リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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>>256
「・・・・・・・・国のために立ち上がれ!!!」
万雷の拍手が、しばらくのあいだスピーカーを通じて部屋を埋め尽くした。
その小汚い部屋にいた数人の男女はポカンとした表情のまま、うつりのひどく悪い
TVをながめている。
彼らは、しばらくのあいだTVの内容が何であるかについて、いやに甲高い声で話し合ったが、
それを正確に把握できたものは一人もいなかった。
間の悪い沈黙が落ちた後、皆が首をめぐらす。
その視線は、部屋の隅で何かの機械をいじっている男に向いた。

男女のうち、似合っているとは言いがたいパーマをあてた女がおずおずと言った。
「ヒノマル・・・・・・サン、アノホウソウハナニヲイッテイタノデスカ?」