156 :
名無し三等兵:
吉田俊雄「造艦テクノロジーの戦い」より引用
「20年7月28日、伊勢は百機に近い艦載機の攻撃を受けた。伊勢は最後の勇気を
ふりしぼった。命中団14発、至近弾無数――(中略)。
やむなく放棄することにして、軍艦旗を卸そうとしたが、どうしたのか旗索を引い
てもなかなか旗が降りてこなかった。
『そうだろう。〈伊勢〉まだ戦うつもりなんだ……』
そのにいた士官が、この死ぬことを肯んじない、航空戦艦〈伊勢〉の心をみて、声
をつまらせた」
↑伊勢も日向も中途半端で嫌いだったけど、この文を読んで全て許せた。