ヨーロッパの剣は…

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845傭兵
 新紀元社から日本語訳が出ている OSPREY MEN-AT-ARMSシリーズの
 ばら戦争 を読んだのですが、

 イギリスの国内での戦闘に 大陸から 傭兵として スイス人やフランドル人が
 きたが、 効果があがらなかったと書いていて、ここでの議論とは異なるところが
 あるのでは?と思い、質問させて頂きました。

 48ページのイラスト解説のとこですが、

 総数が不十分であること
 騎乗した騎士ではなく長柄の武器を携えた徒歩の重装甲兵と対抗しなけらば
 ならないこと
 ロングボウに対して 対抗措置を持たず、無力であったこと

 が 理由として上げられています。

 ここでの議論ですと 騎兵の槍を構えての突撃は 槍兵が密集陣を
 適切な防御地形により 陣を構えて 始めて 対抗できることに
 なっていると思いますが、 同書の記述が正しく
  槍兵が十分にいないのであれば 重装甲兵だけで
 陣を構えて 騎兵突撃を受けたのでしょうか?

 それとも ばら戦争では 重装甲兵同士の肉弾戦が主であり
 騎兵の槍突撃はそれほどなかったのでしょうか?

 或いは
 ロングボウ兵をウェールズなどから供給を受けられる英国特有の事情が
 強く作用しているのでしょうか?

 疑問が 自分の知識不足と重なり、 教えてちゃん状態ですが
 よろしくお答え下さい。

 PS 新紀元社のかた ここで取り上げるのはよしたほうがよかったでしょうか?
 そうであれば 以後 引用は控えますが。。。
846傭兵:2001/08/12(日) 11:40
 あっ 槍兵のパイクを叩き斬る話についてのレス有難う御座いました。
 (追加質問を先にしてしまい 済みませぬ

 で、 中世の戦闘での 指揮や 戦のテンポについて(戦闘の展開速度)
 について さらに伺ってよいでしょうか?

 槍兵同士が横隊で叩き合っていて混戦になった場合
 槍兵の後方に控えている矛槍兵や両手剣兵は
 個々の判断で戦闘に加入するのでしょうか?

 それとも、 指揮官が 旗 鼓笛 号令などで 投入を指示させ
 自ら 率先して戦闘に加入するのでしょうか?

 又、 槍兵の指揮官は 前衛、遊撃としての クロスボウ兵や
 予備兵力としての矛槍兵らに直接に命令は下せるのでしょうか?

 時代時代により 異なるとは思いますが
 よろしければ 参考書なども 教えてくださると幸いです。