佐藤大輔スレPart4 急いで待て 

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443佐藤大輔研究。
仮想戦記作家としてこのまま精進する・・・・問題外だ。
仮想戦記の市場は小さすぎるし、スイートスポットはすでに尽きかけている。
ジャンルとしての寿命は長くない。架空戦記と心中するつもりは全くないし、
もちろん作家を辞めるつもりもない。
ならばSFへの進出は?・・・これも問題外だ。日本のSF市場はすでに
滅んだも同じで、将来性は架空戦記より危うい。「星界」シリーズは結構
売れたようだが、あれはどちらかというとライトノベルだ。

なら、ライトノベルならば?・・・商業的にはともかく、自分にはライト
ノベルのヒット作品を生み出す資質が希薄であるように思える。 自らを省みて、
キャラクター造形の能力がライトノベルで成功する水準に達しているとは思えない。

もちろんこの点は、今後の努力次第で克服できるかもしれないが、
もっと大きな障壁は、ライトノベルで成功がねらえる作風ではない事だ。
もちろん作風を変える事も可能であろうが、それは強力な武器を捨て去るのに等しい。
仮想戦記で成功したように、それは使いどころさえ間違わなければ本当に強力なのだ。
捨て去るわけにはいかない。

そもそも、そこまでしてライトノベルで成功したとして、自分はそれを喜べるだろうか?
私が目指すべきは、司馬遼太郎のようなポジショニングのはずだ。