□□□ 真珠湾上陸戦 □□□

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106幕僚B曰く
疾風はいいね、でもさっき言った裏面の性能はけっして高くないの。
誉って発動機が不出来でね、稼働率が低かった。
トータルの性能ではアメリカの戦闘機に到底対抗できない。
高速駆逐艦がすきなの?勇ましいね。
でも太平洋での戦いでは意味がなくなってしまったんだよ。
航空戦が主体になってしまったんで、艦隊決戦の為の高速で水雷戦力の大きい駆逐艦の意味合いがうすれた。
駆逐艦の役目は主として、輸送船団護衛の為の対潜水艦能力が重要になってきたんだ。
この任務だと低速の輸送船の周りをウロウロするだけだから、高速はいらない。
そしてね、なにより日本海軍は対潜水艦能力が低かったの。
空母の量産ね、日本はその後も空母作っていたよ。
葛城、雲竜なそ、なん船ぐらい作ったかな?
ところがそれに乗せる飛行機も搭乗員も、護衛する艦隊もなくなってしまったの。
それにアメリカはもっともっとたくさん空母をつくったの。
翔鶴級相当のエセックス級なんぞ36隻も作ったの。
その他にも軽空母、護衛空母なんぞボコボコ作った、
そしてそれらに乗せる飛行機、搭乗員もちゃんと確保できたの。
長門の改良版を10隻ぐらいね。
言うのは簡単だけど、大変なんだよ。
八八艦隊って知ってる?
戦艦8巡洋戦艦8をそろえるって計画だったのだけど、国家財政が破綻するってあきらめたの。
烈風と流星の量産ね。
流星の量産は意味がないんじゃないかな。
その当時はもう、日本は相手に攻撃を仕掛けられるような状況じゃなかった。
守りだけで手一杯。
そなると一機でも戦闘機を作ったほうがいいよね。