リレー小説!!北朝鮮vs日韓米連合軍

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240名無し三等兵
そのニュース(236)を見て、アルツハイマーだったオレのジィちゃんがおかしくなりやがった。
最近何かブツブツいいやがる。「オレの戦争は終わっちゃいねぇ!」
「まぁお父さん、あなたは79才だから、兵役の義務はないのよ。」
母が言った。
しかし、ジイちゃんはどこからとも無く旧軍のものと思われる拳銃と
軍刀、そして、血で名前が書かれた日の丸鉢巻をもってきて、さびた鉄兜をかぶっていた。
自衛のための銃火器が、僻地では黙認されていたので、母は見慣れていた。
「まぁ、たのもしいことですは!」と。しかし、ジィちゃんは、とても
ボケた78歳の老人とは思えない早さで走りだしたのである。
そして、追いかけても追いつくことのできない速さだった・・・
ジイちゃんの机を見たら、日記が置いてあった。なにやら、樺太というところに
八十八師団で守備隊として配備されていたそうだ。ジイちゃんの
仲間は、八方山で全滅したらしい。ジイちゃんは、戦死扱いになったが、
生きていて、シベリアから帰ってきたのだ。あの血の鉢巻は、最後に事故死した
同級生のものだそうだ。 

ジイちゃん!!!!!・・・・・
ジイちゃんはあの日の仲間を弔うために・・・  オレは胸が熱くなった。
そして、オレは、近所の防衛団の倉庫から手榴弾をとり、一人ジイちゃんが
走った方向へと向かった。何日走っただろう?いよいよ前線だ・・・
足はすでに棒のようだ。あぁ、自衛隊の防御陣地が見える!
攻撃を受けている!  あぁ!報道車までが!!!!
「クソーッ!!!」オレは突撃した!あ、自衛隊に保護されて様子を見ていた
ジイちゃんも一緒に拳銃を乱射しながら援護してくれてる!
自衛隊員は必死で静止した!だが、連隊長が「ジイさんに死に場所をやれ!」
「しかし連隊長!」「貴様らに軍人の魂は無いのか!!!?」「ハッわかりました」
「援護してやれ!」「みんな、ジイさんに1人ぐらい殺らせてやれ!!!」
記者「皆さん、見てください、2人の人間が、猛射をあびながらも、なんども
起き上がりながら突撃しています!あぁ、なんとむごい!片手が・・・
あぁ、少年の投げた手榴弾が!!!!  敵の弾薬輸送車を吹き飛ばしました!
周辺にも大きな被害!」
連隊長「彼らはもっとも熱い大和魂の持ち主です!」 記者「全国のみなさん、
彼らに黙祷をささげてください」  
この報道で、国民義勇兵が各地で編成され、活躍するのであった
彼らは英雄として、長く語り継がれたのであった。