泣ける話

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584某所よりコピペ
「諸君(台湾人兵士)はよく国の為に戦ってきた。しかし、今ここで軍の命令どおりに犬死にすることはない。祖国台湾には諸君らの生還を心から願っている家族が待っているのだ。私は日本人だから責任はすべて私がとる。全員、米軍の捕虜となろうとも生きて帰ってくれ」
そう言って、広枝音右衛門、海軍巡査隊長は、台湾人の命を保証するよう米軍と交渉した後、フィリピンの地で自決した。
昭和五十八年、小隊長をつとめた劉維添はかつての隊長の自決の地を訪れ、広枝隊長終焉の地の土を集め、茨城県に住むフミ未亡人の手にわたした。
広枝隊長は獅頭山の権化堂に神様として祀られ、鬼籍の人となった夫人も、広枝隊長の位牌とともに、かつての部下だった新竹警友会の人たちの手によって権化堂に祀られた。

「捏造された日本史」黄文雄