陸奥爆沈は日本の運命を変えた

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39名無し三等兵
>日本海軍は連合艦隊の壊滅と共に終戦工作へと傾斜したかもしれない。
>沖縄戦を待たずに和平、休戦工作を働きかける。
>米軍が答えるか否かはここでは問わない。
>しかし沖縄戦以前での終戦の可能性を得たのではないかという
>想像は成り立つのではないか。

日本海軍はレイテの時点でも、そして沖縄の時点でも、敵に痛撃を与えた後
終戦交渉しようと考えていたはず。
レイテでは水上部隊が健在だったので、「艦隊をすりつぶす」決意で臨み、
結果として敵に大打撃を与えることなく、事実上壊滅した。
戦艦で言えば、大和を初め五隻残っていたわけだが、大規模な水上作戦を
展開する能力がなくなっていた。この事から、たとえレイテに突入して全滅しても
後の経過は変わりないことになる。
水上部隊がなくとも、沖縄戦では航空部隊を主体とした作戦をしているから、
沖縄戦以前の和平交渉はありえない。また、沖縄陥落後の本土決戦でも、
航空部隊による作戦を準備しているから、水上部隊が壊滅しても影響はない。
軍部全体から見ても和平派は海軍省だけで、全体の四分の一に過ぎない。
米軍はともかくとして陸軍と海軍軍令部をどう説得するのか?

まあ、レイテで敵に大打撃を与え、レイテ決戦が勝利に終われば
早期和平もありえないことではないと思う。少なくとも交渉は
行われたと考えるが。