1 :
1:
有名な追悼記事問題や、ナウシカに対する手塚の発言等、
とにかく犬猿の仲の二人。
勝 つ の は ど っ ち ?
2 :
宮崎:02/07/31 16:30 ID:???
今更なスレを立てるな。
またこんなスレ立てたのか・・・・鬱。
>ナウシカに対する手塚の発言等等
なんて手塚は言ったの?
それ知らない。詳細キボンヌ。
おそらく1は漫画夜話の再放送を見たんだろう・・・
6 :
メロン名無しさん:02/08/03 22:32 ID:gfAiC6.o
「人間嫌い」という点においてどっちもどっちだと思う。
悪意の深さにおいては、2ちゃねらーが100人束になってもかなわないと思われ。
手塚&宮崎の悪意の深さは底なし。
そこが好きなんだけど。
また「ヒューマニスト」と勘違いされてる点でも二人は同じ。
ちなみに「アニメ」だけに限れば、手塚はロクな作品を残して無いと思う。
偽善だよ宮崎は
手塚さんは、あくまでニホンの現代漫画の祖です。
9 :
sage:02/08/03 22:38 ID:???
>ナウシカに対する手塚の発言等等
手塚は自分の存在を脅かす存在は徹底的に蹴落とそうとするからね。
石森の作品を自分の嫉妬からクソミソにけなして、
後に石森に謝ったのは有名なはなし。
まぁ、手塚ってのはそういう人なわけで。
世間&マスコミが作り上げた「心優しきヒューマニスト」なんてのは、
ウソっぱちなわけでして。
で、そんな手塚さんが大好きな僕です。
10 :
sage:02/08/03 22:42 ID:???
>7
>偽善だよ宮崎は
ははは。甘いなぁ。
「人間の闇」とやらを描けば君は満足するのかね?
そーいうのを凡庸っていうんだよ。
「偽善」は必要なもんですよ。
「偽善」を恐れるあまり「露悪趣味」にはしるであろう君の頭の悪さにはうんざりします。
ってなことを宮崎なら言うだろうな。
11 :
メロン名無しさん:02/08/03 22:50 ID:RRaRbgb.
富野は善人
重複スレ上げるなヴォケ
13 :
sage:02/08/03 22:52 ID:???
14 :
メロン名無しさん:02/08/04 00:40 ID:zzPtvvsI
>4
某ファン会誌のインタビューで触れていたそうです。
ちなみにディズニーの『ビアンカ』を見て『カリ城』のパクリだと世界で(たぶん)最初に
喝破したのが手塚さん。
わずか15足らずでクソスレ確定
16 :
>>14:02/08/04 02:19 ID:???
はぁ?
「ビアンカ」はカリ城の前に作られているし、
「ビアンカ」の続編が公開されたのは手塚が亡くなった後。
「オリビアちゃんの大冒険」と勘違いしてねーか?
死んだ人間持ち上げても青白い顔しか見れねえんだよ!
18 :
メロン名無しさん:02/08/04 04:02 ID:FlqDPIVs
>14
『オリビア』に訂正。パリの映画館でびっくりしたとか。
出展は手塚治虫漫画全集収録のエッセイ集。
19 :
sage:02/08/04 15:11 ID:???
>>18 >出展は手塚治虫漫画全集収録のエッセイ集。
その本の名前を教えてください。マジで。
20 :
メロン名無しさん:02/08/07 04:05 ID:IME92qaY
全集には漫画だけでなく随筆を収めたものが九冊あります。そのなかで、アニメーションについて
綴ったものを集めた本があります。
それに収録されています。『ロジャー・ラビット』についての随筆で、今年は『ラピュタ』が封切
られる云々というものもありました。
氏がエッセイで宮崎について触れたものというと、これくらい、ですかね。宮崎の画集に寄稿した
ことがあるという話ですが、これはまだ見たことがないので、何とも言えません。
活躍してる分野が違うので対決は成り立たない。
漫画は手塚圧勝。アニメは宮崎圧勝。
__ ________________
| | ∩ ∧_∧ / あの〜
| 田|・…○(・∀・ )< クソスレが乱立してるんですけど?
