日本陸軍の戦闘能力

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768ばばぼん♪
極論かもしれませんが、国民レベル(あるいは民族レベル)で、
補給等の長期的視野での活動全般についての認識が育っていなかった、というのはどうでしょうか?

というのも戦国時代や島原の乱以降、日清日露の戦争まで大規模な野戦軍を編成し、
実戦に投入したということがほとんどありません。
これに対して欧米諸国の場合、領主が騎士を雇い、領民を動員していた時代から、
金払いや補給が悪ければ寝返りかねない傭兵中心の軍隊の時代を経て、
その後に至っていますから(←経過をすごい飛ばしてます ^^;)。
陸軍建設の初期の頃から日露あたりまでは、欧州に留学したりメッケル少佐等から直接教わった将官達
(=欧州での事例をそのまま受け入れた将官達)も多かったでしょうが、
この時期の軍人達が退役すると「頭では補給の重要さを理解していつもり」の感覚の軍人達が相対的に増え、
その重要性は忘れ去られたかのようになりましたから。

というのも、休養や組織の維持コストに無頓着なのは、軍隊のみならず、
日本企業全般にも言えることではないのかと、サービス残業疲れの頭で思うのですが如何でしょうか?(笑)