祝!大井篤著「海上護衛戦」再販!

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海洋国家は、潜水艦のおかげで
第一次大戦で苦しんで、第二次大戦で苦しんで
冷戦期に苦しんで、そして今も苦しんでいる。
しかも当分楽になりそうにない。
ある研究によると、
1917年にあって140隻にたいして、連合国のASW戦力は船団護衛艦約200隻。
1943年になると240隻のUボートに対して、英国海軍だけでも
875隻のASDIC装備護衛艦、41隻の護衛空母、沿岸航空軍団所属の哨戒機300機が
立ち向かった。
現代のASWプラットフォームにいたっては、SOSUS、SSN、P3Cと法外に高いネタばかり。
衛星水中監視ができる時代になれば、もうASWは狂ったように高価なものとなるだろう。
ASWに投じられるエネルギーは増大するいっぽうだ。