|___| ∪ ( ) \________________
Λ_Λ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩(・∀・ )< 普通ですよ
□………(つ | \ 夏ですから
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| \______________
アシがナウシカだったかラピュタだったかの話しをしていたのを聞いた手塚が
「あんなモノを見たら目が腐る」とか
「あんなくだらないモノを見るのは止めなさい」と言ったとかいう話を
元アシが暴露していたような・・・
藤子不二雄がトキワ荘時代、手塚のアシをしていたのは有名な話だよな。
宮崎がロリなのも有名・・・
25 :
メロン名無しさん:02/08/09 14:51 ID:90AVupV6
どっちもチビデブオヤジ
は?手塚はチビじゃ無かったはず。
>23
すると、元アシの一人の女流漫画家が言ってた、「生前手塚さんが
『風の谷のナウシカ』について発言したのを探したんですよ・・・
でも、どこにも何のない」というのは、真っ赤な嘘だということで
よろしいですか?
>>27 所詮オフレコの話だから…。
公式に発言したものはどこにも無いという事では?
意図的にナウシカの話は避けてたという噂は聞いた事ある
手塚さんは小野耕世との対談でカリ城を褒めてたよ。
「自分のスタッフも面白いと言ってた」とまで言ってた。
当時の宮崎さんは全然売れておらず、ライバル視するほどの存在には到っていなかったので、
ついつい本音が出たんだろうね。
30 :
メロン名無しさん:02/08/12 17:26 ID:GWzQSwl0
>>23 手塚治虫が「目が腐る」なんて言い方をするというのが俺には信じられない。
いまどき黒手塚も知らないの?
32 :
メロン名無しさん:02/08/13 14:05 ID:j4+sVvpJ
33 :
30:02/08/16 15:46 ID:PejshB4p
>31
そういう意味ではなくて、手塚治虫のような人が仮に嫉妬に狂っていたとしても「目が腐る」なんて口の悪い学生のような表現はしないんじゃないのかなぁ、と素朴に思っただけです。
関係者の回顧談を聞いても、基本的には他人に対して語尾が「です、ます」体の丁寧な言葉使いで(口調は分からないが)話す人のような印象が有ったものですから。
手塚=漫画の神
宮崎=アニメの神
>>33 対外的にはそうかも知れんが
癇癪持ちの男だから身内にはどうかは分からないよ。
目が腐るとは言わないかもしれないが
そんなものが面白いの、とは言いそう。
実際、劇画読んでたアシスタントに向かってそう言ってるし。
36 :
メロン名無しさん:02/08/16 16:37 ID:ISyp4GRM
手塚は嫉妬心結構強いと思う。別にけなしてる訳ではないよ。
似 た も の 同 士
38 :
メロン名無しさん:02/08/24 23:25 ID:iOtOxLoN
それを言っちゃぁ、お終ぇよ。
39 :
メロン名無しさん:02/08/24 23:29 ID:xkwI9gQD
手塚治と宮崎駿、変態度ではどちらが上か?
…やはり手塚かな。
宮崎はロリコンなだけだが、手塚は変体、肉体改造系が好きそうだし。
>>25 宮崎さんは知らないけど、手塚さんは結構大柄な人でしたよ。
41 :
メロン名無しさん:02/08/25 18:49 ID:RLAql9Qn
アニメーションの名門・東映動画のエリート候補生として途中まで歩んできた宮崎にしてみれば、
「連続テレビアニメ」などという低予算のアニメーションもどきをスタートさせて
日本のアニメーションの「進むべき道」を狂わせた張本人としての手塚が許せなかった、
ということなのでは?
>>33 手塚は怒ったり不快感を感じると「です、ます」調の語尾が強くなると某SF作家
が証言しているよ。
また、手塚は嫌いなものは完全無視するというのも半分定説化してる。
某SF作家というのは豊田有恒のことですか?
彼は虫プロで働いていたことがある人だけど、集団芸術の製作過程というのは責任者が激しい感情を全く見せないですむほど生易しい現場じゃないでしょうからね。
もし豊田有恒だとしたら、彼が手塚治虫についてその種のことを証言していても別段何の不思議もありませんね。
一方で筒井康隆のように、「数十年付き合っていて彼が怒ったところを一度も見たことがない」と書いている人もいます。
やはり、芸術分野で仮にも天才と呼ばれるような人というのは人一倍の感情の持ち主であり、又同時にそれを抑える理性も人一倍強いということでしょうか。
ハヤオの例の手塚に対する発言は、
逆恨み、もしくは言い掛かりに近い気がするんだけど?
