リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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706九州戦線@外伝
失禁を誘いそうな砲撃音がやむと、そこに広がっていたのは、見渡す限りの
クレーターと、その影響で流れ込む海水だった。
「これじゃあ、我々の撤収のための船も着けないな・・・」
誰かが言った言葉は細井小隊にとって絶望を示す言葉でもあった。
「もうだめだ!」
「降伏しかないよ!」
「いや、いっそのこと。。。!」

「黙らんかぁ!」
細井は思わず空に向けてSIG-P220を発砲していた。
「まだ、前線が突破されたかわからん。」
「希望を捨てるな。小隊はこれより予定通り、若戸大橋へ向かう。
この橋が突破されれば、八幡、若松、直方からの小倉侵攻が可能だ。
各員死守の気持ちで任務に望んで欲しい。」

細井の言葉は自信に対しての死刑宣告に等しかった。
(続きます、たぶん)