A380は武器となり得るのだろうか?

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62名無し三等兵
BWBはBlended Wing Body(ブレンディッド・ウイング・ボディ)の略。
他にも採用されてはいるが一番知名度が上がったのはYF-16かららしい。
どこまでが胴体でどこからが翼か良くわからない、胴体と翼がヌメヌメと
つながっている形の事。構造重量を上げずに機体容積を増やし、翼付け根の
荷重を分散し、ついでに揚力も出ちゃったりするというおいしい構造。
BWB機、サーチすると結構な数のサイトが立ち上がっている。そのひとつ。
http://aerosite.topcities.com/bwb.htm
このページの下の方、青いリンクの先にも画像あり。

マクダネル・ダグラスによって考案され、今はボーイングが引き継いでいる。
エンジン、翼、胴体をひとつの空飛ぶ分厚い翼状態にまとめあげている為
効率が高い。客室は2階構造、その両側にカーゴルームがある。

予備分析によるとBWB機はこのクラスのすべての通常機を凌駕する性能を
秘めている模様。ボーイング747-400の約2倍の人間を乗せ、地球を半周し、
エアバスA380よりも69%(!)も大きな機体容積を誇る。それでいて
全幅は747よりもやや大きく、全長は747よりもずっと短くまとめてある。

このデザインは1旅客マイル当たりの燃費と有害排気を通常機体に比べ33%も
減らす事ができる。他に、空力的性能増加、低い運用コスト、より低い騒音
などの潜在的メリットがある。2010年就航予定。