ダンピング話以外もか?
>>39 ただのロリコンな宮崎と
リアルシスコンでマザコンで近親相姦大好きでショタコンで動物萌えで
動物に女を変身させるのが大好きで白痴萌えで
男装萌えで女装萌えで非生命体萌えで人工生命体萌えで
メクラ萌えでオシ萌えでとにかくカタワ萌えで植物人間萌えの
手塚治虫大変態様じゃ比較にならん。
アニメ界1の変態といえば富野だが、オタクの原点にして
最強の変態、手塚治虫にかなう変態は地球にいねえ。
>>41の言う通りだろう。
その後、東映も現場の意見を無視して低予算TVアニメの道に踏み込んでいった。
結果、手抜き、ダンピング、アニメータへのしわ寄せと成って行き、とうとう労使抗争。
会社側はアニメータ側の切り崩しを図り、下請けスタジオの乱立させた。
そしてダンピング競争の結果、現在のアニメ界の異常な迄の低賃金構造が固定してしまった。
宮崎駿はその流れの中にいた当事者。怨むのは、当たり前。
話は前後するが、最盛期の虫プロはアニメータも高賃金でブイブイ言わせていたそうだ。
虫プロもダンピングしているので、資金源は手塚治虫の版権料とキャラクタのタイアップ料金。
他の製作会社が低い制作費で、辛酸を舐めている時にだ。
だが、何時までもそれが持つ訳無いので、倒産した訳だが。
これ等は、オレみたいな生半可通より、詳しい奴は大勢いるだろ。
虫プロ後にアニメに参入した「他の製作会社」の役員さん達もなかなかのタマだけどな。
従業員の低賃金による不満を他社のカリスマに向けさせて、自分達はこき使っていた訳だろ。
いや、あの追悼文をまともに読めば、
批判してる本質の部分はダンピングのことじゃなく、
手塚のアニメ制作への姿勢だとわかる気がするのだが…。
つーか、それで手塚を恨むのはどうかと思うけどな?
手塚の興したアニメ製作路線は間違い無く、現在の豊穣な日本のアニメの
土壌になったんだから
もし恨むのだったら手塚の引いた路線を辿る事しかできない、自分達の腑甲斐無さを恨め。
まあ、なんとなく宮崎の思想的(垢)な面からくる逆恨みな感じがするな
以前のスレではあの追悼文は
「ストーカーのラブレター」と結論づけられてますた。
>>52 あはは。
俺は宮崎派だが、その結論には納得。
>>53 愛と憎しみは紙一重。
55 :
41だが・・・:02/08/29 00:52 ID:k6lejHRn
>>50 いやオレはあの批判の深層にあるのは意外とこんな屈折した心情だったのじゃないか、
と深読みしてみたんだが。
>手塚の興したアニメ製作路線は間違い無く、現在の豊穣な日本のアニメの
土壌になったんだから
豊穣??・・・アニヲタってキモイねw
>豊穣??・・・アニヲタってキモイねw
こればかりは同意するしかないね。
58 :
メロン名無しさん :02/08/29 08:25 ID:BHw08zh/
漫画であれだけのことを実績をあげてきたんだから、
それで満足すりゃいいものを、アニメにわざわざ来て
しょうもない作品作りやがって、ってな感じがした。
手塚治虫のアニメへの姿勢を批判するのは、宮崎駿以外に大勢いるよな。
宮崎駿は、追悼雑誌で憚らず
「手塚がアニメでやった事は全部間違い」
と言い放ったので目立っているだけだろ。
手塚治虫のアニメへのモチベーションは、ディズニーへの憧れ。
「マンガは本妻、アニメは愛人」
と所詮道楽だったのは本人も認めている。
宮崎駿も、TVアニメの仕事をずいぶんして来たが、ナウシカを当ててからは、場の勢いか、本音かは知らぬが
「TVアニメなど要らない。年1本の長編があればいい。」
と発言し始めた。
その後、実際「ジブリ」で実践しているのは周知の通りだ。
手塚の後期の実験アニメは好きだけどな…。
61 :
メロン名無しさん:02/08/30 16:53 ID:7kYwLAyj
虫プロが倒産した当時は、手塚は内にも外にも敵だらけで、あちこちから
叩かれまくった。本人も自嘲気味の文章を残してるし。
何もハヤオが追悼の場面で蒸し返さなくてもいいのに、と思っただ。
虫プロを潰した張本人は某西崎。。
63 :
メロン名無しさん:02/08/30 18:30 ID:zL3VncOA
杉井ギサブローあたりも、やわらかくではあるが
似たようなこと言ってたりする。
64 :
メロン名無しさん:02/08/30 21:04 ID:1YSvHJZm
ハヤオも手塚が死んでからじゃなくて生きてるうちに言っとけばよかったのに
>「TVアニメなど要らない。年1本の長編があればいい。」
>と発言し始めた。
>その後、実際「ジブリ」で実践しているのは周知の通りだ。
これが本音ならハヤオの手塚に対する発言も理解できるな
66 :
メロン名無しさん:02/08/30 21:28 ID:piCrSOMf
>「マンガは本妻、アニメは愛人」
逆だったような?
