レーション(というか戦場での飯)

このエントリーをはてなブックマークに追加
63名無し三等兵
あれ〜。缶詰。瓶詰めの起源のスレってどこ逝っちゃったっけ?

ほれ。普仏戦争が瓶詰めの起源だったとか・・・。
昔、小学館の「まんが世界の発明」で呼んだ記憶在り
64名無し三等兵:2001/04/15(日) 00:07
>>63
もともとはナポレオンが食料品の塩漬け・砂糖漬け以外の長期保存法を開発したも
のに賞金を懸けたのが始まりだったそうですが、その時代に開発できてたかは失念。

あと、マーガリンも普通の油をバターとして使用できる方法に賞金が懸けられて…、
という開発経緯。
65名無し三等兵:2001/04/15(日) 01:16
63>>64
ご教示ありがとうございます。そういえば前出の小学館のマンガでも、ナポレオンを
見た記憶ありました。
瓶詰めにくらべて、缶詰はブリキの溶接加工がネックになって、しばらく技術停滞
してたようですね。

>マーガリン
そういえば「西部戦線異常なし」をはじめて読んだとき、頻出する<人造バター>という
用語に頭を悩ませた経験がああります。

同義語<代用コーヒー>
66名無し三等兵:2001/04/15(日) 04:10
瓶詰は、19世紀の初めにフランス人の菓子製造業者、ニコラ・アペールが発 明した。
アペールは、船員たちが長い航海の間に、新鮮な野菜や果物の摂取が不足して 壊血病に苦しん
でいるのを知っていた。
また、当時ナポレオンの軍隊が食糧不足に悩んで、塩漬け・薫製以外の食糧貯 蔵方法に懸賞を
かけていたのに応募しようと決意し、加熱調理して瓶に詰め、コ ルク栓をろうで密封しさらに煮沸
するという方法を開発した。
アペールは1809年に、みごと当選して賞金をもらった。
ただし、当時コルクはヨーロッパでは高価で、かつビンは行軍中などの際によ く破損したので、軍
隊ではあまり実用的とは言えなかった。
こうした欠点を補強すべく考えたのが、イギリスのデュラントで、彼はブリキ を使った缶詰を発明し
た。
そして鉄工所経営者、ブライアン・ドンキンは錫で内張りした鉄製の缶の生産 を開始し、1818年
までに1万2500キロの保存加工肉をイギリス海軍に納 入したと言われる。
しかしこの頃の缶詰は食品を保存することに重きを置き、驚くべきことに、そ れをどうやって開ける
かということまで配慮がされていなかった。
それで缶詰のレベルには”のみと金づちで上ぶたの縁近くを丸く切ること”と 但し書きが書いてあ
ったというわけである。
缶切りが普及するのは、ブリキが発明されて缶が開けやすくなった1860年 代まで待たねばなら
なかった。それまでは巨大な専用の機械を使うか、のみと金 づちで缶と格闘することを強いられた
というわけである。