リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>361
2年程前、ウォンという中国人から教わったピッキングは、こういうケースでは
実に有効だった。
そのごつい手にはふさわしくないと思われるほどに素早い手つきでダブル・ピン
・タンブラー錠のピンをすべて解除し、ピックとテンションを引き抜く。
『どうぞ、鍵は開いたぜ』
顎でドアを示して、ボウイはささやいた。
とたんに、シマダは突風のような勢いでドアを開け、土足のまま中に踊りこんだ。
ボウイは、その後からことさらゆっくりと中に入った。

なんにせよ、あんまり今回の仕事は金にならなさそうだな。
そんなことを思いながらボウイはリビングにむかった。
「シマダさん、今回の仕事だが」
15くらいでいいぜ、と言いかけたとき、ボウイはシマダが部屋の前で
硬直しているのに気がついた。