佐藤大輔スレPart4 急いで待て 

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381佐藤大輔研究。
私は、歴史改変について決してネガティブではない。
ただ、実際にやってみるとわかるのだが、架空史や仮想史というものは、作り込めば
作り込むほど、空しくなるものなのだ。アイデアを練っているうちはよいのだが、
形にしはじめると本当にキツくなる。
川又千秋のラバウル烈風空戦禄が止まっているのも、たぶん同じ理由なのだ。

史実を改良した(レイテ)はずが、 かえって悪い結果(分割占領)を得てしまう
という「征途」は、そのアイロニーとあいまって作者も余計なことを考えないで
書くことができたのだろうが、RSBCという作品は長編であり、アメリカ大陸
を主戦場にした日独戦という、敗戦国のルサンチマンがバリバリの厄介な設定である。

そりゃ〜筆も遅くなるというものである。