本人はアニメを本当はやりたかったんじゃなかった?
漫画はその為の資金作り(それで異常なまでの多重連載)だったんじゃ?
少なくとも虫プロ立ち上げから、その虫プロが具合悪くなるまでは
そんな話をどこかで読んだ覚えが…
67 :
メロン名無しさん:02/08/30 21:32 ID:piCrSOMf
元虫プロ出身の監督(誰か忘れた)が、
虫プロ倒産は手塚の経営者としてのセンスがまるでなかったのが原因
みたいな発言をしてた
本妻の漫画に馬車馬のように働かせて、愛人のアニメに貢ぐ。
そんな手塚の態度に宮崎は腹を立てたのでは。
アニメを馬鹿にするなと。
ちゃんとやればアニメも稼げるんだぞと。
69 :
メロン名無しさん:02/08/30 22:33 ID:WnHE1sUO
でもさ、ジブリだって外注無しでは映画を作れないんだよね。
で、外注やフリーのアニメーターが普段何をしてるかというと
テレビアニメの仕事。
日本の映画産業の規模では、一年に一本の映画だけで、そのアニメ制作に関わる
何百人もの人が食べていくのは不可能なんだよね。
毎年確実に千と千尋級のヒットが出せるならともかく・・・
70 :
:02/08/30 23:34 ID:z7RF8CpB
>>67 山本映一、杉井ギサブロー、りんたろう、出崎統、富野由悠季
誰が言ってもおかしくないな。
まぁとりあえず、宮崎の手塚追悼特集の文章は皆さん全然理解してないみたいだから、
というか殆どきちんと読んでないで又聞きみたいだからきちんと読んでみた方が良いよ。
単純に手塚を批判したり、中傷している文章じゃないから。
宮崎から見た手塚批判になってるよ。
それにダンピングの話なんてちょっとしか触れてないよ。
72 :
メロン名無しさん:02/08/31 01:34 ID:RUAbZzkD
そもそも宮崎監督が手塚批判をした理由は?
>>71 皆岡田斗司夫の思想に毒されていると思われ
>>66 マンガは本妻、アニメは愛人 で正しいです。
>>74 手塚は漫画家なんだから普通に考えればそれしかないわな。
手塚は一時期、「TVアニメの祖」と言われるのを嫌がったみたい。
アニメのアトムも後半は、「自分の生み出したアトムじゃない。単なる戦闘マシンに成ってしまった」と嘆いていたって。
最終回で、アトムを太陽に突っ込ませたのは、世間への当てつけとか・・・
2次アニメブームの時も、かなり批判めいた事を言ってたらしい。
作品中でも「ドン・ドラキュラ」でアニメに影響されて暴力を振るう中坊を出して、そいつらに当時やっていたアニメ番組のタイトル等を挙げさせていたっけ。
その後だと記憶しているが、NHK教育のYOUとかいう番組で、学生の自主アニメの特集をやったんですよ。
自主アニメを作った学生達が、スタジオに集まって対談する番組だったのだけど、それのゲストに、手塚治虫と富野善幸が呼ばれてたんですよ。
一通り自主作品の紹介が終わってから、司会が学生達に将来プロに成りたいかって聞いたら「アニメ業界は、賃金が安くて食っていけないから嫌です。」ていう答えが返ってきた。
すかさず富野が「そういう面はあります。しかし、ものを造るという事は・・・」なんて抗弁を始めたが、カメラがパンしてみると手塚は深く俯いて富野が喋っている間、一度も顔をあげなかった。
これにどういう意味があるかは別として、今でも印象に残ってる光景であった。
その後、暫くして手塚は日本アニメフィスティバルの実行委員長として、日本のアニメ振興に一役買うことになった。
手塚の死後、日本アニメフィスティバルは自然消滅したところを見ると、手塚がやはり中心人物だった様だ。
やはり、手塚も屈折や転向が有ったという事だろうな。
77 :
メロン名無しさん:02/08/31 04:48 ID:EpIRgP2s
最近「出発点」で読見直したけど、COMIC-BOXでリアルタイムで読んだ時より、
嫌な気分になった。特に、手塚のフルアニメに対する無知を嘲笑している部分。
自分が年をとって、人の死とか追悼の重みがわかってきたからかな。
78 :
メロン名無しさん:02/08/31 04:55 ID:OQGutCTE
いわゆる手塚の作品が象徴してる部分(科学礼賛、アメリカへの憧憬)、
は根本的に宮崎の(上辺の)思想とは相容れないものだから…。
80 :
メロン名無しさん:02/08/31 13:48 ID:RuMvSac7
でもどうなんだろう。
みんな、自分が死ぬときの悼辞がマンセー大合唱状態じゃないと嫌?
