リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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「めがね・・・・・か?久しぶりだな」
ヒノマル-いや、はちまきは、ここ数年間まったく縁のなかった名状しがたい
思いを抱きつつこたえた。
『そーそー、おれおれ。久しぶりじゃん、元気してる?』
「ああ、お前がいまだにこの番号を覚えてるとは思わなかったぜ。」
電話の向こうのめがねは、十数年前とまったく代わりなく軽かった。
はちまきは、そのことに意外なほどの安堵を覚えている。
『ところでさ、今なにやってんの?』
「電話してるに決まってるだろうが」
『そーじゃなくてさー、暇かどうかきいてんのよ。』
「暇といえば暇だぜ。さっき辞表をたたきつけてきたばっかりだからな。』
その辞表が紙でないことは、あえて言わなかった。
めがねは、それを聞くと声の調子をわずかにあげた。
『それじゃーさ、戦争行かないか?』