リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

このエントリーをはてなブックマークに追加
624245
>>619
「なんだよー?」
はちまきは、首だけをめがねのほうに向ける。
「いやおまえが古い歌を歌うのはもう慣れたんだ。慣れたんだが・・・・・・」
「?」
「なんで子門真人なんだよっ!しかも同じ歌ばっかりかれこれ7回目じゃねぇか!」
めがねは、露骨に嫌そうな顔をした。
「いーじゃん、別にさあ。こういうシチュエーションなら盛り上がる曲のほうがいいしさあ」
はちまきは、手にしたAK74を振り回しつつ怒鳴った。
「俺のモチベーションはさっきから盛り下がりっぱなしなんだよ!」
「だからっつったってさあ、ワルキューレの騎行の日本語版なんかないじゃん」
「あれに歌詞があんのかよ!」
めがねが、さらになにか減らず口を叩こうとしたとき、キャビンのスピーカーから
うんざりしたような機長の声がした。
『まもなく北海道だ。目的地まで1時間程度』
はちまきたちのために、機長はあえて専門用語を排して説明した。
2人はいい争いをやめ、装備の最終チェックに取り掛かる。