよちゃんは高校を卒業したらアメリカに留学にいくという。
初めて聞いたけど、びっくり。やっぱりちよちゃんはすごいや。
神楽さんが例えていた野球選手とはちょっと違うかもしれないけど。
滝野さんや大阪さんが、アメリカの治安の悪さを心配してたけど、私も心配。
でもちよちゃんならきっと大丈夫。忠吉さんがいるし。
万が一、忠吉さんが鉄砲で撃たれても、お父さんが飛んで来てくれる。
鉄砲の弾なんて弾き返してくれる。きっと。たぶん。
でも、でも。
アメリカに留学ということになったら、ちよちゃんとお話することも難しくなるな。
遊べなくなっちゃうな。いなくなるってわけじゃないけど、やっぱりさみしい。
手紙でやり取り出来るし、今は電子メールもあるけど、でも、やっぱり……。
■オマケという名の説明あるいは考察
R.F.「クラス替え、受験や留学の話……19話じゃないが、モラトリアムというぬるま湯に
浸かっていた登場人物たちも、そろそろその湯から出る時期が来たことに気がつかな
あかん時期やね。
ゆかり先生の愚痴は……先生ならではの本音だろうて。
ある意味、あそこまで本音でズバッと斬り込んでくる先生なんていないから、
主人公らは幸せなのかもしれんが」
神楽「ともの髪の毛のシーンでなんだか私の行動が変なふーに書かれてるけど?」
R.F.「ああ、『神楽さんが何も言わずにじっと聞いていた』ね。
前の『クリスマス』の設定がまだ生きてるってこと。
大したことではないし、喋ってなかったのも事実だから気にしないといで」
神楽「まぁ、そういわれりゃそうするけど。でもふに落ちねーなー。
原作でもテレビ版でもまったく設定がなかったのに、こちらで『ふられた』ことに
なってるなんて」
R.F.「まぁまぁ。そんだけ人気があるってこって。
話は変わるが、榊さんまわりでいえば……、三年生になってから特に、
ちらほらとしたカットではあるけど、一人じゃなくて神楽さんと居るシーンが
増えて来たのが気になったな。
そろそろ記述上もちょい変更をせなあかんかもな」
かおりん「あの……後半の私がらみの話が出てないんですけど、やっぱり榊さんは私のこと、
眼中にないってことですか?」
R.F.「眼中も何も、あの回は一度も会ってないやろが。暦さんとならともかく」
かおりん「……しくしく(涙)。どうしてー? どうして私だけ別のクラスなのー!」
きむりん「ボクがいるじゃん、かおりん!」
かおりん「なんでいるんですか!」
>>937さん、941さん
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(´・ω・`)ショボーン