俺は却ってそっちのほうが嫌だな。
82 :
メロン名無しさん:02/09/01 14:05 ID:fig98YJ/
本人は死んでるからどうでもいいんでないの。
でも遺族や故人に親しかった人は、心の痛みが癒えないうちに追悼の場で
死者に鞭打つような批判を聞かされたら辛いんじゃないだろうか。
虫プロ設立のきっかけて元々東映とのいざこざが原因だろ?
まあ二人ともアニメ創立、発展のための目覚し時計ということで。
目覚し時計はいつまでも鳴らす物ではないから止めとくのが一番ね。
いざこざっていうか、東映という余所の会社じゃ
自分の思うとおりに作れないから、自分で会社作ったって感じ。
思想的にも両者は水と油、似て非なる思想でしょ
89 :
メロン名無しさん:02/09/10 08:33 ID:mVeL0A20
宮崎が死ねば追悼の辞をといまかいまかと待っている。
今のうちからスターリン批判ならぬ宮崎批判の原稿を用意
してその日に備えるのだ。
ワラタ、そして今のアニメ業界は崩壊に向かって歩み始めると・・・
91 :
:02/09/10 09:29 ID:WUPvMQEK
92 :
メロン名無しさん:02/09/11 17:19 ID:kFyulFBK
俺が思うに作家としての手塚治虫は表面上はディズニーやハリウッド映画にかなり影響されているように見えるけれど、実は仏教的な日本独特の死生観、無常観がテーマやストーリー展開を決める心理上の奥底にあるように思う。
宮崎駿が欧米で一定の評価を受けるのは、彼の作品がたとえ日本独特の設定であってもどこか欧米的な精神と相通ずるところがあるからではないだろうか。
……などと、言ってみるテスト。
つーか、手塚の場合は主人公はあくまで科学(文明)側にいて、
科学(文明)やそれを生み出す人間の叡智、可能性を信じて動く。
根本的には人間の科学を全否定しない。
問題をさらなる進歩によって乗り越えようとする。
宮崎の場合は逆、科学(文明)の側が主人公の敵になる。
根本的に人間の科学を否定する。そして退歩を推奨する。
94 :
メロン名無しさん:02/09/12 18:15 ID:wMnlwZ+Z
>>76 その日本アニメフェスティバルだけど、ナウシカは大賞を取ったけど(たぶん)、
ラピュタは取れなかった。
なんて賞かは忘れたけど、特別賞みたいのでお茶を濁していたなあ。
その理由を審査員(委員長?)である手塚が言ってたけど、
宮崎さんは長年のアニメ界に対して功績が大きいので、
大賞を推す声が大きかったけど、個人に対して表彰したいのでこうなったと苦しい言い訳を言ってた。
87年のアニメディアかアニメージュに載ってる。
もちろんこれは、手塚の嫉妬からラピュタの大賞に横槍を指したのは言うまでもないが。
95 :
メロン名無しさん:02/09/12 18:39 ID:3YFCMm2n
うーん・・・
必ずしも嫉妬とも思えない。
ラピュタって今でこそ高く評価されてるけど、発表当時はあんまり評判よくなかったよ。
コナン、カリ城の焼き直しじゃん、またこのパターンかよ!って。
96 :
94:02/09/12 18:56 ID:wMnlwZ+Z
>95
でも確か、ほかの審査員の評価ではラピュタで決まりだったはず。
それを手塚が覆したのだから、なんか理由があるのは間違いない。
97 :
メロン名無しさん:02/09/12 18:58 ID:W2W/ZzDA
手塚作品はあくまで「個人(意識)の独立」を主張する。
宮崎作品はあくまで「共同体への帰属」を主張する。
>96
ほかの審査員がおかだえみことか森卓也だったらびみょーかも・・・
ラピュタをおさえて大賞とった作品って何?
