こんな仮想戦記つくれや

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447名無しさん@お腹いっぱい。
「宝島戦記」
1925年大正天皇崩御と時を同じくして、紀伊半島150キロの沖に、四国と
同程度の広さの島が隆起、学者による観察の結果、このまま1000年は
沈まないほど安定している上、鉄鉱石・ボ-キサイト・マンガン・ニッケルなどの
資源の宝庫である事がわかった。そしてさらに1年後、世界でも有数の規模を
誇る油田が見つかったため政府はこの島を宝島と名付け、多額の政府予算と
多数の人材を使い開発を始めた。
この影響で陸軍は徴兵源を絶たれ、最低限の人数しか確保できないため、機械化
が大幅に進められることとなった。満州では、関東軍は満鉄の警護のための
最低限の人数しかいないために、大陸での利権の積極的拡大は見送られ、
経済的な進出のみにとどめられた。
又、民間でも、開発のスピ-ドアップの為に、工事用のブルト-ザ-などが輸入され
ライセンス生産も行われ、農業従事者も労働力不足のため、機械化が進んでいき、
小作人制度は事実上崩壊した。
政府は掘り出した資源を自分で使うだけでなく、外貨の変わりに各国に格安で輸出
して、さまざまなものや技術を買い、国力を恐ろしい勢いで伸ばしていった。
1941年、第二次世界大戦に参戦できないアメリカはあせっていた。
ル-ズベルトは日本が中立を保ち、両陣営にさまざまなものを売りつけ外貨を
稼いでいることに噛み付き、両国の関係は悪化していった・・・。