リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>733
双眼鏡を通しためがねの視界に写ったのは、戦場では比較的ありふれた風景だった。
トラックの陰になっている部分から長々と伸びている6本の足。
そのうち4本は、男物のスラックスと思しき衣類を身につけているが、あとの2本は
素裸で、男の足にしてはやけに曲線的だ。
当然というべきか、その6本の足は微動だにしない。
そして、兵士の大半はだらしなく上着を脱いでおり、トラックは、停車中のくせに不自然な
揺れかたをしている。
双眼鏡をおろしためがねは、はちまきの方を見た。
「どうする?」
はちまきは、それだけで相手を殺してしまいかねないほどの感情を双眸に込めて
めがねをにらみかえした。
「どうもこうもあるか。結論は一つしかない」