ナウシカが大賞を取ったときは、手塚治虫は審査員だったのかな。
101 :
メロン名無しさん:02/09/14 21:04 ID:7QRuxTvu
>>93 君は、手塚の漫画を全般的には読んでいないのがバレバレだね。
手塚のSFは、科学による社会の危機や人類の危険というH.G.ウェルズ
譲りの文明批評的、風刺的なものがおおいのに。
>>72 単純に言って、ダンピングをする同業者をなじったということだと思うんだが。
103 :
72:02/09/14 23:55 ID:3lVZPYEo
>102
でしょうね。それでも当時の宮崎監督はなじるだけでなく、改善運動でリーダー的立場になれたと思うんですが。
宮崎駿は若い頃、仕事そっちのけで組合活動に熱中していたような経歴の持ち主だから、その頃から手塚治虫とは「業界を腐敗、堕落させたブルジョアの手先」、「打倒すべき体制側の巨魁」なんていう認識だったのかもね。
105 :
メロン名無しさん:02/09/15 16:20 ID:S9R562LW
>>101 だから、
その両者とも科学に対しての(過度の)期待や希望の裏返しでの批判が
根底にあると言いたいわけで…。
つまり、よりよい科学の進歩を望む為の批判。
少なくとも、科学文明を全否定して人間は自然に帰るべきだ、
みたいな発想はないといえるのでは?
106 :
メロン名無しさん:02/09/15 16:22 ID:IERY5UQE
でも 今は 宮タンが 業界の 悪の枢軸 みたいになってるね。
悪かどうかはともかく、枢軸と呼べる存在かどうかは・・・。
そもそもアニメ業界とのつながりってのが見えないんだけど。
>>104 具体的にどの辺の時期?
あの人はじめからずっとバリバリつくりまくってる気がするけど。
109 :
メロン名無しさん:02/09/17 13:27 ID:iKdehUEo
>>108 東映労組の斬り込み隊長デシ。
空飛ぶ幽霊船とか、パンダコパンダとか
>>109 やばいなオマエ 東映でパンコパはねえだろ・・・
若き日のハヤオたんは組合活動もバリバリ、アニメもバリバリ、だと思うよ。
ただ、当時の東映動画の長編映画部門は、組合員にあらずは
人にあらず、みたいな雰囲気があったのは事実らしい。
その強固な団結力が名作を作っていたのだけど、
東映から虫プロに行った人達の中には、その雰囲気に馴染めなかった人たちも
けっこういたとか・・・
>組合員にあらずは
>人にあらず、みたいな雰囲気があったのは事実らしい。
この辺、時代だよねぇ。
114 :
メロン名無しさん:02/09/18 22:29 ID:dJGvR9ay
昔はロリコンという存在はあまり注目されておらず、社会的にもあまり
厳しい目が向けられていなかったためにやりたい放題だったらしい。
115 :
メロン名無しさん:02/09/19 00:23 ID:TMAc/Coe
子供だからどうとか言う以前に厳しい時代だったからやりたい放題ではなかろ…
手塚の時代のなかでも初期だけど キスシーン一つ(もちろんオトナの)で
PTAからコテンパンに叩かれたんだからなあ
TVアニメ時代にはもうゆるくなってきてたし、今よりパンチラとかそういうのは
許容されてたとは思うけどね。
「ハレンチ学園」の実写版なんて、今じゃもう出来ないだろうな。
117 :
メロン名無しさん:02/09/30 21:43 ID:6WMJctWQ
ある意味今の方が規制は厳しいだろ
メルモちゃんって再放送できるのかな〜?
