こんな仮想戦記つくれや

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534総戦力研究所
それは、1908年6月30日の朝、最初の一つが中央シベリヤに落ちそして、隕石群がウラル山脈の西方から、ロッキ―山脈東方に至る地域に降りました。
隕石群の名前は、最初に落ちた場所の名前を取って、ツングース隕石群と、言います。
*生き残った白人のキリスト教徒達は、「悪魔の雫」と呼んでいます。*

地上に落ちた隕石自体は、大きくても1mを超えるもモノは無かった様ですが、数万個に及ぶ隕石は、大航海時代から400年に及ぶ「白人の世界支配を終焉」
させるのに、十分な物でした。今も数少なくなった白人の人々は、「審判の日」「アルマゲドン」と呼んでいます。

しかしかろうじて生き残ったほかの世界も、金融/産業の中心の消滅。天候異変に因る食料不足により、大変な事とナリマシタ。
人口を数多く抱え、社会が混乱していた中国は、遂に統一国家を失って、しまいました。当時人口も一億人にまで減ってしまった様です。
アフリカは、大分多くの人々が死んだと思われますが、人口統計が無い為よく解っていません。

ヨーロッパ諸国、アメリカ合衆国は、隕石の直撃そして津波、天候異変ETCにより人口の9割以上、ほぼ全ての社会資本を失い彼らの「歴史」自体も、
日本などの生き残った数少ない国々と地域によって、記憶されてイルだけと、なりました。

本当に運良く隕石の直撃が無かった日本でしたが、やはり只では済みませんでした。農業は、大凶作が3年ほど続きましたが、農業の機械化がなかった事、
市場を無くしていた、絹生地の田畑への農具として利用などの効果で、餓死者は、出さずに済みました。
経済も大混乱でしたが「特別緊急特政令」にて、辛うじて終息を見ました。

政治では、大正天皇の崩御、昭和天皇の意向を汲んで「航空宇宙軍」の創設、三軍を統べる為に、陸海航空統合参謀本部創設(国防総省の前身)
天皇の祭祀優先の為、統帥権は内閣へ委託等があります。

さて、第3次世界大戦ですが、「運命の日」から丁度50年後に始りました。何とか生き残った西アメリカ合衆国その同盟国の、オーストラリアと、
日本との間で戦われました。白人の国は、何時しか日本を恨むようになっていた様です。
*米豪連合軍「サイパン奇襲攻撃によって、開戦」*

戦い自体は、天然ガス液化燃料による内燃機関搭載艦及び、船航空機で編成された日本軍と、石炭船中心の連合国艦隊にて戦われました。

日本圧勝に終わったハワイ沖海戦で、「日本海海戦と、同じく日本軍の完勝」司令長官は、「藤堂守」

米豪連合軍の降伏により終息すると思われた第三時大戦でしたが、アルゼンチン、ペルー、メキシコ
南米同盟の突然の米国への宣戦布告により一気に状態は変化しました。「サンディエゴ奇襲上陸作戦」
この時メキシコ軍により「ロサンジェルス大虐殺」が起きました。メキシコは、アメリカに領土を奪われ続けていましたから、やはり
大分恨んでいた様です。*1説によるとこの時30万人近い人が殺されたりしたそうです。*


世界の海上路を支配した海軍、織田信長に回帰した陸軍、昭和帝の意向により生まれた、航空宇宙軍、を持つ日本による平和はその後現在に至るまで、
保たれています。

この状態を、(天皇の庭園、天皇の浴槽)と言います。


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2136年度、小学校6年生、歴史参考資料*20世紀の事件*からの抜粋