地方自治体の自衛官募集協力に反対!?PART2

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3月16日付の読売新聞朝刊の解説と提言の紙面で岡山市に本拠を置く国際医療NGO団体、
「AMDA」のメンバ−で、同団体のインド地震救援団長を務めた三宅和久氏が「国際救援の
お手本台湾で見つける」と言うタイトルで記者聞き取りタイプのコラムを寄稿しました。長文
でありますが転載します。

 救援活動のお手本だと思ったのは、台湾です。 一九九九年の台湾大地震では、大きな余震
があって、自分たちの活動も、建物の下敷きで手足がちぎれかけた市民を治療したり、心臓
マッサ−ジを施しながら救急車に同乗したりと、緊張の連続でした。
 でも、日本から台北に到着するなり、台湾の医師免許などなくても、空軍の幹部が「お前たち
なら大丈夫だろう」と、すぐさま被災地にヘリで運んでくれました。医薬品の補充、医者や患者
の輸送も、軍に頼めばすぐにやってくれた。地元だけでなく、海外から来た民間活動団体(NGO)
と軍とのコンビネ−ションの良さは抜群で、みんなが伸び伸びと働いていました。
 このシステムを日本はまねしなければいけない。国内の災害だけでなく、海外で行う救援活動でも
威力を発揮するでしょう。

 以下続く