神風特攻隊は有効な戦法だった!

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818名無し三等兵
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特攻の目的はレイテにあっては洋上の空母部隊の活動を
停滞させるもので、これには効果があった。
空母部隊の損害で、数日間レイテ上空に一時的ではあるが
米軍の制空権の空白が生じた。
沖縄戦では菊水作戦が10号まで波状的に展開された。
初期は上陸阻止(大和特攻と連動)、中盤は陸上部隊の
総攻撃支援であった。
上陸を阻止することは出来なかった。また陸上戦闘
においても要所を奪われていった。たが、これをもって特攻が
作戦目的上まったく無効であったか否かは、一概には言えない。
なぜならこれら作戦に対して沖縄防衛軍はあえて呼応しようとせず、
独自の持久戦を選んだからであった。
大本営は苛立ったが、さりとて現地防衛軍を今のわれわれとしては
責める気にはなれない。
いずれにせよ、最終目的が達成できなかったことは歴史が証明
している。しかしながら、これをもって「無効」であったとするのも
乱暴な総括といえるだろう。なぜなら勝敗という結末を抜きにしての
軍事的評価をしたばあい、特攻の敵に与えたる損害の大きさは
米上陸軍にとって最大の脅威に等しいものであったからだ。
客観的な数値をというが、どんな数値がお望みか?