ノモンハンの戦い

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1名無し三等兵
ノモンハン事件は最終的に日本陸軍の敗退で停戦となりました。
とはいえ失った傀儡国家「満州国」の領土は雀の涙ほどです。
四ヶ月間を通じて航空戦・戦車戦・塹壕戦・白兵戦それぞれの
戦況はどんなものだったのでしょうか。とりあえず僕はこの本を推します。

「ノモンハン4」(アルヴィン・D・クックス 朝日文庫)P304より引用
日本軍中型戦車のディーゼルエンジンは信頼性の高い新考案であり、
脆弱な九十五式軽戦車もその高速力が買われ、中国やマレー半島など、
基本的に対抗する敵のいない作戦には使用価値があった。しかし、
いずれの形式の日本軍戦車も、たとえばソ連軍がノモンハン事件で
使用した形式の優秀な改良型であるT三十四型戦車といった、
第二次大戦中に連合国が開発した重量も大きく、火力や装甲にも
はるかに優れた戦車に対抗できるものではなかった。