色彩だけの絵画

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1ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη
昔、ゲーテがベートーヴェンの音楽を聞き「絵画は芸術性において音楽を越える
ことはないだろう」と言ったそうな。(『ベートーヴェンの生涯』ロマン・ロラン著参照)
果たしてそうだろうか、自分は思う、否と。絵画と音楽の違いはただ単に視覚と
聴覚の違いであってその芸術における可能性に違いはないのではないか。
2ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 18:19
音楽は直接右脳を刺激するけど、絵は左脳をどうしても経由するから
感動のレベルがちがうだろう。音楽の勝ちだ。
だが分けて考えることもないだろ。今は彼らの時代にはなかった映像というものが
あるからな。情報量も感動のレベルも単体じゃ映画を超えられないよ。
絵画の視覚認識は判るが、
音楽の聴覚からの情報が人の情動を喚起する点は、神秘的でさえある
4ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 18:23
>>1
俺ならその文字数の半分で十分内容伝えられる。
例えば、子宮内の胎児が、
母親の心拍変化や聞いている音楽に敏感に反応している事

脳の発達(おそらく個性や感性も)に
視覚情報に先んじて聴覚による影響が大で有る事は明白
62:03/12/22 18:35
つーか、音楽と絵画の芸術における可能性に違いはないってのはやっぱりおかしいな。
聴覚と視覚で同じだったら、香水と料理も同じ可能性なはずだろ?
論点に無理がある。
7雑談スレの877=1:03/12/22 18:36
>>1 スレ立て代行さん乙。でも、1の文、下半分が欠けてます…

 1の後に、
 「そこで、絵画は音楽のように、色彩また線などそれそのものに意味をもたせず
 に、音楽の持つ芸術性を越えることができるのかどうかを考えよう!」

 という文を入れるつもりでした。
 
81:03/12/22 18:41
とりあえず、めし食ってきます。
>>7

50年代以降のアメリカのモダンアートがそれに該当するのでは?
ポロックのドリッピングなんかは、
部分に意味を持たせないで絵画を成立させた

肝心なトコが抜けてる・・・
逆の例としては
サティーが絵画を譜面上に投影して作曲してるね
メシアンも不可逆奏法や宗教的シンボル(十字架)を採譜してたな
111:03/12/22 19:49
めし食ってきた。

>>2右脳と左脳…はっきり言ってよくわからないが、感動のレベルはともかく
 絵画が直接右脳を刺激するということは不可能なのだろうか。
 
12ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 19:55
バーネットニューマンなどのカラーフィールドペインティングが、
一番それに近いのでは>>11
132:03/12/22 20:32
色面だけの抽象画なら近いと思うが
形があるものはそれが何なのか左脳で理解しようとするからね。
141:03/12/22 21:01
>>9 >>11
勉強不足ですみません、はじめて知りました。
ですので、ググってみました。

 ジャクソン・ポロック
   ttp://www.ne.jp/asahi/art/dorian/P/Pollock/Pollock.htm
 バーネットニューマン
   ttp://www.new-york-art.com/mus-Phil-barnet.htm

ポロックは正直言ってよくわからんです、バーネットの作品は音楽に例えると
音程または和音といったところをデーンと鳴らしただけのような気がします。
ただ、もし色彩が音楽にとっての音になりえるのならば、もっと自由な創造性に
よってそれを組み合わせ、より美しい色彩を作りだすことは出来ないでしょうか。

ちなみにちょっと主旨とは違うかもしれませんが、バーネットのページのuntitle
の作品がイイ!と思いました。
15ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 21:07
「音楽と絵画に芸術における可能性の違いはない」
と言ってるのに「音楽の持つ芸術性を越えることができるのか」
っていうのは矛盾していませんか。
違いがないのなら超えるも越えないもないでしょう。
絵画を音楽の上に位置付けたいのでしょうか。
すいません、言葉の意味が理解できないだけかもしれませんが。
1612:03/12/22 21:49
>>1

えっとね。。
デーンと鳴らしただけってそりゃ実物も見ないで言うべきじゃないでしょ。
音楽よりさらに、視覚のものは複製じゃ実物とはかけ離れてしまう
webじゃなおさら。ニューマンの絵は二メーター×五メーター以上あったりする巨大な画面。
そこに手作業で塗られた絵の具の、離れてみたら一色に見えるけど実は微妙で繊細な
トーン、平らだと思ったところが厚く盛り上げてあったり。

