神風特攻隊は有効な戦法だった! パート2

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178ドキュソの仲間2
レイテの西岸、オルモックにどれだけの補給をするか、
これがレイテ決戦の要諦だったのです。
そのためには東岸で確保されたタクロバン飛行場とレイテ湾にに集結する
敵輸送船団を撃滅すること、作戦のそれが至上目的でした。
栗田艦隊の作戦も、特攻もすべてはその目的のために行われたものです。
こんなとき、艦隊やその他船団の対潜哨戒を至上とする発想こそ
「ドキュソ」作戦です。
136のような参謀を抱くほど日本軍はオロカではありませんでした。
もっともオルモック輸送に対潜哨戒が必要だったことは分かります。
しかし同時に、この作戦では米機動部隊やタクロバン飛行場からの
敵航空機による間断ない攻撃によって多くの舟が沈められました。
敵機動部隊の制圧(特攻)、タクロバン飛行場への打撃(栗田艦隊)
といった明白なレイテにおける戦略目的がありました。
対潜哨戒や上空護衛といった任務は対潜技術を備えた飛行士や戦闘機乗り
の仕事。
飛行機乗りには様々な任務があるのです。なんでもかんでも一緒くたにして
対潜哨戒、上空護衛。これじゃ飛行気乗りは泣きます。