119 :
メロン名無しさん:02/10/17 09:32 ID:hc2XHu0R
本妻と愛人のたとえとは:
もしも愛人よりも本妻の方がすべてにわたってお気に入りならあえて愛人を
もたずとも本妻だけで十分なはずだ。なのに愛人を持つのはなぜかというと
愛人には本妻もつだけではかなえられない利点なりうまみがあるからだ。
但し、愛人もつと、それなりにコストがかかるし、自分も愛人に愛想を
つかされないようにしないと、いずれ愛人は遠くへいってしまう。
これがものごとの論理。あえて当てはめると
漫画は本妻でアニメは愛人だというのは、アニメには漫画にない魅力がある
ので、漫画だけでは満足できない。だからアニメにも手をだすが、それには
漫画と比べて資金面でも、人間関係などにおいても、苦労が多い。また、
いくら自分が面白くても、漫画にくらべてコストのかかっているアニメの場合、
視聴率がとれなければ、いくら作りたくても、あるいはたとえ作っても
そっぽをむかれてしまう。いつも低視聴率のものしかできなくなると、
ついには作ることが事実上できなくなってしまう。たとえ資金をまるまる容易
しても、個人で制作できる作品は(長尺の場合は特に)たかがしれている。
手塚の足元にも及ばない宮崎
121 :
メロン名無しさん:02/10/31 02:04 ID:BrhGK6lh
手塚はTVアニメを始めるまでのアニメ製作の労力の大変なことを熟知していて、
(自分の漫画の原稿料で補填し、マーチャンダイジングでも補填すれわけだが)
安価に売り込めば他の(典型的には東映動画)会社やグループは参入してこれな
いだろうと考えた。
しかし、テレビでの鉄腕アトムの成功を見たがあまり深く考えないグループ
の経営者は、あの値段ならたいした労賃もかからないんだろう、簡単に
作れるんだなと思って、ぞくぞく参入し、粗悪品を乱造し始めた。
そのため、人気が出たら徐々に製作費を値上げ交渉しようとも考えていたが、
かなり上げることは出来たが、競争原理で値段を安く参入してくるもの多数
のために、困難を極めたし、週間の放映本数が殖えるに従って視聴率を
食い合いするようになり、価格交渉力が無くなってしまった。
#
想像だが、アメリカのNBCあたりにアトムがカラーではないことに難点を
つけられたこともあり、手塚はアトムをカラーで製作することを当然考えた
はずであるが、スポンサーの明治製菓は当時のカラーテレビの極めて低い
普及率を考えれば、お菓子会社のスポンサーとしてはメリットが薄いため
首を縦に振らず、それがひとつの理由として、アトムが終了したのでは
ないかと思われる。(もっと大きな理由は、ネタが尽きたことと、アメリカ
の暴力アニメ追放運動の影響で買ってもらえなくなったこと。)
122 :
メロン名無しさん:02/10/31 03:05 ID:Zv8I4BtG
ブッダを映画化していればなあ。
123 :
メロン名無しさん:02/10/31 17:38 ID:yJqH5sUZ
実写でキャラクターの風体を忠実に再現できたら、例え駄作でも見る価値はあるかもな(笑)。
ベルトリッチのリトル・ブッダよりは傑作になると思う。
褒めてないか・・・
>>123 漫画のアニメ化というとやたらコスプレさせる風潮があるけど、
そういうの手塚治虫は毛嫌いしてたようだよ。
BJの実写版、宍戸版か若大将版か忘れたけど、原作を再現した
メイキャップと衣装に「あんな人間いるか!」と激怒。
126 :
メロン名無しさん:02/11/01 13:23 ID:GrkYK99d
そうじゃなくて、ブッダに登場するキャラの風体は、老若男女誰でも大抵半裸でしょう。
だから、俺の言わんとしたことはそれらを実写にしたらどんなに見物になるかっていう・・・・・まぁ冗談です(笑)。
手塚ワールド建設断念
崎市川崎区の京浜臨海部に
テーマパーク「手塚治虫ワールドかわさき」(仮称)の建設を
目指していた「手塚ワールド企画」(本社・川崎市川崎区)は5日、
事業を断念することを明らかにした。
「鉄腕アトム」など漫画家・手塚治虫氏の作品キャラクターを
生かした同ワールド誘致には約90自治体が名乗りを挙げ、
1998年5月、同市に建設が決まった。