いかん、なんか怒りが込み上げてきた
悲しくもある。
1よ、何の知識もないくせに>ポロックは正直言ってよくわからんです、バーネットの作品は音楽に例えると
音程または和音といったところをデーンと鳴らしただけのような気がします。
みたいなこと簡単に言うな
17梅田 聡一郎:03/12/22 22:00
私、二科会の者です。二科会どうですか!???
18ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 22:02
》16
ハゲドウ
19梅田 聡一郎:03/12/22 22:05
 私、熊本県在住の、二科会所属の者です。二科展どう考えられますカ!??
私ハ、まだ同人。いまの現状をなんとも言えない立場ですが、いずれは回数を重ねて、会員権獲得に乗り出し、一人大事な友人を誘いたいです。
正直、自信は無いのですが、、、、、。
20ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 22:05
1は音楽をやっている人間なのか?絵画をやってる人間なのか?
またはどっちもやってないのか?
自分の立って入る所をきちんと説明してほしい。
そうでないと発言に重みが感じられん。
21ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/22 22:08
梅田聡一郎さん
スレ違いではないですか。別のところで聞いた方が良いかと・・
22梅田 聡一郎:03/12/22 22:08
 そう、二科会で、このまえ人が死にました。僕がその時思ったのは、画面の前は逃げ場にならない。それでもやるかという事です。
少し怯えましたが、今は覚悟に変わりました。
23梅田 聡一郎:03/12/22 22:09
ア、、すみませんでした。
24梅田 聡一郎:03/12/22 22:10
ア、、すみませんでした。でも、二科会ハ、絵画展なので、ココデ聞いたほうがトオモイマシテ、、、。


251:03/12/23 15:22
>>12 本当に申し訳ありませんでした。弁解の余地もありません。
26ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/23 17:10
>1
キニスンナ!
音楽はディオニッソス的、美術はアポロ的、よって美術のほうが高貴な芸術。
って話が19世紀にあったって話を聞いたことがあるよ。
( ’ ⊇’)つ旦
281:03/12/24 12:21
 スレが建った一昨日の夜、眠れずに明け方まで考えました。その考えを
まとめようとしているうちに時間がなくなってしまい、他の方のレスに答
える事が出来なくなってしまいました、すみません。今更かもしれませんが
レスさせてください。

 >>15 >>26 音楽の持つ芸術性を越えることができるのか、というのは1の文の
絵画は芸術性において音楽を越えることはないだろう、と言う文にたいしてそうとは
いえないんじゃないか、という意味で書きました。矛盾した文になってしまいすみません。
ですので、音楽と絵画どちらかが上ということを言いたいわけではないんです。

 >>20 音楽も絵画もやってません。


 それで考えた事というのは、色彩が人に感動を与えるには空間が重要ではないか、
ということです。桜の舞う風景、地平線に沈む赤く染まった太陽、夜空の月、星、
海、花火、オーロラ、それらは、目の前に広がる空間によって、人は心に空間を投影し、
そこに映し出される色彩によって人は心に直接的な感動を得るのではないか。そして
それはもしかすると、音楽においての静寂ではないか。また、味覚においては無味、
例えるなら、多彩なおかずにおいてのごはんであり、おすしの合間にの飲むお茶では
ないか。臭覚においては無臭ではないか。それら有と無のコントラスト、無があっての
有、空間あっての色彩、無音があっての音色、無味があっての味、…。
 …と、そんなことを考えました。
>28

NHKが再放送してる「映像の世紀」は面白いぞ
特に明日の第4集は必見
このスレ的な見所は、ヒトラーの演説シーン、ナチスの色彩設計の妙・・・

「第4集 ヒトラーの野望」
12月25日(木)午後11:00〜0:14
301:03/12/24 16:18
>>29 映像の世紀は知ってます。ていうか、かなり好きです。今回再放送するのを
知ってビデオに撮ろうと思ってました。 

 ウワーン!ヽ(`Д´)ノ1話と2話見逃したー!教えてくれてサンクス。



   
31ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/24 16:42
前から気になってたんだけど、現代美術やってる人は現代音楽のコンサートにも行くのかな?
32ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/25 11:57
1さんは絵画にも音楽にもたずさわっていないんですよね。
28みたいに思考(模索?哲学?)する動機っていうか、衝動は
どこにあるのですか。ちょっと興味があるのですが。
331:03/12/25 15:18
>>32 難しい質問です。ただ、今はやってませんが以前画家になってみたいと思って
いた時期はありました。
34ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/26 00:00
age
35ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/26 01:20
こんど、とあるビル内に壁画を描くことになったのですが
この絵もボクがおじいちゃんになっても残ってるのかなと思えば
感慨深い思いをしました。
そこで思ったのですが、音楽は流行があるけれども絵は
何百年も伝えられますよね。
だから絵画の方がやっぱり価値が高いんだなぁと・・・
36ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/26 01:35
>>35
浅はかだなあ。何百年伝わることと価値に何の関係があるんだよ?
てゆーか、絵は保存できないぞ。ローマ時代の絵はポンペイのがかろうじて
伝わってるが他はあまりないだろ?あるのは彫刻と陶器のような金属や石ばかりだ。
それから音楽は物質的な束縛を受けないから楽譜の内容が伝われば永久に伝えられる。
君が何歳か知らないが、よほどのビルでないかぎり、じいさんになるまで持たんよ。
20-30年もしたら建て替えられるよ。君は自分の壁画がパワーショベルに壊されるのを
見ることになるかもしれないよ。
>35
日本の雅楽は平安以降、形を変えることなく、連綿と受け継がれています
絵画に価値があるかはさておき、
宗教的要素を剥ぎ取ったら、後世に伝わったかどうか・・・

