火葬戦記のどこが面白い

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76国辱戦記とは
トム・クランシー「爆発の臨界(あれ違ったっけ? こりゃ日本特撮だっけ)」とかなんとか
原爆テロをテーマにした作品があったと思う。

あのなかで、主人公ジャック・ライアンの足を引っ張るのは
元ウーマン・リブ運動家の女性大統領だったと思うが、
自称保守派ライアンは徹底的に善意で描かれ、
作中りべらると描かれる女性大統領は反戦クンで猜疑心あふれる嫌味な
女性にえがかれる。

彼女は・・・
横山信義描く反戦論者、佐藤大輔作品の宇宙開発反対意見者、凡百作品にでてくる
「サヨ」(ああ! 世の中、そんなに単純化してよいものなのか!?)
・・・の系譜に連なる人物であることは間違いないが、

しかし!
クランシーが政治のなんたるか、経済のなんたるかを知っていると皆さんは
自信を持って格言できるか!?
日米開戦の、あの稚拙な「さいばあてろ」でアメリカ経済のあまりに幼稚な
崩壊描写をみれば、彼が、こと軍事スペック意外、どこまで信頼できるか
わかろうというものだ・・・