しかし、景気低迷もあって全国的にテーマパークの不振が相次ぐなか
、昨年12月に当初の計画を大幅に見直し。
手塚氏以外の作家の作品キャラクターも加えて「手塚色」を薄め、
計画面積、事業費を大幅に縮小する方針を出したが、
最終的に資金確保のメドが立たなかった。
同社は近く、社名を「川崎みらい企画」に変更し、
新たな構想を進めるとしているが、手塚氏の作品を管理する
「手塚プロダクション」(本社・東京都新宿区)は、
同企画への出資を取りやめる。約38ヘクタールの建設予定地を
準備した同市は、新たな土地の利用方法を検討する。(読売新聞)
[11月5日19時55分更新]
まあとっくに分かってたことだしねえ。
129 :
メロン名無しさん:02/11/09 04:47 ID:aTsF4xPz
計画廃止が本決まりになって、本当によかったと安堵していますよ。
こんなあやしい計画に乗せられてしまえば、手塚プロが破産して、
原作の権利をすっかり切り売りされたり、生原稿が一枚千円でヤオフクで
叩き売られたりする日を見てしまいかねなかった。
30分1本1万ドルで104本が米NBCに売れる。当時の金額で約3億円を稼いだと言われる。
(乾直明『ザッツTVグラフィティ 外国テレビ映画35年のすべて』(フィルムアート社(1988年9月25日第1刷発行))
大下英治『日本(ジャパニーズ)ヒーローは世界を制す』(角川書店・1995年11月24日初版発行)
手塚は50万円で制作を請け負う。実際の制作費は低く見積もっても150万円必要。
テレビ局から支払われる金額は1本当たり55万円。あるいは75万円。実質的な制作費は150万円。260万円とも聞く。アトムの商品化権は手塚治虫と虫プロ。辻真先『TVアニメ青春記』(実業之日本社)
流行批評編集部『流行批評SPECIAL EDITION オタクになれない アニメ好きの本』(KTCキルタイムコミュニケーション・1997年9月17日発行)
『鉄腕アトム』は放映当初、1話を55万円で引き受ける。当時でも実制作費は270万円必要。しかし、終了時にはテレビ局の放映料を1本250万円にアップさせた。
131 :
メロン名無しさん:02/11/09 16:49 ID:aTsF4xPz
日本初のカラーTVアニメシリーズとして制作されたジャングル大帝では、
カラーであることを理由に、白黒の相場の2倍の製作費を要求してそれが
認められた。(実際にはカラーにしたからといって本当に必要な制作費が
倍になったわけではなかったので、収益はさらに向上したのだ。但し、
その分を音楽につぎ込んでいたのではないかと思われ。。全予算の
3分の1ないし4分の1を音楽・音響効果に費やしていたといわれる。)
ジャングル大帝の場合には、スポンサーとしてカラーテレビを売ろうと
意欲的であったサンヨー電器をつけることができたし、視聴率もけっこう
良かった。ところが、その1年半後のリボンの騎士もジャングル大帝に
劣らず製作費をかけたが、当初の裏番組が長寿番組だったシャボン玉
ホリデー(?)の当時最高の絶頂期であり、想定視聴者層にあわせて
キャラクターの精神年齢も低めに設定したのにかかわらず、視聴率も
おもったほど上がらず、苦戦し、歯磨き製品のサンスターは1クールで
スポンサーから降りると決定してしまったから、これが大変困った。
サンスターにしてみればカラーであることはそれほどの利点を持たなく、
価格が高い上に視聴率が上がらないので不満をもつのも当然だった。
仕方が無いのでフジテレビにてこ入れして貰ってなんとか放送を続けて
4クールを放送しつづけたが、これが虫プロの躓きの発端だった。
アニメプロダクションと放送局の今日までつづく力関係と搾取の始まり
でもあった。あてにしていたNBCでの放送も実現しなかった。。。。
132 :
メロン名無しさん:02/11/09 16:51 ID:aTsF4xPz
いまとなっては記憶は定かではないが、昭和40年の虫プロ制作による
ジャングル大帝の製作費として支払ってもらっていた額は一本当時の
金額で300万円ぐらいではなかっただろうか?
131で「ジャングル大帝」や虫プロ発足の話に興味を持った人は、
山本暎一「虫プロ興亡記」を読んでみるべし。