ホローポイントは痛かろう。〜弾薬スレッド

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64名無し三等兵
>>58
グレイザー・セフティスラグという商品名は知っていても、それがジャック・キャノン大佐の
開発したものと知っている人は少ないので、概要は御存知ですね?
手元にカートリッジをカッタウェイした写真とかあるけど、ネット上での情報が何処にあるかは
分かりません。

一応、大まかなとこを書いとくと、弾頭の構造は内部に12号チルド・ショットを圧縮した状態で
充填されていて、先端部はテフロン。
44マグナムなら弾頭重量は145gr、357なら75grと通常の弾頭に比べて極端に軽い。
その為、初速が速く、44マグで1910fps、357なら2000fps以上を出す。

実際の対象物に対しての効果は松板などの硬い物に対してはむしろ通常弾頭よりも貫通力が低く、
逆に軟体物に対しての破壊力は大きい。
これはその名の通り、警官が犯人を撃った時などに貫通してその後ろの市民などを巻き添えにする
事がないように命中と同時に一気にエネルギーをぶちまける事を目的としている為。
そして流れ弾が跳弾で被害が拡大するのを防ぐ、という意味もある。

しかし、その一方でその高初速の為、防弾チョッキに対する効果も高く、当時の最新の防弾チョッキを
ただ貫通するだけでなく、繊維を引き千切りながら防弾チョッキを張りつけた板に大きな穴を
開けていた。
この事から人体を仮想したゼラチンに対してはかなりの効果があると思えます。