リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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441オレ
北の兵士は、自分はできるだけ戦いたくないといった様子のものもいたが、
指揮官が空に向け銃を乱射したら200人以上も慌ててそこへと向かった。
自分たちも急いで向かった。(もしかしたら、友軍の反攻作戦か?)
内心そう思って期待した。しかし、我々が見たのは、頓挫はしたものの、
それいがいはきれいな90式戦車であった。しかし、機銃には
ものすごい形相の戦車兵がしがみつき、また、中に隠れていたのであろう・・・
猟銃らしきものを持った一般人、生き残りの89式を持った隊員。
しかし、あまりにも哀れであった。一般人がまずあっというまに弾を受け、
インパクトで戦車から吹っ飛ばされ、地面に落ちてもなお近くにいた
30人ぐらいに撃たれつづけていた・・・まさにミンチであった!
あとの89式の隊員は、撃たれてたじろいても、まさに弁慶の
様に撃ちかえしていた。そのその様子を見ていた田中が銃に手をやって、
いままさに彼ら3人のように戦おうとしていたが、後藤はその手をおさえ、
首を振った。ここで田中は我に返った。また機銃にしがみついていたものは、まさに
片手が無かった!あ!2人とも、次の瞬間、首が飛び、腕がもげ、
そして露出していた部分が、ほぼ原型をとどめないほどの
ミンチ状態になっていた・・・ だが、弾が切れるその瞬間まで
銃は彼らの意志をついだかのごとく弾を吐き出しつづけていた。
中にもまだ何人か負傷者がいたようだったが、容赦なく手榴弾が
ほおりこまれた。弾薬に引火し、砲塔が吹き飛んだ。
かれらたった3人で、40人ぐらいも死傷者がでたようだ!
彼らの名前をしらべ、感状を進言しようかと思ったが、
それをも許さないほど本人とわかるものはなくなっていた・・・
しかし、あきらかに死ぬのに戦うことに、いったい何の意味が
会ったのであろうか?おもいふけっていたが、ふと我に返った(つづく