★★ガトー級潜水艦★★

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171US・NAVYマンセー♪
>>170
日本海軍のMADは実用化が早くても、おそらく潜水艦対策の切り札にはなり得ないでしょうね。
MADは非常に狭い範囲で、潜航中の潜水艦の位置測定に使うセンサーなんですよ。
1943に連合軍が実用化してカタリナに積んだMADの性能は、高度45から60mで飛行して、
水平投射角度90度以内で深度60mより上にいる潜水艦が発見できる程度ですから、
ざっと見て、MADの周囲240m以内に潜水艦が入ったときに針が振れるぐらいでしょうか。
日本製のMADがこれより数段高性能であったとはちょっと考えられません。
つまり、MADは本来ピンポイントの位置測定に使われるセンサーですから、一定の海域を
常時警戒するのには不向きなんですよ。日本のMADは対潜作戦に非常に有効だったと言われますが、
寧ろMAD以前の目視と逆探だけが頼りの索敵力が貧弱すぎただけで、やはり効果的な索敵には高精度の
機上レーダーとの併用がどうしても必要だったろうと思います。
尤も、連合軍はジブラルタル海峡の警備にこのカタリナを使用して成果を上げてますから、
日本も宗谷、津軽両海峡の警備には効果があったかも知れません。