〜起て! 萌えたる者よ〜 慶祝スレッド第七章

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112野々村
>加藤さん
新潟市内での活動は順調でしょうか。
僕は三条から弥彦を回ってきたところです。
このあたりの水田は大きな戦闘の舞台になったらしく、
いたるところに砲弾穴や遺棄された車両が転がっています。
青々と茂っていた稲は無残に倒れ、まるで地平線の彼方までが泥の海のようです。
また人々の悲しみは深く一種の麻痺状態にあるようで、
遺体の右腕がちぎれて転がっているのを見ても特に反応を示しません。

僕は加藤さんの計画に従って、さらに奥地へ移動します。
姫に何事もないよう遠くから祈っています。