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名無し三等兵:
まぁ、学者個人レベルでの能力は、列強各国に劣らなかったけど、工業レベルに
数段の開きがあったからね。だから、試作品はうまくいっても、実際には使えな
いと言う兵器などが多くあった。
そもそも、工業規格すらない国だったので、飛行機1機種につき専用整備用具が
必要だったし、工作精度が非常に低いからまともに使える部品も少なかったね。
すごく効率が悪いことこの上なし。
電子部品のレベルで言うと、以下のような話をよく聞く
配線 → 銅線に油紙を巻いただけの代物で、湿気の多い所ではすぐにショート
して、使いものにならなかった。
真空管→ すぐに切れる。安定性がない。
さらにそれらを扱う人間も、電気機器は電灯だけしかしらない人間も多数いたし、
基本的に直せる人なんか少なかったようです。
まぁ、電探を使うには、工業的にも人的資源的にも無理があったのは事実ですね