ヨーロッパの剣は…

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135名無し三等兵
>>133
俺は、後継者不足だと思う
戦闘で一端に長弓扱えるようになるには子供の頃から修練が必要らしい
ウェールズ出身の長弓射手の骨格は、左腕が右腕に比べて長かったという話を聞いたことがある
恐らく、肉体の変形を伴うほどの厳しい修練を行っていたのだろう

火縄銃や弩に比べて素人を戦力化させることが困難であったことが
長弓が英を除くヨーロッパ諸国で一般化しなかった原因ではないかな?

ウェールズ地方には、長弓射手を確保するために、射手を提供したり
子供に長弓を修練させる村には税の軽減や免除を行っていたと聞く

長弓のメリットは、弩や火縄銃に比べて発射速度が大きいこと、
弩に比べて射手の間を密集できるさせることができ、それだけ密度の濃い弾幕を張れること等
があると思うが、射手の育成と確保が他の投射兵器に比べて困難であるという問題を解決できなかったことが
長弓射手が戦場から消滅してしまった原因だと考える

また、製造技術の向上による銃の普及が、長弓の発射速度の利点をうち消してしまえる程の
銃兵を戦場に登場させることができるようになったことも消滅を加速させたし、
産業の進歩が、ウェールズ地方の子弟に長弓射手以外の
将来を保証できるようになったことも無視できないと思う

鎧の発達や銃の威力といった問題ではなかったのではないかと思うがどうか