もちろん、それは雅楽にも当て嵌まります

>とあるビル内に壁画を描くことになったのですが
完成したら教えてね
38ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:03/12/28 16:29
>>35

流行、、、w
音楽というものは、東西を問わず昔は宗教行為だったということを
全く知らないんだな。流行なんてものは20世紀以前はあんまり成り立たなかった
やっぱり何をするにも基本的教養は身につけてないと。
>>35
流行に左右されない絵画を描いてくださいな
40ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:04/02/05 00:14
ロスコーとかはどうなんでしょ。
みたことないけど包まれそう。
41ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:04/02/07 22:24
ロスコーって何?
ロスコ?ビスコ?ラスコー?
パピコだな。半分に割れるから分かる。
43ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:04/02/10 22:09
ロスコっス。
44ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:04/02/10 22:36
グラスゴーの雄mogwai
>>42
ソレダ!!
46 ◆rKOXOSQ.cQ :04/11/25 17:26:55
47 ◆BVLGARIecE :04/11/25 17:28:11
48ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/02/23 12:33:09
絵画はそれにタイトルをつけるから、
そのタイトルの音の組み合わせも考慮して、
複合的に芸術性を高めることができそうです。
49ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/02 08:37:10
何処で聞いていいやらわからないのでここで聞きます。
ミュシャの絵の着色ってアレなんすか?
あと主線は筆なのかペンなのか。
情報求。
50ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/02 10:45:57
>> 1
音楽のほうが上だと思うYO.
51ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/02 10:59:03
>>50
JPOPですか?
52ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/02 14:17:21
>>すれたい
抽象画だろ?それって。
53ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/03 00:29:30
>>49
版画
54ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:05/03/03 13:01:16
49です。
53サン蟻ガトー
55ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2006/01/13(金) 03:56:15
色だけのってどんなんよ?
56ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2006/01/13(金) 07:18:49
私は以前、楽器をやっていた時「このフレーズは○色だな」と
曲を細かく色分けしようとした事がありました。
このスレ見て思い出したよ…懐かしい…
57ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2006/03/13(月) 12:06:13
58ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2006/06/20(火) 02:50:44
ぎんざんだいら
59ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2008/03/08(土) 16:04:48
ロスコ
60ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2008/06/15(日) 08:41:20
どちらが多くの人を感動させたか、という事は関係ありません。
絵画には絵画、音楽には音楽にしかできない表現があります。
心に響く音楽があるとしてもそれが芸術的に高いかどうかは別です。
芸術的に高い絵画と音楽とを比べようとする事は意味がないことです。
その人自身の中で絵画と音楽どちらの方が惹かれるという事はあると思いますが。
61ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2008/11/21(金) 11:05:47
a
62ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2008/11/21(金) 12:47:53
視覚芸術と音楽の比較は意味がないとは思えない。
バッハの宗教曲を超える絵画、彫刻はないと
思う。

63ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2009/01/15(木) 22:30:04
音楽は大まかに云えば一回性に特徴があるのでしょう。その時、その場所、その
演奏者、ということで。その考え方の比較なら、ロダン以降の固有性を脱した視覚
芸術の方がより、モダニティを具えていないかなぁ?


64ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2009/01/17(土) 00:34:31
芸術性の高い低いと云う考え方自体疑問だな。セザンヌの静物画やフェルメールの

絵画芸術もバッハと比べてどちらが優れているなんて言えないよ。

そもそも、感覚器官の仕組みそのものが違う。眼は化学的反応で、耳は機械的反応

だから、現象について認識し、情報処理に求められる目的や意味が異なるのでしょう?

65ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη:2009/01/18(日) 01:37:35
ゲーテは小説の中で、建築や彫刻、音楽などの芸術分野で最も下位に位置するのが絵画だと書いていたからね
66ФゝФ〕Иαηα∫н!∫αη