火葬戦記のどこが面白い

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82国辱戦記とは
そういう微妙な人間関係を、有象無象の兵隊を統率する下士官小説として
(おそらくホレーショ・ホーンブロワーシリーズを念頭にした)
「皇国の守護者」はあるていど、火葬のなかでは高レベルに達しているといえよう。

その手の人間関係の煩雑を、「煩雑はイヤだな」と斬捨て、
震電、高速未来潜水艦、架空の満州帝国、壮大な戦略作戦にのがれることなく、
むしろ、描写にあたいする「おもしろいこと」として描いているのが、
吾輩、例外的に「皇国の守護者」に高ポイントを与えている要員と考える。