★★ガトー級潜水艦★★

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145:US・NAVYマンセー♪
日本海軍の潜水艦は、23隻の連合国艦艇(軍艦)を沈めています。引き換えに131隻の
潜水艦が沈められていますから交換率も大変に悪いのですが、沈めた相手の内容を
具に調べていくとちょっと驚かされます。
まず日本海軍で軍艦に類別されている、駆逐艦以上の大型艦ですが、
1:ミッドウェー海戦の空母「ヨークタウン」。これは行動不能状態の同艦の止めを刺しています。
2:エスピリッツ沖での空母「ワスプ」。
3:ソロモン海戦の軽巡「ジュノー」。これも行動不能状態の同艦の止めを刺しています。
4:マキン沖の護衛空母「リスカム・ベイ」。
5:重巡「インディアナポリス」。
この5隻で終わりです。「ノース・カロライナ」や「サラトガ」を損傷させてはいますが、
沈めたの上記の5隻だけです。
では駆逐艦はどれくらい沈めたかというと、所謂艦隊型の正規駆逐艦は以下の通りです。
1:ミッドウェー海戦の「ハンマン」。「ヨークタウン」のとばっちり。
2:エスピリッツ沖での「オブライエン」。「ワスプ」のとばっちり。
3:ワードフルト沖の「ヘンリー」
4:南太平洋海戦の「ポーター」
なんと駆逐艦もこの4隻でお終いです。駆逐艦といっても、最新型のフレッチャー、A・M・サムナー、ギアリングの
各級は被害がなく、それどころかベンソン、リヴァモア両級も被害なし。
シムス級以前の旧式艦にやっと損害を与えているに過ぎません。
後は数隻の護衛駆逐艦が主に「回天」によって沈んだのと、もしかするとフラッシュデッカーに被害があるかもしれません。
日本の潜水艦隊が、寄って集って沈めた戦闘用艦艇はたったこれだけです。
残りの被害は補助艦艇です。
もし、日本の潜水艦が商船狩りに専念して艦艇からは逃げ回っていたなら、これも納得できる
数値ですが、事実はその逆でした。
翻って、アメリカの潜水艦隊は、商船狩りに専念する一方で駆逐艦を41(42?)隻、海防艦を39隻沈め、
正規空母だけでも4(6?)隻も沈めています。
漸減作戦など単なる画餅であったことが良く分かります。